ゲーミングPCのスペックによる差を徹底比較|実機プレイ検証

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【モンハンワイルズ】ゲーミングPCのスペックによる差を徹底比較|実機プレイ検証【モンスターハンターワイルズ】

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【モンハンワイルズ】ゲーミングPCのスペックによる差を徹底比較|実機プレイ検証【モンスターハンターワイルズ】

モンハンワイルズのPCスペック別の実機比較です。オープンベータテストをゲーミングPCのスペック別でプレイし、グラフィックやfpsの違いを検証しています。自分におすすめのゲーミングPCを探す際にお役立て下さい。

目次

PCスペック別の検証結果まとめ

PCスペック別のグラフィック・fpsの違い

PCスペックこんな人におすすめ!
推奨・違和感のない最低限のグラフィックを確保しつつ、安定した動作環境でプレイしたい方
・コストを抑えつつ、快適なプレイ環境を求める方
・映像美と快適な操作感の両方を大事にしたい方
・グラフィックを抑えても高いfpsでプレイしたい方
ウルトラ・最高品質の映像美と滑らかな操作性を味わいたい方
・迫力のあるモンスターや壮大なフィールドを存分に楽しみたい方

推奨スペックでも快適なプレイ可能

公式発表の動作環境を基準にスペックの異なる3台のゲーミングPCでプレイしてみた結果、推奨スペックのPCでもグラフィックの粗さを感じることなく快適にプレイ可能でした。

グラフィックの差は大きく感じる

モンスターとの戦闘やフィールドの探索時には、グラフィック設定による違いが顕著に表れました。そのため、ワイルズの細部まで作り込まれた映像美と迫力のある戦闘シーンを堪能したい方は高・ウルトラスペックのゲーミングPCがおすすめです。

▶スペック別おすすめゲーミングPCを見る

実機プレイの検証環境

検証に使用するゲーミングPCのスペック

スペック推奨ウルトラ
PCワイルズ実機レビュー記事の画像G-Tune
HM-B
ワイルズ実機レビュー記事の画像G-Tune
HN-Z
ワイルズ実機レビュー記事の画像G-Tune
HP-Z
グラボRTX 3060RTX 3070 TiRTX 4080
CPUCore i7-12700Core i7-12700FCore i9-13900KF
メモリ16GB32GB128GB
類似
スペックPC

今回の検証では、推奨・高・ウルトラの3つのスペックでパフォーマンスを比較。それぞれ公式が発表している動作環境と同等のグラボ・CPUを搭載したゲーミングPCを用意しました。

▶モンハンワイルズの推奨スペック

推奨スペック

解像度1080p(FHD)
FPS60fps
※フレーム生成使用
OSWindows®10(64-bit Required)
Windows®11(64-bit Required)
プロセッサIntel Core i5-10400
Intel Core i3-12100
AMD Ryzen 5 3600
メモリー16GB
グラボGeForce RTX 2060 Super(VRAM8GB)
Radeon RX 6600(VRAM 8GB)
VRAM8GB
ストレージ75GB SSD
備考SSD(必須)、グラフィック「中」設定で、1080p(アップスケール使用)/60fps(フレーム生成使用)のゲームプレイが可能です。DirectStorage対応。

高スペック

解像度1440p(WQHD)
FPS60fps
※フレーム生成使用
OSWindows®10(64-bit Required)
Windows®11(64-bit Required)
プロセッサIntel Core i5-10400
Intel Core i3-12100
AMD Ryzen 5 3600
メモリー16GB
グラボGeForce RTX 4060 Ti(VRAM 8GB)
Radeon RX 6700 XT(VRAM 12GB)
VRAM8GB
ストレージ75GB SSD
備考SSD(必須)、グラフィック「高」設定で、1440p(アップスケール使用)/60fps(フレーム生成使用)のゲームプレイが可能です。DirectStorage対応。

ウルトラスペック

解像度2160p(4K)
FPS60fps
※フレーム生成使用
OSWindows®10(64-bit Required)
Windows®11(64-bit Required)
プロセッサIntel Core i5-11600K
Intel Core i5-12400
AMD Ryzen 7 5800X
AMD Ryzen 7 7700
メモリー16GB
グラボGeForce RTX 4070 Ti (VRAM 12GB)
GeForce RTX 4070 Ti Super(VRAM 16GB)
Radeon RX 7800 XT(VRAM 16GB)
VRAM12GB以上必須
※高解像度テクスチャパック適用時 16GB以上
ストレージ75GB SSD
※高解像度テクスチャパック導入時 150GB
備考SSD(必須)、グラフィック「ウルトラ」設定で、2160p(アップスケール使用)/60fps(フレーム生成使用)のゲームプレイが可能です。DirectStorage対応。

最低スペック

解像度1080p(FHD)
FPS30fps
OSWindows®10 (64-BIT Required)
プロセッサIntel Corei5-10600
Intel Corei3-12100F
AMD Ryzen 5 3600
メモリー16GB
グラボNVIDIA GeForce GTX 1660 Super
AMD Radeon RX 5600 XT
VRAM6GB
ストレージ29GB SSD
備考SSD(必須)、グラフィック「最低」設定で、1080p(アップスケール使用、ネイティブ解像度720p)/30fpsのゲームプレイが可能。DirectStorage対応。
※超解像技術は、NvidiaのDLSS 3.5とAMDのFSR 3.0に対応。
※アップスケールおよびフレーム生成は、 DLSS 3.5、FSR 3.0を使用した状態で測定しています。

検証に使用するモニター・解像度

モニター

今回検証に使用するモニターは「BenQ ZOWIE XL2536」。解像度がフルHD(1,920×1,020)まで対応しており、リフレッシュレートは144Hzと一般的なゲーミングモニターの性能となってます。

インターネット環境

ダウンロード速度800Mbps
アップロード速度450Mbps

一般的な自宅のインターネット環境よりやや高速なインターネット環境で検証しています。

以上のデバイス・インターネット速度を使用し、ワイルズ推奨スペックごとのゲーミングPCによるグラフィックやfpsの差を検証していきます。

グラフィック設定の比較

グラフィック設定の比較条件

ワイルズ実機レビュー記事の画像

中・高・ウルトラの3つのプリセットを比較

ワイルズのグラフィック設定では、プリセットとして最低〜ウルトラの5段階が用意されています。今回の検証では、解像度をフルHD(1,920×1,020)で固定した上で、中・高・ウルトラのグラフィック設定を比較します。

アップスケーリング機能を適用

アップスケーリング機能とは、映像を元の解像度より高い解像度に変換する機能です。より細かいグラフィックを描写してくれるため、アップスケーリング機能をONにするのがおすすめです。

また、アップスケーリングの適用の度合いを示すアップスケーリングモードは、「バランス」に設定します。

グラフィック設定の比較結果

草木①

ワイルズ実機レビュー記事の画像
草_高
草_ウルトラ

グラフィック設定が高いほど、草1本1本がはっきりと描写されてます。また、コントラストもより明確になっています。

草木②

草2_中
草2_高
草2_ウルトラ

他の場所でもやはりグラフィック設定が高いほど、草がはっきりしていることが分かります。また、影の描写も細かいため、映像に奥行きを感じることができます。

岩肌

岩_中
岩_高
岩_ウルトラ

中・高設定では、一部の岩肌に近づくとテクスチャが省略されることがあります。また、グラフィック設定が高いほど、細かい凹凸にも影が表示されるようになっています。

結晶

結晶_中
結晶_高
ワイルズ実機レビュー記事の画像

グラフィック設定が高いほど、結晶の凹凸が細かく描写されてます。

グラフィック設定の検証結果まとめ

「中」設定でも違和感のないグラフィックが描写れてますが、「ウルトラ」設定ではオブジェクトや影の輪郭描写が向上され、よりリアルな映像が楽しめました。

また、明るさや彩度も日の当たり方によって細かく変化しており、よりリアルな映像美を味わえました。

fps(フレームレート)の比較

fpsの比較条件

fpsとは

▲fpsによる比較動画

fpsとは、1秒間あたりに表示される画像(フレーム)の枚数を表す単位です。fpsが高いほど1秒間に表示されるコマ数が多くなるため、より滑らかな映像描写が実現できます。

グラフィック設定ごとのfpsを比較

ワイルズ実機レビュー記事の画像

▲『モンスターハンターワイルズ ベンチマーク』のスコア例

今回の検証では、同じ映像での平均fpsを比較するため『モンスターハンターワイルズ ベンチマーク』を使用。グラフィック設定を「中・高・ウルトラ」にそれぞれ設定した際に、ゲーミングPCのスペックごとに平均fpsがどの程度出力されるのかを検証します。

また、プレイの快適度がスコア化されたベンチマークスコアの差も併せて検証します。

フレーム生成を適用

フレーム生成とは、AI技術などで映像のコマとコマの間に追加フレームを生成する機能です。これにより通常の1.5~2倍のfpsが出力されるため、フレーム生成をONにするのがおすすめです。

60fps・ベンチマーク13,000以上がおすすめ

ワイルズをプレイするにあたり、60fps以上を維持することで画面のカクつきを感じることが少ないため、映像描写に負荷がかかる場面でも60fps以上を出力できるかが大きな基準になります。

また、ベンチマークスコアは「快適にプレイできる」とされている13,000スコア以上になるようにスペックを見ておくのがよいでしょう。

fpsの比較結果

グラフィック設定「中」

ゲーミングPCのスペックによる差を徹底比較|実機プレイ検証の画像

▲推奨スペックのPCでのベンチマーク結果

PCスペック平均fpsベンチマークスコア
推奨6221,203
12922,055
ウルトラ119332,953

グラフィク設定「中」では、全てのPCで平均60fps以上、ベンチマークスコア13,000以上を記録しました。

実際に推奨スペックのPCでワイルズをプレイしても、カクつきを感じることなく快適にプレイ可能でした。高スペック以上のPCでははややオーバースペック気味と感じます。

そのため、グラフィク設定「中」程度の違和感のない最低限のグラフィックを確保しつつ、安定した動作環境でプレイしたい方には推奨スペックのPCがおすすめです。

グラフィック設定「高」

ゲーミングPCのスペックによる差を徹底比較|実機プレイ検証の画像

▲高スペックのPCでのベンチマーク結果

PCスペック平均fpsベンチマークスコア
推奨9015,360
12321,042
ウルトラ18932,199

グラフィック設定「高」でも、全てのPCで平均60fps以上、ベンチマークスコア13,000以上を記録しました。

しかし、推奨スペックのPCでは、解像度をWQHD(2560×1440)以上にする場合や自宅の回線速度によって60fpsを下回る可能性がある点に注意が必要です。

グラフィック設定「高」程度の映像の美しさと快適な操作感をどちらも大事にしたい方は、高スペック以上のPCがおすすめです。

グラフィック設定「ウルトラ」

ゲーミングPCのスペックによる差を徹底比較|実機プレイ検証の画像

▲ウルトラスペックのPCでのベンチマーク結果

PCスペック平均fpsベンチマークスコア
推奨8112,755
10117,031
ウルトラ17930,492

グラフィク設定「ウルトラ」では、高スペック以上のゲーミングPCで平均60fps以上、ベンチマークスコア13,000以上でプレイ可能でした。

しかし、高スペック以下のPCでは、映像描写に負荷のかかる拠点周辺で30fpsまで一時的に低下していたため、やはりウルトラスペックのPCでないと画面のカクつきが気になる場面が多くなりそうです。

そのため、最高品質の映像美と滑らかな操作性でワイルズを存分に楽しみたい方はウルトラスペックのPCがおすすめです。

オープンβテストでの実機プレイ映像

推奨スペック

推奨スペックのPCを使用し、グラフィック設定「中」でプレイした映像です。基本的には不自由なくプレイできましたが、ドシャグマとバールハーラの縄張り争いのシーンなど、一部負荷がかかるシーンではfpsが低下し、映像がカクつく場面も見られました。

高スペック

高スペックのPCを使用し、グラフィック設定「高」でプレイした映像です。ドシャグマやレ・ダウもより細かく描写されており、より迫力のある戦闘になった印象を受けました。また、fpsの低下などを気にせずにプレイ可能でした。

ウルトラスペック

ウルトラスペックのPCを使用し、グラフィック設定「ウルトラ」でプレイした映像です。周りの岩肌や草原といったオブジェクトまで細かく描写されており、よりワイルズの世界観にのめり込めるという印象を受けました。

オープンβテストでの検証まとめ

おすすめのゲーミングPCスペック一覧

設定平均60fps平均90fps平均120fps
推奨推奨・高
推奨・高推奨・高高・ウルトラ
ウルトラ高・ウルトラウルトラウルトラ

解像度がフルHD(1,920×1,080)の際のグラフィック設定・平均fpsごとのおすすめゲーミングPCのスペックをまとめた一覧表になります。

ワイルズではグラフィック設定「中」・平均60fpsでも違和感を感じずにプレイできるため、とりあえず快適な操作感でプレイしたい方は推奨スペックがおすすめです。

ただし、グラフィック設定や平均fpsを向上させることでモンスターの迫力やフィールドの映像美を大いに感じられるため、自分の予算に応じてなるべくスペックの良いゲーミングPCを購入することを一度検討してみてはいかがでしょうか。

▶スペック別おすすめゲーミングPCを見る

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