ポケモン剣盾のシングルバトルで使えるパーティ(構築)を紹介しています。構築のコンセプトや強い点・弱い点、採用ポケモンの解説も掲載しているので、ムゲンダイナ主軸のパーティを探している方は参考にしてください。
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定数ムゲンループ構築のコンセプト
パーティメンバー
構築の監修:ユウキさん(@yuki_rotom)
コード | 0000 0005 WTRN FN |
---|
構築のコンセプト
- ムゲンダイナ軸
- 「どくびし」+「みがわり」による崩し
- タイプ相性と数値受け
ムゲンダイナ軸
圧倒的な耐久力と高い素早さからの「じこさいせい」が強力なムゲンダイナを軸にした受け重視のパーティ。
定数ダメージ+「みがわり」による崩し
ムゲンダイナの「どくびし」やテッカグヤの「やどりぎのタネ」から「みがわり」連打の動きをメインの崩し手段とした。急所や一撃必殺、追加効果等の運要素や、立ち回りに左右されにくい勝ち筋として強力。
タイプ相性の良いサイクル
ムゲンダイナ+ラッキーを始めとした数値受けを中心に、取り巻きはタイプ相性を重視して柔軟にサイクルを回せるようにした。
定数ムゲンループ構築の使い方
選出率の高いポケモン
ムゲンダイナを主軸にした選出で一番多かった選出メンバー。もちろん、相手の構築に応じて順番や選出は柔軟に変えるべきだが、基本選出は上記のポケモンとなっている。
ムゲンダイナで「どくびし」
先発は基本的に不利対面が少ないムゲンダイナから入り、早めに「どくびし」設置を狙う。ある程度削れてしまっても高い素早さから「じこさいせい」で立て直せるため、少し無理ができる点が強み。
地面・ドラゴン・エスパーにはテッカグヤ
ランドロスやカイリュー、カプ・テテフ等のムゲンダイナが弱点を突かれるアタッカーにはテッカグヤが有利なため、交代で受けて「やどりぎのタネ」でテンポを握る。
有利対面で「みがわり」を残せれば、「やどりぎのタネ」や「どくびし」ダメージでハメて行く動きも可能になる。
特殊にはラッキー
ムゲンダイナで受け切るのが難しい強化アイテム持ちのカイオーガやゼルネアスはラッキーで相手にする。特殊アタッカーを「ちいさくなる」の起点にしてそのまま逃げ切りを狙うことも可能。
構築の強い点と注意点
強い点
① | 全員が高耐久 |
---|---|
② | 優れたタイプ相性 |
③ | 安定したダメージソース |
全員が高耐久
高耐久ポケモンで固めているため、相手に一撃でやられる心配が比較的少ない。どのポケモンも初手に置きやすく、頭数を維持したままサイクルを有利に回せる。
優れたタイプ相性
タイプ相性を重視して組んでいるため、不利対面を取っても交代から立て直しやすい。ムゲンダイナとテッカグヤの抜群の縦の相性を始めとし、耐性を駆使して相手を受けて有利対面を作って行ける。
安定したダメージソース
定数ダメージは相手やこちらの能力変化に依存しないため、どの場面でも安定してダメージを稼げる。特に「どくびし」を設置した上で「みがわり」を残せた場合、安定して勝ちを手繰り寄せられるのが魅力。
注意点
① | 「ちょうはつ」に注意 |
---|---|
② | 選出に注意 |
③ | 時間切れに注意 |
「ちょうはつ」に注意
受けポケモン全般は「ちょうはつ」を使われると行動が制限されるため、本来の性能を発揮出来ない。撃たれるのを予想して攻撃技を選ぶ、素早さが高いムゲンダイナで「ちょうはつ」より先に回復を狙う、特性「どんかん」で「ちょうはつ」を無効化する等の立ち回りを心掛ける。
選出に注意
受けパーティの選出は相手の全アタッカーに対してそれぞれ受け先を用意出来るのが理想だが、相手のアタッカーが多岐に渡ると3匹では選出がまとまりきらない場合がある。その場合は相手の選出を予測することも大事。
選出が上手く決まらない場合は基本選出をする
どこかに穴が出来そうな場合は「どくびし」+「みがわり」からの逃げ切りを狙える可能性があるムゲンダイナ、テッカグヤ、ラッキーを優先すると良いだろう。
時間切れに注意
受けに徹していると相手からは倒されないがこちらも相手の突破に時間が掛かる場合がある。対戦には制限時間があるため、時間内に決着しなさそうな場合は判定となることを頭に入れて立ち回る必要がある。
判定の基準は以下の通りなので、上から順に優先して立ち回れるよう意識しておくこと。
時間切れの判定基準
- ①.残りポケモンの数
- ②.①が同数の場合は残りポケモンのHP割合(ポケモンの現HP合計÷3匹の最大HP合計)
- ③.②も同数(互いのHPが3匹とも満タン等)の場合は選出した3匹のHP合計
受けミラーについて
同系統の受けパーティ同士の対戦では特に時間切れになる可能性が高いため、以下に注意する。
受けミラーに対して意識すること
- なるべくHP合計が高い選出を心掛ける
- 試合終了時のHP割合で有利を狙える「やどりぎのタネ」テッカグヤを優先して出す
- 「わるだくみ」からの崩しを狙えそうならヤドキングを選出する
採用ポケモンの解説・型
採用ポケモン一覧
ムゲンダイナ
特性 | プレッシャー |
---|---|
性格 | ずぶとい (B↑/A↓) |
持ち物 | くろいヘドロ |
実数値 | 241-**-154-165-115-164 |
努力値 | H204/B196/S108 |
技構成 | ・マジカルフレイム ・どくびし ・みがわり ・じこさいせい |
DM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
Hの調整意図
努力値調整意図 |
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H16n+1 |
Bの調整意図
努力値調整意図 |
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B11n |
A200悪ウーラオスのこだわりハチマキ「あんこくきょうだ」に後出しから回復が間に合う |
Sの調整意図
努力値調整意図 |
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S最速ウーラオス+1 |
構築の軸
高い耐久と素早さから高い安定感で運用出来る受けの要。特に受けパーティが苦手とするこだわりハチマキウーラオスに対して後出しから回復が間に合うのが最大の特長で、サイクルを回しやすくしてくれる。
「どくびし」採用
サイクルを回す上で1ターンで得られるメリットが大きい「どくびし」を採用。パーティ全体を「どくびし」後の時間稼ぎ性能に特化させているため、交代して回復や「みがわり」「まもる」等で時間を稼ぐだけで勝てる状況を作れる。
「みがわり」採用
様子見、時間稼ぎ、中途半端な火力のポケモンに対する詰ませ等が行える万能技。こだわりハチマキ悪ウーラオスを受ける際にも有用。特性「プレッシャー」との相性が良く、有効打のPPを枯らして勝つルートも取りやすい。
ムゲンダイナの詳細はこちらテッカグヤ
地面の一貫切り
ムゲンダイナを軸とする上で、ランドロスやドリュウズの「じしん」が一貫していると「つるぎのまい」やこだわりハチマキで崩壊してしまうため、地面タイプのアタッカーに強い枠として採用。
ドラゴンの一貫切り
ムゲンダイナが苦手とするドラゴンタイプも半減可能。特にムゲンダイナ・ヌオーでの受けが成立しないこだわりハチマキカイリューやウオノラゴンのドラゴン技への受け出しが可能な点は大きい。
エスパー・フェアリーの一貫切り
エスパーの一貫だけならバルジーナでも切れるが、カプ・テテフのようにエスパー+フェアリーの技構成を持つポケモンに対して両方半減出来るテッカグヤがいると安心。
定数ダメージ稼ぎ要員
メインコンセプトの定数ダメージと相性が良いポケモンで、有利対面から「やどりぎのタネ」+「みがわり」+「まもる」で多くのポケモンを崩しに行ける。
テッカグヤの詳細はこちらラッキー
特性 | しぜんかいふく |
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性格 | おだやか (D↑/A↓) |
持ち物 | しんかのきせき |
実数値 | 343-**-57-**-154-70 |
努力値 | H140/B252/D116 |
技構成 | ・ちきゅうなげ ・ちいさくなる ・みがわり ・タマゴうみ |
DM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
Dの調整意図
努力値調整意図 |
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C200カプ・テテフのサイコフィールド「サイコショック」2発耐え |
C201(+2)ゼルネアスの「きあいだま」2発耐え |
特殊受け
ムゲンダイナの「マジカルフレイム」では受け切れない超火力の特殊アタッカー達を受けてもらう枠。カイオーガやゼルネアス、ホワイトキュレム、ウルガモス等に安定して投げられるのはラッキーの数値の高さがあってこそ。
「ちいさくなる」型
ゼルネアスに対して「ちきゅうなげ」のみでは「ジオコントロール」を3回積まれて押し切られる可能性があるため、その対策として採用。「めいそう」でも相手の積み特殊アタッカーに対応出来るが、「ちいさくなる」があると物理特殊問わず勝ち筋を作れるのが強力。
「みがわり」採用
「ちいさくなる」とのコンボで相手から突破される可能性を大幅に減らす他、「ぜったいれいど」や「トリック」「みらいよち」等での崩しへの耐性が得られるメリットが大きい。
時間稼ぎの面でも相性が良く、「どくびし」ダメージの蓄積で勝ちを狙ったり、ランクルス等の倒せない相手にTODを仕掛けるのにも有効。
TODの詳細はこちらヌオー
ザシアン受け
唯一と言えるザシアン受け。特性「てんねん」でザシアンだけでなく、積み技を中心とした物理アタッカー全般も受けられる。
電気の一貫切り
「ボルトチェンジ」で有利サイクルを回されると厄介なので、電気の一貫を切る枠の存在は重要。相手の序盤からの「ボルトチェンジ」選択にリスクを負わせられる。
「まもる」採用
こだわりアイテム持ちへの様子見、「どくびし」「やどりぎのタネ」のターン稼ぎに有用な技。特にザシアンとセットでいるこだわりハチマキウオノラゴンを意識した採用。
相手が使う技を見てから交代
「エラがみ」半減のムゲンダイナへの交代を読まれて「げきりん」等を撃たれるとサイクルを崩されるため、相手がどの技を撃つか一度見てから交代先を選ぶことで試合運びが安定する。
ヌオーの詳細はこちらヤドキング
特性 | どんかん |
---|---|
性格 | ひかえめ (C↑/A↓) |
持ち物 | ラムのみ |
実数値 | 202-**-101-154-136-57 |
努力値 | H252/B4/C156/D44/S52 |
技構成 | ・ねっとう ・サイコショック ・わるだくみ ・なまける |
DM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
Cの調整意図
努力値調整意図 |
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C(+2)「サイコショック」で157-173ドヒドイデ確定 |
C(+2)「サイコショック」+「サイコショック」で157-224ドヒドイデ@ヘドロ3回確定 |
C(+2)「サイコショック」で247-116ムゲンダイナ13/16で1発 |
Dの調整意図
努力値調整意図 |
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C197ムゲンダイナの「ダイマックスほう」2発耐え |
Sの調整意図
努力値調整意図 |
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S4振りドヒドイデ抜き |
ヒードラン対策
「ちょうはつ」+「マグマストーム」で受けポケモン全般に強いヒードランの対策。炎・鋼耐性と高い特防に加え、特性「どんかん」により「ちょうはつ」を無視して行動出来る。
受け崩し要員
受けミラーにおいて「どくびし」が有効にならないドヒドイデやムゲンダイナ等を起点に「わるだくみ」で崩しを行えるように調整した。ラッキーやハピナスに有効な「サイコショック」を持つため相手の受けで止まりにくい。
ラムの実
ドヒドイデに対して安定させるため「どくどく」ケアのラムの実とした。ヒードランの「おにび」やムゲンダイナ、ガラルヤドキングの「ヘドロばくだん」追加効果等にも保険が掛かる。
ヤドキングの詳細はこちらバルジーナ
黒バドレックス対策
ムゲンダイナが苦手とする黒バドレックス受け。エスパー無効・ゴースト半減に加えて「ドレインキッス」があっても高い特防で受けられる点、タイプ一致悪技で4倍弱点を突ける点が優秀。
「バークアウト」採用
「やどりぎのタネ」+「みがわり」の黒バドレックスに対して有効。きあいのタスキ持ちの「わるだくみ」「ドレインキッス」も「バークアウト」込みで2発耐えられるため、後出しからギリギリ殴り勝てるようになる。
持ち物は「あつぞこブーツ」
「ステルスロック」+黒バドレックスに簡単に崩されないように採用。サイクルを回す上で受け出しの回数が多くなるため、交代際のダメージの有無の差は大きい。
バルジーナの詳細はこちら
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