ポケモン剣盾のシングルバトルで使えるパーティ(構築)を紹介しています。構築のコンセプトや強い点・弱い点、採用ポケモンの解説も掲載しているので、バドレックス(黒馬)主軸のパーティを探している方は参考にしてください。
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定数バドレックス黒構築のコンセプト
パーティメンバー
構築の監修:ユウキさん(@yuki_rotom)
現在、この構築はレンタルできません。
構築のコンセプト
- バドレックス黒軸
- 定数ダメージで数値受けを崩す
- 「あくび」+「みがわり」で有利に展開
バドレックス黒軸
高い特攻と素早さを持つバドレックス(黒馬)を軸にしたパーティ。特性「くろのいななき」により相手を倒す度に特攻が上がるため、有利盤面から全抜きを仕掛けて行ける。
定数ダメージで受けを崩す
先発ウツロイドで「でんじは」「どくびし」を撒いてから「やどりぎのタネ」+「みがわり」バドレックス黒を展開することにより、バンギラスやラッキー等の受けを定数ダメージで崩せるようになる。ただでさえ攻撃性能が高いので、受けを崩す手段を加えることにより止まらない。
「あくび」+「みがわり」で有利に展開
「ステルスロック」と「あくび」を採用し、「あくび」ループも狙えるようにしている。寝ている相手に対してバドレックス黒の「みがわり」を残せば勝てる範囲が格段に増えるため強力。特性「くろのいななき」のお陰で積み技を使うターンを省略してテンポ良く全抜きを狙える。
定数バドレックス黒構築の使い方
選出率の高いポケモン
1番目 | 2番目 | 3番目 |
---|---|---|
ウツロイド | バドレックス黒 | キョダイエースバーン |
バドレックス黒を主軸にした選出で一番多かった選出メンバー。もちろん、相手の構築に応じて順番や選出は柔軟に変えるべきだが、基本選出は上記のポケモンとなっている。
ウツロイドで起点作り
目の前の相手に「でんじは」を入れ、裏のポケモン達に「どくびし」を踏ませるように場作りして行く。これにより後続のバドレックス黒の「みがわり」が非常に強く使えるようになる。
バドレックス黒で「みがわり」展開
麻痺した相手に対して「やどりぎのタネ」+「みがわり」コンボを決める。痺れて動けないor相手が交代で「みがわり」が残るため、高い素早さを武器に交代先も先制「やどりぎのタネ」から同様にハメられる。
「どくびし」を撒けると受けポケモンも崩せる
「どくびし」のダメージも重なればかなりの削り性能になり、受けポケモンも崩せるほどになる。こちらの攻撃圏内になったら倒して、特攻を上げて全抜きを狙っていこう。
エースバーンで全抜き
バドレックス黒で全抜き出来ない場合、止めてくるバンギラスやブラッキー等の悪タイプを起点にエースバーンで「ダイナックル」から全抜きを狙う。エースバーンを止める物理受けの大半はバドレックス黒で有利を取れるため、どちらかを通して行ける。
構築の強い点と注意点
強い点
① | バドレックス黒の全抜き性能 |
---|---|
② | 定数ダメージを絡めた崩し性能 |
③ | 高速「みがわり」による安定性 |
バドレックス黒の全抜き性能
エースであるバドレックス黒の特性「くろのいななき」による全抜き性能が光る。攻撃が一貫しているパーティであればあっという間に全抜きしてしまえる。
定数ダメージを絡めた崩し性能
ゴリ押しが通用しない半減や高耐久相手に対しても「どくびし」「やどりぎのタネ」で崩して行けるのが本コンセプトの魅力。バドレックス黒受けを定数ダメージで崩せればバドレックス黒が一貫する。
高速「みがわり」による安定性
上から「みがわり」を撃つ戦術自体が相手の補助技による妨害、急所や追加効果の発生といった不確定要素の排除に役立つ。その上、相手がダイマックスするかしないかの読み合いを緩和したり、交代読みのリスクを負わずともアドバンテージが取れるようになる等、プレイの安定性向上に大きく貢献する。
注意点
① | 悪タイプに注意 |
---|---|
② | メタモンに注意 |
③ | 初手要員を起点にされる動きに注意 |
悪タイプに注意
バドレックス黒を運用する上で悪タイプの処理ルートは常に意識したい。事前に「どくびし」を撒いたり「みがわり」を残せれば大半は定数ダメージで削り切ることが可能だが、「ダイジェット」で素早さを逆転するイベルタルやガラルファイヤー等がいたらコンボが成立しないためバンギラスに処理を任せたい。
メタモンに注意
バドレックス黒の「みがわり」を残せればメタモンには苦労しないが、「みがわり」なしで相手を突破せざるを得ない状況に立たされた場合は裏のスカーフメタモンで全抜きされないよう注意が必要。メタモン入りには「ふいうち」エースバーンやバンギラスを控えさせる。
初手要員を起点にされる動きに注意
ウツロイドの技構成は一部の相手に無力なので、好き放題起点にされないよう選出段階から警戒が必要。自身より速い「みがわり」持ち、ランドロスやドリュウズ等の「でんじは」無効ポケモンの「つるぎのまい」は積まれると裏のポケモンで対処出来ない。
これらのポケモンを見たらカバルドンで展開する。
採用ポケモンの解説・型
採用ポケモン一覧
バドレックス黒
特性 | じんばいったい |
---|---|
性格 | おくびょう (S↑/A↓) |
持ち物 | たべのこし |
実数値 | 177-**-100-216-120-222 |
努力値 | H12/C244/S252 |
技構成 | ・アストラルビット ・サイコショック ・やどりぎのタネ ・みがわり |
DM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
Hの調整意図
努力値調整意図 |
---|
HP16n+1(「みがわり」連続5回使用可) |
高速特殊エース
高い特攻・素早さに加え、特性「くろのいななき」のお陰で1匹倒す毎に特攻が一段階上昇する全抜きエース。高威力の「アストラルビット」で安易な受け出しも許さない。
崩し性能の高い「やどりぎのタネ」+「みがわり」
タイプ相性に関わらず相手を削れるため、悪タイプや数値受けを含め広い範囲を崩せる。「みがわり」は状態異常や「ふいうち」対策、ダイマックスターン稼ぎとしても優秀。
特殊受け意識の「サイコショック」
エスパー技はラッキーやハピナス等の特殊受けに大ダメージを見込める「サイコショック」を採用。また「ダイホロウ」が通る相手ならば、防御を下げることでダメージを増すコンボも狙える。
バドレックス(黒馬)の覚える技&種族値ウツロイド
特性 | ビーストブースト |
---|---|
性格 | おくびょう (S↑/A↓) |
持ち物 | きあいのタスキ |
実数値 | 187-**-94-150-152-170 |
努力値 | H20/B212/C20/D4/S252 |
技構成 | ・ステルスロック ・でんじは ・どくびし ・アシッドボム |
DM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
Bの調整意図
努力値調整意図 |
---|
A172(+1)ドラパルトの「ドラゴンアロー」耐え |
A189ドラパルトのいのちのたま「ドラゴンアロー」耐え |
A207フェローチェのこだわりハチマキ「トリプルアクセル」耐え |
Sの調整意図
努力値調整意図 |
---|
「ビーストブースト」でS上昇 |
状態異常要員
主に「でんじは」「どくびし」のサポートをし、バドレックス黒が「みがわり」を強く使える盤面を用意する展開役。
「ステルスロック」要員
きあいのタスキを潰したり、交代際にダメージを稼ぐことで裏のエースの全抜きをサポートする。「あくび」や「やどりぎのタネ」で交代を誘発する戦術と相性が抜群。
「アシッドボム」採用
特防が下がった相手にバドレックス黒を死に出しすることで、相手を倒して特性「くろのいななき」を発動して特攻を上げる展開や、それを嫌って相手が交代するタイミングで「みがわり」を残す展開に繋げられる。
相手の特防を二段階下げられるため「めいそう」や「コスモパワー」持ちに起点にされず崩せるのも優秀。
ウツロイドの単体考察はこちらカプ・テテフ
特性 | サイコメイカー |
---|---|
性格 | おくびょう (S↑/A↓) |
持ち物 | こだわりスカーフ |
実数値 | 151-**-96-179-136-158 |
努力値 | H44/B4/C228/D4/S228 |
技構成 | ・サイコキネシス ・ムーンフォース ・シャドーボール ・ひかりのかべ |
DM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
Hの調整意図
努力値調整意図 |
---|
A182ウーラオスの「あんこくきょうだ」15/16耐え |
DM時C217バドレックス黒の「Dアストラルビット」確定耐え |
Cの調整意図
努力値調整意図 |
---|
「シャドーボール」で180-121バドレックス黒まで確定1発 |
Sの調整意図
努力値調整意図 |
---|
S最速91族+1 |
フィールド要員
特性「サイコメイカー」により、バドレックス黒の4倍弱点である「かげうち」「ふいうち」等の先制技をシャットアウトするサイコフィールドを展開する役。エスパー技の威力が上がるため攻撃面でも恩恵がある。
悪に強いフェアリータイプ
フェアリー技で悪タイプの弱点をタイプ一致で突けるため、バドレックス黒の苦手な範囲をカバー出来る。
高速スイーパー
こだわりスカーフを持たせることで高い素早さから相手を一掃出来る。バドレックス黒との二匹がかりの高速展開が強力。
カプ・テテフの覚える技&種族値はこちらキョダイエースバーン
悪、鋼に強い物理エース
ウツロイドが誘った鋼タイプやバドレックス黒が止まる悪タイプ全般に強い裏エース。バドレックス黒との攻撃面の相性が良く、「ダイホロウ」の恩恵を受けられる場面もある。
有利対面から「ダイナックル」「ダイジェット」を使って全抜きを狙って行く。
ミミッキュに強い
「キョダイカキュウ」でバドレックス黒が苦手とするミミッキュの「ばけのかわ」を貫通して攻撃出来る点が偉い。
「ふいうち」採用
こちらのバドレックス黒をメタモンでコピーされても簡単に全抜きされないように採用。「ステルスロック」があればダイマックスされても確実に勝てる。
エースバーンの単体考察はこちらカバルドン
努力値調整意図はこちらDM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
Bの調整意図
努力値調整意図 |
---|
A168エースバーンのいのちのたま「キョダイカキュウ」オボンの実込2発耐え |
A200ウーラオスのこだわりハチマキ「あんこくきょうだ」オボンの実込2発耐え |
「ステルスロック」+A222(+1)ザシアンの「きょじゅうざん」オボンの実込2発耐え |
「ステルスロック」+A222(+3)ザシアンの「きょじゅうざん」15/16耐え |
Dの調整意図
努力値調整意図 |
---|
C177サンダーの「ぼうふう」オボンの実込2発耐え |
C177サンダーのいのちのたま「Dぼうふう」14/16耐え |
第二の起点作り要員
ウツロイドが隙を見せる「みがわり」ザシアンや「つるぎのまい」ドリュウズ等に強い展開役。ウツロイドが出しにくい場合に代わりに先発を務め、「ステルスロック」「あくび」で起点作りを行う。
「ふきとばし」採用
相手の「みがわり」で「あくび」を防がれた場合にもケアが可能な「ふきとばし」を採用。なるべく隙を見せずに展開して行く。
カバルドンの単体考察はこちらバンギラス
特性 | すなおこし |
---|---|
性格 | いじっぱり (A↑/C↓) |
持ち物 | ヨプのみ |
実数値 | 191-187-131-**-121-113 |
努力値 | H124/A124/B4/D4/S252 |
技構成 | ・ロックブラスト ・かみくだく ・ばかぢから ・りゅうのまい |
DM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
Aの調整意図
努力値調整意図 |
---|
「ステルスロック」+A(+1)「Dばかぢから」で176-121ウーラオス悪確定1発 |
「ステルスロック」+いのちのたま2回+砂2回+「Dロックブラスト」で202-116DMイベルタル15/16で1発 |
A(+1)「Dばかぢから」で155-131DMバンギラス(メタモン)15/16で1発 |
Bの調整意図
努力値調整意図 |
---|
A200ウーラオスの「Dインファイト」14/16耐え@ヨプの実 |
A183イベルタルのいのちのたま「Dはがねのつばさ」14/16耐え |
Dの調整意図
努力値調整意図 |
---|
C217バドレックス黒のいのちのたま「Dリーフストーム」14/16耐え |
Sの調整意図
努力値調整意図 |
---|
S(+1)で最速101族抜き |
ゴースト、悪の一貫切り
バドレックス黒の苦手なゴースト、悪技を半減で受けられる。バドレックス黒やイベルタルに対して比較的安全に投げられる他、スカーフメタモンに自らのバドレックス黒をコピーされた際にも勝てる。
「りゅうのまい」で全抜き
「ステルスロック」や「あくび」等の起点作りを活かして「りゅうのまい」から全抜きを狙う。
ヨプの実
4倍弱点の格闘対策。ある程度のHPとダイマックスを残せていれば「りゅうのまい」後にメタモンにコピーされても返り討ちに出来る他、不意のイベルタルの「きあいだま」やウーラオス悪のダイマックスに対してもケアが効く。
バンギラスの単体考察はこちら
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