第68回:9歳でも衰え知らず、ワンダーアキュートの物語

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【ウマ娘】第68回:9歳でも衰え知らず、ワンダーアキュートの物語

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【ウマ娘】第68回:9歳でも衰え知らず、ワンダーアキュートの物語

競馬好きのライターが送るウマ娘コラム第68回。今回は、9歳までダートの第一線で活躍し続けた「ワンダーアキュート」について熱く語ります。

目次

9歳でのG1級競争制覇

ダート戦国時代を長く戦い抜いた

第68回:9歳でも衰え知らず、ワンダーアキュートの物語の画像

9歳での平地G1級競争制覇。これはワンダーアキュートが9歳時のかしわ記念(Jpn1)で成し遂げた快挙である。ウマ娘のワンダーアキュートがおばあちゃんぽいキャラなのも、9歳まで長~く活躍し続けた史実を反映してのものだろう。

時はダート戦国時代の真っ只中。ダート界不動の王者に同期のライバル、そして次々と現れる新世代の強者たち。そんな中で常に変わらず自身の力を発揮して戦い抜いた、ワンダーアキュートの史実を追っていく。

血統

ダートの本場アメリカ血統

ワンダーアキュートは米二冠馬の父カリズマティックと、母ワンダーヘリテージも米国産の外国産馬として日本で走ったアメリカ血統という両親を持つ。ダート競馬が主流のアメリカ血統らしく、パワフルな血筋だ。半兄のワンダースピード(ダート重賞5勝)をはじめ、兄妹馬の多くは中央・地方に関わらずダートで活躍した。

父カリズマティックと一人の騎手の物語

ワンダーアキュートの父カリズマティックは、ダートの本場アメリカのクラシック二冠馬。初勝利までに6戦を要し、その後もパッとしない成績を積み重ねてクラシック初戦のケンタッキーダービー挑戦時の戦績は14戦3勝。前走でようやく初重賞制覇をしたばかりだったが、ついに開花した才能はとどまることを知らず、あれよあれよとケンタッキーダービーとプリークネスステークスの二冠を制してしまったドラマチックな名馬だ。

そして三冠をかけて挑んだベルモントステークスで3着入線後、騎乗していたアントレー騎手が異常を察知して下馬。重度の骨折を発症した前脚が地面につかないようにアントレー騎手が支えたシーンは有名だ。この光景は「NTRAモーメントオブザイヤー」という賞にも選出され、馬と騎手の美しいシーンとして感動を呼んだ。

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実はこのアントレー騎手はデビューして間もない18歳のときに最多勝を挙げるなど、新人ジョッキーとして驚異的な成績を収めた反面、薬物依存で入退院を繰り返すなど不安定な面も抱えていた。そんな背景もあってカリズマティックとの出来事はより大きな話題となったのだ。残念ながら、この翌年にアントレー騎手は薬物依存が原因とみられる事故で亡くなった。

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こうして数奇な運命に導かれるように予後不良の危機を免れたカリズマティックは引退して種牡馬となる。あの時、アントレー騎手がとっさの機転でカリズマティックの脚を支えていなければ日本でワンダーアキュートが生まれることもなかったかもしれない。

3歳時

メイクデビュー

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デビューは遅く、3歳の1月だった。京都競馬場のダート1800m3歳新馬戦に登場すると、7番人気の低評価ながら逃げ切ってデビュー戦を勝利で飾った。

2勝目

デビュー勝ちの後は、3歳1勝クラスを7着、6着と2戦続けて凡走。しかし4戦目、またしても7番人気に反して接戦をモノにして2勝目を挙げた。ここまですべてダート1800m戦に出走し、4戦2勝としてオープン入りを果たした。

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芝に挑戦

ダート血統のワンダーアキュートではあったが、クラシックに間に合う時期にオープン入を果たしたことで、一度は芝も試してみようということでダービートライアルのG3青葉賞に出走。

18頭立ての16番人気という人気薄で、着順は10着に終わった。結局芝のレースはこれきりとなり、以降はダートに専念していく。

3勝目

芝での大敗のあと、ダートに戻って出走した2勝クラスのあおぎり賞(中京ダート1700m)は9番人気。しかしまたしても低評価を覆して1着。3勝目を挙げた鞍上の和田竜二騎手とはこれが初コンビだった。

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地方交流重賞へ

続いて3歳春のダート王を決める一戦、大井競馬場で行われる地方交流重賞のジャパンダートダービーに出走。5番人気とまずまずの人気を集める。鞍上には地方競馬出身の小牧太騎手を迎えて挑んだ一戦は、テスタマッタの5着と掲示板を確保。それでも上位に入線した同期のダート巧者たちとはまだまだ力の差を感じる内容だった。

主戦、和田竜二騎手へ

新潟のG3レパードステークス5着を経て、9月にふたたび自己条件に戻ると3勝クラスのオークランドRCT(阪神ダート1800m)で和田竜二騎手が二度目の騎乗。そして古馬を相手に3番人気で勝利。2着に5馬身差をつける快勝で4勝目を挙げた。

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和田騎手とのコンビでは2戦2勝とし、これ以降ワンダーアキュートと和田騎手は長くコンビを継続することとなった。

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兄に勝って重賞制覇

本格化の兆しを感じさせる内容で快勝したワンダーアキュートが重賞獲りを目指してG3シリウスステークス(阪神ダート1800m)に出走。ここには4つ上の兄ワンダースピードも出走しており、前走の東海ステークスで4つ目の重賞タイトルを獲得して1番人気に支持されていた。

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注目の兄妹対決を制したのはワンダーアキュート。4,5番手追走から直線で抜け出すと独走状態となり、3馬身差をつける快勝で重賞初制覇を成し遂げた。ワンダースピードは中団から脚を伸ばすも5着までだった。

連勝

軌道に乗ったワンダーアキュートは武蔵野ステークスに出走。青葉賞以来となる東京競馬場への遠征となる。馬体重をマイナス14キロと大きく減らしてしまうが、代打騎乗を務めた安藤勝己騎手の手で逃げ切り勝ちを収めた。これで重賞2勝目を含む3連勝とし、通算6勝目と充実の秋シーズンを過ごしていた。

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ジャパンカップダート

3連勝の勢いに乗ってダートG1のジャパンカップダートに挑戦。チャンピオンズカップに変わった現在は中京競馬場で行われているが、当時はまだ阪神で行われていた。この時期ダート界の頂点を競っていた4歳馬エスポワールシチーや7歳の古豪ヴァーミリアンも地方交流G1を連勝中と健在で、古馬の一線級とは初めての対戦となる。

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和田騎手とのコンビも復活して3番人気と期待されたワンダーアキュートだったが、ここは6着と完敗。楽に逃げ切ったエスポワールシチーが貫禄の走りを見せつけた。なお、兄のワンダースピードも出走していたが15着と大敗を喫していた。

戦線離脱

ジャパンカップダートのあとに骨折が判明し、ワンダーアキュートは好調の秋シーズンから一転、戦線を離脱し長期休養を余儀なくされた。

4歳時

復帰

休養は1年近くにおよび、復帰したのは4歳の11月。G3みやこステークス(京都ダート1800m)でプラス10キロとやや余裕残しの馬体で6着とまずまずの走りを見せた。勝ったのは同世代のトランセンド。このあとジャパンカップダートとフェブラリーステークスを連勝しダート界の中心となっていく一頭だ。

ここでも同じレースに出ていた兄ワンダースピードは10着。すでに8歳でキャリアの終盤を迎えていた兄は、次走の名古屋グランプリを勝って有終の美を飾って引退した。

復活のV

続く休み明け2戦目のベテルギウスステークス(阪神2000m)を1番人気に応えて快勝。復活の7勝目をマークした。

暮れの大一番、大井競馬場の東京大賞典ではスマートファルコンの10着に終わり4歳のシーズンは3戦1勝で終えた。

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5歳時

善戦続きで好調キープ

5歳になったワンダーアキュートは、オープン特別のアルデバランステークス2着のあと、得意の阪神でオープン特別の仁川ステークスを快勝して通算8勝目。

地方交流重賞の名古屋大賞典でエスポワールシチーの前に完敗の2着だったが、3着馬には8馬身もの差をつけ自力アップを印象づけた。

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G2東海ステークス

G3アンタレスステークス2着を挟んで、G2の東海ステークスを不良馬場を問題にしない走りで重賞3勝目となる通算9勝目。どこの競馬場でもどんな馬場でも力を発揮できるようになり安定した成績を残し続けた。

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G1勝利を目指して

夏場を休養し、休み明けのみやこステークス4着を経て2年連続の出走となるジャパンカップダートに登場。1番人気トランセンド、2番人気エスポワールシチーといったダートチャンピオン達に挑む。ワンダーアキュートは5番人気。

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スタートすると、この日は中団より後ろにつけて脚を溜める展開。逃げるトランセンドと2番手で追走するエスポワールシチーら人気馬を後ろから虎視眈々と狙う。

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直線に入ると、連覇を目指してリードを開くトランセンドに、食い下がるエスポワールシチー、そして後続から各馬が詰め寄る。馬群の中から内を突いたワンダーアキュートがエスポワールシチーに並んだところがゴールだった。

わずかにエスポワールシチーをとらえてワンダーアキュートが2着に食い込んだ。

レース映像

引用元:JRA公式チャンネル

東京大賞典

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G1に手が届くところまでたどり着いたワンダーアキュートと和田騎手。2年連続で参戦する東京大賞典で地方交流重賞7連勝中の王者スマートファルコンに挑む。

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軽快に逃げるスマートファルコンと武豊騎手のコンビを、付かず離れずの2,3番手をテスタマッタとともに追走。射程圏をキープしたまま直線に差し掛かると、逃げ切りを図るスマートファルコンに食らいつく。最後まで2頭の激しい叩き合いとなり、絶対的王者のスマートファルコンを逆転寸前まで追い詰めたところがゴールだった。

レース映像

引用元:TCK東京シティ競馬公式チャンネル

6歳時

世代交代

年が明けると、スマートファルコンが川崎記念で重賞9連勝を決めてドバイワールドカップで世界に挑戦。このチャレンジを最後に引退し、ダート界から偉大なチャンピオンが去った。

そして世代交代の旗手となるべく、ワンダーアキュートと和田騎手のG1制覇への挑戦が続く。

初G1制覇へ

春シーズンは、フェブラリーステークスで同期のテスタマッタが3歳時のジャパンダートダービー以来となるG1勝利を挙げたのに対して、ワンダーアキュートはまたも惜敗の3着。

その後、船橋のダイオライト記念と東海ステークスで4着、10着と立て続けに1番人気を裏切ってしまう。この頃、レースのたびに二桁の体重増減を繰り返し、馬体重と同様に成績も安定しない時期であった。

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G1級初勝利

JBCクラシック

夏場を休養してじっくり立て直すと、11月に迎えた秋初戦のJBCクラシックでついにその時が訪れる。

1番人気にはトランセンドと重賞連勝中のソリタリーキングが並び、休み明けのワンダーアキュートは5番人気の伏兵。

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スタートすると、前を行くトランセンドを目標に3番手を追走するワンダーアキュート。最終コーナーで外から並びかけて直線に向くと、抜群の手応えで抜け出し独走態勢に。そのまま2着に5馬身差をつける圧勝で悲願のG1級レース(Jpn1)初制覇を達成した。

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レース映像

引用元:NAR公式チャンネル

ここまで積み重ねた勝ち星は、区切りの10勝に到達した。

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G1で好走続ける

その後もジャパンカップダート2着、東京大賞典でも3着と好調を保って6歳のシーズンを終えた。

7歳時

シルバーコレクター

完全に本格化したワンダーアキュートは、7歳のシーズンも安定した成績を残し続ける。交流G1の川崎記念2着を皮切りに、G1フェブラリーステークスと交流G1帝王賞はともに3着。春は無冠に終わったが相変わらず中央・地方、馬場状態を問わずG1級レースで好走を続けた。

この間に、フェブラリーステークスまで長らく主戦を務めた和田騎手から、帝王賞で武豊騎手に乗り替わりがあり、しばらく武豊騎手とのコンビが継続することとなる。

ホッコータルマエ登場

秋初戦の交流G2日本テレビ盃で11勝目をあげて好調なスタートを切ると、連覇を狙ったJBCクラシックで新鋭ホッコータルマエの前に2着。

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そしてジャパンカップダートで僅差の2着のあと、東京大賞典でも再びホッコータルマエの後塵を拝して3戦連続の2着となり、二つ目のビッグタイトルには手が届かなかった。

レース映像

引用元:TCK東京シティ競馬公式チャンネル

スマートファルコン、トランセンドらが去ったダート界には新たなスターとしてホッコータルマエが台頭し、息つく間もなく世代交代が進んでいた。

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8歳時

コパノリッキー登場

8歳を迎えても衰えを知らないワンダーアキュートは現役を続行。しかしダート界にはホッコータルマエに加えて更なる強敵が間もなく登場することになる。

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これからの新しいダート界を牽引していく一頭、コパノリッキーである。

ワンダーアキュートの8歳シーズンの初戦はフェブラリーステークスで6着だったが、そのフェブラリーステークスで16番人気の最低人気で勝利して勢いそのままにダート界の頂点に昇り詰めていくのだ。

ホッコータルマエとコパノリッキーが席巻

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この年のダートの大レースの多くを、コパノリッキーとホッコータルマエの二頭が席巻。コパノリッキーがフェブラリーステークスに加えてかしわ記念とJBCクラシックを獲り、一方のホッコータルマエはチャンピオンズカップと東京大賞典と秋の二大レースを制する。

帝王賞で一矢報いる

そんな中、8歳の大先輩ワンダーアキュートも一矢報いる。春シーズンを締めくくる大井の交流G1帝王賞で、コパノリッキーを下してJBCクラシック以来二つ目のビッグタイトルを手中に収めたのだ。

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相棒のワンダーアキュートとともに金星を挙げた名手・武豊騎手にとっても、嬉しいコンビ初のG1級競争制覇となった。

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9歳時

現役続行

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ホッコータルマエとコパノリッキーの2強という構図が明確になった翌年、ワンダーアキュートは9歳となった。帝王賞以降はJBCクラシック3着、チャンピオンズカップ5着、東京大賞典7着と徐々に順位を落とし、さすがに衰えが見え始めたかと思われたため引退の二文字もよぎったが元気に現役を続行。フェブラリーステークスから始動した。

最高齢平地G1制覇

かしわ記念

フェブラリーステークスでコパノリッキーの9着に敗れた後、5月の船橋競馬場で行われる交流G1かしわ記念。ワンダーアキュートの背中には実に2年以上ぶりとなるかつての相棒・和田竜二騎手の姿があった。

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そして、和田竜二騎手の叱咤激励に応えるかのように全盛期の走りを見せたワンダーアキュートが直線で楽に抜け出して差し切り勝ち。9歳馬としてはじめて平地のG1級レースを制する偉業を達成した。

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引退

前人未踏の記録を打ち立てたワンダーアキュートは、通算で中央・地方合わせて13勝を積み重ね、獲得賞金も8億円を突破。一度の骨折休養はあったものの、その後は競合ひしめくダート界でコンスタントに走り続けて毎年勝利を挙げ、いぶし銀の走りで多くのファンに愛された無事是れ名馬を体現したような競争生活だった。

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ありがとう、ウマ娘。

ありがとう、ワンダーアキュート。

史実のワンダーアキュート

基本情報2006年3月14日生 牡馬 鹿毛
血統父 カリズマティック
母 ワンダーヘリテージ(父Pleasant Tap)
馬主山本信行
調教師佐藤正雄(栗東)
生産者フクダファーム(北海道三石町)
通算成績48戦13勝(JRA28戦9勝、地方20戦4勝)
主な勝ち鞍12’JBCクラシック、14’帝王賞、15’かしわ記念
生涯獲得賞金8億7630万円(JRA4億7369万円、地方4億261万円)

エピソード①体重変動の大きさも個性

ワンダーアキュートはレースごとに二桁の体重変動を繰り返したことでも有名だった。馬体重が500キロを超える大型馬ではあったが、レースのたびに+14キロ→-10キロ→+12キロのように増減しては成績も安定しなそうなもの。しかし、ワンダーアキュートは大抵きっちりと自分の力を出す不思議な馬だった。

関係者いわく、ワンダーアキュートはレースが近づくと自分で走れる体をつくる天才肌タイプ。そのためレースのたびに減ったり増えたりする馬体重に慣れた頃には、見た目や数字上の増減はあまり気にすることはなくなったそうだ。

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エピソード②種牡馬として

ワンダーアキュートの産駒は今年で4世代目。まだそれほど目立った活躍を見せてはいないが、やはり主戦場はダート。地方競馬でもコツコツと勝ち星を積み重ねている。今後は大幅に拡充されるダート路線で、コパノリッキーやホッコータルマエらライバル達との二世対決が見られるかもしれない。

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エピソード③トレーナーとの関係性

ウマ娘でワンダーアキュートの育成で注目されたのが、トレーナーとの関係性。セリフの内容や、ワンダーアキュートとともに成長していくトレーナーの姿から、今回のトレーナーは主戦を務めた和田騎手そのものではないかと話題になっている。

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なおストーリーにちょいちょい登場するテイエムオペラオーは和田騎手とのコンビで世紀末覇王となった名コンビだ。

今週の一枚

Numberコラボの表紙風ショット。

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中央・地方の砂の上で次々に登場するライバルと熱戦を繰り広げた。多くのライバル達と揃ってウマ娘に登場することに感謝したい。

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ライターE
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BNW世代(93年~)から競馬を追いかけているガチガチの競馬ファン。最近は少し離れ気味だったが、ウマ娘をきっかけに競馬への情熱を取り戻す。
持ち前の競馬知識を活かして、ウマ娘ファンと競馬の間の橋渡しに少しでも貢献したいと思っている。

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