
IP知識ゼロでもハマれる国作りシミュレーション『アバター: 伝説を刻む者』配信開始!【PR】

遠い昔、遥か彼方の四大国――
水の部族、土の王国、火の国、そして気の民――
それぞれの国には、水、土、火、気の技を使う"ベンダー"が存在し、
その4つの技を操る伝説の存在"アバター"によって調和が保たれていた。
しかし、霊精神世界の闇の存在に傾倒する危険なカルト教団の出現によって、
平和と調和の時代は終わりを告げてしまう。
国中に拡大する教団の脅威によって、世界の混沌もまた、広がっていくのだった……。
『アバター』って知ってる?

編集者

ライター
"青い"のなら……?
いやいや、エミー賞を受賞したアニメのほう。めっちゃくちゃ人気なんだよ

編集者

ライター
ほーん……
ストーリーが結構熱くて面白くてさ。今度そのゲームが出るんだけど、ぜひやってみてよ!

編集者

ライター
じゃ、じゃあ、せっかくなのでやってみます……
と、編集者からの猛プッシュを受け、なんとなく始めてみた本ライター。
海外のカートゥーンと日本のマンガのハイブリッドのような見た目に最初は懐疑的だったが、予想以上に表情の動きやアクション性がよく、段々とハマり始める。
ふーむ、始めてみるとシミュレーションゲームとしてもシンプルながら奥深い。使い続けるうちにキャラクターにも愛着が湧く。

そのキャラについて調べてみると、なんとアニメで活躍しているとな……!? という具合に、今は原作アニメにも手を出してしまった……。なんか悔しい。
そんな魅力を持っているのが、これから紹介させて頂く『アバター: 伝説を刻む者』だ。
本作は、Tilting PointとANgamesが共同開発し、『アバター 伝説の少年アン』とその続編『レジェンド・オブ・コーラ』を中心とした人気アニメIP『アバター』を題材とした作品。

そのゲーム性を一言で説明するなら、本作オリジナルのストーリーを追いながら国づくりを進めるシミュレーションゲームだ。
そのなかでキャラクターたちが魅せるアクション、少年漫画のような熱い展開・ストーリーが織り込まれ、『アバター』の魅力がたっぷりつまった内容となっている。


今回は『アバター』知識0からゲーム&作品そのものにハマったライターが、その魅力をお届けしていく。アバターはいいぞ。
※本記事はTilting Pointの提供によりお届けしています。
そもそも『アバター 伝説の少年アン』って?

▲この尖ったデザインの少年が、アニメ『アバター 伝説の少年アン』の主人公、アン。
最初に予備知識として『アバター 伝説の少年アン』について語らせて頂く。とにかくゲームを知りたいという方は、見出し「4元素を操り領地を発展」まで飛ばしてほしい。
ゲームの内容を見るそもそも元になったアニメ『アバター 伝説の少年アン』って何? というところから始まったのだが、調べてみると結構その背景が面白い。
ビジュアル感から中国や韓国発の作品かと思う方もいるだろう。じつは『アバター 伝説の少年アン』は、アメリカで放送された作品なのだ。
2005年~2008年にかけて放送され、その精緻に作り込まれた世界感や魅力的なキャラクター、革新的なストーリーによって多くのファンを魅了。

▲アニメは様々な配信サイトで取り扱われているほか、実写作品なども多数制作。特に実写ドラマは視聴者からの評価も高い。
日本を含む120カ国以上で放映されたほか、優れたテレビ番組に贈られるアメリカの「エミー賞」を受賞している。さらには2010年に実写映画化、2012年に続編『レジェンド・オブ・コーラ』が放送、2024年にNetflixで実写ドラマ化、2026年2月には新シリーズ(第3作)の制作が決定された。
つまるところ、世界で尋常じゃないほど盛り上がっている作品なわけだ。
さて、ここからは『アバター』の基本的な世界観について紹介していく。舞台となる世界では、「水・土・火・気」という4種類の元素(エレメント)が存在し、それぞれ信仰する部族が暮らしている。

例えば水の部族では水の技(能力)を操る者がいる。そんな特殊な能力を使える者は「ベンダー」と呼ばれ、さらに4種すべての技をマスターした者は伝説の存在「アバター」として崇められている。
主人公の少年・アンは、アバターとなる宿命を背負い、戦争状態にある世界を救うために立ち上がる――というのが、『アバター 伝説の少年アン』のあらすじだ。
ストーリーは、過酷な運命を背負う少年が仲間を集めながら敵に立ち向かうという、王道ながら熱くなる内容。笑える日常シーンはもちろん、シリアスな戦争や感情のぶつかり合いもしっかり描かれ、グイグイと物語に引き込まれていく。
また、爆発的人気の要素となったのが、カンフーアクションに異能力を取り入れた独自のバトルだ。
東洋武術をベースにしたリアルな動きに、各エレメントの操り方に個性があり、その戦略的な戦闘シーンは見ごたえ抜群。演出の質も良く、日本のアニメを見慣れた方も、「おおっ」と思うほどの演出となっている。
そしてなんといってもキャラクターが生き生きとして良い。

例えばアンのデザインを見ると、「なんでこの子、つるつる頭に矢印があるの……?」と思うかもしれない(もちろんライターも思った)。
しかしながら、物語が進むうちに彼が背負う運命や一生懸命に立ち向かう姿を見ていると、かなり愛着が湧いてくるのも事実。そのほかのキャラクターも背景がしっかり描かれ、単純な勧善懲悪ではないことがところが実に深い。
水・土・火・気の元素を操り領地を発展!強力な「ベンダー」を招集して軍備を整える

ゲームを開始すると、プレイヤーは4元素(「水・土・火・気)を司る4つの国から、所属するものを選択。その国にある1つの領主となり、自分の領地を発展・拡大していくことになる。

最初は、領地の中心にある「タウンホール」を始め、食料を生み出す「農地」、木材を生み出す「製材所」、石材を生み出す「鉱山」など簡素なもののみ。
しかしながら、素材を集めて「タウンホール」をアップグレードすれば、周囲の偵察を行える「偵察の館」、技術研究を行う「研究所」、アイテムの売買が可能な「市場」など、種々様々な施設が建設可能になり、どんどん国が豊かになっていく。



なお、「施設」は領地内であればいつでも移動可。装飾として「道」や「木」などを製作&配置することも可能なので、自分だけの国作りが楽しめるのが面白いポイントだ。

そして、本作特有の施設が、水・土・火・気の「ベンダー」を招集する「訓練所」だ。ここでは、素材を使用して任意のベンダーを招集し、兵力の強化を行える。

「研究所」で軍備の研究を行うと、より強力なベンダーをアンロックでき、その見た目も変化。『アバター』らしさあふれる戦士が揃っており、この作品ならではの世界観が楽しめる。

▲外のマップの様子。最初に選択した国ごとに地域が異なる。
一方、領地の外では、他プレイヤーとの共有マップである広大過ぎる大地が広がっている。ここでは他のプレイヤーの拠点はもちろん、食料や木材などの資源を獲得できる場所や、「シャッタードスカル」と呼ばれる敵ベンダーが配置されており、自由に進行・攻撃が可能だ。

「シャッタードスカル」を倒すと、報酬として各種素材や経験値、建築速度アップのアイテムなどが手に入る。たまにとんでもない強敵もいるので、相手のレベルをよく見て攻撃を仕掛けよう。
多くの能力者たちを束ねて世界にはびこるカルトを倒し、泰平の世を目指すのだ。
強化方針は千差万別!英雄&ベンダーを指揮して敵カルトを討て!

敵のベンダーとの戦闘は、「英雄」と呼ばれるキャラクターを編成して戦っていく。
例えば水の部族であるサカを編成した場合、サカが領地で招集した水のベンダーを統率して戦う。将軍と民兵の関係をイメージすれば理解しやすいだろう。

あとは攻撃目標を設定して進軍させれば、戦闘自体はオートで完了。無事勝利できれば各種アイテムが手に入るという具合だ。
直感的に分かりやすく、誰でも遊びやすい形になっているが、英雄の育成要素である「才能」が良いスパイスになっているので特記したい。

英雄はレベルアップやランクアップ、スキル開放などの要素のほかに、「才能」の開放を行える。いわゆるスキルツリーに近いシステムで、レベルアップなどで得た「才能ポイント」を割り振ることで「部隊の攻撃力/防御力アップ」「行軍の移動速度アップ」などのバフ効果を得られる。

▲キャラクターの強化時に獲得した才能ポイントを使用して、才能を開放していくスタイル。
同じ英雄でも、攻撃特化、防御特化、攻城戦特化など、プレイヤーごとに異なるキャラクターに育て上げられる。ここは腕の見せどころだ。
アニメキャラが多数参戦!武を感じる豪華アニメーションも

本作ではゲームオリジナルキャラクターのほか、アニメで活躍する「アン」や「ズーコ」、「トフ」「カタラ」などが味方の英雄として多数登場。
英雄の育成画面ではアニメを彷彿とさせる生き生きとした演出で描かれる。
そして、一部のキャラクターには特別なアニメーションも。かなり格好良いアクションが見られるので、こちらもぜひ注目してほしい。
ここで本作に登場するキャラクターをピックアップして紹介していこう。それぞれのバックボーンが面白いので、『アバター』を知らない方こそ、ぜひ紹介文を読んでみてほしい。
アン
『アバター 伝説の少年アン』の主人公。心優しくおちゃめな性格で、気の技に関しては天賦の才を持つ。
物語のなかで4つの元素すべてをマスターできる伝説の存在「アバター」であることが発覚すると、彼の人生は一転。
重責に怯えて逃げ出すも、運命のいたずらにより氷漬けとなり一世紀に渡って眠りに落ちることに。
目を覚ましたあとの世界では戦争が溢れており、世界を平安に導くためにアンは技をマスターするために旅に出る。
カタラ
独立心に溢れ、固い決意と情熱を抱く水の技の使い手。
戦争によって引き裂かれた世界で、自分の村で女性や子供の面倒を見ながら、アバターが世界を救うために戻って来るという希望を待ち続けていた。
しかし、ひょんなことから自分がアバターであるアンを氷山から開放。戦争を終わらせるためにアンの助けになることに尽力した。
サカ
機転が利く皮肉屋の策士。子どもの頃から強い戦士に憧れを抱き、戦争に向かう父や部族の男たちから村を守ることを命じられる。
その後、氷山に閉じ込められているアバターのアンを発見。4つの元素をマスターする旅に行くことを最初は渋っていたが、やがてアンにとって最も信頼を置く友となる。
トフ
頑固で無遠慮、そして自信に溢れた盲目の達人。
幼少の頃に出会ったアナグマモグラから土の技を習い、アンと出会う頃にはすでに技をマスターする域に達していた。
アン、カタラ、サカたちと出会ってからは家出を決意し、アンの土の技の師匠となる。
ズーコ
衝動的で激しい性格の火の王子。火の王・オザイが企てた残忍な戦争に反対の声を挙げた罰として顔を焼かれ、国を追放される。
自らの家へ帰るための方法は「アバターを捕まえる」ことのみ。世界中を巡りアンとその友人を追いかけるも、やがて戦争を終わらせるためにアンに手を貸すことになる。
アバターの物語が楽しめるコンテンツも充実

本作ではメインのシミュレーション要素のほかに、『アバター』の世界を題材としたオリジナルストーリーが展開する「ARC:Saga」が実装されている。
ここでは、プレイヤーはベンダーたちを指揮する「リーダー」となり、オリジナルキャラである「フーヤン」や「ケンシ」と共に敵軍「シャッタードスカル」と戦うことになる。


最初はいがみ合う場面もあるが、徐々にお互いを認め、仲が深まっていくという王道かつ熱いストーリーが楽しめる。

なお、「ARC:Saga」ではストーリーの間にバトルが発生。オートで敵のいる方向へ進み技を繰り出すという、共有マップで繰り広げられる戦闘とは異なる演出となっているので、中々に新鮮だ。

バトル自体はオートで進行。敵を倒すと次のウェーブに進むという作りになっており、バトル前のキャラ編成が攻略のカギを握る。
なお、使用できるキャラクターや強化状況は、拠点で開放&育成したものが反映されるため、改めて育て直す手間がない。


このほか、飛行船で物資を獲得したり、他者の飛行船を襲撃できる「天上路の挑戦」、他プレイヤーと戦うランキング戦「バーシンセーアリーナ」などもコンテンツも用意されているので、拠点の発展とともにこちらも楽しもう。
結局『アバター』を知らなくても楽しめるのか

ということで、『アバター』って何……? という知識0から始めてみたが、ゲームそのものを楽しむうちに原作への興味がかなり湧いた、というのが率直な感想だ。
特にアニメーションを使用した、生き生きとしたキャラクター演出が良い。それぞれの元素を操る姿が格好良いので、ぜひ見てほしい。

また4元素についても、日本のアニメやゲームでよく見かける「火」「水」「風」などの属性感覚で楽しめるので、すんなりと馴染めることができた。

ちなみに本ライターは「このトフってキャラ格好良いな」と思って調べてみたところ、なんと盲目の達人の「女の子」であることに驚いた。たまにある、個人的な趣味どストライクを突いてくるじゃないか……。
そこから、より作品自体に愛着&興味が湧き、気付けばアニメを視聴。ゲームに対する知識もさらに深まっていった。

まとめとして、『アバター』シリーズを知らなくてもゲームとして楽しめるのは間違いない。作中にもオリジナルの物語があったり、詳細なキャラクター説明などもあるため、ゲーム内でも『アバター』の世界観に浸れる作りにもなっている。
そこから興味が湧けば、ぜひアニメや映画などもチェックしてほしい。「なるほど、世界で人気が出るはずだわ」と納得できるものがそこにはあるからだ。
そして、知識を付けて再びゲームに戻ると、より深く楽しめるので猛烈にオススメしたい。
©2024 Viacom International Inc. All Rights Reserved. Nickelodeon, Nickelodeon Avatar: The Last Airbender, The Legend of Korra, and all related titles, logos and characters are trademarks of Viacom International Inc.
その他おすすめゲーム
