ポケモン剣盾のシングルバトルですぐに使えるパーティ(構築)を紹介しています。構築のコンセプトや強い点・弱い点、採用ポケモンの解説も掲載しているので、受けポケモン主軸のパーティを探している方は参考にしてください。
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詰ませサイクル構築のコンセプト
パーティメンバー
構築の監修:ユウキさん(@yuki_rotom)
チームID | 0000 0006 XNH1 63 |
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今回はカンムリビギニングの構築
今回の構築記事はカンムリビギニング用の構築記事となっている。レンタルパーティで大会に参加することはできないが、パーティ構築の参考にして欲しい。
カンムリビギニングの環境考察はこちら構築のコンセプト
- 受けを重視したサイクルパーティ
- あらゆる全抜きに対してストッパーを用意
- こちらからの攻め筋も用意
受けを重視したサイクルパーティ
タイプ相性を意識して組んだサイクルパーティ。限られたアタッカーしかいないルールのため仮想敵に対して穴が少ないパーティを組みやすく、安定した試合運びが可能。
あらゆる全抜きに対してストッパーを用意
サイクルを破壊するべく積み技から全抜きを狙って来るポケモンが一定数いるが、それらに対するストッパー要素を多めに採用して全抜きを阻止する。
こちらからの攻め筋も用意
ただ受けるだけではなく、相手が疲弊したところから攻めて行けるように積み技を採用。相手の攻撃を受け流しながら反撃の機会を伺う。
詰ませサイクル構築の使い方
選出率の高いポケモン
各々の役割に準拠した選出でカンムリビギニングルールで一番多かった選出メンバー。もちろん、相手の構築に応じて順番や選出は柔軟に変えるべきだが、基本選出は上記のポケモンとなっている。
物理にはアーマーガア
物理アタッカーに対してはアーマーガアを繰り出す。「てっぺき」「はねやすめ」でほとんどの物理アタッカーを詰ませることが出来る。
先発アーマーガアからの方が隙が少ない
アーマーガアとピクシーを両方選出する場合、先発はアーマーガアからが望ましい。理由は裏にピクシーを置いた方が初手で不利対面を取った時に見せる隙が少ないからだ。
下記にて先発アーマーガアにした場合とピクシーにした場合の違いを記載しているので参考にして欲しい。
先発をアーマーガアにした場合 |
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仮に特殊アタッカーと対面してしまっても「わるだくみ」や「めいそう」を無視出来るピクシーの後出しが安定するため崩されにくい。 |
先発をピクシーにした場合 |
相手の先発が物理アタッカーだった場合、アーマーガアへの交代際に「つるぎのまい」や「ダイナックル」を積まれるとそのまま突破を許しかねない。 |
特殊にはピクシー
特殊アタッカーに対してはピクシーを繰り出して「ねがいごと」を使う。次ターンの自身の回復だけでなく、相手がピクシーに有利なポケモンに交代して来た場合にも味方を低負担で繰り出すことが出来る。
相手の特殊アタッカーが居座るようなら「めいそう」の起点にして崩して行く。
電気にはマンムー
電気タイプには「ボルトチェンジ」で有利対面を維持されないようにマンムーを出したい。攻撃が高いため、電気に繰り出してから相手の裏に負担を掛ける動きを繰り返してダメージレースを優位に進めやすい。場合によってダイマックスから一気に崩しに行く。
構築の強い点と注意点
強い点
① | 積み技耐性が高く突破ソースが限られる |
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② | 「ねがいごと」でHP管理がしやすい |
③ | 全員が行動しやすい |
積み技耐性が高く突破ソースが限られる
特性「てんねん」「ばけのかわ」「ミラーアーマー」、「くろいきり」で相手の積み技やデバフで突破を狙う動きに強いサイクルなので、数値で無理やり押す以外の戦法を通させない。
純粋な数値での勝負であれば特化している耐久+回復技を崩すのは容易ではなく、突破出来るポケモンが多くないのが強み。
「ねがいごと」でHP管理がしやすい
回復ソースがないポケモンもピクシーとセットで選出すれば「ねがいごと」で回復出来るため、受けサイクルに参加しやすくなる。
全員が行動しやすい
高耐久や特性「ばけのかわ」のポケモンで固めているため、相手に一撃でやられる心配が比較的少ない。結果としてどのポケモンも初手に置きやすく扱いやすい構築となっており、手持ちの数を維持したままサイクルを有利に回せる。
注意点
① | 型の見誤りに注意 |
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② | 選出に注意 |
③ | 時間切れに注意 |
型の見誤りに注意
受けを意識する上で課題となるのが、相手が物理か特殊かの見極め。例えばドラパルトが物理だと思ってアーマーガアに交代したら「だいもんじ」で倒されて物理受けを失い、物理アタッカーが止まらず負けた、というようなことが稀に起こる。
「まもる」などで様子を見る
相手の型を読み違えると被害が大きいため、物理特殊どちらも強いポケモンを見たら注意が必要。ピクシーの「まもる」を上手く使って様子を見たり、ミロカロスやミミッキュのように物理でも特殊でも相手に出来るポケモンで対処する等の工夫が必要。
選出に注意
受けパーティの選出は相手の全アタッカーに対してそれぞれ受け先を用意出来るのが理想。しかし、相手のアタッカーが多岐に渡ると3匹では選出がまとまりきらない場合がある。
その場合は下記2パターンの方向性で選出していく。
① | 相手の選出を予測し、相手が出さなそうなポケモンの対策は薄くするor切る |
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② | 交代から受け切るのは諦め、ミミッキュやマンムー等の対面性能が高いポケモン達で戦う |
時間切れに注意
受けに徹していると相手からは倒されないが、こちらも相手の突破に時間が掛かる場合がある。対戦には制限時間があるため、時間内に決着しなさそうな場合は判定となることを頭に入れて立ち回る必要がある。
判定の基準は以下の通りなので、上から順に優先して立ち回れるよう意識しておくこと。
時間切れの際の判定基準
① | 残りポケモンの数 |
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② | ①が同数の場合は残りポケモンのHP割合 (残りポケモンの現HP合計÷3匹の最大HP合計) |
③ | ②でも同数の場合は残りHPの実数値 |
採用ポケモンの解説・型
採用ポケモン一覧
ピクシー
努力値調整意図はこちらDM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
Sの調整意図
努力値調整意図 |
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S4振りバンギラス+1 |
特殊受けとして採用
「めいそう」「ねがいごと」を絡めて特殊全般を受ける役割で採用。素の数値は特段高くないが、「まもる」とたべのこしの回復も込みで粘り強く戦える。
詰ませ性能の高い「てんねん」
特性「てんねん」により相手の積み技を全て無効化するため、「わるだくみ」や「めいそう」での突破を許さない。
サイクル負荷を軽減する「ねがいごと」
回復ソースとして「ねがいごと」を採用。「つきのひかり」と比べてPPが多い点と天候に回復量を左右されない点がメリット。味方のバンギラスの「すなおこし」やマンムーの「ダイアイス」と無理なく共存出来る。
また、自身だけでなく味方の回復にも使える点が優秀で、これにより受け回す際の味方の負担を軽減出来る。
ピクシーの詳細はこちらアーマーガア
特性 | ミラーアーマー |
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性格 | わんぱく (B↑/C↓) |
持ち物 | オボンのみ |
実数値 | 205-107-170-**-105-90 |
努力値 | H252/B236/S20 |
技構成 | ・ドリルくちばし ・ボディプレス ・てっぺき ・はねやすめ |
DM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
Sの調整意図
努力値調整意図 |
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S(+1)で最速70族+1 |
S(+2)で最速110族+2 |
物理受けとして採用
「てっぺき」「はねやすめ」で物理全般を受ける役割で採用。ピクシーの苦手な毒や鋼に耐性があり、相性が良いサイクルを形成出来る。環境に多いミミッキュ、メタグロス、ブリザポス、カビゴン等に軒並み有利な点が優秀。
詰ませ性能の高い「ミラーアーマー」
自身の能力が下がらない特性「ミラーアーマー」のお陰で「ダイホロウ」や「らいめいげり」等の追加効果で防御が下がらず、物理アタッカーからの突破を許しにくい。
受けながら火力を上げられる「ボディプレス」
「ボディプレス」は「てっぺき」で受けに徹しつつも威力を上げられるため、攻防一体で強力な技。
アーマーガアの詳細はこちらミロカロス
特性 | ふしぎなうろこ |
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性格 | ずぶとい (B↑/A↓) |
持ち物 | かえんだま |
実数値 | 201-**-132-120-145-114 |
努力値 | H244/B164/S100 |
技構成 | ・ねっとう ・こごえるかぜ ・くろいきり ・じこさいせい |
DM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
Sの調整意図
努力値調整意図 |
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S最速コオリッポ(アイスフェイス)+2 |
S準速バンギラス+1 |
S(-1)最速ガブリアス+2 |
物理受けとして採用
アーマーガアが苦手な炎タイプに強い物理受け。ヒヒダルマやブースターに安心して投げられる他、ブリザポスに対してもメイン技を半減出来るため安定する。
両受けも可能
かえんだま+「ふしぎなうろこ」により物理耐久を強化して物理受けとして運用するが、特防も非常に高い。場合によっては特殊相手にも居座りが可能な数値の高さが特長。
詰ませ性能の高い「くろいきり」
積み技での突破を狙って来る相手に対して有効な「くろいきり」を搭載し、突破を許さない。加えてかえんだまで自ら火傷状態になるため「どくどく」も無効で、突破出来るポケモンをかなり限定出来る。
ミロカロスの詳細はこちらマンムー
特性 | あついしぼう |
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性格 | いじっぱり (A↑/C↓) |
持ち物 | とつげきチョッキ |
実数値 | 217-168-100-**-110-100 |
努力値 | H252/A20/D236 |
技構成 | ・つららばり ・こおりのつぶて ・じしん ・ばかぢから |
DM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
Dの調整意図
努力値調整意図 |
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C194サンダーのいのちのたま「Dぼうふう」1.5発耐え (※交代で「Dぼうふう」を受けてからダイマックスで次の「Dぼうふう」耐え) |
電気受けとして採用
アーマーガア、ミロカロスが弱点とする電気を無効化出来る枠。電気タイプは特殊アタッカーが多いため、とつげきチョッキで繰り出し性能を高めている。
ドラゴンに対するストッパー
「こおりのつぶて」の存在により相手のドラゴンタイプのアタッカーに対して先制で弱点を突ける。高い突破力があり受けが成立するか怪しいガブリアスやボーマンダ、ドラパルト等の処理ルートが増える点がメリット。
アタッカー性能も高め
攻撃種族値130に加え相性の良い氷+地面の攻撃範囲、先制技、とつげきチョッキにより撃ち合い性能が非常に高い。
更に「ダイナックル」で攻撃を上げて行けるため、攻めのポケモンとして見ても非常に強い。マンムーの詳細はこちらバンギラス
特性 | すなおこし |
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性格 | しんちょう (D↑/C↓) |
持ち物 | カゴのみ |
実数値 | 207-155-131-**-166-82 |
努力値 | H252/A4/B4/D244/S4 |
技構成 | ・ステルスロック ・ロックブラスト ・かみくだく ・ねむる |
特殊受けとして採用
ピクシー、マンムーだけでは不安の残るサンダーに対して更に強力な特殊受け。飛行技が半減なので、マンムーへの交代読み「Dぼうふう」でサイクルを崩そうとする動きを抑制出来る。
他にも辛めなラプラスやドラパルトに対して弱点を突ける等、穴埋めとして優秀な性能を持つ。
「Dぼうふう」は「ぼうふう」をベースにしたダイマックス技のこと。
「ステルスロック」要員
サイクルを回す上で、相手の攻撃を交代で受け流すだけでアドバンテージが取れる「ステルスロック」があれば、ダメージレースで有利になれる。バンギラスはマンムーと異なりとつげきチョッキなしでも高い特殊耐久を持つため、無理なく採用出来た。
「みがわり」対策の「ロックブラスト」
数は少ないが受けパーティの天敵となる「みがわり」オニゴーリ等を意識して連続技の「ロックブラスト」を採用。
バンギラスの詳細はこちらミミッキュ
汎用ストッパー
カンムリ図鑑に特性「かたやぶり」のアタッカーや、「キョダイカキュウ」で特性を貫通するキョダイエースバーン等が存在しないことから、通常のランクマッチよりも更に安定感があるストッパーとして採用。
特性「ばけのかわ」の行動保証+先制技の「かげうち」により多くの相手の全抜きを阻止する。
全抜きエース
受けパーティには貴重なアタッカーとして攻めの勝ち筋を追えるように「つるぎのまい」型とした。いのちのたまを持たせることで、崩し性能を大幅に上げることが出来る。
ミミッキュの詳細はこちら
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