ポケモン剣盾のシングルバトルで使えるパーティ(構築)を紹介しています。構築のコンセプトや強い点・弱い点、採用ポケモンの解説も掲載しているので、ゼルネアス主軸のパーティを探している方は参考にしてください。
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壁ゼルネアス構築のコンセプト
パーティメンバー
構築の監修:ユウキさん(@yuki_rotom)
コード | 0000 0000 RHLX D7 |
---|
竜王戦ルールでも作成していた、壁ゼルネアスをベースに改良を加えた構築。竜王戦ルールでは瞬間1位を達成した強力なコンセプトだが、今回の非ダイマックスルールに合わせて調整している。
竜王戦ルール壁ゼルネアス構築を確認構築のコンセプト
- 壁+ゼルネアスで全抜きを狙う
- 「まきびし」を利用して苦手な相手にもゼルネアスを通す
- メタモンに弱くない積みパーティ
壁+ゼルネアスで全抜きを狙う
パワフルハーブ+「ジオコントロール」で1ターンで特攻・特防・素早さを2倍にして全抜きを狙えるゼルネアスを軸にしたパーティ。「リフレクター」「ひかりのかべ」に加え「まきびし」のサポートで全力でゼルネアスを通す。
「まきびし」で苦手な相手にもゼルネアスを通す
ゼルネアスが不利を取るザシアン、日食ネクロズマ、メタグロス等に対してはヌオーで対抗する。これらのアタッカーに対して「あくび」ヌオーで「まきびし」を複数回踏ませることでゼルネアスでの突破を狙えるようになる。
メタモンに弱くない積みパーティ
積み技から全抜きを狙う上で気になるのがメタモンの存在だが、このパーティは全体的にメタモン対策を厚くしている。壁でダメージレースを制する他に、ゼルネアスの「みがわり」、自身をコピーされても殴り勝てるヌオー、ゴチルゼル等によりメタモンを気にせず全抜きを狙って行ける。
壁ゼルネアス構築の使い方
選出率の高いポケモン
ゼルネアスを主軸にした選出で一番多かった選出メンバー。もちろん、相手の構築に応じて順番や選出は柔軟に変えるべきだが、基本選出は上記のポケモンとなっている。
クレッフィで起点作り
まずは自身や味方の行動回数を稼ぐため「リフレクター」「ひかりのかべ」を貼る。その後「まきびし」を複数回狙い、ヌオーの「あくび」を強く使える展開に繋げよう。
ヌオーで「あくび」
クレッフィが苦手とする炎や地面、ゼルネアスが苦手な鋼、毒に強いヌオーの「あくび」で対面操作をする。事前に「まきびし」を撒けていれば相手が交代するだけでもダメージを稼げる上、相手の控えを見ることでヌオーかゼルネアスのどちらで全抜きを狙えば良いかを見極められる。
ゼルネアスで「ジオコントロール」+「みがわり」
ヌオーの「あくび」を駆使して有利対面にゼルネアスを着地させ、「ジオコントロール」から全抜きを狙って行く。「みがわり」を残した状態で相手を倒せると次以降の殴り合いで有利になる。また、「ドレインキッス」でHP消費を回復出来るのが優秀。
構築の強い点と注意点
強い点
① | 壁下のゼルネアスの圧倒的数値 |
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② | 定数ダメージによる役割破壊 |
③ | サイクルも可能な積みパーティ |
壁下のゼルネアスの圧倒的数値
壁下のゼルネアスで「ジオコントロール」を成立させてしまえば圧倒的数値でほとんどの敵を倒せる上に、高耐久「みがわり」を残すことで更に盤石の態勢を整えられるのが強力。
半減程度なら無理やり押し切れるのでフェアリー技だけで性能が完結している。
定数ダメージによる役割破壊
鋼タイプや特殊受けに対して「まきびし」による蓄積を入れれば、ゼルネアスが止まらなくなる。これにより一般的なゼルネアス対策を機能させなく出来る点が強力。
サイクルも可能な積みパーティ
壁+積み技で一方通行の展開をするだけでなく、疑似特殊受けのゼルネアスと物理受けのヌオーでサイクルを回す動きも可能。ゼルネアスが苦手なポケモン全般にヌオーが有利なので、「あくび」で退かせつつ「まきびし」ダメージを稼ぐことで相手を疲弊させられる。
サイクルの中で隙があれば全抜きを狙う動きにシフトする。
注意点
① | ゼルネアスへの起点回避技に注意 |
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② | メタモンに注意 |
③ | クレッフィを起点にする動きに注意 |
ゼルネアスへの起点回避技に注意
ゼルネアスをエースにする上で、気を付けたいのが発動が一度きりのパワフルハーブ。消費した後に相手に流されてしまうと次以降の展開が厳しくなるため、相手の「ほえる」「ふきとばし」「ほろびのうた」「くろいきり」等には気を付けたい。
様子見をしながら慎重に立ち回る
可能性がある相手には一旦積まずに殴る等の様子見をし、最大限慎重に立ち回る。「でんじは」「やどりぎのタネ」「あくび」等は「みがわり」を残せば無効化出来るため、こちらも警戒しつつ立ち回る。
メタモンに注意
全体的に対策していると言っても気を抜くと一瞬でひっくり返されるおそれがあるので、メタモン入りとの試合運びは慎重に。以下に気を付けて立ち回ると良い。
対メタモンで気をつけること
- ゼルネアスのHP管理を徹底する
- ゼルネアスで目の前の相手を倒しても問題ないか考えてから倒す
- ゼルネアスの「みがわり」を残すことを狙う
- クレッフィの「リフレクター」「ひかりのかべ」で殴り合いを有利に進める
- ヌオーやゴチルゼルで全抜きを狙う
クレッフィを起点にする動きに注意
クレッフィは「ちょうはつ」等の起点回避手段を持たないため「つるぎのまい」や「わるだくみ」「めいそう」等を持った積みアタッカー全般に起点にされてしまう。これらがいる相手には、対策として「てんねん」ヌオーの選出を優先する。
草タイプにはカイリューで応戦
ヌオーが苦手なカミツルギやゴリランダー、「ギガドレイン」ウルガモス等の草打点持ちの積みエースにはカイリューで応戦しよう。
採用ポケモンの解説・型
採用ポケモン一覧
クレッフィ
特性 | いたずらごころ |
---|---|
性格 | ずぶとい (B↑/A↓) |
持ち物 | ひかりのねんど |
実数値 | 164-**-139-100-124-95 |
努力値 | H252/B124/D132 |
技構成 | ・リフレクター ・ひかりのかべ ・まきびし ・でんじは |
DM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
Bの調整意図
努力値調整意図 |
---|
A166ランドロスの「じしん」@リフレクター 確定2発耐え |
A222(+1)ザシアンの「きょじゅうざん」@リフレクター 確定2発耐え |
A182ウーラオスのこだわりハチマキ「すいりゅうれんだ」確定耐え |
Dの調整意図
努力値調整意図 |
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C197ムゲンダイナのいのちのたま「かえんほうしゃ」@ひかりのかべ 96.9%で2発耐え |
起点作成役
ゼルネアスのサポートをする壁貼り要員。数ある壁貼り要員の中でクレッフィを選択した理由は以下。
クレッフィの採用理由
- 特性「いたずらごころ」で安定した仕事を出来る
- ゼルネアスの苦手な毒や鋼に弱くない
- 「まきびし」を撒ける
「まきびし」の重要性
鋼タイプを始めとするフェアリー半減の相手も「まきびし」の蓄積を入れることでゼルネアスで突破可能になる。特性と壁のお陰で複数回狙うことも容易で、3回撒いた時のダメージは最大HPの1/4と侮れない。
崩しの手段として重要な役割を持つため、なるべく多くの「まきびし」を撒くことを狙う。
「でんじは」採用
相手の積み技による全抜きを妨害したり、ゼルネアスが先制で「ジオコントロール」を積める場面を作れる。麻痺した相手にゼルネアスを出せば「みがわり」を残せる確率が上がるのが非常に強い。
クレッフィの覚える技&種族値こちらゼルネアス
特性 | フェアリーオーラ |
---|---|
性格 | ひかえめ (C↑/A↓) |
持ち物 | パワフルハーブ |
実数値 | 226-**-115-201-118-127 |
努力値 | H196/C252/S60 |
技構成 | ・ムーンフォース ・ドレインキッス ・みがわり ・ジオコントロール |
DM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
Hの調整意図
努力値調整意図 |
---|
「みがわり」が「ちきゅうなげ」耐え |
A222(+1)ザシアンの「きょじゅうざん」+「でんこうせっか」耐え@リフレクター |
「みがわり」がA197ランドロスの「じしん」81.3%耐え@リフレクター |
D(+2)orひかりのかべで「みがわり」がC183イベルタルのいのちのたま「デスウイング」耐え |
Cの調整意図
努力値調整意図 |
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C(+2)「ムーンフォース」で247-116ムゲンダイナ確定1発 |
C(+2)「ムーンフォース」で199-142ザシアン確定2発 |
まきびし3回+C(+2)「ムーンフォース」で155-119(+2)ゼルネアス(メタモン)確定1発 |
Sの調整意図
努力値調整意図 |
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S(+1)で最速120族+1 |
S(+2)でS(+1)最速102族+1 |
S(+2)で準速レジエレキ抜き |
絶対的エース
「ジオコントロール」を積んで全抜きを狙うだけの分かり切った戦術でも、その数値の高さから相手の生半可な対策では止まらない。余程のことがない限りは選出して行ける絶対的エース。
「みがわり」+「ドレインキッス」型
妨害回避性能や詰ませ性能を買って「みがわり」を採用。加えて、「みがわり」使用や積んだターンのHP消耗を回復して場持ちを良く出来る「ドレインキッス」を採用。サブウェポンは一切なしだが純粋なフェアリー技のゴリ押しだけでほとんどの相手と殴り合える。
耐久・火力重視の配分
素早さは積めば2倍になる上、先制「ジオコントロール」を積みたい場合は「でんじは」に頼れるので最低限。耐久は「みがわり」を残せる相手を増やせると強いため高くした。
ゼルネアスの覚える技&種族値こちらヌオー
鋼タイプ対策の物理受け
ゼルネアスが苦手な鋼タイプに強い物理受け。ザシアン、日食ネクロズマ、メタグロス等に安定して殴り勝てる。
「あくび」による対面操作
物理アタッカー等の有利なポケモンに繰り出してから「あくび」を撃つことで、ゼルネアスの起点作りが出来る。相手がヌオーを倒して来た場合はゼルネアスが1ターン無償で行動可能となる。
「まきびし」があれば相手の交代際にダメージを稼げるため、「あくび」を連打するだけでも大きなアドバンテージになる。
「たくわえる」採用
物理全般への詰め性能を確保しつつ、特殊方面も強化することで自身で全抜きも狙える。「あくび」による対面操作で相手の選出を絞った後、自身の全抜きを狙うかゼルネアスへ繋げるかを選択して行く。
確定急所で全抜きへの障害となるウーラオスにゼルネアスが強い点が相性が良い。
ヌオーの覚える技&種族値こちらゴチルゼル
特性 | かげふみ |
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性格 | ずぶとい (B↑/A↓) |
持ち物 | カゴのみ |
実数値 | 177-**-154-116-131-92 |
努力値 | H252/B196/C4/D4/S52 |
技構成 | ・アシストパワー ・コスモパワー ・ちょうはつ ・ねむる |
DM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
Sの調整意図
努力値調整意図 |
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S4振り70族+1 |
カバルドン、ドヒドイデ対策
ゼルネアスが対面から起点に出来ない「ふきとばし」カバルドンや、「くろいきり」ドヒドイデ入りのサイクルへの対策。特性「かげふみ」により役割対象を捕まえてきっちり処理出来るのが強み。
「てんねん」対策
「アシストパワー」の威力上昇は特性「てんねん」で無視されないため、ドリュウズ以外でもピクシーやヌオー、ナマコブシ等を倒しに行ける。
「ちょうはつ」採用
ドヒドイデの「くろいきり」「どくどく」、ポリゴン2の「じこさいせい」「かいでんぱ」、カバルドンの「あくび」「ふきとばし」、ナットレイやテッカグヤの「やどりぎのタネ」等を封じて耐久ポケモン全般を安全に起点にして行く。
TODによる勝ち筋も
先に数的有利を取ってしまえば相手をキャッチして試合終了まで粘り続けたり、同数の状態からでもキャッチして試合終了間際に相手を倒すことで判定勝ちを狙える。
ゴチルゼルの覚える技&種族値こちらカイリュー
特性 | マルチスケイル |
---|---|
性格 | いじっぱり (A↑/C↓) |
持ち物 | ラムのみ |
実数値 | 195-187-123-**-121-112 |
努力値 | H228/A124/B60/D4/S92 |
技構成 | ・ダブルウイング ・ほのおのパンチ ・りゅうのまい ・はねやすめ |
DM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
Hの調整意図
努力値調整意図 |
---|
A200悪ウーラオスのこだわりハチマキ「あんこくきょうだ」@マルチスケイル 2発耐え |
Sの調整意図
努力値調整意図 |
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S(+2)で最速フェローチェ抜き |
S(+1)で最速100族抜き |
草対策
ヌオーで対策不可能な積み技+草打点持ちのカミツルギ、ゴリランダー、ウルガモス等への切り返し要員。高耐久と特性「マルチスケイル」のお陰で後出しからでもこれらの対処が可能。
全抜きエース
「りゅうのまい」から全抜きを狙って行ける。壁があれば「はねやすめ」で粘りつつ複数回「りゅうのまい」を狙えるため、高い突破力を持つ全抜きエースになれる。
クレッフィとの縦の相性も良く、クレッフィの苦手な炎や地面を半減以下に出来るのも優秀。
ラムの実を採用
ウルガモスを相手にした際に、特性「ほのおのからだ」による火傷で機能停止しないよう採用。「はねやすめ」で粘る際に面倒な「ねっとう」や「ヘドロばくだん」等の追加効果全般への保険になる他、「あくび」持ちのラグラージ等にも強くなる。
カイリューの覚える技&種族値はこちらドリュウズ
特性 | かたやぶり |
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性格 | ようき (S↑/C↓) |
持ち物 | じゃくてんほけん |
実数値 | 187-163-103-**-86-154 |
努力値 | H12/A60/B180/D4/S252 |
技構成 | ・アイアンヘッド ・じしん ・こうそくスピン ・つるぎのまい |
DM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
Aの調整意図
努力値調整意図 |
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「まきびし」+A(+2)「じしん」で176-121ウーラオス15/16で1発 |
Bの調整意図
努力値調整意図 |
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A222(+1)ザシアンの「インファイト」+「でんこうせっか」耐え@リフレクター |
A182悪ウーラオスの「インファイト」+「ふいうち」耐え@リフレクター |
「てんねん」、ミミッキュ対策
積みパーティの天敵となる「てんねん」ピクシー、「ばけのかわ」ミミッキュへの対策。特性「かたやぶり」でこれらを無視して全抜きを狙って行ける。
「こうそくスピン」採用
素の素早さでは全抜きが難しいため、能動的に素早さを上げる手段として採用。こだわりスカーフだと技の撃ち分けが出来ず火力も足りないため、火力・素早さを両方上げられるようにした。
じゃくてんほけん型
自身より速い弱点技持ちと対面した際に、「つるぎのまい」を積む余裕がなくとも切り返して行ける点を評価して採用。壁と併せることで多くの相手に殴り勝てるようになる。
ドリュウズの覚える技&種族値はこちら
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