ワールドオブウォーシップス(World of Warships, WoWS)における魚雷について紹介しています。魚雷の基礎知識や使い方、強化方法などをまとめているので、ゲームを始めたばかりの初心者の方は参考にしてください。
艦艇のステータス解説関連リンク
抗堪性 | 装甲 | 航空機 |
主砲 | 副砲 | ソナー |
魚雷 | 空襲 | 爆雷 |
対空火力 | 潜行能力 | 機動性 |
水中機動力 | 隠蔽性 | - |
魚雷とは?
駆逐艦と潜水艦の主兵装の一つ
魚雷は主に駆逐艦と潜水艦に搭載されている兵装の一つで、プレイヤーが魚雷発射管を操作して敵艦にダメージを与える。また、魚雷を中心に戦う戦術を『雷撃戦』というので覚えておこう。
一部の戦艦にも搭載されている
戦艦の主兵装は『主砲』だが、ごく一部の戦艦には魚雷を搭載している艦艇も存在する。あくまで戦艦は主砲を用いた砲撃戦が中心だが、接近戦をする際の手札の一つとして魚雷についても理解しておくのがおすすめだ。
航空機の扱う魚雷について
航空母艦の攻撃手段である航空機の中で、『雷撃機』は魚雷を投下してダメージを与える航空機だ。発射方法に違いがあるため毛色は少し異なるが、魚雷の基礎知識としてこの記事を参考にしてほしい。
魚雷発射管(魚雷)を構成する要素
要素 | 説明 |
名前 | 艦艇に搭載される魚雷の種類 |
基数×門数 | 基数は発射管の数、門数は発射管から発射できる魚雷の数 |
口径 | 口径が大きい(長い)ほど扱う魚雷が大きく火力が高い、口径が小さい(短い)ほど扱う魚雷が小さく火力が低い |
180°旋回所要時間 | 発射管の旋回にかかる時間(一律7.2秒) |
装填時間 | 魚雷を再装填するまでにかかる時間 |
切り替え時間 | 魚雷種を切り替えた際の装填時間 |
装填手 | 艦首または船尾から発射できる魚雷の数(※潜水艦のみ) |
射程 | 攻撃できる距離(範囲) |
最大ダメージ | 命中時に期待できる最大ダメージ |
雷速 | 魚雷の速度 |
被発見距離 | 敵艦から魚雷が目視できるようになる距離 |
最大ダメージ距離 | 射程内で最大ダメージを期待できる距離 |
艦種ごとの大まかな特徴
艦種 | 特徴 |
巡洋艦 | 搭載されていない艦艇もあるが、比較的多くの艦艇に搭載されている。主兵装は主砲だが、砲撃の合間に臨機応変に使っていける。 |
駆逐艦 | ほぼすべての駆逐艦に搭載されている主兵装。パンアジアの艦艇には少し性能の異なる深度魚雷が搭載されている。 |
戦艦 | ごく一部の艦艇にのみ搭載されており、接近戦になった際の切り札のような扱い。多用する場面は少ない。 |
潜水艦 | 潜水艦の主兵装であり、敵艦に向かって曲がる音響誘導魚雷を搭載。曲がらない魚雷(代替魚雷)の2種類を使い分けられる艦艇もある。 |
基数と門数について
魚雷の投射量に直結する
発射できる魚雷の数(門数)が多いと、一度に大量の魚雷をばら撒くことが可能だ。基本的には1度の発射で複数の魚雷を発射するが、一部国家の艦艇では魚雷を1発ずつ投下する単発発射が可能だ。
配置によっては片側ごとに管理される
駆逐艦のように艦艇の横幅が狭い場合は、中央に配置された発射管で両側に投下できる。しかし、巡洋艦や戦艦の場合は、右舷に配置された発射管は右側、左舷に配置された発射管は左側しか狙えない可能性が高い。
射角について
魚雷を発射できる角度
射角とは、発射管から魚雷を発射できる角度のことで、攻撃可能範囲のようなものだ。この射角は発射管の搭載状況によって艦艇ごとに異なるため、魚雷の使いやすさを判断するうえで重要な要素と言える
射角の狭い艦艇のデメリット
魚雷は基本的に艦艇の側面(腹部)から投下されるため、射角が狭い艦艇は弱点とも言える側面を敵艦に晒す必要性が出てくる。魚雷を発射する行為自体が大ダメージを受ける要因になるため注意して使おう。
散布角度を切り替え可能
『3』キーで魚雷を使える状態に切り替え、再度『3』キーを押すことで、発射する魚雷の散らばり具合(散布角度)を調整できる。広域にすると魚雷が広く散らばり、狭域にすると魚雷の散らばりを抑えられる。
速度と被発見距離について
雷速が速いと避けられにくい
雷速とは、魚雷の移動速度のことで単位はノット(kt)。魚雷の移動速度が速ければ目視できるようになってから目標に到達するまでの時間が短くなるため、雷速の速い魚雷は避けられにくい魚雷と言える。
Point! | 1ktは1時間に1海里(1852m)進む速さです。つまり、雷速×0.514で1秒あたり約何メートル進むのかを計算できます。 |
魚雷の被発見距離が短いと避けられにくい
魚雷の被発見距離とは、向かってきている魚雷を目視できるようになる距離のこと。この距離が短ければ短いほど見つかりにくいため、見つけてからの回避行動が取られにくくなる。
隠蔽雷撃(ステルス攻撃)について
被発見距離よりも射程が長いと使える
敵艦に自艦が発見されていない状態で魚雷攻撃を仕掛ける手法を『隠蔽雷撃』という。自艦の被発見距離よりも搭載している魚雷の射程の方が長い艦艇であれば使うことが可能で、特に日本駆逐艦が得意とする攻撃手法だ。
Point! | 主砲は射撃すると見つかりやすくなりますが、魚雷を発射しても見つかりやすさは変わりません。 |
煙幕を活用した隠蔽雷撃も可能
魚雷の射程が短い艦艇であっても、煙幕に隠れた状態であれば見つからずに魚雷攻撃を仕掛けることが可能だ。ただし、煙幕が展開されていること自体は目視されているため、警戒される可能性は高い。
魚雷の種類
魚雷または代替魚雷
多くの水上艦に搭載されている魚雷で、潜水艦の場合は『代替魚雷』と呼ばれたりもする。命中すると大ダメージに加えて状態異常の『浸水』を付与して持続ダメージを狙える。潜水艦とごく一部の駆逐艦では、最大ダメージを与えられる距離が決まっている場合もある。
Point! | 潜水艦の代替魚雷は、最大深度では使用できません。 |
深度魚雷
主にパンアジアの艦艇に搭載されている魚雷。喫水が深い艦艇のみに命中する魚雷のため、巡洋艦、戦艦、航空母艦には命中するが、駆逐艦と潜水艦には命中しない。
音響誘導魚雷
潜水艦の主兵装で、ソナーによってセクターがハイライトされた敵艦に向かって誘導される魚雷。ハイライト中のセクターに再度ソナーを命中させると、魚雷の機動性が向上するため、高機動の艦艇にも命中させやすい。
魚雷の使い方
水上艦が魚雷を使う際の簡易手順
1 | 発射方向を決める |
2 | 左クリックで発射する |
1:発射方向を決めよう
まずは攻撃を仕掛けたい方向に発射管を向けよう。発射可能角度は発射管によって異なる。
2:左クリックで発射しよう
発射方向が決まったらマウスの左クリックで魚雷を発射しよう。クリックで発射管単位、ダブルクリックで斉射と使い分けられる。
偏差射撃を意識しよう
魚雷は砲弾よりも速度が遅く、長い時間水中を直線的に移動するため、主砲よりも『偏差射撃』の重要性が高い。敵艦の移動速度や進行方向を踏まえて移動先を予測し、移動先で着弾するように狙ってみよう。
Point! | 自艦の魚雷性能を熟知しておくことも重要です。 |
魚雷を強化する方法
魚雷モジュールを切り替える
一部の艦艇に限ったケースではあるが、魚雷モジュールを切り替えることで威力を強化できる。上昇する項目がある一方、一部の性能が低下する場合もあるので、一度使ってみてから判断するのがおすすめだ。
Point! | 艦艇によっては初期モジュールを含め、3種類のモジュールを使い分けられる場合もあります。 |
研究→購入で自由に切り替えが可能
モジュールは各艦艇で戦闘に参加し、必要数の艦艇EXPを取得することで研究が可能となる。研究後にクレジットで購入すると自由に切り替えられるようになるので、クレジットに余裕があれば積極的に購入しよう。
アップグレードを搭載する
アップグレードは艦艇を自分好みにカスタマイズできる機能で、スロットごとに選択できるアップグレードの種類が決まっている。魚雷を強化したい場合は『主兵装強化』や『魚雷発射管改良』などを優先的に選択しよう。
Point! | 低Tierはスロット数が少なく、高Tierになるほどスロット数が多くなります。最大スロット数は6個です。 |
魚雷を強化できるアップグレードの一例
固有アップグレードについて
上位Tierの一部艦艇には、その艦艇固有のアップグレードが実装されている場合がある。固有アップグレードでも魚雷を強化できる場合があるので覚えておこう。
艦長スキルを習得する
艦長が習得できる艦長スキルや固有スキルで魚雷を強化することが可能だ。特に雷撃戦を得意とする駆逐艦や潜水艦では、残っているスキルポイントで積極的に魚雷を強化していこう。
消耗品を使う
消耗品の『魚雷装填ブースター』を使うことで魚雷の装填時間を短縮できる。消耗品は戦闘中に使える回数が決まっているため、ここぞという場面で使おう。
Point! | 艦艇によって搭載されている消耗品の種類は異なります。 |
魚雷を強化できる消耗品
※消耗品の性能は国家や艦種によって異なる場合があります
消耗品 | 効果 |
魚雷装填ブースター | ・魚雷の装填時間を短縮させる |
WoWSの関連記事
▶ワールドオブウォーシップスの攻略トップに戻る初心者向け記事
艦艇のステータス解説
抗堪性 | 装甲 | 航空機 |
主砲 | 副砲 | ソナー |
魚雷 | 空襲 | 爆雷 |
対空火力 | 潜行能力 | 機動性 |
水中機動力 | 隠蔽性 | - |
艦種別の立ち回り
艦種別の対策
駆逐艦の対策 | 巡洋艦の対策 |
戦艦の対策 | 空母の対策 |
潜水艦の対策 |
ログインするともっとみられますコメントできます