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第7回 平成の三強対決「BNW」の物語
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ウマ娘 第7回 平成の三強対決「BNW」の物語

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第7回 平成の三強対決「BNW」の物語

競馬好きのライターが送るウマ娘コラム第7回。今回はビワハヤヒデ、ナリタタイシン、ウイニングチケットの平成の三強「BNW」について熱く語ります。

目次

平成の「三強」対決

クラシック三冠を一つずつ

三強

皐月賞馬ナリタタイシン、ダービー馬ウイニングチケット、菊花賞馬ビワハヤヒデ。競馬において「三強」と言われるライバル関係はちょくちょく現れるが、その通りにクラシック三冠レースを一つずつ分け合うことは意外と稀である。だからこそ、1993年のクラシック三強対決は今でも語り継がれるのだ。

皐月賞馬ナリタタイシン

カミソリの切れ味

タイシン

皐月賞馬ナリタタイシンは、最後方からの追い込みが持ち味の切れる馬だった。末脚の切れ味を表現するときに、こんな表現がある。「ナタの切れ味」と「カミソリの切れ味」である。いずれも差し・追い込み馬の最後の直線で繰り出す末脚を表す。前者は、ナタでなで斬りにするような力強いイメージ、後者は、カミソリのごとくスパッと切り裂くようなイメージと言えば伝わるだろうか。ナリタタイシンの末脚は、カミソリの切れ味と言われていた。ちなみにナタの切れ味と評される代表的な馬は、三冠馬シンザンである。

ナリタタイシンについて

基本情報1990年6月10日生 牡 鹿毛
血統父 リヴリア
母 タイシンリリィ(父 ラディガ)
馬主山路秀則
調教師大久保正(栗東)
生産牧場川上悦夫(北海道・新冠町)
通算成績15戦4勝
主な勝ち鞍’93皐月賞

ダービー馬ウイニングチケット

ダービーを勝つために

チケゾーの夢

ダービー馬ウイニングチケットは、柴田政人騎手にダービーを勝たせるために生まれてきた。と言われた馬だが、ウマ娘ではその柴田政人騎手のエピソードも重ね合わせたような設定となっている。幼少時代のチケゾーがダービーを観戦して憧れを持ったというエピソードは、若かりし頃の柴田政人騎手が三冠馬シンザンの勝ったダービーを観て抱いたダービーへの憧れをダブらせていると思われる。

基本情報1990年3月21日生 牡 黒鹿毛
血統父 トニービン
母 パワフルレディ(父 マルゼンスキー)
馬主太田美實
調教師伊藤雄二(栗東)
生産牧場藤原牧場(北海道・静内町)
通算成績14戦6勝
主な勝ち鞍’93日本ダービー

菊花賞馬ビワハヤヒデ

最強の兄

ハヤヒデ

前回のコラムで取り上げたナリタブライアンのである。三強の中で、G1を勝つのは一番最後の菊花賞だったが、その後の活躍ではライバル達を圧倒する成績を残した芦毛のスターホースである。白くて大きく見える(?)顔がトレードマーク。現役最後のレースとなった4歳の天皇賞(秋)まで、デビューから15戦連続で連対(2着以内)という抜群の安定感だった。

基本情報1990年3月10日生 牡 芦毛
血統父 シャルード
母 パシフィカス(父 ノーザンダンサー)
馬主ビワ
調教師 浜田光正(栗東)
生産牧場早田牧場(北海道・新冠町)
通算成績16戦10勝
主な勝ち鞍’93菊花賞、94’天皇賞(春)、94’宝塚記念

それぞれの2歳戦

ナリタタイシン

ナリタタイシンは、2歳時に6戦と三頭の中でもっとも多くのレースに出走している。メイクデビューは7月と早かったが、1番人気で6着という結果に終わっている。その後間隔を開けて10月に2戦目で初勝利を上げると、そのあとは6着、2着、2着。5戦1勝の目立たない成績で暮れのG3ラジオたんぱ杯3歳ステークスに出走し、5番人気の伏兵ながら勝利を上げた。

タイシン

ウイニングチケット

9月のメイクデビューこそ5着だったが、2戦目に勝ち上がるとそのまま3連勝と波に乗る。4戦3勝で2歳戦を終えた段階で、翌年のクラシック候補筆頭という存在となっていた。

チケゾー

ビワハヤヒデ

9月のメイクデビュー戦から無傷の3連勝でG2デイリー杯3歳ステークスを制する。G1朝日杯3歳ステークスでは単勝1.3倍の1番人気に支持されるが、ハナ差で2着に惜敗している。しかしながら4戦3勝の安定した成績と大物感のあるレースぶりから、こちらもクラシック候補の中心だった。

レース映像

引用元:JRA公式チャンネル

3歳時

三強形成までの道のり

それぞれ別々のレースで実績をあげて3歳を迎えた三頭。ナリタタイシンはラジオたんぱ杯後も間隔を開けることなくG3シンザン記念に出走し2着。ビワハヤヒデもG3共同通信杯で1番人気に応えられず連続2着となった。そしてこの後、ナリタタイシンとウイニングチケットが初めて対決するG2弥生賞を迎える。

弥生賞

ウイニングチケットは3歳の初戦を、皐月賞トライアルのG2弥生賞に定める。そこへシンザン記念2着のナリタタイシンが出走してきたため、2頭の初対決となった。3連勝で2歳戦を締めくくったウイニングチケットがわずかに1番人気。差のない2番人気が、2着続きのナリタタイシンだった。

2強
タイシンとチケゾー
タイシンとチケゾー
チケゾー

ウイニングチケットとナリタタイシンは仲良く後方からレースを進め、直線で先に抜け出したウイニングチケットがそのまま先頭でゴール。1テンポ遅れたナリタタイシンは2馬身差の2着だった。

皐月賞

三強

いよいよ三冠レースの一つ目、皐月賞を迎える。1番人気は弥生賞を勝ったウイニングチケット。2番人気は共同通信杯2着のあとで若葉ステークスを勝って駒を進めてきたビワハヤヒデ。ナリタタイシンは少し離れた3番人気だった。3頭が顔を揃えるのはこれが初めてである。

スタート
タイシン

スタートすると、ビワハヤヒデは先行集団の好位につけ、ウイニングチケットは中団から。ナリタタイシンは後方待機策だ。

チケゾー
ハヤヒデ

ウイニングチケットが早めに仕掛けて最終コーナーでは先行集団まで進出する。直線入り口でビワハヤヒデと2頭が並ぶ形となる。

タイシン
タイシン

最後の直線、ビワハヤヒデが抜け出して勝利を手にするかに思われた。しかし驚異の追い込みを見せたナリタタイシンがクビ差ビワハヤヒデを差し切って皐月賞馬に輝いた。ウイニングチケットは4着だった。

レース映像

引用元:JRA公式チャンネル

日本ダービー

クラシック二冠目のダービーは、まさしく三強による三つ巴のレースとなった。

ダービー

ビワハヤヒデは6,7番手の好位につけ、ウイニングチケットは中団インコースから。ナリタタイシンは指定席の最後方だ。

ハヤヒデ
チケゾー
タイシン

ほぼそのままの位置取りで直線に向くと、内側が大きく開けた

チケゾーの夢
ダービーへの道筋

ダービー馬へ続く道筋とばかりに、そこを迷わずつくウイニングチケット。

チケゾー
BNW

内から迫るビワハヤヒデと外から差してくるナリタタイシンも。激しく競り合う三強の争いは、、、

チケゾー
コール

場内に響く「チケゾー」コール。これは、実際には騎乗した柴田政人騎手のダービー制覇を祝う「政人」コールだった。

レース映像

引用元:JRA公式チャンネル

菊花賞

菊花賞

最後の一冠、菊花賞。三強が三たび顔を揃えるが、順調にきていたビワハヤヒデとウイニングチケットに対して、ナリタタイシンは体調不良で予定していた京都新聞杯に出られずぶっつけでの出走となった。レースは、春の二冠をともに二着と涙をのんだビワハヤヒデが、その鬱憤を晴らすかのような圧勝劇を見せた。

チェックメイト

2番手から楽に抜け出すと、後続をまったく寄せ付けず5馬身差の楽勝。中団から伸びたウイニングチケットは3着までがやっとだった。ナリタタイシンは後方のまま17着に惨敗した。

ハヤヒデ

レース映像

引用元:JRA公式チャンネル

それぞれのその後

ビワハヤヒデ

菊花賞で最後の一冠を手にしたビワハヤヒデは、その後有馬記念に出走。トウカイテイオーに敗れての2着だった。

レース映像

引用元:JRA公式チャンネル

4歳になってからのビワハヤヒデは天皇賞(春)宝塚記念を含む破竹の四連勝。その年の三冠レースを怪物的な強さで制圧した弟のナリタブライアンとの兄弟対決が実現されるはずだったが、秋の天皇賞後に故障が判明しそのまま引退となった。

ナリタタイシン

菊花賞後は体勢を立て直し、4歳となって復帰戦のG2目黒記念で皐月賞以来の勝利を飾ると、天皇賞(春)で再びビワハヤヒデと対決。一騎打ちに敗れはしたものの2着と力を見せた。しかしレース後に骨折が判明。長期休養の末に翌年の宝塚記念で復帰するが、16着と大敗してしまう。結局、レース後に再び怪我が判明しそのまま引退となった。

ウイニングチケット

菊花賞のあと、ジャパンカップで強豪相手に3着と健闘した後の有馬記念で11着と初めての大敗を喫する。4歳になってからは体調が整わないこともあって勝ち星をあげることは出来なかったが、ダービーですべてを出し尽くしたかのような成績が、なおさらドラマを感じさせる馬だった。

三強の物語はウマ娘につづく

クラシック三冠が終わった後も何度か対戦することはあったが、菊花賞を最後に三頭が揃うことはなかった。菊花賞以降は怪我が多く休みがちだったナリタタイシンも、ウマ娘の中では見事に復活してくれるし、ビワハヤヒデはナリタブライアンとの兄弟対決も叶えられる。チケゾーにいたっては、スクール水着でバブリーダンスを踊る微笑ましい姿まで披露してくれる。IFの世界に終わりはない。

バブリー

ありがとう、ウマ娘。

ありがとう、BNW。

 

エピソード①

「チケゾー」の呼び名は引退してから?

チケゾー

ウマ娘でウイニングチケットの呼び名と言えば「チケゾー」であるが、実際のウイニングチケットがそう呼ばれるようになるのは引退してからではないだろうか?種牡馬を引退後に余生を過ごしている牧場で、スタッフにチケゾーと呼ばれたことがきっかけと思われる。なお、30歳を超えた今もチケゾーは元気だ。残念ながらビワハヤヒデとナリタタイシンはともに2020年に30歳で亡くなっている。

エピソード②

ビワハヤヒデの顔の大きさ

ビワハヤヒデのは大きいのか?ウマ娘でもいじられることが多いビワハヤヒデの顔の大きさ問題。ゲーム内ではどうやらが拡がって頭が大きく見える、ということになっている。

ハヤヒデ

実際はどうだったかというと、たぶんちょっと大きかったと思う。芦毛のビワハヤヒデは体全体がグレーがかった毛色だが、顔の色が特に白かったため膨張色でより大きく見えたということもあるだろう。芦毛は年齢とともにより白くなっていくため、晩年のほうが顔の大きさは目立たなくなったかも知れない。

エピソード③

タイシンは小柄?

タイシン

ゲーム内でも小柄華奢なタイシン。実際のナリタタイシンも小さくて体重の軽い馬だった。皐月賞を勝った時の馬体重は426kg。平均的なサラブレッドの体重が460キロ前後ということを考えると、たしかに小柄である。

この記事を書いたライター

ライターE
すっぴんちゃんBNW世代(93年~)から競馬を追いかけているガチガチの競馬ファン。最近は少し離れ気味だったが、ウマ娘をきっかけに競馬への情熱を取り戻す。
持ち前の競馬知識を活かして、ウマ娘ファンと競馬の間の橋渡しに少しでも貢献したいと思っている。

ライターEについて

  • 年齢:マルゼンスキーの1コ下らしい
  • 初恋の相手:エアグルーヴ
  • 推しウマ娘:ミホノブルボン、マルゼンスキー、会長、ビコーペガサス・・・みんなかわいい
  • 好きな競馬場:東京競馬場、大井競馬場(トゥインクル最高)

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