ワールドオブウォーシップス(World of Warships, WoWS)における雷撃戦について紹介しています。雷撃戦に必要な知識や艦種ごとの雷撃戦の戦い方を紹介しているので参考にしてください。
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砲撃戦 | 雷撃戦 | 航空戦 |
雷撃戦とは?
魚雷を使って戦う戦術
雷撃戦とは、艦艇に搭載された魚雷を使って戦う戦術のこと。駆逐艦や潜水艦の基本戦術であり、巡洋艦の場合は雷撃戦と砲撃戦を状況に応じて使い分けることが多い。航空母艦の扱う雷撃機も魚雷を投下する機体ではあるが、ここでは水上艦の雷撃戦を中心に紹介する。
Point! | 魚雷を搭載した戦艦がいないわけではありませんが、非常に少なく、戦艦は砲撃戦を行った方が効率良くダメージを与えられます。 |
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艦種別の艦艇一覧リンク
巡洋艦 | 駆逐艦 | 戦艦 |
航空母艦 | 潜水艦 | - |
雷撃戦の相性早見表
※航空母艦自体に魚雷は搭載されていないため除外
※縦軸:攻撃側、横軸:標的
※◎ = 非常に有効、○ = 有効、△ = 並、✕ = 微妙
巡洋艦 | 駆逐艦 | 戦艦 | 潜水艦 | |
巡洋艦 | ○ | ✕ | ◎ | ✕ |
駆逐艦 | ○ | △ | ◎ | △ |
戦艦 | △ | ✕ | ○ | ✕ |
潜水艦 | ○ | △ | ◎ | △ |
雷撃戦で意識したいポイント
初心者が理解しておきたいポイント!
1 | 魚雷ダメージ |
2 | 偏差撃ちの技術 |
3 | 命中する距離 |
4 | 深度魚雷について |
5 | 音響誘導魚雷について |
6 | 回避行動 |
命中すれば大ダメージが期待できる
魚雷は砲撃に比べると命中までに時間がかかるため避けられやすい。しかし、命中すれば大ダメージを与えられる攻撃なので、射程や雷速(魚雷の移動速度)、被発見距離や装填時間などを理解しておくことが重要だ。
Point! | 魚雷は高HPかつ装甲の厚い戦艦に対して効果的な攻撃手段です。 |
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魚雷を構成する要素
要素 | 説明 |
門数 | 搭載している魚雷の数 |
装填時間 | 魚雷を使用してから再使用できるまでにかかる時間 |
射程 | 魚雷が命中できる距離 |
雷速 | 魚雷の移動速度 |
被発見距離 | 魚雷が目視されるようになる距離、短いほど発見されにくく避けられにくい |
絶対に味方に命中させてはならない ※超重要
魚雷は砲撃同様に味方艦にも命中する。一撃のダメージが砲撃よりも大きい分、絶対に味方艦には命中させてはならない。魚雷を使う際は、発射方向に味方艦がいないか、味方艦の移動先ではないかに細心の注意を払おう。
魚雷にも偏差撃ちの技術が重要
偏差撃ち(偏差射撃)の技術は砲撃だけでなく、魚雷で敵艦を狙う際にも重要だ。魚雷は砲撃に比べ目標地点に到達するまで時間がかかるため、着弾地点を砲撃よりも長く見積もる必要がある。
発射できる角度に注意しよう
水上艦の魚雷は側面(腹部)から投下される場合が多く、艦艇によって発射できる角度に違いがある。角度が狭いと弱点である側面を敵艦に大きく見せることになるので、手痛い一撃を受けるリスクも考慮して使おう。
魚雷の命中する距離を見極める
魚雷ごとに射程が決まっており、最大射程まで命中せずに移動した魚雷は消失する。魚雷は接近戦で使えば高確率で命中させられるが、遠距離攻撃で使う場合は敵艦との距離を確認してから使うように意識しよう。
Point! | 敵艦の進行方向の妨害や敵艦が射程内に移動してくることを想定して使う場合もあります。 |
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通常魚雷と深度魚雷が存在する
多くの艦艇に搭載されている魚雷とは異なり、少し深い位置を移動する『深度魚雷』が存在する。この深度魚雷は主にパンアジアの艦艇に搭載されており、深い位置を移動するため駆逐艦に命中しない特徴がある。
潜水艦は音響誘導魚雷を使う
潜水艦は音響誘導魚雷を搭載しており、ソナーピンガーを敵艦に命中させてセクターがハイライトされると音響誘導魚雷が敵艦に向かっていく仕組みだ。ハイライト状態を維持する必要はあるが、直線的に進んでいく魚雷と比べると命中させやすい。
ソナーの特徴
- 再使用までの準備時間がある
- 射程がある
- 2回命中させると効果時間が延長する
- 魚雷は最後にハイライトしたセクターに誘導される
- 『G』キーを押すとセクターをリセットできる
船体の向きを調整して回避が可能
魚雷は発射されてから少し広がりながら直進してくる。そのため、接近戦で発射されると避けようがないが、ある程度の距離から発射された魚雷は魚雷同士の隙間で避けることが可能。魚雷を避けるコツは艦首か船尾を魚雷の方向に向けて着弾面積を最も少なくすることだ。
駆逐艦での戦い方
接近戦と遠距離戦で使い方を変える
駆逐艦における雷撃戦には、機動性を活かして敵艦に近づいて魚雷を叩き込む接近戦と隠蔽性を活かして見つからずに攻撃する遠距離戦がある。また、敵艦の進路を妨害し味方艦のサポートとして使うことも重要だ。
接近戦では機動性を活かして被弾を減らす
駆逐艦が接近戦を行う場合は、持ち味の高い機動性を活かして被弾を極力減らしつつ近づくことが重要だ。敵艦に近づくほど魚雷の命中精度は上がるが、敵艦よりも先に自艦が瀕死の状態になっていては割に合わない。
遠距離攻撃には射程が重要
駆逐艦は他の艦種と比べて隠蔽性の高い艦艇なので、見つからない状態での魚雷発射が狙いやすい。問題は見つからない状態から敵艦に命中させられるほどの射程を持っているかどうか。代表的な例では、長射程の日本駆逐艦が遠距離戦向きの駆逐艦と言える。
潜水艦での戦い方
射程ギリギリから音響誘導魚雷を使おう
音響誘導魚雷はセクターがハイライトされていれば追尾するため、機動性の高い駆逐艦や巡洋艦を狙う際には特に有効だ。音響誘導魚雷を使う際は過度に近づくのではなく、射程のギリギリから狙って追尾で命中させよう。
通常の魚雷は潜り過ぎに注意
一部の潜水艦は音響誘導魚雷だけでなく、通常の魚雷も搭載している。通常の魚雷は威力が高いが、作戦深度や最大深度まで潜ると敵艦に命中しないため、水上または潜望鏡深度まで浮上してから使うことを忘れずに。
Point! | 鈍足の戦艦に対しては、音響誘導魚雷ではなく高火力の通常魚雷を使うのがおすすめです。 |
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巡洋艦での戦い方
接近戦での切り札
機動性が突出した巡洋艦でない限り、巡洋艦の基本戦術は砲撃戦だ。砲撃を主軸に戦いつつ、敵艦との距離が詰まってきたらタイミングを見計らって魚雷攻撃に切り替えよう。ただし、相手が巡洋艦の場合は同じことを考えている可能性があるので警戒する必要もある。
敵艦の進路を妨害するために使う
敵艦から逃げる際など、敵艦との距離を取りたい場合に魚雷を発射し、敵艦の進路を妨害する目的で使うこともある。敵艦が魚雷を避けるために進路を変更したスキをついて、大きく距離を取ろう。
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