鳴潮(めいちょう)における1章1幕「惹かれ合う声」ストーリー解説です。第1章第1幕での登場人物、用語についても掲載。鳴潮1章1幕ストーリー解説が知りたい方は参考にしてください。
1章1幕で起こったこと(時系列まとめ)
【あらすじ】
主人公である漂泊者は、秧秧(やんやん)、熾霞(しか)と共に今州城に辿り着いた。今汐(こんし)と謁見するため辺庭へと向かうが――
- 秧秧、白芷と別行動を取る
- 中央信号塔で周辺のマップ情報を入手
- 謁見のため辺庭へと向かう
- 辺庭の中で散華と面会
- 秧秧、熾霞と合流し研究院へ
- 研究院で印の調査
- 白芷たちに印を見せる
- 疑似音場で正体不明の残像と出会う
- 現実に戻り印の調査へ
- 日時計についての報告を受ける
- 印の分析結果を聞く
- モルトフィーから日時計を受け取る
- 飴についてデータベースで調べる
- 漂泊者が印について考察
- 漂泊者の背後に忍び寄る影が
今州城に辿り着いた漂泊者たち。白芷(びゃくし)は状況報告のため研究院へ。秧秧(やんやん)は辺庭に報告と漂泊者の謁見手続きへと向かう。漂泊者は熾霞(しか)に今州城を案内される。
熾霞に案内され、中央信号塔に向かう漂泊者。中央信号塔はナビゲーションや防衛システム、インフォメーションセンターを兼ねているらしい。漂泊者はデバイスに中央信号塔を登録し周辺のマップ情報を手に入れる。
謁見のために辺庭へと向かうと、今汐(こんし)からの全域通信を聞き、謁見を申し出た人々が集まっていた。今汐の目的は不明だが、とりあえず一度会って話を聞いてみることに。
辺庭の中で待っていると、令伊近衛の散華(さんか)と出会う。今汐は辺庭にはおらず、今汐からの贈り物と印(黒い果実、葉っぱ、小型装置、飴)を手渡される。どうやら印の謎を解くことで、漂泊者が求める答えを知ることができるらしい。
また、3日以内に印の謎を解き明かすと、今汐とも会うことができるようだ。
辺庭を後にした漂泊者は2人と合流し、散華と話した内容を共有する。印の一つである小型装置は、どうやら日時計のようだ。その後、渡された印について調べるため、研究院へと向かうことになる。
研究院の前で、仕事のため熾霞が離脱。研究員で白芷たちに印を見せると、印について測定と検査をしてくれるという。モルトフィーが日時計の調査をしている間に、白芷が漂泊者の身体検査をすることに。
戦闘中のデータを集めるために、漂泊者は疑似音場(ぎじソノラ)で戦闘テストを受ける。問題なくテストを終え、疑似音場から出ようとした時、外部との通信が途絶え、正体不明の残像に襲われる。
残像に襲われる寸前で現実へと帰還。詳しい原因は不明だが、どうやら漂泊者の内面に関わる部分が、疑似音場に影響を与えたようだ。身体検査だけ見れば、漂泊者は健康そのものだったため、印の調査に戻る。
モルトフィーから日時計についての報告を受ける。どうやら、日時計の中には空洞があり、小さな巻物のようなものが入っているらしい。さらに、不足しているパーツがあれば、回転盤を動かすことができるようだ。
そのまま、研究院のアトリエにある組み立て用のパーツを回収し、モルトフィーに組み立てを依頼する。
白芷から、マンゴスチン、葉っぱ、飴についての検査報告を聞く。印の1つである飴は成分分析の結果、経口型のワクチンであることが判明した。飴の期限が20年前に切れているということもあり、20年前に流行した疫病のワクチンである可能性にたどり着く。
日時計の組み立てが完了し、完成品をモルトフィーから受け取る。正しい方位と時間を入手し、指針を合わせることでカラクリが解除されるようだ。
飴について詳しく調べるため、院内の公衆資料室のアーカイブを探すことに。どうやら「未」の列に飴玉タイプのワクチンについて資料があるようだ。飴の情報を調べていると、漂泊者に類似した共鳴者が大昔に存在したという情報を見つける。
印の調査で得られた情報を再確認する漂泊者。どうやら、飴玉についての資料が保管されていた「未」の棚が、日時計のカラクリを解除するための時間の情報を示しているようだ。
今汐の意図を秧秧と共に考察しつつ、他の印を調査することで、日時計のカラクリを解くための手掛かりを入手できると考える。
熾霞と合流し、お互いの成果を共有する漂泊者たち。その背後に忍び寄る謎の二人組を散華が見つめており…。
登場人物紹介
散華(さんか)
今州辺庭所属の令尹近衛。特別な目を持っており、生き物を周波数として認識する。漂泊者は令伊である今汐と同じ周波数を持っていたため、今汐の客人であると見抜くことができた。
モルトフィー
華胥研究院安全科の研究員で黒石応用領域の専門家。科学研究における天賦の才に恵まれ、ネオユニオンでは最年少の天才と称えられている。漂泊者の持ってきた3つめの印、「日時計」の謎を解くのに協力してくれる。
用語解説
4つの印
印 | 説明 |
---|---|
黒い果実 | 今汐がくれた一つめの印。何の変哲もない普通のマンゴスチン。無毒無害でそのままでも食べられるようだ。 |
葉っぱ | 今汐がくれた二つめの印。検査の結果、残像周波数が検出。2つの周波数が共存しており、「海蝕」の影響を受けた地域のものらしい。 |
小型装置 | 今汐がくれた三つめの印。少し変わった日時計。中身が空洞になっており、正しい時間と方位を入れることで開く仕掛けとなっている。 |
飴 | 今汐がくれた四つめの印。一見すると飴玉だが、成分を検査した結果、ワクチンであることが判明。期限切れから20年前も経過しているらしい。 |
今汐が散華を通じて漂泊者に渡してくれたもの。印が指し示す場所や事件を理解することで、漂泊者が求める答えや今汐の居場所が分かるらしい…。漂泊者は、秧秧や熾霞と共に、印の謎を解くために奔走する。
疑似音場(ぎじソノラ)
研究院が制作した、特定の場面を完全に再現できるシミュレータのようなもの。漂泊者の戦闘データを集めていたところ、突如外部との通信が途絶え、謎の残像に襲われた。
今州最初の共鳴者
データベースを調査中に、今州最初の共鳴者についてのアーカイブを発見。数々の特徴が漂泊者と一致しているようだ。
今州最初の共鳴者の特徴
- 共鳴能力に関する記憶を喪失している
- 音痕が右手の甲にある
- 共鳴能力発動中に音痕と瞳孔に金色の光輪が顕現
- 周波数スペクトルは多種多様な周波数に類似
- オーバークロック域は正常で安定性が高い
- 雲陵谷の戦いで無冠者を撃破
- 角と肩を並べている姿を目撃される
残像の脅威度
弱⇔強 | ||||
---|---|---|---|---|
水風級 | 巨浪級 | 怒涛級 | 津波級 | 鳴式 |
残像は危険度に応じて脅威を示すレベルが設定されている。一般的に、対象の周波数の含有量が多いほど、残像の力が強くなると考えられている。鳴式は、最強の残像であり人類はそれに抗うために「鳴式戦争」を起こした。
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