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第20回:変幻自在の音速ステイヤー マヤノトップガンの物語

【ウマ娘】第20回:変幻自在の音速ステイヤー マヤノトップガンの物語

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【ウマ娘】第20回:変幻自在の音速ステイヤー マヤノトップガンの物語

競馬好きのライターが送るウマ娘コラム第20回。今回は、変幻自在の音速ステイヤー「マヤノトップガン」について熱く語ります。

目次

遅咲きの高速ステイヤー

勝ちパターンは変幻自在

第20回:変幻自在の音速ステイヤー、マヤノトップガンの物語の画像

引用元:JRA日本中央競馬会

マヤノトップガンは、初期から☆2の育成ウマ娘として実装済みで、その後6月には花嫁衣装で☆3となり、直近のクリスマスガチャではSSRサポートカードとして映えあるサンタ衣装を身にまとい登場。運営スタッフからも愛され(たぶん)、トレーナーからの人気も高いキャラクターである。

第20回:変幻自在の音速ステイヤー、マヤノトップガンの物語の画像

史実のマヤノトップガンは、クラシック期の秋から急成長を遂げ、4つの中長距離G1を制した遅咲きの名馬だった。長距離が得意なステイヤーでありながら、時に驚くべきレコードタイムを叩き出すほどのスピードを兼ね備える。

4つのG1を異なる作戦で勝った変幻自在さもまた魅力だった。育成ウマ娘の固有二つ名「変幻自在」のとおりだ。

今回は変幻自在の高速ステイヤーである名馬マヤノトップガンの史実を追っていく。

ナリタブライアンのライバル

マヤノトップガンの育成シナリオと言えば、最初から最後までもうブライアンさん一色である。ブライアンさんに憧れ、勝っても負けても寝ても覚めてもブライアンさんのほうを一途に見ている。

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史実ではナリタブライアンのひとつ下の世代から現れた、間違いなくライバルと言える存在だった。

3歳時

メイクデビュー

マヤノトップガンのデビュー戦は3歳の1月。ウマ娘で言うとクラシック期に入ってからのデビューである。そして当初は脚元の弱さからダートの短距離レースを中心に使われ、初勝利まで4戦を要している。その頃はすでに春のクラシックが開幕する目前の3月下旬であった。

ダートの短距離で

4戦目での初勝利から2勝目をあげるまで更に2ヶ月。1勝クラスのダート1200mを連続で3着のあと、距離が1700mに伸びるとこれを7馬身差の大楽勝。デビューから7戦続いたダートの旅はこの一戦が最後となった。

芝で開花

そして脚元の弱さも徐々に解消し、初の芝レース(中京2000m)で3着。続く芝2戦目となる中京1800mのやまゆりステークスで3勝目をあげる。このやまゆりステークスの内容がなかなかの強い勝ち方だったことで、秋は菊花賞を目指すこととなるマヤノトップガン。眠っていた才能が開花しようとしていた。

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菊花賞トライアル

すでにデビューから9戦を消化し、使い詰めだったマヤノトップガンは秋に備えて休養を挟み菊花賞トライアルで復帰する。そしてともに京都競馬場で行われたG2神戸新聞杯(2000m)、京都新聞杯(2200m)で連続2着という結果を残し、菊花賞のダークホースに認められる存在となる。

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菊花賞

脚質:先行(早め先頭)

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この年の春のクラシックで主役を張ってきた馬たち、皐月賞馬ジェニュインは天皇賞を目指したため菊花賞不出走。ダービー馬タヤスツヨシは神戸新聞杯5着、京都新聞杯7着とダービーで燃え尽きてしまったかのように秋は不振に陥っていた。

主役不在。そう囁かれた菊花賞本番では、牝馬ながら果敢に菊花賞に挑戦してきたフランス遠征帰りのオークス馬ダンスパートナーが一番人気。マヤノトップガンは三番人気の支持を受けていた。

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蓋を開けてみれば、マヤノトップガンは4番手先行から最終コーナーで早めに先頭に立ちそのまま押し切る強い内容で重賞初勝利をG1、しかもクラシック制覇という形で飾った。タイムは前年にナリタブライアンがマークしたレコードを塗り替えるレースレコードだった。

レース映像

引用元:JRA公式チャンネル

有馬記念

脚質:逃げ

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会心の勝利をおさめた菊花賞後は、同年の有馬記念へ出走。ブライアンさんこと、前年の三冠馬ナリタブライアンとの初対決の舞台である。

そのナリタブライアンは股関節の怪我から不調が続く中での出走で、女傑ヒシアマゾンに一番人気を譲る形に。他にも強豪ひしめく好メンバーが揃い、マヤノトップガンは6番人気にとどまった。

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スタートが切られると、マヤノトップガンは好スタートから先頭に立ちそのまま逃げる展開に持ち込む。他に競りかける馬もなくスローペースに落として淡々とレースを引っ張るマヤノトップガン。結局そのまま後続に迫られることなく鮮やかに逃げ切ってみせた。

第20回:変幻自在の音速ステイヤー、マヤノトップガンの物語の画像

引用元:JRA公式チャンネル

4歳

伝説の阪神大賞典

有馬記念の勝利によって瞬く間にトップホースの仲間入りを果たし、年度代表馬に選出されたマヤノトップガン。4歳となったシーズンの初戦は天皇賞(春)を睨んで3000mのG2阪神大賞典に。このレースが、今でも語り継がれる伝説のレースとなる。

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不振から抜け出せずにいるナリタブライアンとの再戦。単勝オッズはマヤノトップガン2.0倍、ナリタブライアン2.1倍という僅差で、完全なマッチレースの様相だった。そしてファンの期待を上回る文字通りの一騎打ちが繰り広げられる。

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4番手につけたマヤノトップガンと、それをマークするように直後を進むナリタブライアン。マヤノトップガンが早めに仕掛け、先頭に立つとブライアンも三番手、二番手と順位を上げて並びかけてくる。馬体を併せて最終コーナーを回ると、そのまま最後の直線は2頭の追い比べとなる。

どちらも一歩も譲らない完全な一騎打ちをわずかにアタマ差制したのはナリタブライアンだった。3着馬とは9馬身もの差が開いていた。3000mを走り、アタマ差のデッドヒートは伝説の名勝負のひとつに数えられる。

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天皇賞(春)

壮絶な前哨戦を戦った両馬は天皇賞(春)で三たび相まみえる。復活を遂げたナリタブライアンが一番人気、マヤノトップガンがそれに続く。しかしこの天皇賞で彗星のごとく現れたのが、のちにマヤノトップガンと数々の名勝負を繰り広げることになる新たなライバル、サクラローレルだった。

直線で抜け出したナリタブライアンを一気に抜き去り2馬身半の差をつけて快勝したサクラローレル。ナリタブライアンと同期の遅咲きの大器が花開いた瞬間だった。マヤノトップガンは精彩を欠いて5着に敗れた。

レース映像

引用元:JRA公式チャンネル

宝塚記念

脚質:先行

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ナリタブライアンは天皇賞後に物議を醸した1200m高松宮記念へ出走し、怪我で引退。一つの時代が終わり、古馬中長距離の勢力図は混沌とした状態となった。そんな中マヤノトップガンは夏のグランプリレース宝塚記念に出走。サクラローレルは休養のため不在。1番人気に支持されたマヤノトップガンにとって、ここは勝っておきたいメンバー構成だった。

好スタートから3番手につけたマヤノトップガンは、そのまま好位をキープして2番手で直線へ。そのまま危なげなく後続を振り切り3つ目のG1を手にした。

レース映像

引用元:JRA公式チャンネル

天皇賞(秋)

休養を挟み、秋は王道の天皇賞(秋)を目標にG2オールカマーから始動。1番人気に支持されるが、春の天皇賞馬サクラローレルに完敗の4着。不安な滑り出しで本番の天皇賞を迎える。

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天皇賞(秋)では、ナリタブライアンの去った古馬中距離路線を象徴するかのように多彩なメンバーが顔を揃えた。マヤノトップガンとサクラローレルに加えて注目を集めたのが破竹の6連勝で駒を進めてきたマーベラスサンデー。そしてもう一頭、クラシック菊花賞ではなく距離適性で2000mの天皇賞に狙いを定めて参戦してきた3歳馬バブルガムフェロー。

この上位人気馬4頭による熾烈な接戦となったレースを制したのは3歳馬のバブルガムフェローだった。マヤノトップガン2着、サクラローレル3着、マーベラスサンデー4着と続いた。

レース映像

引用元:JRA公式チャンネル

連敗

暮れの有馬記念でグランプリレース連覇を狙ったマヤノトップガンだったが、またしてもサクラローレル快勝の前に7着と大敗してしまう。2着にマーベラスサンデー。戦前は三強の争いと見られたが、その中でただ一頭力を発揮できずに終わった。

5歳

脚質変更

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4歳の秋シーズンを不本意な連敗で終えたマヤノトップガンは、5歳初戦の阪神大賞典で新たな一面を見せて復活を遂げる。これまで得意としてきた先行から早めに抜け出す脚質から心機一転、道中最後方待機という作戦で快勝したのである。

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天皇賞(春)

脚質:追込

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新たな武器を手に入れ、輝きを取り戻したマヤノトップガンはふたたび三強の一角として天皇賞(春)を迎える。1番人気サクラローレル、2番人気マヤノトップガン、3番人気マーベラスサンデー。

スタートすると、サクラローレル、マーベラスサンデー、マヤノトップガンの順にいずれも中団より後方の位置取りにつける。前走で末脚に自信をつけたマヤノトップガンがもっとも後ろからという隊列になった。サクラローレルとマーベラスサンデーの2頭が第3コーナーから早めに進出を始める。マヤノトップガンはまだ動かない。

最後の直線に入ると、先に抜け出した2頭のマッチレースになるかと思われたが、大外に持ち出したマヤノトップガンが鋭い末脚を繰り出し強襲。直線一気の豪快な差し切りで三強対決を制した。

レース映像

引用元:JRA公式チャンネル

この時の勝ちタイムは、ライスシャワーの従来レコードを2秒7も短縮する3200mの世界レコード。三強がそれぞれ力を発揮した結果、素晴らしい記録も生まれた名勝負となった。

引退

天皇賞の強い勝ち方から、これからさらなる活躍が期待されたマヤノトップガンだったが、その矢先、調教中に故障を発症しそのまま引退することとなった。ライバルの一頭、マーベラスサンデーがその後の宝塚記念に勝利してG1馬の仲間入りを果たし、秋の対戦が益々楽しみになっただけに残念なニュースであった。

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ご存知のとおり、マヤノとマーベラスはウマ娘のアプリ内でロリ、、いや仲良しちびっこコンビとして大活躍している。願わくばここにサクラローレルが一緒に加わるシーンを見てみたいものである。

ありがとう、ウマ娘。

ありがとう、マヤノトップガン。

史実のマヤノトップガン

基本情報1992年3月24日生 牡 栗毛
血統父 ブライアンズタイム
母 アルプミープリーズ(父 Blushing Groom)
馬主田所祐
調教師坂口正大(栗東)
生産牧場川上悦夫(新冠町)
通算成績21戦8勝
主な勝ち鞍’95菊花賞,’95有馬記念,’96宝塚記念,’97天皇賞(春)
生涯獲得賞金8億1039万円

エピソード①

前傾姿勢の特徴的なフォーム

ウマ娘プリティーダービーのアプリがリリースされた当初から、キャラクターの作り込み(勝負服やエピソードなど)のこだわりには驚かされることが多いが、筆者が特に関心してしまうこだわりポイントの1つが、ウマ娘の走り方だ。

ウマ娘たちは、みな同じフォームではなくそれぞれが個性的なフォームで走っている。これは史実の馬の走り方の特徴やイメージをうまく表現していると思うのだ。その好例の一人が、マヤノトップガンである。

第20回:変幻自在の音速ステイヤー、マヤノトップガンの物語の画像

ウマ娘のマヤノトップガンは、ウマ娘の中でも特に前傾姿勢のフォームが印象的なのだが、史実のマヤノトップガンもまた首をグッと下げて沈み込むようなフォームで翔る馬だった。また、主戦の田原騎手と人馬一体となって走る姿も前傾姿勢のイメージに影響しているのかもしれない。勝った有馬記念の最終コーナーで他の馬と見比べると、頭の位置が低いのが分かるかと思う。

このように、走り方に特徴のあるウマ娘と史実の競走馬の走りを見比べてみるのも面白いかも知れない。

エピソード②

勝利のキッス

ウマ娘のマヤノが☆2の段階で所持している固有スキルは「勝利のキッス☆」というもの。これは、主戦の田原騎手が菊花賞、有馬記念に勝利した際に実際に行った投げキッスが元になっている。

田原騎手の投げキッスは、ヨーロッパのトップ騎手であるデットーリ騎手を真似たものだが、このポーズはかなりサマになっていて話題となった。レース動画を最後まで観ると、このポーズもしっかりとおさめられている。

エピソード③

トップガンの名はダテじゃない

マヤノトップガンは冠名+トップガンということで、往年の戦闘機映画「トップガン」からまんま着想を得たパイロット風の衣装デザインや、父親がパイロットという設定となっている。

第20回:変幻自在の音速ステイヤー、マヤノトップガンの物語の画像

競走馬のマヤノトップガンはどうだったかというと、本文の戦績からもわかるとおり世界レコードのタイムを記録するなどそのスピード能力は特筆に値するものだった。トップガンの名前とスピードを結びつけた表現は、JRAのポスターシリーズ「ヒーロー列伝」でも見ることができる。

JRAポスター「ヒーロー列伝」のキャッチコピー。(ポスター画像はリンク先で見られる)


引用元:JRAポスター ヒーロー列伝(No.42)

戦闘機=音速=マッハ(音速を表す速さの単位)という連想だろう。マッハって最近は日常会話であまり聞かない気がするが、流行った時期があったのはその世代の人には分かるはずだ。

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この記事を書いた人
ライターE
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BNW世代(93年~)から競馬を追いかけているガチガチの競馬ファン。最近は少し離れ気味だったが、ウマ娘をきっかけに競馬への情熱を取り戻す。
持ち前の競馬知識を活かして、ウマ娘ファンと競馬の間の橋渡しに少しでも貢献したいと思っている。

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