ウマ娘への登場が発表された現役馬「デアリングタクト」が9月25日（日）に行われるG2レースオールカマーに出走。今回は競走馬デアリングタクトや今回のオールカマー2022について、競馬初心者の方にも分かるように解説しています。。
デアリングタクトがオールカマーに出走
ウマ娘に登場する初めての現役競走馬
先日ウマ娘にて現役馬「デアリングタクト」の登場が発表されました。リアルタイムで活躍中の現役馬がウマ娘に登場するのは初めてで、ウマ娘ファンからデアリングタクトの動向に注目が集まっています。
9/25にウマ娘発表後初のレース出走
そんなデアリングタクトですが、9/25(日)に行われるG2レース「オールカマー」への出走が決定。ウマ娘の発表後としては初のレース出走となります。
それに合わせて本記事ではデアリングタクトを取り上げ、デアリングタクトがどんな競走馬か、また出走するオールカマーについて、競馬歴約15年のライターがなるべく初心者の方にも理解頂けるように解説していきます。
デアリングタクトはどんな馬？
2020 史上6頭目の三冠牝馬
デアリングタクトは史上6頭目の牝馬三冠※を2020年に成し遂げた馬です。名前だけ登場しているメジロラモーヌを除けば、牝馬三冠馬がウマ娘に登場するのは初となります。
また三冠達成まで負けなしの無敗の牝馬三冠を達成しており、これは史上初の快挙となっています。
※桜花賞/オークス/秋華賞を全て勝利すること。ウマ娘では「トリプルティアラ」として扱われる。
2021 ケガで休養
三冠を成し遂げたデアリングタクトはジャパンCに出走して3着。翌年は金鯱賞2着から海外のクイーンエリザベス2世Cに出走しますが、そこでケガをしてしまい約1年の長期休養に入りました。
余談ではありますがデアリングタクトが出走したジャパンCが凄まじいレースで、無敗三冠牝馬デアリングタクトに加えて、同期の無敗三冠牡馬コントレイルと三冠牝馬かつG18勝のアーモンドアイが出走。史上初となる三冠馬3頭による戦いとなりました。
レース内容も非常に見応えがあるので、興味がある方は是非ご覧になってみて下さい。
レース映像
引用元：JRA公式チャンネル
2022 長期休養明けで復活を狙う
そして今年2022年、デアリングタクトは1年ぶりの復帰レースとなるヴィクトリアMに出走し6着と敗れます。
その後は宝塚記念に出走し、現時点での現役最強と呼ぶ声もあるタイトルホルダーなどに敗れたものの、3着と好走しました。
着実に復調の兆しが見えるデアリングタクト。今回復帰後3戦目となるオールカマーで、秋のG1戦線に向けて完全復活を狙っています。
スペシャルウィークの血統
血統的な話をすると、デアリングタクトの父親であるエピファネイアという馬はスペシャルウィークの孫なので、デアリングタクトはひ孫ということになります。
スペシャルウィークのサポカイラストにデアリングタクトが登場しているのもその関連だと思われます。ちなみにスペシャルウィークはマルゼンスキーの孫なので、マルゼンスキーの血も引いていることになりますね。
またエピファネイアの父親は同じくウマ娘に登場が発表されているシンボリクリスエスでもありますね。
脚質について
ゲームに実装されることを考えて、デアリングタクトの脚質や得意距離が気になっている方もいるかもしれません。
デアリングタクトは主に「差し」を得意としています。引退前なのでもちろん断言はできませんが、ウマ娘でも差し適性を持っている可能性は非常に高いのではないでしょうか。
距離については中距離とマイルで結果を出しており、特に中距離が最も得意なのではないかと現時点では言われていますね。
デアリングタクトのプロフィール
| 性別 | 牝 |
|---|---|
| 誕生日 | 2017年4月15日 |
| 父 | エピファネイア |
| 母 | デアリングバード |
競争戦績
| 生涯戦績 | 10戦5勝 |
|---|---|
| 獲得賞金 | 5億8569万円 |
| 主な勝ち鞍 | 桜花賞 オークス 秋華賞 |
オールカマー2022の開催概要
オールカマーの開催概要
| レース | 中山11R オールカマー(G2) |
|---|---|
| 日時 | 9/25(日) 15:45 |
| コース | 中山競馬場/芝2200m/右・外 |
| 主な視聴方法 (リアルタイム) | ・テレビ(各TV局) ・グリーンチャンネル(有料)※ ※インターネット競馬配信サイト |
2022年9月25日(日)に、G2レース「オールカマー」が開催。中山競馬場/芝2200m/右・外で行われ、3歳以上の競走馬が出走可能なレースとなっています。
オールカマーはどんなレース？
オールカマーは秋G1直前の時期に行われる中距離G2なので、秋の中距離G1戦線の前哨戦の意味合いの強いレースとなっています。デアリングタクトもこ秋G1への前哨戦としてこのレースを選びました。
デアリングタクト以外の出走馬
現時点の前評判ではデアリングタクトの実力が頭1つ抜けているという評価が多く、おそらくこのまま1番人気に支持される可能性が高そうです。ここでは他の主な出走馬を何頭か紹介します。
ソーヴァリアント
4歳馬ソーヴァリアントは昨年の前々走セントライト記念2着⇒前走チャレンジC1着と重賞で好走しており実力のある馬ですが、今回は骨折明け約10か月ぶりの出走となります。
血統的には父方にメジロマックイーン、母方にシンボリクリスエスの2頭分のウマ娘関連血統を持っています。
ヴェルトライゼンデ
ヴェルトライゼンデはデアリングタクトと同じ5歳馬で、ホープフルS2着/ダービー3着のG1実績があり、前走は6月に行われたG3鳴尾記念を勝利してきています。血統的にはメジロマックイーンのひ孫にあたります。
テーオーロイヤル
テーオーロイヤルは父方にスペシャルウィーク、母方にマンハッタンカフェの血統を持つ競走馬です。長い距離も得意で、4連勝で挑んだ前走天皇賞春は強敵揃いの中3着となっています。
オールカマーの出走馬一覧
| 馬番 | 馬名 | ウマ娘関連の血統 |
|---|---|---|
| 1 | ロバートソンキー | |
| 2 | ジェラルディーナ | |
| 3 | ウインキートス | |
| 4 | ソーヴァリアント | |
| 5 | ヴェルトライゼンデ | |
| 6 | クリスタルブラック | |
| 7 | アドマイヤアルバ | |
| 8 | デアリングタクト | |
| 9 | クレッシェンドラヴ | |
| 10 | テーオーロイヤル | |
| 11 | キングオブドラゴン | |
| 12 | フライライクバード | |
| 13 | バビット | |
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