ワールドオブウォーシップス(World of Warships, WoWS)における主砲について紹介しています。主砲の基礎知識や使い方、強化方法などをまとめているので、ゲームを始めたばかりの初心者の方は参考にしてください。
艦艇のステータス解説関連リンク
抗堪性 | 装甲 | 航空機 |
主砲 | 副砲 | ソナー |
魚雷 | 空襲 | 爆雷 |
対空火力 | 潜行能力 | 機動性 |
水中機動力 | 隠蔽性 | - |
主砲とは?
水上艦の主兵装の一つ
主砲はすべての水上艦(巡洋艦/駆逐艦/戦艦)に搭載されている兵装の一つで、プレイヤーは主砲を操作して敵艦にダメージを与える。また、主砲を中心に戦う戦術を『砲撃戦』というので覚えておこう。
一部の潜水艦にも搭載されている
航空母艦は主砲を搭載していないが、ごく一部の潜水艦は主砲を搭載している。極めて稀なケースではあるが、潜水艦を見る際は主砲の有無もチェックしよう。
主砲を構成する要素
要素 | 説明 |
名前 | 艦艇に搭載される主砲の種類 |
基数×門数 | 基数は砲塔の数、門数は砲塔に取り付けられた砲の数 |
口径 | 口径が大きい(長い)ほど扱う砲弾が大きく火力が高い、口径が小さい(短い)ほど扱う砲弾が小さく火力が低い |
装填時間 | 砲弾を再装填するまでにかかる時間 |
弾種切り替え時間 | 弾種を切り替えた際の装填時間 |
180°旋回所要時間 | 砲塔の旋回にかかる時間 |
散布界 | 発射された砲弾が着弾する際の広がり |
射程 | 攻撃できる距離(範囲) |
弾薬 | 扱う弾種と弾種ごとの最大ダメージ、火災発生率、貫通力、初速 |
艦種ごとの大まかな特徴
艦種 | 特徴 |
巡洋艦 | 口径は102~380mmと幅広く、戦艦よりも装填時間が短く高精度、駆逐艦よりも長射程かつ威力が高い。HE弾を中心に使いつつ状況に応じてAP弾へ切り替えて戦う。 |
駆逐艦 | 口径は76~152mmと小さく、他の艦種よりもダメージを与えづらい。AP弾はほぼ貫通しないため、HE弾で火災付与を狙うのが戦う際の基本となる。 |
戦艦 | 口径は203~510mmと大きく、装填時間は長いが1発あたりの威力が非常に高い。AP弾を中心に敵艦の防郭を撃ち抜き、一気に大ダメージを与えられる。 |
潜水艦 | ごく一部の艦艇にのみ搭載されており、駆逐艦にも劣る性能なので実用性は低い。 |
基数と門数について
一斉射撃時の投射量に直結する
主砲は1つの砲塔に複数の砲が設置されているため、基数(砲塔の数)×門数(砲の数)の合計が砲の総数だ。砲の数が多ければ、一斉射撃で大量の砲弾を発射できるため、命中した砲弾の数だけダメージを伸ばしやすい。
強さの目安はDPM(分間ダメージ量)
主砲の強さを数値で見る際は、DPM(分間ダメージ量)で比較するのがおすすめ。弾薬の最大ダメージだけを見るのではなく、砲の数がいくつあり、1分間に何回一斉射撃が行えるかを踏まえて比較してみよう。
Point! | 攻撃に参加する砲数×最大ダメージ×(60秒÷装填時間)でDPMの期待値が計算できます。 |
弾速と弾道について
弾速の優れた砲弾は命中させやすい
弾薬には初速のみが表記されているのだが、砲弾は飛翔距離が伸びるほど徐々に速度が低下する。弾速に優れた砲弾は水平に近い弾道で、より早く目標地点に到達するため、狙った敵艦に命中させやすい。
艦艇ごとの弾道もチェックしておこう
弾速が遅い砲弾は弾道が山なりになりやすいため、島などの障害物を飛び越えて攻撃を仕掛けられる。弾道に関しては数値だけでは判断しづらいので、実際に使って確認してみるのがおすすめだ。
弾薬の種類
弾薬は全部で3種類
主砲から発射される砲弾の種類は『HE弾』『AP弾』『SAP弾』の3種類が存在する。戦闘では最大2種の弾薬を使い分ける必要があるため、それぞれの弾薬の特徴を確認しておこう。
Point! | 艦艇によって扱える弾種が異なります。 |
弾薬の種類と特徴
弾種 | 特徴 |
HE弾 | 貫通力は低いが、貫通の有無に関わらず一定のダメージが見込める弾種。火災を付与して持続ダメージが狙える。 |
AP弾 | 貫通力が高く、貫通の状況でダメージが決まるため、貫通できない場合はダメージを与えられない。過貫通する可能性もある。 |
SAP弾 | HE弾とAP弾の間を取ったような弾種。AP弾では過貫通してしまうような薄い装甲を狙うのが得意。火災は付与できない。 |
主砲の使い方
主砲を使う際の簡易手順
1 | 照準を標的にあわせる |
2 | 左クリックで発射する |
1:照準を標的にあわせよう
まずは攻撃を仕掛けたい敵艦に照準をあわせよう。『Shift』キーを押すと双眼鏡画面に切り替わり、細部を狙いやすくなる。
2:左クリックで攻撃しよう
狙いが定まったらマウスの左クリックで砲弾を発射しよう。クリックで単射、ダブルクリックで斉射、長押しで順次発射と使い分けられる。
偏差射撃を意識しよう
砲弾は狙った位置に着弾するまでに時間がかかり、砲弾の弾道によっても変化する。また敵艦も移動しているため、敵艦の移動速度を踏まえて移動先を予測し、移動先で着弾するように狙う『偏差射撃』は重要な技術だ。
主砲を強化する方法
主砲モジュールを切り替える
一部の艦艇に限ったケースではあるが、主砲モジュールを切り替えることで威力を強化できる。上昇する項目がある一方、一部の性能が低下する場合もあるので、一度使ってみてから判断するのがおすすめだ。
研究→購入で自由に切り替えが可能
モジュールは各艦艇で戦闘に参加し、必要数の艦艇EXPを取得することで研究が可能となる。研究後にクレジットで購入すると自由に切り替えられるようになるので、クレジットに余裕があれば積極的に購入しよう。
アップグレードを搭載する
アップグレードは艦艇を自分好みにカスタマイズできる機能で、スロットごとに選択できるアップグレードの種類が決まっている。主砲を強化したい場合は『主兵装強化』や『主砲改良』などを優先的に選択しよう。
Point! | 低Tierはスロット数が少なく、高Tierになるほどスロット数が多くなります。最大スロット数は6個です。 |
主砲を強化できるアップグレードの一例
固有アップグレードについて
上位Tierの一部艦艇には、その艦艇固有のアップグレードが実装されている場合がある。固有アップグレードでも主砲を強化できる場合があるので覚えておこう。
艦長スキルを習得する
艦長が習得できる艦長スキルや固有スキルで主砲を強化することが可能だ。特に砲撃戦を得意とする巡洋艦や戦艦では、残っているスキルポイントで積極的に主砲を強化していこう。
信号旗を搭載する
信号旗は消費型のアイテムで、搭載すると戦闘1回で1個消費する。主砲性能を強化できる信号旗はないが、弾薬(HE弾)の火災発生率を上昇させる効果を持つ信号旗があるのでチェックしておこう。
弾薬(HE弾)を強化できる信号旗一覧
※弾薬(HE弾)に影響を与える効果のみを掲載しています
信号旗 | 効果 |
Victor Lima | ・口径160mm以下の砲弾およびHEロケット弾による火災発生率:+0.5% ・口径160mmを超える砲弾およびHE爆弾による火災発生率:+1% |
India X-Ray | ・口径160mm以下の砲弾およびHEロケット弾による火災発生率:+0.5% ・口径160mmを超える砲弾およびHE爆弾による火災発生率:+1% |
消耗品を使う
消耗品の『着弾観測機』や『主砲装填ブースター』を使うことで主砲性能を一時的に強化できる。消耗品は戦闘中に使える回数が決まっているため、ここぞという場面で使おう。
Point! | 艦艇によって搭載されている消耗品の種類は異なります。 |
主砲を強化できる消耗品の一例
※同系統の高性能な消耗品は掲載していません
※消耗品の性能は国家や艦種によって異なる場合があります
消耗品 | 効果 |
着弾観測機 | ・主砲の射程を延長させる |
主砲装填ブースター | ・主砲の装填時間を短縮させる |
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