競馬好きのライターが送るウマ娘コラム。今回は、先日の香港チャンピオンズデーに合わせて、香港で輝いたウマ娘たちを特集しています。
目次
香港で輝いた日本馬たち
ウマ娘5人のモデル馬
今年も4月26日に開催されたばかりの香港チャンピオンズデー。開催地・香港のシャティン競馬場にて世界が注目する競馬の祭典に、今年も日本からは3つのG1レースに6頭が参戦した。
今回の当コラムでは、そんな香港の大舞台で輝いた数々の日本馬たちの中から、ウマ娘としても活躍中の5頭の蹄跡を振り返る番外編をお届けする。
香港競馬の祭典
春と秋に開催
香港競馬の祭典としては、4月に開催される「香港チャンピオンズデー」と、12月に開催される「香港国際競走」の二大イベントがある。
香港チャンピオンズデー
4月に香港・シャティン競馬場で開催される香港チャンピオンズデー。次の3つの国際G1競争が同日に行われる。
- チェアマンズスプリントプライズ(G1):芝1200m
- チャンピオンズマイル(G1):芝1600m
- クイーンエリザベス2世C(G1):芝2000m
香港国際競走
同じく香港・シャティン競馬場で12月に開催されるのが香港国際競走。4つの国際招待競走が行われる。1994年に国際競走となって以降日本馬の参戦も多く、日本の競馬ファンにとっても馴染み深いイベントとなっている。
- 香港ヴァーズ:芝2400m
- 香港カップ(G1):芝2000m
- 香港マイル(G1):芝1600m
- 香港スプリント(G1):芝1200m
多くの日本馬が挑戦
上記二つの国際的な競馬イベントには、過去多くの日本馬が挑戦している。地理的に日本から渡航しやすいこともあるだろうが、コース形態や馬場傾向といった点でも比較的日本の馬が力を発揮しやすい相性の良さというものも大きいだろう。
それでは、香港で輝きを見せた日本馬たちを振り返っていく。漢字四文字以内で表記される馬名の香港表記にも注目してほしい。
ステイゴールド
香港表記:黃金旅程

まずは2001年の香港ヴァーズを勝ったステイゴールド。日本ではG1レースで4度の2着など稀代の善戦マンとして人気を博したステイゴールドが、ラストランの香港で放った黄金の輝きはもはや伝説的ですらある。
公式プロフィール

好奇心が旺盛で、無類の旅好き。無茶な旅程を組んでは気ままな放浪を始め、長い間帰ってこないことも多い。常に飄々としながらもどこか達観した人柄に惹かれるのか、学園では主に個性派なウマ娘たちに慕われがち。彼女らいわく、『不思議と、愛さずにはいられないお方』なんだとか。
史実のステイゴールド
| 馬名 | ステイゴールド/香港表記:黃金旅程 |
|---|---|
| 基本情報 | 1994年3月24日生 牡馬 黒鹿毛 |
| 血統 | 父サンデーサイレンス 母ゴールデンサッシュ(父ディクタス) |
| 馬主 | 社台レースホース |
| 調教師 | 池江泰郎(栗東) |
2001年 第8回香港ヴァーズ
概要
| 開催年月日 | 2001年12月16日 |
|---|---|
| コース | シャティン競馬場・芝2400m |
| 騎手 | 武豊 |
| 出走頭数 | 14頭 |
香港への蹄跡
この年7歳を迎えたステイゴールドは、年明け初戦の日経新春杯で重賞2勝目をあげ好調なスタートをきる。そして初の海外遠征となったドバイシーマクラシック(当時G2)では、前年のジャパンカップでテイエムオペラオー、メイショウドトウと死闘を演じたファンタスティックライトら強豪海外勢を破る大金星。海外重賞初制覇を果たして充実の7歳を迎えていた。

その後、相変わらず国内G1には手が届かずにいたものの天皇賞・秋7着、ジャパンカップ4着と上昇カーブを描きつつ、引退レースに決まっていた香港ヴァーズに臨むこととなった。
香港ヴァーズで劇的なG1初制覇
ステイゴールドにとってこれが通算50戦目のレース。鞍上の武豊騎手とはこれまで6度のコンビを組み、目黒記念とドバイシーマクラシックと二つの重賞を手にしてきた。

ゲートが開くと、ステイゴールドは中団後方で折り合いをつけて10番手あたりの馬群の外側を進む。序盤は淡々としたペースでレースが進む中、仕掛けたのは名手L.デットーリ騎乗のエクラール。早めに動いていってそのまま先頭に立つと、後続を離しながら最終コーナーから最後の直線へ。
エクラールが後続を大きく離して独走態勢に持ち込む。中盤からのペースアップにも後方で我慢して脚をためていたステイゴールドは末脚を爆発させる。鋭い加速から2番手まで順位をあげると、あとは先頭をひた走るエクラールのみ。
ここからでは届かないかというリードを許していたが、武騎手が内へ刺さるのを巧みに矯正すると最後にもう一段階ギアを上げたステイゴールドが一完歩ごとにエクラールに迫る。そしてゴール直前についに捉えると、アタマ差だけ前に出てゴール板を駆け抜けた。

「黄金旅程」ステイゴールドが歩んだ長い旅路は、ここ香港でついに黄金に染まり最高の終着を迎えたのだった。

アグネスデジタル
香港表記:愛麗數碼

続いては、ステイゴールドが香港ヴァーズを制したのと同じ2001年の香港国際競走で輝いた1頭、アグネスデジタル。
アグネスデジタルは、言わずと知れたオールラウンダー。それも、芝・ダート、国内・外と様々なカテゴリーで頂点に立った変態的オールラウンダーである。
公式プロフィール

ウマ娘オタク。大好きなウマ娘にお近づきになり、御姿を愛で、幸せな日々を送るためにトレセン学園にやってきた。とはいえ礼節はわきまえており、迷惑行為を働いたりはしない。あらゆるウマ娘を近くで拝みたい一心で、芝ダート問わぬ万能な走力を見せつける。
史実のアグネスデジタル
| 馬名 | アグネスデジタル/香港表記:愛麗數碼 |
|---|---|
| 基本情報 | 1997年5月15日生 牡馬 栗毛 |
| 血統 | 父Crafty Prospector 母Chancey Squaw(父Chief's Crown) |
| 馬主 | 渡辺孝男 |
| 調教師 | 白井寿昭(栗東) |
2001年 第15回香港カップ
概要
| 開催年月日 | 2001年12月16日 |
|---|---|
| コース | シャティン競馬場・芝2000m |
| 騎手 | 四位洋文 |
| 出走頭数 | 14頭 |
香港への蹄跡
アグネスデジタル4歳のこの年、春は芝マイル路線で今ひとつの結果に終わり、秋はダートの交流重賞2連勝と勢いに乗ると再び芝路線へ。そして天皇賞・秋でテイエムオペラオーを破る会心のレースで前年のマイルチャンピオンシップ以来二つ目の芝G1制覇を成し遂げた。

2000mの芝G1を勝ったことで、マイル路線ではなく香港カップへの挑戦が決定。ステイゴールドら他陣営の日本馬とともに香港へと渡った。

香港でも変態的オールラウンダー発揮
これまで国内で中央・地方あちこちの競馬場の色々な条件のレースに出走してきたアグネスデジタルにとっても海外遠征はこれが初めて。すでにこの日、先に香港ヴァーズを勝ったステイゴールド、香港マイルを制したエイシンプレストンに続けるか。アグネスデジタルが出走するメインレース・香港カップに注目が集まった。

ゲートが開くと、外枠から好スタートを決めて先行し4,5番手につける。1番人気のTobougg(UAE)が先手を取り、スローに落として逃げる展開をぴったりとマークして追走する。
3,4コーナーから徐々に進出を開始し、直線入口では早くも先頭に並びかけて最後の直線へ。そして食い下がるTobouggとの一騎打ちを最後まで凌いで先頭でゴール。
初の海外遠征でも持ち前のオールラウンダーぶりを発揮して見事に国際G1初制覇を成し遂げた。

なお、アグネスデジタルは翌年の初戦で再びダートに戻り5連勝でG1フェブラリーステークスを勝つという離れ業をやってのけ、ドバイワールドカップにも挑戦(6着)。またまた芝に戻って香港のクイーンエリザベス2世カップでエイシンプレストンの2着となり、日本馬によるワンツーも実現した。
ルーラーシップ
統治地位
女傑エアグルーヴ産駒の良血馬として知られるルーラーシップもまた、香港で輝きを増した1頭。ステイゴールドと同じように国内G1勝ちにはなかなか恵まれなかったものの、香港の地で悲願のG1制覇を成し遂げ飛躍したのである。

公式プロフィール

リバーシ等の古典的なものから現代的なものまで、ボードゲーム全般を愛する重度のボドゲーマー。策を用いて盤面を支配するのを得意とする頭脳派。レースでもその知略を武器とするが……メンタルが激烈に弱いのが弱点。うっかり策が外れると途端にベッコベコに凹み、部屋に籠って出てこなくなる。
史実のルーラーシップ
| 馬名 | ルーラーシップ/香港表記:統治地位 |
|---|---|
| 基本情報 | 2007年5月15日生 牡馬 鹿毛 |
| 血統 | 父キングカメハメハ 母エアグルーヴ(父トニービン) |
| 馬主 | サンデーレーシング |
| 調教師 | 角居勝彦(栗東) |
2012年 第38回クイーンエリザベス2世カップ
概要
| 開催年月日 | 2012年4月29日 |
|---|---|
| コース | シャティン競馬場・芝2000m |
| 騎手 | U.リスポリ |
| 出走頭数 | 14頭 |
香港への蹄跡
5歳の初戦でG2アメリカジョッキークラブカップを勝って幸先の良いスタートを切ると、続く日経賞3着を経て香港のクイーンエリザベス2世カップへ参戦。海外遠征は前年のドバイシーマクラシック(6着)以来二度目の挑戦で、悲願のG1勝利を目指す。
豪快な勝利
鞍上は二度目のコンビとなるU.リスポリ騎手。同コンビでG2日経新春杯を勝っている。
ゲートが開くと、まずまずスタートを決めて最初のコーナリングで好位のインにポジションを取った。内ラチ沿いでジッと折り合いをつけて脚を溜め、最終コーナーを回る。
直線入口でスッと内に潜り込むと、そこから一気に抜け出してあとは独走状態に。最後まで大きなストライドで力強く伸び、後続に3馬身半差をつける圧勝劇を見せたのだった。
これまでG1に手が届かなかったのが不思議なくらいの強さで初のビッグタイトルを手に入れた。
サトノクラウン
香港表記:里見皇冠
ウマ娘のプロフィールで「香港と日本、ふたつの拠点で生活をしている」というくらい香港での走りが印象的な1頭、サトノクラウン。
キタサンブラックやドゥラメンテと同世代のこの馬も、期待されたクラシックは無冠に終わり未だG1タイトルに手が届かずにいた。

公式プロフィール

香港と日本、ふたつの拠点で生活をしている明るく勝気なお姉さんのウマ娘。サトノ家の期待を背負う実力者の1人でもある。逆境になればなるほど燃え上がる気質で、時にはマジックのように鮮やかに物事を解決することも。愛称は『クラちゃん』。
史実のサトノクラウン
| 馬名 | サトノクラウン/香港表記:里見皇冠 |
|---|---|
| 基本情報 | 2012年3月10日生 牡馬 黒鹿毛 |
| 血統 | 父Marju 母ジョコンダII(父Rossini) |
| 馬主 | サトミホースカンパニー |
| 調教師 | 堀宣行(美浦) |
2016年 第23回香港ヴァーズ
概要
| 開催年月日 | 2016年12月11日 |
|---|---|
| コース | シャティン競馬場・芝2400m |
| 騎手 | J.モレイラ |
| 出走頭数 | 14頭 |
香港への蹄跡
4歳の春に京都記念Vから挑戦した香港のクイーンエリザベス2世カップで12着と大敗したサトノクラウン。秋初戦の天皇賞・秋は14着といいところなく終わり、不振に陥っていた。
それでも陣営は香港ヴァーズに狙いを定めて再び香港の地へ渡るのだった。
欧州最強格を相手に劇的V
この年の香港ヴァーズはハイランドリールという大本命馬の存在があった。前年の勝ち馬であり、キングジョージ1着、凱旋門賞2着、そしてBCターフ1着とこの路線でトップクラスの実績を残してきた本馬が圧倒的と思われていた。
しかし、鞍上にマジックマンことJ.モレイラ騎手を迎えたサトノクラウンがその秘めた能力を覚醒させる。

スタートすると、これといって先手を主張する馬がおらず押し出されるようにハイランドリールがハナに立ってレースを引っ張る展開に。サトノクラウンは、R.ムーア騎手とハイランドリールがつくるゆったりとしたペースを中団のインで追走する。
途中で一度は先頭を譲る場面があったものの、ハイランドリールが再び先頭に立って最後の直線を迎える。ハイランドリールが後続を突き放していき、早くも大勢が決したように思われたが、最終コーナーでややポジションを下げていたサトノクラウンが一瞬の隙をついて馬群を割って2番手に上がってくる。
3番手以下を引き離して一騎打ちに持ち込むと、最後に脚色が鈍ったハイランドリールをついに交わしてアタマ一つ前に出たところがゴールだった。

これぞマジックマンというJ.モレイラ騎手の手綱捌きに導かれ、サトノクラウンがジャイアントキリングをやってのけたのだった。
ラヴズオンリーユー
香港表記:唯獨愛你

最後は2021年に国際舞台でひと際輝いた名牝・ラヴズオンリーユー。米ブリーダーズカップ制覇の偉業が印象的だが、実はこの年、同一年に香港のGIを2勝するというこれまた日本馬初の快挙を成し遂げているのだ。
公式プロフィール

ネット上で自分のファンクラブを運営しており、会員登録してくれているファンのために、よく動画配信などの活動をしている。夢は世界中のファンと『愛』を分かち合うこと♡ファンからは応援という名の『愛』をもらい、自分は勝利という名の『愛』を返すのだとか。
史実のラヴズオンリーユー
| 馬名 | ラヴズオンリーユー/香港表記:唯獨愛你 |
|---|---|
| 基本情報 | 2016年3月26日 牝 鹿毛 |
| 血統 | 父 ディープインパクト 母ラヴズオンリーミー(父Storm Cat) |
| 馬主 | DMMドリームクラブ |
| 調教師 | 矢作芳人(栗東) |
2021年 第47回クイーンエリザベス2世カップ
概要
| 開催年月日 | 2021年4月25日 |
|---|---|
| コース | シャティン競馬場・芝2000m |
| 騎手 | C.ホー |
| 出走頭数 | 7頭 |
香港への蹄跡
3歳時に無敗でオークスを制覇したラヴズオンリーユーだったが、その後は勝ち星に恵まれず4歳時は未勝利。しかし、5歳初戦のG2京都記念で久しぶりの勝利を挙げると、ドバイシーマクラシックでも僅差の3着に好走して完全復活を印象づけた。
そして迎えたのが4月の香港チャンピオンズデー。ラヴズオンリーユーは、クイーンエリザベス2世カップに出走するためドバイから香港へと渡った。

香港から愛を届ける
この年のクイーンエリザベス2世カップは、出走馬7頭のうち4頭が日本馬というメンバー構成。ラヴズオンリーユーの他に、前年の三冠牝馬デアリングタクト、シャティン競馬場では香港ヴァーズ勝ちの実績があるグローリーヴェイズ、そして菊花賞馬キセキという豪華な布陣で地元香港のディフェンディングチャンピオン・Exultantに挑む。
この日ラヴズオンリーユーと初コンビを組むC.ホー騎手は、香港の英雄として知られるゴールデンシックスティとのコンビで、一つ前に行われたG1チャンピオンズマイルを勝ったばかりである。

ゲートが開くと、スタートを出て4番手で折り合いをつける。実はスタート直後に落鉄をしていたのだが、そんなことは感じさせずにレースは進む。ホー騎手は3,4コーナーから徐々にラヴズオンリーユーにゴーサインを出して最終コーナーでは3番手に並びかけていく。
最後の直線に入ると、Exultantを間に置いてデアリングタクトと三頭が馬体を併せて激しい叩き合い。ほどなくしてラヴズオンリーユーがExultantとデアリングタクトを競り落として先頭に立つと、追い込んできたグローリーヴェイズの追撃も凌いでそのまま力強くゴールまで駆け抜けた。
オークス以来となる二つ目のG1タイトルを香港で勝ち取ったラヴズオンリーユー。チャンピオンズマイルから連勝となった殊勲のホー騎手が記念撮影時にハンドサインでハートマークを作って見せたシーンとともに、その名を世界に知らしめた。
2021年 第35回香港カップ
概要
| 開催年月日 | 2021年12月12日 |
|---|---|
| コース | シャティン競馬場・芝2000m |
| 騎手 | 川田将雅 |
| 出走頭数 | 12頭 |
BC制覇を経て
札幌記念2着から臨んだ米ブリーダーズカップ。川田将雅騎手とのコンビで挑戦したBCフィリー&メアターフで日本馬として初めてブリーダーズカップ優勝という快挙を成し遂げ、これで香港から海外G1を連勝。ラヴズオンリーユーの現役ラストランの舞台に選ばれたのは、春に栄光を掴んだ香港だった。
そして12月12日にシャティン競馬場で行われる香港カップ出走のため、アメリカから直接香港へと渡った。

香港G1ダブル制覇
1日に4つのG1レースが行われる香港国際競走。香港ヴァーズで日本のグローリーヴェイズが連覇を達成した後、香港スプリントでは日本のピクシーナイトを含む4頭が競争中止という大きな落馬事故が発生してしまった。香港マイルはホー騎手とゴールデンシックスティのコンビが地元ファンの期待に応えて連覇を達成。様々な感情が入り乱れるこの日の香港国際競走もメインレースを迎える。
香港カップには、日本からはラヴズオンリーユーのほかにレイパパレとヒシイグアスを加えた3頭が参戦した。
ゲートが開くと、ラヴズオンリーユーは好スタートから4,5番手のインで折り合いをつける。馬群が密集したままレースは進み終盤に差し掛かるが、ラヴズオンリーユーは動くに動けない位置で我慢を強いられ進路を求めながら最後の直線へ向かう。
ラヴズオンリーユーは川田騎手に導かれて内に進路を取り、馬群の狭い隙間に突っ込んでいく。先に抜け出したロシアンエンペラーがリードを広げるが、それを追うラヴズオンリーユーが馬群を割って鋭い末脚を繰り出し迫る。
外から追い込んできたヒシイグアスも加わり3頭の熾烈な叩き合い。最後はラヴズオンリーユーがロシアンエンペラーとヒシイグアスを競り落としアタマ一つ抜け出して先頭でゴールした。

自らの引退レースで劇的勝利をものにしたラヴズオンリーユー。香港の中距離路線最高峰のG1を同一年で制覇。海外G1を3連勝とし、香港の地でこれ以上ない有終の美を飾ったのだった。

立ちはだかった香港の”Two Titans”
さて、2026年の香港チャンピオンズデーに挑んだ日本馬の前には香港の「Two Titans」が立ちはだかる結果となった。
チェアマンズスプリントでは現役世界ランク1位の最強短距離馬・カーインライジング(Ka Ying Rising/嘉應高昇・セン馬・5歳)が日本のスプリント王者サトノレーヴ以下を寄せ付けずレコードタイムで圧勝。
そしてメインレースのクイーンエリザベス2世カップは日本でも人気の高い世界の賞金王・ロマンチックウォリアー(Romantic Warrior/浪漫勇士・セン馬・8歳)がマスカレードボールの猛追を振り切って快勝。同レース4勝目、G1レースは通算13勝目で驚異的な賞金額も更に上積みした。
2年前の安田記念に出走したロマンチックウォリアーのように、また彼らの走りを日本で見てみたいものだ。そしていつか、ウマ娘の世界にも香港の英雄たちが登場する日を妄想する筆者であった。
ありがとう、ウマ娘。
多謝你,香港賽馬
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