ポケモン剣盾の対戦用語「TOD」について紹介しています。TOD(タイム・オーバー・デス)の仕様や時間切れになった時の判定の基準などについて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ランクバトルのルールはこちらTODってなに?
時間切れに関する対戦用語
ポケモン対戦のルールの中に対戦時間が適応されている場合、対戦時間を使い切ると、その試合の勝敗は判定で決定される。一般的にその仕様及びそれを用いた戦法を総じて「Time Over Death」と呼び、プレイヤー間では頭文字を取り「TOD」と呼称されている。
その他の略称・専門用語集はこちら戦術としても利用される
元々は決着が中々付かない試合を減らすために導入されたシステムだと考えられているが、プレイヤー間では戦術の1つとして利用されることもある。具体的には「TODで判定勝ちが可能な状況を維持し、試合を長引かせる選択を行う」などがそれにあたる。
イメージはあまり良くない
ルールの範囲内で技選択を遅らせる等の手段を用い、TODを狙うことはルール上なんの問題もない。しかし、公式大会の禁止行為の中に「著しい遅延行為と主催者側が判断した行為」という項目が存在する事を鑑みても、過度な遅延行為そのものはやはり推奨されるものではない。
TODに於ける3つの判定基準
① | 生き残っているポケモンの数 |
---|---|
② | 選出した3匹の残りHP割合 |
③ | 選出したポケモンの残りHP合計 |
TOD時の判定基準は上記の3つが存在。上項目から順に判定していき、その項目が引き分けであれば、次の項目で判定を行っていく。③まで全てが引き分けだった場合、試合結果も引き分けとして処理される。
生き残っているポケモンの数
TOD発生時点で選出したポケモンの中で生き残った数が1匹でも多いほうが勝ちになる。仮に残HPが僅かで、場に出た直後に瀕死になる状態であっても、生き残っているポケモンとしてカウントされる。
選出した3匹の残りHP割合
個々の残りHP割合(残りHP/最大HP)の合算結果ではなく、3匹の残りHPと最大HPをそれぞれ合算した数値をもとにHP割合を算出する。比べるのはHP割合なので、大切なのは「全体で如何に削られていないか」である。
- TODの判定に用いられる計算式
[3匹の残りHP合計]÷[3匹の最大HP合計]
選出した3匹の残りHPの合計
ほぼ発生しないケース。HP残量の合計値同士で計算が行われる。②の割合とは異なりHP残量の合計値を比べるため、ヌケニンのようにHP実数値が低いポケモンがこの判定で参照されてしまうと不利になる。
対戦時間・持ち時間の仕様について
終盤しか残り対戦時間は出ない
対戦時間は試合中にゲーム内で常に表示されているわけではない。試合開始後、残り時間が最初に通知されるのは残り3分になってからだ。それまでは、ゲーム内で残り時間を確認する手段がないので、TODを意識して戦う際は注意しよう。
残り1分でカウントダウンが表示される
対戦時間が残り1分を切ると、画面中央上に残り時間が表示されるようになる。この時間が0になった時点でのお互いの手持ち状況が参照されるぞ。
持ち時間はコマンド操作できる時間
持ち時間は1試合の間に技選択や交代、降参などのコマンド操作を行える時間のことを指す。持ち時間を使い切ったプレイヤーはその時点で負けになるので、技選択の時間配分には注意しよう。
1ターンあたりにも選択時間の上限がある
持ち時間は別進行で1ターン毎に選択時間がカウントされている。こちらを超過しても負けになることは無いが、超過した際は「戦闘に出ているポケモンの使用可能な1番上の技を選択した」と見做される。選択時間が残っていても、持ち時間のほうが無くなると負けなので注意。
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