第76回:国を超えた人馬の絆、二冠馬ネオユニヴァースの物語

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【ウマ娘】第76回:国を超えた人馬の絆、二冠馬ネオユニヴァースの物語

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【ウマ娘】第76回:国を超えた人馬の絆、二冠馬ネオユニヴァースの物語

競馬好きのライターが送るウマ娘コラム第76回。今回は、待望の参戦となる黄色と黒の勝負服をまとった二冠馬「ネオユニヴァース」について熱く語ります。

目次

二冠馬ネオユニヴァース登場!

宇宙人?

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2周年イベントでサプライズ発表されたウマ娘の一人、ネオユニヴァースが早くも登場した。独特の喋り方やセリフ回しが異彩を放ち、まるで宇宙人かのような不思議なキャラクターで話題となっているネオユニヴァースの史実を追っていく。

黄色と黒の勝負服

社台グループから参戦

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まずはこの勝負服について触れておかねばなるまい。競馬ファンならひと目でわかる黄色と黒の縦縞の勝負服。日本の競馬界を長年にわたりリードしてきた社台グループの法人馬主である社台レースホースの勝負服だ。

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これまで数々の名馬たちがこの勝負服を背に駆けてきた。有名なところではゴールドシップやオルフェーヴルの父であるステイゴールドや、当コラムでもたびたび名前が登場してきたバブルガムフェローやハーツクライ、最近でも2022年の牝馬二冠スターズオンアースや、先日行われた皐月賞を無敗のまま制したソールオリエンスなど挙げればキリがないくらいだ。

同グループからウマ娘に実名登場するのはネオユニヴァースが初ということで、大変な注目を集めているのである。

仔馬時代

生まれと血統

ネオユニヴァースの父は大種牡馬サンデーサイレンス。2002年にサンデーサイレンスが亡くなるその年の秋、ネオユニヴァースはデビューする。母ポインテッドパスはフランスから輸入された繁殖牝馬で、サンデーサイレンスとの配合でコンスタントに走る仔を産んでいた。

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5月生まれのネオユニヴァースは幼少期は華奢な体つきからもさほど評価が高くはなかったが、サンデーサイレンス産駒の特徴であるバネのある柔軟な動きは受け継いでおり、時が経つにつれて成長が見られ評価は高まっていった。

2歳時

メイクデビュー

2歳になると、かつてオグリキャップなどを管理した瀬戸口厩舎に入厩してからは順調に成長し、同年秋にデビューを迎える。

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11月の京都芝1400m新馬戦に出走。瀬戸口厩舎で多くの馬の主戦騎手を務めた福永祐一騎手を背に、単勝オッズ2.5倍の1番人気に応えて新馬勝ちを収めた。

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騎乗した福永騎手はその走りを高く評価し、同じ瀬戸口厩舎の同期でこの年の2歳チャンピオンになるエイシンチャンプとともに期待の一頭となった。

初黒星

2戦目は池添謙一騎手に乗り替わって中京2歳ステークス(中京芝1800m)に出走したが、クビ・アタマ差の3着と惜敗。初黒星を喫した。

3歳時

連勝でクラシック路線へ

年が明けて3歳になると、福永騎手に戻った白梅賞(京都芝1600m)で1勝クラスを突破。

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重賞初挑戦となったG3きさらぎ賞(京都芝1800m)では、シンザン記念1,2着のマッキーマックス、サイレントディールらを破って重賞初制覇。連勝でクラシック候補に名乗りをあげた。

運命の出会い

スプリングステークス

皐月賞へのステップとして、トライアルのG2スプリングステークスに出走。1番人気は朝日杯で僚馬エイシンチャンプに次ぐ2着だったサクラプレジデント。こちらもサンデーサイレンスを父に持つ期待の良血馬だった。

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そしてこのレースでは、本番の皐月賞へ向けて福永騎手がエイシンチャンプとのコンビ継続を決断したために乗り替わりとなった。新たなパートナーは、短期免許で来日していたイタリア人ジョッキーのミルコ・デムーロ騎手。これが同騎手にとって運命的な出会いとなる。

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レースでは、外々を回る距離ロスもものともせずサクラプレジデントに1馬身1/4差をつけて快勝。このレースぶりによってデムーロ騎手は戦前から高く評価していたネオユニヴァースの能力の高さを確信。皐月賞の先、ダービーをも見据えて距離延長に対する適性も確認できたことでより自信を深めた。

皐月賞

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クラシック一冠目、皐月賞。1番人気はここまで5戦4勝ネオユニヴァース。2番人気にサクラプレジデント、そして弥生賞を勝ってきたエイシンチャンプと福永騎手のコンビが3番人気で続いた。

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スタートすると、序盤こそ先手争いが繰り広げられたもののペースは落ち着きスローな流れになる。ネオユニヴァースとミルコ・デムーロは中団のインにつけた。

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馬群がバラけず一団となって最終コーナーに差し掛かり、最後の直線へ。ネオユニヴァースは内側に閉じ込められて抜け出すスペースがないように見える。しかし、一頭分のわずかな隙間を突いて抜け出してくると、サクラプレジデントとの一騎打ちの追い比べを制して前に出る。

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サクラプレジデントをアタマ差で抑え込んだネオユニヴァースが皐月賞を制した。

レース映像

引用元:JRA公式チャンネル

ゴール後に興奮のあまりサクラプレジデント鞍上の田中勝春騎手の頭をバシッと叩いたデムーロ騎手の行為が話題になったが、日本のG1初勝利の興奮ぶりが伝わる印象的なシーンであった。

二冠達成

日本ダービー

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続くクラシック二冠目の日本ダービーでは、一度イタリアへ帰国したデムーロ騎手が再び来日。本国での騎乗馬をキャンセルしてネオユニヴァース騎乗のために戻ってきた。これは社台ファーム総帥の吉田照哉氏による働きかけもあって実現したと言われている。

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あいにくの天気で重馬場となったダービー当日。皐月賞の上位組に加え、青葉賞を快勝してダービーに駒を進めてきたゼンノロブロイが登場。ネオユニヴァース、サクラプレジデントに次ぐ3番人気の支持を集めていた。

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スタートすると、ゼンノロブロイとサクラプレジデントはそれぞれ2番手、4番手と先行策。ネオユニヴァースは後方のインコースで脚を溜める。

3~4コーナーから直線へ向くところで、荒れたインコースを避けて大きく外を回る馬群。後方にいたネオユニヴァースはぽっかり空いた内側を突いて一気に先団に取り付き、ゼンノロブロイに並びかける。

広い府中の直線の真ん中、重馬場を力強く伸びたネオユニヴァースがゼンノロブロイらを交わし、そのまま振り切ってゴール。デムーロ騎手は決勝戦手前でガッツポーズを出す余裕すら見せた。

レース映像

引用元:JRA公式チャンネル

皐月賞に続く二冠を制覇したネオユニヴァースとミルコ・デムーロ騎手。これが外国人ジョッキーによる初めての日本ダービー制覇となった。スタンドからはミルココールが沸き起こる中、涙を見せながらのウイニングランでこれに応えた。

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異例のローテーション

宝塚記念

春のクラシック戦線を終えた3歳馬は、多くの場合夏場を休養に充て秋に備える。ましてや皐月賞やダービー勝ち馬ならなおさらだが、この年の二冠馬ネオユニヴァース陣営は宝塚記念への参戦を表明した。

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ダービー後にそれほど疲れが残らなかったことに加え、3歳馬は斤量の恩恵が大きいためチャンスがあると見込んでの挑戦だった。

ネオユニヴァースの参戦によって、この年の宝塚記念は史上最高レベルとも言われるほどの好メンバーが集まることに。

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前年の年度代表馬シンボリクリスエス、前走安田記念で6つ目のG1を獲得したアグネスデジタル、菊花賞と天皇賞・春を人気薄で勝ったヒシミラクル、重賞連勝中のタップダンスシチーなど実に多彩な豪華メンバーが顔を揃えた。

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中でも、共に3枠に入った年度代表馬シンボリクリスエスと二冠馬ネオユニヴァースに注目が集まる中でスタート。ネオユニヴァースが出遅れてにわかに波乱を予感させる。

間もなく縦長の隊列にバラけ、シンボリクリスエスはちょうど中団あたり、ネオユニヴァースは後方から3,4番手というポジション。

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3,4コーナーから早めに仕掛けていったのは外を回ったタップダンスシチーと内を突いたシンボリクリスエス。連れてヒシミラクル、ネオユニヴァースも外を回って中団まで順位を上げていく。

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先に抜け出しを図るシンボリクリスエスとタップダンスシチーだが、思いの外伸びない。替わって、脚色がいいのはヒシミラクルとネオユニヴァース、さらに後ろからツルマルボーイが伸びてきた。

勝ったのはヒシミラクル。豪華メンバーの中で6番人気に甘んじていた実力馬が3つ目のG1タイトルを獲得した。ネオユニヴァースは末脚届かず4着までだった。

レース映像

引用元:JRA公式チャンネル

1番人気のシンボリクリスエスは5着、3番人気のアグネスデジタルはまったく伸びずに13着と上位人気馬が総崩れとなった。

三冠に挑む

菊花賞に向けて

宝塚記念のあとは放牧でリフレッシュし、秋は菊花賞トライアルの神戸新聞杯から始動。ミルコ・デムーロ騎手は、春の時点で短期騎手免許の規定3ヶ月を消化していたため、かつての相棒だった福永騎手が久しぶりに手綱をとった。

武豊騎手と新コンビを組み、夏の札幌記念で古馬を撃破したサクラプレジデントが1番人気、差がなくネオユニヴァース、ゼンノロブロイと続き三強の構図となった。

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結果は、ゼンノロブロイが2着サクラプレジデントに3馬身半をつける圧勝で成長ぶりを見せつけた。ネオユニヴァースはさらに半馬身遅れての3着だった。

菊花賞

ネオユニヴァースがナリタブライアン以来6頭目の三冠制覇に挑む菊花賞。新たな有力馬の出現は見られず、相変わらずゼンノロブロイ、サクラプレジデントの二頭と人気を分け合った。

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ネオユニヴァースの鞍上がどうなったかというと、JRAが特例を認めたことで二冠ジョッキーのミルコ・デムーロ騎手の騎乗が可能となった。一週前に牝馬三冠を達成したスティルインラブに続いての三冠達成に向けて機運が上昇していた。

ネオユニヴァースとデムーロのコンビは8枠17番の外枠から五分にスタートを決めると、中団12番手あたりに待機。ゼンノロブロイはやや前方に位置取り、サクラプレジデントはネオユニヴァースを見るように後方待機策。

2周めの向正面からレースが動き出す。同じ社台の勝負服、安藤勝己騎手とザッツザプレンティが早めに仕掛けると、ネオユニヴァースも進出を開始。一気に馬群が固まり先行集団が飲み込まれる。

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ザッツザプレンティが先頭を奪って最終コーナーを周る。追いかけるネオユニヴァース。直線に向くと、引き離しにかかるザッツザプレンティをネオユニヴァースがいつでも交わせる手応えにも見えたが、なかなか差が縮まらない。

ついに先頭は変わらないままザッツザプレンティが先頭でゴール。力尽きたネオユニヴァースはリンカーンに差されて3着でゴールした。

レース映像

引用元:JRA公式チャンネル

史上初の外国人ジョッキーによる三冠達成の偉業もかかっていたが、同じ勝負服を身にまとったベテランジョッキーの好騎乗に阻止された。

ジャパンカップ

続くジャパンカップにもミルコ・デムーロ騎手が騎乗に駆けつけ、宝塚記念以来となる一線級古馬勢との再戦に挑む。相手筆頭は前走で天皇賞(秋)の連覇を達成したシンボリクリスエス。

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そして秋初戦の京都大賞典を逃げ切って充実ぶりがうかがえるタップダンスシチーや菊花賞馬ザッツザプレンティら国内勢が強力なライバルと見られた。

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前日からの降雨により重馬場での開催となったジャパンカップは大方の予想に反して一方的なレースになる。先手を取ったタップダンスシチーが終始リードをキープするひとり旅で、なんとレース史上最大となる9馬身差ものリードを後続につけて圧勝したのである。

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2着にも2番手を進んだザッツザプレンティが粘り込み、行った行ったの競馬となった。圧倒的な人気を背負ったシンボリクリスエスが3着、ネオユニヴァースも後方から懸命に追い込んだが4着までが精一杯だった。

レース映像

引用元:JRA公式チャンネル

4歳時

大阪杯

有馬記念を回避したネオユニヴァースは、JRA賞の最優秀3歳牡馬を受賞。4歳のシーズンでさらなる飛躍が期待された。

4月の産経大阪杯(当時はG2)で復帰すると、59キロの斤量を背負いながら1番人気に応える勝利。通算7勝目、ダービー以来久しぶりの勝ち星となった。

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天皇賞(春)

春の天皇賞に駒を進めたネオユニヴァース。ゼンノロブロイやザッツザプレンティ、リンカーンといった同期のライバルたちによる争いと見られたが、一つ上の世代の伏兵イングランディーレの大逃げが見事にハマり、後続に影を踏ませず7馬身差をつけて快勝。ネオユニヴァースは後方のまま馬群に沈み、初めて掲示板を外す10着と大敗を喫した。

引退

骨折と屈腱炎を発症

天皇賞惨敗のあとは宝塚記念に目標を切り替えて調整されていたが、その過程で骨折と右前浅屈腱炎が判明。この時、関係者からは天皇賞のレース中に軽度の骨折を発症していたのではと言われた。

復帰を念頭に治療が続けられたが、同年9月に復帰を断念して引退種牡馬入りが発表された。サンデーサイレンスの後継種牡馬としての大切な役割も考慮した結果と、惜しまれながらもファンに受け止められた。

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ミルコ・デムーロ騎手によると「騎手なんて必要ないくらい」頭がよく、唯一の弱点は「人間の言葉が喋れないこと」と評された。のちにミルコ・デムーロ騎手は外国人として初めてJRA騎手免許を取得。年間を通して日本で騎乗する決断には、ネオユニヴァースと共に歩んだ国を超えた絆の物語が影響しているだろう。

ありがとう、ウマ娘。

ありがとう、ネオユニヴァース。

史実のネオユニヴァース

基本情報2000年5月21日生 牡 鹿毛
血統父 サンデーサイレンス
母 ポインテッドパス(父Kris)
馬主(有)社台レースホース
調教師瀬戸口勉(栗東)
生産牧場社台ファーム(北海道千歳市)
通算成績13戦7勝
主な勝ち鞍’03皐月賞、日本ダービー

エピソード① 種牡馬として

ネオユニヴァースは、亡くなったサンデーサイレンスの後継種牡馬として大きな期待を集めた。

その期待に応え、初年度から次々に活躍馬を出し大成功。皐月賞をアンライバルドが勝ち、ダービーをロジユニヴァースが勝って、それぞれ父子同一G1制覇を達成した。

そして二年目の産駒からはヴィクトワールピサが皐月賞、有馬記念を制し、翌年に日本調教馬として初めてドバイワールドカップを勝つという競馬史に残る快挙を成し遂げた。なお、ドバイでは父と同じくミルコ・デムーロ騎手を背に偉業を果たした。

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エピソード② ルールすら変えた名コンビ

ネオユニヴァースの菊花賞。本文中でも触れた通り、従来のルールであれば二冠ジョッキーであるミルコ・デムーロ騎手は乗れないはずだった。春の時点で短期騎手免許の規定であった3ヶ月をすでに消化してしまっていたため、このままでは三冠をかけた菊花賞で乗り替わりという事態になってしまう。

そこでJRAは「同一の馬に騎乗して同一年にJRAのG1を2勝以上した場合、その年のG1レースで同一馬に騎乗する場合、その当日のみ有効な免許を発行する」という特例措置を行ったのである。事実上、ネオユニヴァースとミルコ・デムーロの二冠コンビが新しいルールを作らせてしまったのだ。

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なお、ウマ娘のネオユニヴァース育成ストーリーにおけるトレーナーに関する設定にはミルコ騎手と重なる部分が多いようだ。

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エピソード③ ネオユニヴァースの予言?

ウマ娘のネオユニヴァースは、育成中のストーリーでたびたび未来を予言するようなセリフを発する。

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これまでも史実の細かい部分を巧みに取り入れてきたウマ娘のストーリーの中でも、なかなか興味深い内容になっていると感じた。

今週の一枚

今回もNumber表紙風の一枚。

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曇天のダービーで二冠を達成するネオユニヴァース。

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この記事を書いた人
ライターE
ライターE

BNW世代(93年~)から競馬を追いかけているガチガチの競馬ファン。最近は少し離れ気味だったが、ウマ娘をきっかけに競馬への情熱を取り戻す。
持ち前の競馬知識を活かして、ウマ娘ファンと競馬の間の橋渡しに少しでも貢献したいと思っている。

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いただいた内容は担当者が確認のうえ、順次対応いたします。個々のご意見にはお返事できないことを予めご了承くださいませ。


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