第40回:日本から世界に羽ばたいた、シーキングザパールの物語

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【ウマ娘】第40回:日本から世界に羽ばたいた、シーキングザパールの物語

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【ウマ娘】第40回:日本から世界に羽ばたいた、シーキングザパールの物語

競馬好きのライターが送るウマ娘コラム第40回。今回は、日本調教馬として初の海外G1制覇を成し遂げた名牝「シーキングザパール」について熱く語ります。

目次

歴史的快挙を成し遂げた名牝

日本調教馬として初の海外G1制覇

第40回:日本から世界に羽ばたいた、シーキングザパールの物語の画像

ウマ娘では、国際派のお姉さんキャラとして後輩たちに憧れられる存在でありながら、強烈な個性ゆえに若干のネタキャラ感も漂うシーキングザパール。史実では、日本調教馬として初の海外G1制覇という偉業を成し遂げた名牝である。

今回はシーキングザパールがいかにして歴史的快挙を達成したか、その史実を追っていく。

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米国生まれの外国産馬

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シーキングザパールは米国生まれの外国産馬である。同期にはメジロドーベルやメジロブライト、サイレンススズカらがいる世代。中でも、同じ外国産馬で短距離・マイルを主戦場としたタイキシャトルとは幾度も対戦した関係性であり、海外挑戦という共通点においても特別な存在と言える。

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2歳時

デビュー前

1歳の時にアメリカから日本へ輸送されたシーキングザパールは、当時から立派な馬格の牝馬で育成牧場でもすぐに目立つ存在となった。2歳の5月に栗東の佐々木晶三厩舎に入厩すると、調教での素晴らしい走りから評判の一頭となる。

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メイクデビュー

仕上がりが早く7月の小倉開催でのデビューが決まる。芝1200m、鞍上は武豊騎手。単勝オッズ1.2倍と断然の1番人気を背負うと、評判に違わぬ圧巻の走りを披露する。

スタートから先頭に立つと、そのまま楽々と逃げ切り勝ち。2着に7馬身差をつけ、好タイムでデビュー戦を飾った。

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2戦目でお転婆ぶりを発揮

新馬戦を快勝したシーキングザパールだったが、二戦目では一転。中山で開催された新潟3歳ステークス(現・新潟2歳ステークス)で、一筋縄ではいかないお転婆ぶりを発揮してしまった。

スタート直後に外側へ向けて逸走。戦列に戻るものの後方からの競馬となり、直線での追い込みもさすがに届かず3着まで。武豊騎手も原因がわからず首を傾げたのだった。

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ちなみにこの時の出走メンバーが非常にハイレベルで、のちにG1を5勝した名牝メジロドーベルや重賞2勝のシンコウスプレンダらが2着以下に敗れている。

デイリー杯3歳ステークス

思わぬ形で黒星を喫したシーキングザパールだったが、まともに走れば強いという印象を残していた。

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そして、3戦目のデイリー杯3歳ステークスではその潜在能力を存分に発揮する。出遅れやかかることもなく2番手から抜け出すと、2着に5馬身差をつけレコードタイムで圧勝。2着馬はのちの天皇賞馬で、この翌年には牡馬クラシック路線で中心的な活躍をするメジロブライトだった。

阪神3歳牝馬ステークス

3戦2勝で迎えたG1阪神3歳牝馬ステークス(現・阪神ジュベナイルフィリーズ)では、本来の力を評価されて単勝1.5倍の1番人気。離れた2番人気に、新潟3歳ステークス後に2連勝で軌道に乗ったメジロドーベルがつけていた。

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最内1番枠から好スタートを決めると、すんなり先行策に出る。道中も3,4番手でスムーズに進めて最終コーナーへ。ところが、すでに手応えに余裕がなくなると、直線でもジリジリとしか伸びず、後ろから差してきたメジロドーベルにあっという間に交わされ、逃げたスーパードレスを交わすこともできず4着止まりだった。

レース映像

引用元:JRA公式チャンネル

3歳時

快進撃開始

2歳時の成績は4戦2勝。勝つ時は圧勝、敗ける時はあっさり敗ける。そんなムラっぽい成績により、能力はあるが気性に難ありという印象がついてしまった。

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しかし、3歳になってからシーキングザパールの快進撃が始まる。まずは初戦のシンザン記念(京都 芝 1600m)を3馬身差で快勝。中団から早めに仕掛けてこんどはしっかりと伸びて後続を突き放した。

フラワーカップ

続いてはG3フラワーカップ。スタート後に逸走した苦い思い出のある中山競馬場だったが、問題はなかった。実はこのレースの前に佐々木厩舎から森秀行厩舎へ移籍。移籍後の初レースとなったが、中団待機から直線で抜け出し重賞2連勝を決めた。

ニュージーランドトロフィー4歳ステークス

春の最大目標は、NHKマイルカップ。クラシック出走権のない外国産馬も出走できるG1レースとして前年に創設された新しいG1レースである。

その前哨戦であるニュージーランドトロフィー4歳ステークス(東京 芝 1400m)には同じくNHKマイルカップを目指す馬たちが多く集まっていた。

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フルゲート18頭立てになったレース。8枠16番からスタートすると、後方に控える武豊騎手とシーキングザパール。そのまま後方集団で東京の長い直線を迎えると、ゴチャついてなかなか前に出られない。万事休すかと思われたが、進路が開けると残り200mを切ったあたりから矢のような伸びで豪快に差し切り人気に応えた。

NHKマイルカップ

破竹の重賞3連勝でNHKマイルカップの主役に名乗りを上げたシーキングザパール。本番でも堂々の1番人気に支持される。

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デビューから手綱を握り続け、シーキングザパールを完全に手の内に入れた武豊騎手。気分良く走れさえすれば、どんな位置取りからでも最後にしっかり切れる脚を使う。そんなタイプだった。前走の豪快な直線一気を見れば追い込みがいいように思ってしまうものだが、武豊騎手がそこにこだわることもなかった。

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第2回NHKマイルカップがスタートする。シーキングザパールは好スタートを決めると、無理に下げることなく5,6番手につける。そしてスムーズなレース運びで最後の直線に差し掛かると、前がゴチャつくこともなく絶好の手応えでゴーサインがかけられる。

馬場のど真ん中から前を捕らえると、あとはセーフティーリードを保ったまま先頭でゴール。後続を寄せ付けず初G1タイトルを手にした。

レース映像

引用元:JRA公式チャンネル

ところで、NHKマイルカップの歴代勝ち馬でウマ娘に実装されているのはたったの2頭だということは意外だった。シーキングザパールと、その翌年に勝ったエルコンドルパサー。どちらもこのレースを勝ったのちに海外進出したという共通点がある。

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3歳になってから無傷の4連勝で春シーズンを終えたシーキングザパールは夏を休養にあて、秋はローズステークスから秋華賞を目指す。牝馬三冠の最後にあたる秋華賞は外国産馬にも門戸が開かれていた。

ローズステークス

NHKマイルカップから約4ヶ月の間隔を空けたローズステークスでは、桜花賞馬キョウエイマーチとの初対戦となった。この快速馬はメジロドーベルとの争いを制して桜花賞馬となったあとのオークスで二桁着順に沈み、距離に不安を抱いての出走だった。しかし2000mのローズステークスを軽快に逃げて後続を封じ込めた。

一方でシーキングザパールはいつもの伸びが見られず3着。レース後に喉〜呼吸器系の疾患が判明し、予定していた秋華賞を回避して手術が行われた。

4歳時

長期休養明け

喉の手術後は休養とリハビリで長期の戦線離脱。復帰したのは4歳になった3月のシルクロードステークス。ローズステークス以来、約7ヶ月ぶりの実戦となった。

さすがに手術後の休養明けでいきなりは厳しいだろうというおおかたの予想で人気は4番人気。1番人気はキョウエイマーチだ。ローズステークスのあと秋華賞でメジロドーベルに完敗の2着だったキョウエイマーチはマイル・短距離路線へと進んでいた。

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いきなりは厳しいと思われたシーキングザパールだったが、中団を進むと直線では最後までしぶとく末脚を伸ばして2番人気のマサラッキを差し切った。

海外挑戦を発表

シルクロードステークスのあと、シーキングザパール陣営から海外遠征のプランが発表された。春に国内で高松宮記念、安田記念を戦ったあとにヨーロッパへ遠征するというものである。まだ海外競馬への挑戦が少なかった時代から、森調教師は海外志向の強い調教師の一人だった。

米国生まれのシーキングザパールは、その血統背景からしても海外で通用するのではないかと大いなる期待をもって報じられた。

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G1で連敗

海外挑戦に弾みをつけたいところだったが、続くG1高松宮記念では1番人気に応えることができず4着。そして壮行戦となる安田記念では10着と、初めての二桁着順に沈んでしまった。

この年の安田記念は、降り続いた大雨の影響で史上まれに見るほどの不良馬場。そんな悪条件をものともせずに快勝した馬こそが当時の最強マイラー、タイキシャトルだった。

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2頭の海外挑戦

フランスへ

国内のマイル・短距離ではもはや敵なしとなったタイキシャトルもまた、ヨーロッパへの遠征が決まっていた。タイキシャトル陣営が参戦を表明したのはフランスのマイルG1ジャック・ル・マロワ賞。当然、この日本最強マイラーが通用しないはずはないと誰もが期待を抱いていた。

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これを受けて、シーキングザパール陣営は参戦するレースをジャック・ル・マロワ賞ではなく、G1モーリス・ド・ギース賞に決定。タイキシャトルとの対戦を避け、1週間前に行われるレースに狙いを定めた。

そして快挙

モーリス・ド・ギース賞

壮行戦で大敗を喫したシーキングザパールだったが、まず英国に渡って調教されたのちにフランスへ入るという入念に練られたプロセスを経てレース当日を迎えた。レース当日の8月9日、デビュー以来のパートナーである武豊騎手とともに万全の状態でレースに臨む。

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12頭立てのレース、シーキングザパールは現地のオッズで5番人気だった。ゲートが開くと、好スタートを切ったシーキングザパールと武豊騎手は果敢に先頭に躍り出る。そしてそのままレースを引っ張り、追いすがる後続を最後まで振り切って逃げ切り勝ちをおさめた。

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タイキシャトルもまた

シーキングザパールが快挙を成し遂げた一週間後、よりレースの格式が高いジャック・ル・マロワ賞で圧倒的な一番人気の支持を得たタイキシャトル。日本国内での圧倒的なスピードとパワーをフランスでも発揮し、シーキングザパールに続いた。

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2週連続での日本調教馬によるG1制覇に日本の競馬界は沸き、世界もまた驚きを持ってこれを報じた。

帰国後

日本の短距離界を牽引

モーリス・ド・ギース賞のあと、フランスにとどまりさらにもう一戦ムーラン・ド・ロンシャン賞に参戦し5着としたあとは日本に帰国。

タイキシャトルとともに国内の短距離G1戦線に参戦した。帰国初戦のマイルチャンピオンシップはタイキシャトルとの海外G1ウィナー対決で大いに盛り上がった。

5馬身差圧勝で貫禄勝ちを収めたタイキシャトルに対し、シーキングザパールは本来の伸びを欠いて8着に終わった。

打倒タイキシャトル

これまでタイキシャトルとの対戦成績は2戦2敗。安田記念とマイルチャンピオンシップはいずれもタイキシャトルが勝ち、シーキングザパールは生涯でこの2回しかない着外敗けを喫している。

そして、次のスプリンターズステークスがタイキシャトルとの最後の対戦となる。

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これがタイキシャトルの引退レース。圧倒的な1番人気のタイキシャトルに、大きく差のある2番人気シーキングザパールが挑む電撃のスプリント戦。

スタートすると、タイキシャトルは先行3番手。シーキングザパールは最後方に控えて末脚を溜める。淀みない流れで最終コーナーへ。先頭はタイキシャトルと3歳馬のマイネルラヴが2頭並んで最後の直線へ向かう。シーキングザパールは大外を周って中団まで押し上げてきた。

タイキシャトルとマイネルラヴの2頭が抜け出し、外から追い込むシーキングザパール。前2頭はまったく並んだままの大勢で、これにゴール直前でシーキングザパールが強襲し3頭が横並びでゴール。

レース映像

引用元:JRA公式チャンネル

シーキングザパールはタイキシャトルをわずかに交わしていたが、伏兵のマイネルラヴに先着を許し悔しい2着だった。ゴール後に武豊騎手は「まさかもう一頭いるとはね」とコメントし悔しさをあらわにした。

5歳時

現役を続行するシーキングザパールは、今度はアメリカ遠征を敢行。ダートのスプリントG1サンタモニカハンデキャップ(1400m)に出走し4着となり、アメリカ遠征はこの1戦のみで帰国した。

高松宮記念

帰国後、短距離G1高松宮記念に出走。シーキングザパールにとっては、タイキシャトルが引退した後の混沌とした短距離路線で存在感を示したいところ。1番人気でレースを迎えた。

追い込みにかけたスプリンターズステークスとはうってかわって5,6番手のインにつけたシーキングザパール。軽快に逃げるキョウエイマーチを見ながら仕掛けどころを待つ。

最終コーナーでゴーサインが出ると、直線では外に出して前を交わしにかかる。そして一緒に上がっていったマサラッキとともに先行勢をとらえたものの、マサラッキとの追い比べでわずかに遅れを取り2着でゴール。

レース映像

引用元:JRA公式チャンネル

安田記念

高松宮記念のあとは、前年と同じローテーションで安田記念に出走。4歳以降はあまり良い成績を残せていないマイル戦ということもあり3番人気だったが、タイキシャトルが抜けたこのマイル戦線には、ひとつ下の世代から怪物グラスワンダーやキングヘイローが参戦してきていた。

レースでは1番人気グラスワンダーを目標に中団後方につけたシーキングザパール。直線では10番手付近からよく伸びたものの、グラスワンダーとエアジハードの一騎打ちから2馬身半離されて3着まで。勢いのある最強4歳世代の前に、またしても2つ目のタイトルには届かなかった。

最後まで国際派

安田記念の後は秋に備えて休養に入ったが、その後アメリカへの電撃移籍が発表された。渡米後は2レースに出走し、4,7着の成績を残して引退。そのまま米国の牧場で繁殖牝馬として第2の馬生に入ったのだった。

最後まで国際派の彼女らしい幕引きだったと思う。

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ウマ娘でも世界を知るお姉さんとしてストーリーにちょくちょく登場するが、育成ウマ娘としての実装も待ち遠しい。この鮮烈な赤が映える勝負服で走る彼女を早く見たいものだ。

海外挑戦の先駆者たち

今では毎年様々なカテゴリーの海外G1レースに、日本から参戦して活躍することが当たり前のようになった。そこに至るまでには多くの先駆者たちが挑戦し、跳ね返されてきた歴史があり、その歴史の新たなページを開いたのがシーキングザパールによる海外G1制覇だった。

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もちろん、その1週間後に圧倒的な1番人気に応えてジャック・ル・マロワ賞を制したタイキシャトルもまた、その扉のさらに一歩先へ力強く踏み出した先駆者であり、この1年後に海を渡るエルコンドルパサーら後輩達の礎となったのだ。

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ありがとう、ウマ娘。

ありがとう、シーキングザパール。

史実のシーキングザパール

基本情報1994年4月16日生 牝 鹿毛
血統父 Seeking the Gold
母 ページプルーフ(父Seattle Slew)
馬主植中昌子
調教師佐々木晶三(栗東)→森秀行(栗東)
生産牧場Lazy Lane Stables Inc.(米)
通算成績21戦8勝(うちJRA16戦7勝,海外5戦1勝)
主な勝ち鞍’97NHKマイルカップ、’98モーリス・ド・ギース賞

エピソード①母として

アメリカで繁殖入りしたシーキングザパールだったが、初子の牡馬はシーキングザダイヤと名付けられて日本で競走馬デビューを果たした。

ダイヤはニュージーランドトロフィーで母仔同一重賞制覇を達成したほか、中央、地方交流の重賞5勝。G1には手が届かなかったが、国内外で活躍した母の息子らしく芝・ダートの両方で活躍。

中でもダートに転向してからは常に第一線で戦い、フェブラリーステークスとジャパンカップダートでそれぞれ2度の2着。地方交流競争を含めると、G1級レースでなんと9度の2着を記録したシルバーコレクターとして知られる。

繁殖牝馬として素晴らしいスタートを切ったシーキングザパールだったが、その後は米国で繁殖生活を続け、残念なことに11歳の若さで亡くなった。

エピソード②先駆者として

当コラムでもよく紹介するJRAポスターのヒーロー列伝。今回は、JRAの公式ページで過去に特集された記事「世界に挑んだ優駿たち」を紹介する。

タイトルのとおり世界のレースに挑んだ名馬たちを紹介する特集で、もちろん海外挑戦の先駆者・成功者としてシーキングザパールも紹介されている。リンク先からPDFファイルで閲覧することができるので興味があれば読んでみて欲しい。


引用元:世界に挑んだ優駿たち

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この記事を書いた人
ライターE
ライターE

BNW世代(93年~)から競馬を追いかけているガチガチの競馬ファン。最近は少し離れ気味だったが、ウマ娘をきっかけに競馬への情熱を取り戻す。
持ち前の競馬知識を活かして、ウマ娘ファンと競馬の間の橋渡しに少しでも貢献したいと思っている。

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いただいた内容は担当者が確認のうえ、順次対応いたします。個々のご意見にはお返事できないことを予めご了承くださいませ。


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