競馬好きのライターが送るウマ娘コラム第128回。今回は、無敗の牝馬三冠馬、「デアリングタクト」について熱く語ります。
史上初・無敗の牝馬三冠馬
ウマ娘史上初の現役馬

間もなく5周年を迎えるウマ娘プリティーダービーの歴史において、モデルの競走馬が現役中に発表されたウマ娘はデアリングタクトただ一人。今回は、そんなウマ娘史上唯一の存在にして、JRA史上においても初めて無敗で牝馬三冠を達成した「デアリングタクト」の史実を追っていく。
ウマ娘のデアリングタクト
ウマ娘のデアリングタクトと言えば、競走馬のデアリングタクトが当時まだ現役だった2022年の7月に「ぱかライブTV」の中で発表されて我々トレーナーに大きな驚きを与えた。

あれからおよそ3年半という時を経た2026年2月現在、育成ウマ娘としては未実装。
その間にはメインストーリー第2部が展開され、デアリングタクトへと繋がる重要なストーリーも描かれた。関連のある他のウマ娘(三冠牝馬の先輩メジロラモーヌや、縁のあるシーザリオなど)のストーリーにも少しずつ登場し、とても大事に丁寧に実装までの時間を費やしてきた印象だ。
デアリングタクトというウマ娘を語るうえで欠かせないピースが揃うまでには、あと少しだろうか。その時を楽しみに待ち続けよう。
公式プロフィール

厳しくも美しい大自然の中でのびのびと育った、朗らかで礼儀正しく芯の強いウマ娘。自分を育んでくれた故郷の素晴らしさを証明するという夢のため、日夜真摯に修行中。先輩のデアリングハートと共に山籠もりに向かう姿がよく目撃されている。
史実のデアリングタクト
血統
デアリングタクトの母デアリングバード(父キングカメハメハ)は、その母にデアリングハートという牝系。デアリングハートはラインクラフト、シーザリオ、エアメサイアらと同世代で牝馬三冠を競った1頭で、ウマ娘ではメインストーリー第2部で描かれたことでお馴染みのキャラクターとなっている。

そして父エピファネイアは、そのデアリングハートのライバルだったシーザリオが送り出した三頭のG1馬のうちの一頭。父はシンボリクリスエス。

今やトップ種牡馬の1頭として不動の地位を築いているエピファネイアにとって、2017年生まれのデアリングタクトらが初年度産駒にあたる世代である。
日高生まれ

デアリングタクトは馬産地・日高にある家族経営の小規模な牧場で生まれた。公式プロフィールにも「自分を育んでくれた故郷」とあるように、日高生まれというのはウマ娘のデアリングタクトにとっても一つのアイデンティティーとして大切にされていることが伺える。
当歳時のセリでは買い手がつかなかった小さな牝馬は、1年後のセレクトセールで成長した姿を見せてノルマンディーファームに1200万円で落札された。
2歳時
メイクデビュー
2歳になると、牝系に代々継がれてきた「デアリング」という馬名の一部を受け継いで「デアリングタクト」と名付けられる。栗東の杉山晴紀厩舎に入厩したデアリングタクトは、順調に調教を重ねてデビューの時を迎える。
11月16日の京都競馬場芝1600m新馬戦に出走し、2番人気の支持を集めた。鞍上は松山弘平騎手。
ゲートが開くと、好スタートから控えて好位で折り合いをつける。ゆったりした流れの道中は5番手あたりを追走して最後の直線へ。外に持ち出されて仕掛けられると鋭く伸びて危なげなく差し切り勝ち。デビュー戦を鮮やかに勝利してみせた。
3歳時:牝馬三冠の軌跡
エルフィンステークス
新馬勝ちのあとは無理せず間隔を明けて年明けから始動。3歳初戦でリステッドのエルフィンステークス(京都芝1600m)に格上挑戦で出走する。
ここでは3番人気にとどまったデアリングタクトだったが、非凡な素質の一端を披露する。スタートで後手を踏んで後方からのレースを余儀なくされるも、慌てず後方で折り合いをつけて脚をためる。
道中のペースが速くなった展開も味方につけて、最終コーナーから仕掛けられて最後の直線へ。そこからは1頭だけ次元が違うと思えるほどの切れ味を発揮してあっという間に抜け出すと、最後は2着に4馬身差をつけて圧勝。勝ち時計は1分33秒6。時計のかかった新馬戦から4秒以上もタイムを縮めてみせた。
これで2戦2勝。このあとは気性面を考慮してトライアルには使わず桜花賞へ直行。桜花賞への最短ルートで春の訪れを待つデアリングタクト陣営であった。
無観客のクラシックロード
この年は、世界中を襲ったcovid-19いわゆるコロナ禍の真っ只中。春のクラシックシーズンを迎えても競馬場に観客の姿はなかった。無観客での競馬開催という特殊な状況下で迎えるクラシックロード。この時点で牡牝ともにあのような結末になることを誰が予想できただろうか。
歴史に残るクラシック戦線が幕を開けようとしていた。
桜花賞
一冠目
いよいよ牝馬三冠の一冠目、桜花賞。わずか3戦目での戴冠を目指すデアリングタクトはレシステンシアと僅差の2番人気に支持された。無敗で阪神ジュベナイルフィリーズを制した2歳女王レシステンシアが前走のチューリップ賞で3着に敗れていたこと、そして桜花賞当日はあいにくの雨で重馬場となり、にわかに混戦模様となっていた。

ゲートが開くと、内から好スタートをきった9番人気の伏兵スマイルカナがそのままハナに立ってレースを引っ張る。阪神JFを逃げ切り勝ちの快速娘レシステンシアが2番手でこれを追う。デアリングタクトは中団後方、12,3番手といったあたりで折り合いをつけ脚をためる。
満開の桜を濡らす雨の中、逃げるスマイルカナと差なく追走するレシステンシアが重馬場を感じさせない速いペースを作り出して3,4コーナーを周ってくる。
そのまま最後の直線に入っても前を行く2頭が止まらない。粘るスマイルカナをレシステンシアが競り落として先頭に立つと、後続からは脚が残っている馬はいないかと思われた。
しかし、この馬場ではとても届かないだろうと思われた中団馬群の外から、ただ一頭際立つ脚を見せたのがデアリングタクト。他馬が伸びあぐねる中、雨を切り裂くような力強い末脚一閃。みるみるうちに前との差を縮め、並ぶ間もなくスマイルカナを交わし、さらには一気にレシステンシアも差し切って1馬身半差をつけて先頭でゴールした。
レース映像
引用元:JRA公式チャンネル
静寂の阪神競馬場で無敗の桜の女王が誕生した。そしてこの翌週、同じく無観客の中山競馬場ではコントレイルが無敗のまま牡馬クラシック一冠目の皐月賞を制することとなる。
なお、松山騎手は2017年アルアインの皐月賞以来となるG1制覇。杉山晴紀調教師、馬主のノルマンディーサラブレッドレーシング、生産者の長谷川牧場にとってはいずれも初G1制覇のメモリアルな勝利となった。そして父エピファネイアにも産駒初の重賞制覇をG1という最高の舞台でプレゼントした。
優駿牝馬
二冠目
続くクラシック二冠目のオークスは、ここまで3戦すべてマイル戦を戦ってきたデアリングタクトにとって未知の距離。とは言え無敗の桜花賞馬は単勝1.6倍という圧倒的な1番人気に推された。
桜花賞2着のレシステンシアは距離適性からNHKマイルカップに出走(2着)して不在。2番手以下は別路線組も含めた混戦模様と目されていた。

東京競馬場にファンファーレが響き渡ると、拍手も歓声もない静寂の時間が訪れる。観客のいないスタンド前からゲートが開いて各馬一斉に飛び出す。
桜花賞で逃げたスマイルカナが先手を奪うと、2番手にウインマリリンが続き2枠4番デアリングタクトは後方に控えて12,3番手といったところ。
スマイルカナが刻む淀みないペースで流れるレースは終盤に差し掛かっても、デアリングタクトはじっくり後方で構えて直線まで脚を溜めている。
最後の直線に入ると、真ん中から芦毛のウインマイティーが抜け出しを図り、ひと呼吸ためたウインマリリンも内ラチ沿いを突いて上がってくる。さらに後方からデアリングタクトが馬群の真ん中のわずかな隙間を突いて進路を見出すとそこから一気の伸び。
内で粘るウインの勝負服二頭をまとめて差し切り、先頭でゴール。良馬場の東京競馬場で自慢の末脚が炸裂したデアリングタクトが見事二冠を達成した。
レース映像
引用元:JRA公式チャンネル
デアリングタクトが1番人気に応えて無敗のまま牝馬二冠を達成したが、2着には7番人気のウインマリリン、3着に13番人気のウインマイティーが入り波乱を演出した。
この2,3着馬、ウインの2頭は牧場時代から一緒に育った幼馴染で大の仲良し。繁殖牝馬となった今でも「マリマイコンビ」として仲良く過ごす姿がたびたび話題になるほどファンの多い2頭だけに、ウマ娘でもデアリングタクトの物語に何らかの形で登場するシーンを期待するファンも多いのではないだろうか。
二頭の二冠馬
オークスの翌週、東京競馬場では日本ダービーが行われ、無敗の皐月賞馬・コントレイルが見事二冠を達成。牡牝が無敗のままクラシック二冠を達成するというのは、JRAの歴史の中で初めてのことであった。こうして二頭の二冠馬が三冠達成を目指して秋へと向かうこととなった。
無敗の牝馬三冠へ
秋華賞
夏場を休養してリフレッシュしたデアリングタクトは、トライアルを使わずに秋華賞へ直行するプランに決定。休み明けぶっつけでの三冠達成を目指す。
秋華賞当日はオークスから馬体重をプラス14kgと増やして480kgで出走。無観客競馬から段階的に入場できるようになっていた京都競馬場で、春よりもひと回り成長した姿をファンの前に披露した。

前日に降った雨の影響が残り稍重馬場となったが、桜花賞で重馬場も克服済み。不安は見当たらなかった。単勝オッズは1.4倍。三冠制覇にかかる期待と信頼がオッズにも現れていた。
ゲートが開くと、そこそこのスタートからまずは中団後方に待機。早くも馬群が縦長にバラける中、12,3番手で最初のコーナーを周っていく。
3コーナーから徐々に進出を開始すると、最終コーナーでは早くも前を射程圏に捉える位置まで押し上げて最後の直線へ。
唯一不安があるとすれば京都内回りというコースを末脚勝負のデアリングタクトがどうこなすかということも挙げられていたが、それも杞憂だった。
馬場の真ん中を堂々と先頭に躍り出ると、追いすがるマジックキャッスル以下後続に対してセーフティリードを開き、そのまま振り切ってゴールまで駆け抜けた。
レース映像
引用元:JRA公式チャンネル
史上初の偉業達成
ここまで通算5戦5勝。JRA史上初となる無敗での牝馬三冠という偉業を成し遂げたデアリングタクトの名が競馬史に刻まれた。
そして牡馬クラシック路線でも翌週の菊花賞でコントレイルが三冠を達成。牡牝同一年での無敗三冠制覇「Double Triple」が完成し、2020年世代は史上類を見ない年となったのである。
三冠馬対決
伝説のジャパンカップ

そしてほどなくして、もうひとつの伝説が生まれる。この年のジャパンカップには三頭の三冠馬が集結。この年に誕生した無敗の三冠馬二頭が、2年前の牝馬三冠馬でありこの時点で8つのG1タイトルを手中に収めていた現役最強馬アーモンドアイに挑むのである。

コントレイルとデアリングタクトがともにジャパンカップ参戦を決めたという知らせに、日本のみならず世界からも驚きと称賛の声が聞かれた。

オッズはもちろん三つ巴。1番人気はこれが引退レースのアーモンドアイで2.2倍。2番人気にコントレイルが2.8倍、3番人気デアリングタクト3.7倍と続いた。

スタートすると、好スタートを決めたアーモンドアイを外からキセキが交わしてハナに立つ。競りかけに行ったヨシオを制したキセキは徐々に差を広げていくと、そのままどんどんリードを拡げて大逃げに持ち込んだ。
アーモンドアイは好位のイン4、5番手で折り合いをつける。デアリングタクトとコントレイルはともに中団から。
キセキが20馬身はあろうかという大きなリードを保ったまま最後の直線に入ると、グローリーヴェイズ、アーモンドアイのシルクの勝負服を纏った二頭が先頭に迫っていく。その後ろからは外コントレイル、間にカレンブーケドールを挟んで内に切れ込んだデアリングタクトも懸命に追う。
それでもアーモンドアイが余裕の手応えで先頭に立つと、注目は熾烈な2着争い。粘るグローリーヴェイズに外からコントレイル、カレンブーケドール、デアリングタクトが襲いかかり、わずかにコントレイルが前に出た。
デアリングタクトは最後にカレンブーケドールと並んでゴール。コントレイルからクビ差の3着となり、続いてハナ差でカレンブーケドール、さらにクビ差でグローリーヴェイズと続いた。

レース映像
引用元:JRA公式チャンネル
アーモンドアイが自ら引退の花道を飾る9冠目のG1タイトルを獲得。そしてコントレイルとデアリングタクトという三冠馬二頭は当然ながら初めての敗戦を喫したわけだが、コロナ禍・無観客競馬という共通の苦難にあった1年を思うと、誰かが負けることになるのを承知の上で出走を決断した陣営、そして素晴らしいレースを見せてくれた人馬に対してイチ競馬ファンとして今でも感謝の思いが蘇ってくるのである。
4歳時
金鯱賞
ジャパンカップのあとは放牧に出されてリフレッシュ。4歳の春はG2金鯱賞から香港のクイーンエリザベス2世カップを目指すローテーションが組まれた。
休み明け初戦の金鯱賞は中団待機から末脚を伸ばしたが、逃げた伏兵ギベオンをわずかに捕まえきれず2着。最低人気ギベオンの激走が波乱を呼ぶ結果となった。
香港へ
続いて香港シャティン競馬場で行われる国際G1クイーンエリザベス2世カップ。日本からデアリングタクトの他に、グローリーヴェイズ、ラヴズオンリーユー、キセキと4頭の有力馬が参戦した。
前年の三冠牝馬デアリングタクトはここでも断然の1番人気だったが、ラヴズオンリーユー、グローリーヴェイズとの叩き合いの末3着となり海外G1制覇は成らなかった。
怪我で長期休養へ
香港から帰国後、脚元の精密検査を受けた結果、右前肢繋靱帯炎を発症していたことが判明して長期休養を余儀なくされることとなった。
5歳時
待望の復帰
デアリングタクトの療養は長期におよび、4歳シーズンは春以降全休。年が明けて2022年、5歳シーズンを迎えてヴィクトリアマイルでの復帰が発表された。実に約1年1ヶ月の休養期間を経て待望の復帰戦を迎える。
ヴィクトリアマイル

復帰戦のヴィクトリアマイルには、かつて桜花賞で競ったライバルのレシステンシアや、デアリングタクトと入れ替わるように彗星のごとく現れG1大阪杯を勝ったレイパパレなどの同世代5歳勢に加え、下の世代からは白毛のアイドル馬ソダシ、ソングラインといった新たな才能も集結した。
このレースではどこまで本来のデアリングタクトの走りが見られるかという点にも注目が集まったが、まずは無事に走り切ることを祈るのみ。
道中は終始6番手あたりを追走し、直線では内から伸びそうなシーンがあったものの伸びきれず6着で入線。初めて掲示板を外したものの、無事に復帰戦を終えて待っていたファンを安堵させた。
勝ったソダシはこれが3つ目のG1タイトル。筆者にとっては久しぶりに競馬場で観戦したG1レースだったのだが、眼の前で白毛のソダシがG1を勝つシーンというのはそこそこ長い競馬人生の中でも衝撃の光景であり、非常に印象深いレースである。
宝塚記念
ヴィクトリアマイル後は脚元が問題ないことが確認され宝塚記念に出走。

1番人気エフフォーリア、2番人気タイトルホルダーといった強力な4歳牡馬勢がライバルとなる。
レースはパンサラッサが逃げてタイトルホルダーが控えて2番手という展開。デアリングタクトは中団の外につけて脚をためる。
最終コーナーに差し掛かると、パンサラッサとタイトルホルダーの差が詰まる。デアリングタクトも3,4コーナーにかけて徐々に外から上がっていって最後の直線へ。
タイトルホルダーが早めに抜け出して後続を突き放す。内からヒシイグアス、そして外からデアリングタクトも伸びてくる。
タイトルホルダーとヒシイグアスに2馬身+2馬身と離されたものの、ディープボンドらとの3着争いを制する勝負根性を見せて3着。ヴィクトリアマイルから確実に前進し、三冠牝馬の存在感を示す走りを見せた。
レース映像
引用元:JRA公式チャンネル
ウマ娘に
宝塚記念後は夏休みを過ごして秋に備える。デアリングタクトのウマ娘登場が発表されたのがこの時期だっただろうか。怪我から復帰してまだまだ現役バリバリで走っていたデアリングタクトがいつ、どのような形で実装されるのかまったく想像できないながらも、嬉しいサプライズ発表だったことは間違いない。
それにしても、当コラムでついにデアリングタクトやソダシ、エフフォーリア、タイトルホルダーといった名前を書くことになるとは、時の流れの早さを感じざるを得ない。
5歳秋
秋初戦のオールカマー、続くエリザベス女王杯では復活の勝利を期待されともに1番人気の支持を集めたが、6着と勝ち負けに絡むことができなかった。
そしてあの伝説のレースから2年ぶりにジャパンカップに参戦。ここまで全レースでコンビを組んできた松山騎手に代わりT.マーカンド騎手が初騎乗となった。

フルゲート18頭が揃い、ゲートが開く。揃ったスタートからデアリングタクトは中団後方、馬群の中で折り合う。
一団で最終コーナーを周って直線に入るとと、馬群が密集して窮屈な隊列に。どの馬が抜け出すか分からない混戦状態の中、デアリングタクトも固まった馬群のわずかな隙間を縫うように1頭、また1頭と交わしながら上がっていく。
ヴェルトライゼンデとシャフリヤール、ダノンベルーガらと一緒に上位争いに加わっていったが、勝負どころでついに進路が塞がって致命的なブレーキ。体勢を立て直して再び加速したが、その間に抜け出したヴェラアズールが先頭に立ったところがゴール。
上がり最速タイの末脚で追い込んだデアリングタクトは惜しい4着だった。
レース映像
引用元:JRA公式チャンネル
ようやく牝馬三冠レースで見せたデアリングタクトらしい末脚の破壊力が戻ったようなレースぶりであった。
脚部不安再発、引退
ジャパンカップ後は翌年の6歳シーズンも現役続行が発表されていたものの、調整中に脚部不安を発症。それでも復帰を目指していたが最終的に以前痛めた箇所の繋靭帯炎を再発してしまい、そのまま引退繁殖入りが決まった。
無敗の牝馬三冠、同一年の牡馬・牝馬三冠馬、三頭の三冠馬によるジャパンカップ、長い競馬史の中で誰も見たことのない数々のシーンを見せてくれたデアリングタクト。こんどはウマ娘としてどんな物語を見せてくれるのだろうか。
発表からおよそ3年半。そしてウマ娘プリティーダービーは間もなく5周年を迎える。もうじき機は熟すことだろう。デアリングタクトのウマ娘としての活躍が見られるまで楽しみに待っている。

引用元:JRA公式チャンネル
ありがとう、ウマ娘。
ありがとう、デアリングタクト。
史実のデアリングタクト概要
| 基本情報 | 2017年4月15日生 牝馬 青鹿毛 |
|---|---|
| 血統 | 父エピファネイア 母デアリングバード(父キングカメハメハ) |
| 馬主 | ノルマンディーサラブレッドレーシング |
| 調教師 | 杉山晴紀(栗東) |
| 生産者 | 長谷川牧場(北海道日高町) |
| 通算成績 | 13戦5勝(JRA12戦5勝,海外1戦0勝) |
| 主な勝ち鞍 | 20’桜花賞、優駿牝馬、秋華賞 |
| 生涯獲得賞金 | 約6億4,413万円(JRA約6億1,091万円,海外250万香港ドル) |
エピソード:母として
故郷の日高で繁殖牝馬となったデアリングタクトは2025年に初仔となる牡馬(父ベンバトル)を出産。早ければ2027年にもデビューを迎えるデアリング一族の後継者たちが、どのような走りを見せてくれるか今から待ち遠しい。
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