ポケモン剣盾のシングルバトルで使えるパーティ(構築)を紹介しています。構築のコンセプトや強い点・弱い点、採用ポケモンの解説も掲載しているので、カイオーガ主軸のパーティを探している方は参考にしてください。
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オーガサイクル構築のコンセプト
パーティメンバー
構築の監修:ユウキさん(@yuki_rotom)
コード | 0000 0002 P4G0 X8 |
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竜王戦ルールでも作成していた、カイオーガサイクルをベースに改良を加えた構築。採用ポケモンなどが変化している。
竜王戦でのカイオーガ構築はこちら構築のコンセプト
- カイオーガを軸としたサイクル
- 対面操作技を多めに採用
- タイプ相性を重視
カイオーガを軸としたサイクル
圧倒的な火力により相手の受けに負荷をかけられるカイオーガをサイクルに組み込み、カイオーガの行動回数を稼ぎつつダメージレースに勝つことを狙ったパーティ。
対面操作技を多く採用
「ボルトチェンジ」「とんぼがえり」でカイオーガを着地して攻める動きが強いため、対面操作技を多く採用した。アタッカー+クッションでこれらの技を駆使することで、有利にサイクルを回して行ける。
タイプ相性を重視
タイプ相性を重視して構築し、不利対面を取っても複数の退き先を用意出来るような選出パターンを増やした。これにより相手から交代読み等で崩されにくくなり、堅固なサイクルとなる。
オーガサイクル構築の使い方
選出率の高いポケモン
カイオーガを主軸にした選出で一番多かった選出メンバー。もちろん、相手の構築に応じて順番や選出は柔軟に変えるべきだが、基本選出は上記のポケモンとなっている。
カイオーガで負担を掛ける
初手からカイオーガを出して行き、相手に負担を掛けて行く。HP満タンの雨「しおふき」は並大抵のポケモンでは交代で受けることは不可能で、相手の選出や立ち回りに大きな制限を掛けられる。
ナットレイ、サンダーでサイクル
カイオーガが苦手な電気タイプ、草タイプの両方に強いのがナットレイ。不利対面やHPが削れて退きたい場合に交代で繰り出し、「やどりぎのタネ」を軸にじわじわと攻める。ナットレイの4倍弱点である炎にはカイオーガが強く、雨下ならダメージを2倍に抑えられる。
もう1つの弱点である格闘技はサンダーで切り返せるため、サイクルを有利に回して行ける。
カイオーガで相手を一掃
ナットレイ、サンダーのサイクルを回して相手をある程度疲弊させたら、終盤にカイオーガで相手を一掃する。「ボルトチェンジ」や「やどりぎのタネ」から繰り出すことで行動回数を稼ぎやすい。
構築の強い点と注意点
強い点
① | カイオーガの圧倒的火力 |
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② | 雨ナットレイの性能の高さ |
③ | 対面操作技で試合のペースを握れる |
カイオーガの圧倒的火力
雨下のカイオーガの水技の火力が最大の魅力。半減程度なら受け出されても突破出来てしまうことが多く、有利対面を作る度に相手を1匹倒せるような感覚で扱える。また、積み技を必要とせず瞬間的に火力を出せるのも強い。
雨ナットレイの性能の高さ
雨で弱点を減らしたナットレイは持ち前の耐久に磨きがかかり、非常に信頼出来る。「やどりぎのタネ」でサイクルを長持ちさせるパーツとして強いだけでなく、有効打を持つポケモンを倒せれば1匹で3タテも狙えるため勝ち筋の1つとしても優秀。
対面操作技で試合のペースを握れる
サンダーの「ボルトチェンジ」、ランドロス、ウーラオス、ハッサムの「とんぼがえり」がカイオーガとの相性が良く、有利対面にカイオーガを着地させるだけで試合のペースを握れる。
注意点
① | ゴリランダーに注意 |
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② | 「ちょすい」「よびみず」に注意 |
③ | 特殊受けに注意 |
ゴリランダーに注意
カイオーガ対策として最もメジャーと言えるのがゴリランダー。グラスフィールド下の先制「グラススライダー」で一撃で倒されるため、サンダーかハッサムを控えさせたい。水技を受けに来る際に「れいとうビーム」を当てたり、サンダーのゴツゴツメットを絡めることで対処がしやすくなる。
「ちょすい」「よびみず」入りに注意
ダイマックスがないため、こだわりスカーフでの技固定は交代でしか解除出来ないことに注意。HPが減った状態で「しおふき」を撃たざるを得ない状況や、「ちょすい」「よびみず」入りに水技で固定した状況は隙を見せてしまう。
負け筋を自ら作らないよう、これまで以上に慎重に技選択を行う必要がある。
特殊受けに注意
カイオーガの火力を受け切れるポケモンは多くないが、ラッキーやハピナス等の特殊受けは突破が厳しい。これらの特殊受けがいた場合はウーラオスを選出して崩しに行きたい。特殊受けの破壊に成功すればカイオーガを通して行ける。
採用ポケモンの解説・型
採用ポケモン一覧
カイオーガ
特性 | あめふらし |
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性格 | おくびょう (S↑/A↓) |
持ち物 | こだわりスカーフ |
実数値 | 176-**-110-202-160-156 |
努力値 | H4/C252/S252 |
技構成 | ・しおふき ・こんげんのはどう ・かみなり ・れいとうビーム |
DM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
Hの調整意図
努力値調整意図 |
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HP16n(グラスフィールドの回復量最大) |
Sの調整意図
努力値調整意図 |
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最速ザシアンを抜くために臆病で採用 |
パーティのエース
こだわりスカーフを持った先制雨「しおふき」で相手にガンガン負荷を掛けて行くアタッカー。序盤は「しおふき」で相手を削り、自身のHPが削れた終盤は「こんげんのはどう」で一貫を狙って行く。
サブウェポンの威力も高い
「かみなり」の威力が高いため、「しおふき」が効きにくい水タイプ等もしっかり押して行けるのが特長。
雨の恩恵
自身の水技の強化だけでなく、ナットレイ、ハッサムの弱点を減らしたりサンダーの「ぼうふう」を必中にさせる効果もある。2回目の「あめふらし」発動を狙うメリットが多いパーティのため、なるべくカイオーガを温存して再利用出来ると良い。
カイオーガの覚える技&種族値はこちらナットレイ
電気・草対策
カイオーガが不利を取るポケモンの多くに強い。有利対面からの「やどりぎのタネ」を駆使して、サイクルを有利に回して行ける。
ゼルネアス、カイオーガ意識
配分はHD特化としてゼルネアスやカイオーガに役割を持てるようにした。タイプ不一致の特殊炎技のダメージを抑えることで、雨下なら無理やり撃ち合うことも可能になる。
タネマシンガン採用
草技はカイオーガの苦手なトリトドンや「ちょすい」ラプラス、シャワーズ等を意識すると採用優先度が高いと考えた。連続技の「タネマシンガン」としたのは、主に「みがわり」スイクン意識。PPが多く命中安定な点も偉い。
ナットレイを使う上で知るべきことサンダー
物理受け
カイオーガが苦手とするゴリランダーや、ナットレイが苦手とする格闘に対する物理受け。ゴツゴツメットを持たせることで繰り出すだけで相手を削る動きが可能。
「ねっぷう」採用
雨パの天敵ナットレイ対策。雨が降っていない場面での草タイプへの安定打点にもなる。
「ボルトチェンジ」で対面操作
後攻「ボルトチェンジ」からカイオーガを繰り出すことで行動回数を稼ぐ。ラッキー等の特殊受けに合わせてウーラオスを繰り出すことで有利対面を作れる。
サンダー(原種)を使う上で知るべきことランドロス
努力値調整意図はこちらDM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
物理耐久の調整意図
努力値調整意図 |
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A222(+2)ザシアンの「きょじゅうざん」耐え |
電気の一貫切り
カイオーガが苦手な電気タイプに対して、ナットレイだけでは「ボルトチェンジ」持ちに不利になったり、HPが削れていると押し切られる場合があるため不安が残る。そこで電気無効枠としてランドロスを採用。
地面技無効や格闘半減の耐性も優秀でナットレイ等と組んでサイクルを回しやすい。
ステルスロック要員
カイオーガを通すために相手のきあいのタスキを潰したり、受けポケモンを交代際に削ることで突破の可能性を上げられる「ステルスロック」を採用。
「とんぼがえり」で対面操作
後攻「とんぼがえり」からカイオーガを無償で着地させる動きが強いため採用。控えに戻るだけで「いかく」の再利用が出来る点が優秀。
霊獣ランドロスを使う上で知るべきこと悪ウーラオス
特性 | ふかしのこぶし |
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性格 | いじっぱり (A↑/C↓) |
持ち物 | こだわりハチマキ |
実数値 | 176-200-120-**-80-149 |
努力値 | H4/A252/S252 |
技構成 | ・インファイト ・あんこくきょうだ ・ふいうち ・とんぼがえり |
DM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
HPの調整意図
努力値調整意図 |
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HP16n(グラスフィールドの回復量最大) |
物理エース
カイオーガではラッキーやハピナス等の特殊受けの突破が厳しいため、物理で瞬間火力を出せるエースとして採用。カイオーガで突破しにくいナットレイに有効打を持てる点が優秀。
こだわりハチマキ型
特殊受けに繰り出して裏の物理受けに大きな負担を掛けてサイクルを崩したいため、こだわりハチマキで採用。非常に高い火力で受け出しを許さない。
「とんぼがえり」採用
自身の攻撃では崩せない受けポケモン(ピクシー、ムゲンダイナ、カプ・ブルル等)がいた場合に有効となる一手。カイオーガ等の別のアタッカーに繋いで有利対面を維持し、崩しを狙う。
悪ウーラオスを使う上で知るべきことハッサム
努力値調整意図はこちらDM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
物理耐久の調整意図
努力値調整意図 |
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A222(+1)ザシアンの「インファイト」オボンの実込2発耐え |
A222(+3)ザシアンの「インファイト」15/16耐え |
Sの調整意図
努力値調整意図 |
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S最遅 |
対物理クッション
ゴリランダー、ザシアンに対するクッション。耐性によりサンダーが後出し出来ない「じゃれつく」ザシアンにもしっかり後出し出来、交代読み「つるぎのまい」を決められても最低限の削りを出来る点が優秀。
全抜きも狙える
「つるぎのまい」+「バレットパンチ」の組合せで、試合終盤に隙を見て全抜きを狙うことも可能。「バレットパンチ」はハッサムのHPが僅かになっても先制で相手を削れる点が偉い。
微々たる削りでもカイオーガの攻撃圏内に押し込むことが重要。
「とんぼがえり」で対面操作
後攻「とんぼがえり」からカイオーガを無償で着地させる動きが強いため採用。「つるぎのまい」による全抜きを警戒して物理受けを誘う場合もあり、相手の交代際に当てられると非常に有利に展開出来る。
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