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【ポケモン剣盾】公式大会「スパイクチャレンジ」の環境考察【ポケモンソードシールド】

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【ポケモン剣盾】公式大会「スパイクチャレンジ」の環境考察【ポケモンソードシールド】

ポケモン剣盾の公式大会「スパイクチャレンジ」についての環境考察をしています。スパイクチャレンジで意識しておくべきポイントやどんなポケモンが強くなりやすいのかなどをについて紹介と解説をしているので是非参考にしてみてください。

スパイクチャレンジとは?

スパイクチャレンジとは?

開催期間

スパイク
エントリー期間~2021/3/19(金)8:59
大会期間3/19(金)9:00〜3/22(月)8:59
対戦ルールシングルバトル
試合数上限1日あたり15戦(最大45戦)
※翌日以降に繰り越して対戦可能
参加賞50BP

公式インターネット大会「スパイクチャレンジ」の開催が決定!剣盾の図鑑に載っていないポケモンは例外なく参加不可なので注意しよう。

対戦形式はシングルバトル

総合時間20分
持ち時間7分
選出時間90秒
選択時間45秒
対戦数1日あたり15戦

対戦形式はシングルバトルとなっている。残った対戦数は翌日以降に繰り越しも可能なので、忙しい人は次の日にプレイすることも可能。

ダイマックス禁止ルール

ダイマックス

今回の大会ルールでは「ダイマックス」という行為そのものが禁止されている。ダイマックスで有利不利が覆らなくなるため、ポケモン同士の相性関係がより明確に表れる試合展開が起こると予想される。

ほぼ全ての準伝説・UBが参戦不可

参加可否条件
参加可能剣盾の3種の図鑑のどれかで図鑑Noが登録されている(姿違いを含む)
参加不可剣盾の3種の図鑑のどれにも図鑑Noが登録されていない

DLC「冠の雪原」の登場と共にすべての準伝説・ウルトラビーストが対戦でも解禁されたが、それらの多くが剣盾の3種の図鑑のいずれにも登録されてはいない。同様の理由で、一部のポケモンも参加不可になっている。

参加できる準伝説ポケモン

参加できる準伝説ポケモンを確認

※下記はいずれかの図鑑に記載されている準伝説ポケモンです。

ザシアン・ザマゼンタ等の参加の可否

3/4にダウンロード可能な「スパイクチャレンジ」ルールにて、ザシアン、ザルードなどの「図鑑に登録されている禁止級の伝説・幻ポケモン達が参加できてしまう」という報告が上がっていた。同日の夜には修正が入り、参加できないようになった。

大会に参加不可能なポケモン

参加できない一般・準伝説ポケモンを確認

GameWithでも練習の場を用意!

今回は開催までの7日間、毎日「スパイクチャレンジ」ルールの仲間大会を開催するぞ。優勝景品なども7日間それぞれに用意しているので、練習と考察をしながら、ぜひ景品獲得を目指して欲しい。

「スパイクチャレンジ」の仲間大会情報はこちら

全日程の大会データを公開

忙しくて仲間大会に中々参加できず、考察が捗っていないプレイヤーにも当サイトの仲間大会での統計データが見られるように記事を公開している。

仲間大会の使用率ランキングはこちら

構築に迷っているなら…

GameWithではダブルバトル元日本代表で、シングルバトル強者のユウキさん完全監修の「スパイクチャレンジ」用の構築記事を掲載中!レンタルパで仲間大会には参加できないが、構築を組む際の参考にして欲しい。

スパイクチャレンジの環境考察

記事内で紹介しているポケモンや持ち物などはあくまで一例です。

ダイマックス依存度が低いポケモン選び

リザードン

▲ウルガモスやファイヤー等との明確な差別化が出来るかが問題…。

「ダイマックスがあるから強力」という分類に入るポケモンは少し動きづらい環境になっている。専用技「キョダイゴクエン」やタイプ一致「ダイジェット」が高く評価されているリザードンなどはその筆頭だろう。

ダイマックスエース≠依存度が高い

▲上記のようなポケモンは当然、強力なまま。

ダイマックスエースとして活躍していたポケモンにとっては不遇なルールだが、すべてのダイマックスエースだったポケモンが活躍しづらい訳ではない。ダイマックス可能なルールに比べれば行動の選択肢や瞬間的な火力は落ちるが、通常状態でも強いポケモンは採用されやすい。

ダイジェットが存在しない

トゲキッス

▲ダイマックス無しでも果たして強いのか…?

ダイマックス技の中でも特に追加効果が強力な「ダイジェット」が使用できない。そのため、「つるぎのまい」や「わるだくみ」のような技で戦う積みエースは「ダイマックスで耐久を引き上げ、攻撃を耐えて倒す」といった選択肢も取れず、上からの高火力で切り返されやすい。

ストッパーのスカーフが機能しやすい

エースバーン

▲うまく弱点を付ければ、特性「リベロ」の効果はストッパーとしても有能。

通常の環境と異なり、素早くなる手段を持っているポケモンの数が少なめ。高速アタッカーなどに「こだわりスカーフ」を持たせれば、「りゅうのまい」などを所持した積みエースへの切り返しとしても機能しやすい。ダイマックスで耐久が底上げされる事が無いのは大きいだろう。

天候エースにも手痛い

ドリュウズ

ダイマックス技が存在しないため、現環境で活躍している天候エース達は自発的に天気を書き換えることが出来ない。天候を書き換えるギミックを構築内で採用しておかなければ、天候エースを動かすこと自体が難しく、選出や型の幅は確実に狭まるだろう。

こだわりアイテムの技固定

ダイマックスできないため、過去の世代の対戦のように「こだわりアイテム」で固定してしまった技の解除方法が限られている。ダイマックスが無いと分かっていれば、相手にとっては恰好の起点になってしまうので注意しておきたい。

こだわりトリックが横行するかも?

ダイマックスがないルールの場合、こだわりアイテム+トリックが普段よりも活用させやすい。高耐久ポケモンの機能を止める事は勿論だが、技固定の解除方法が交代しかないため、積みエースとのタイプ補完に優れていれば起点作成を従来より安全に行いやすいくなる。

評価が変動しそうなアイテム

アイテム名変動の理由
こだわりハチマキのアイコンこだわりハチマキ評価UP▲
ダイマックスで拘り状態を解除することは出来ないが、積み技以外で火力を大幅に高められる貴重なアイテムの1つ。
こだわりメガネのアイコンこだわりメガネ評価UP▲
ハチマキ同様に積み技以外で火力を大幅に高められる貴重なアイテムの1つ。
こだわりスカーフのアイコンこだわりスカーフ評価UP▲
縛り性能が重要なルールなので、中速アタッカーを高速にできるこのアイテムは超強力。
ゴツゴツメットのアイコンゴツゴツメット評価UP▲
ダイマックスが無いことで耐久に余裕のできるポケモンが増える。採用しやすいアイテムになるだろう。
レッドカードのアイコンレッドカード評価UP▲
使用率が上がるかは別として、相手の積みエースを1度だけ退かせることが可能なアイテム。
ひかりのこなのアイコンひかりのこな評価UP▲
上がって欲しくはないが、必中のダイマックス技がないルールに於いては相対的に評価が高くなる。
じゃくてんほけんのアイコンじゃくてんほけん評価DOWN▼
ダイマックス無しでの運用が難しく、強く扱えるポケモンが少ない。
カイリューギルガルド辺りが居たら警戒したい程度。

ルールに合った崩し枠が誕生するかも…?

ゲッコウガ

▲インターネット大会&短い考察期間なので、そこまで開拓されるかは怪しいが…

ダイマックス無しでの「高耐久ポケモン入りサイクルへの崩し枠」は必ず課題になるポイントだろう。過去作品で猛威を奮った特性が「げきりゅう」のゲッコウガのような意識外から崩せるポケモンが登場し、使用者が1人勝ちする可能性も充分に考えられるだろう。

注目しておきたい強力なポケモン

縛り性能の高いポケモン

下記のようなポケモン達は技の威力が凄まじく、簡単に受けるのは難しい。本ルールでは「ダイマックスを用いた強引な対面処理」という選択肢が存在せず、有利不利関係が覆ることはない。高火力で相手の行動を縛れるポケモンは本ルールでは非常に強力だろう。

ポケモン例持ち物/概要・補足
ゴリランダーのアイコンゴリランダー特に制限無し
・GF下の「グラススライダー」は驚異。
・「つるぎのまい」で更なる火力UPも可能
ウオノラゴンのアイコンウオノラゴンこだわりスカーフ
・先行「エラがみ」が相変わらずシンプルながら強力。
・ダイジェットが無いルールなので、上を取られにくい。
ガラルヒヒダルマのアイコンガラルヒヒダルマこだわりスカーフ
・氷、炎などの出し負けしづらい技範囲を持ち、しかも高火力。
・ただし、耐久と耐性面に難があるので先制技に注意したい。

高耐久なポケモン

ダイマックスがないため、下記のようなポケモン達をダイマックスで処理していた場合、必ず困ることになるだろう。これらの高耐久ポケモン達を要するサイクルを崩せる構築が組めるかは本大会の重要なポイントだ。

ポケモン例持ち物/概要・補足
カバルドンのアイコンカバルドン特に制限なし
・「あくび」と「ふきとばし」の裏目が少なくなる。
・あくび展開の天敵だったカプ・レヒレが不在。
ポリゴン2のアイコンポリゴン2しんかのきせき
・防御、特防ともに高水準で突破されづらい。
・ウーラオスの存在が懸念材料。
ナットレイのアイコンナットレイ特に制限なし
・サイクルで活きるタイプ耐性と補助技。
・「てっぺき」+「ボディプレス」などの詰め性能も強力。
ドヒドイデのアイコンドヒドイデ特に制限なし
・数値も高く、特性「さいせいりょく」で倒されにくい。
・広い範囲の相手を誤魔化すことができる。

崩し性能の高いポケモン

主に対面操作を積極的に行う構築の攻めを担うポケモン。前項目で挙げたポケモンなどが入ったサイクルにぶつけると強力だ。「ボルトチェンジ」や「とんぼがえり」などの交代技を持つクッション役と組んで採用することが多くなるだろう。

ポケモン例持ち物/概要・補足
ウーラオス(れんげきの型)のアイコンウーラオス(れんげきの型)こだわりハチマキ
・自身が「とんぼがえり」する事も可能。
・ダイマックスが無いため、本当にASミミッキュでも止まらない。
ウーラオス(いちげきの型)のアイコンウーラオス(いちげきの型)特に制限なし
・「あんこくきょうだ」の一貫性が作りやすく、シンプルに強力。
・「こだわりハチマキ」を所持すると数値受けすら困難。
ウオノラゴンのアイコンウオノラゴンこだわりハチマキ
・有利対面で先行「エラがみ」を撃っていれば、相手のサイクルが疲弊していく。

その他・汎用性が高いポケモン

構築を組む段階で取り入れやすいポケモンは便利で強力。下記のようなポケモン達は持ち物や努力値配分、技構成次第で同じポケモンでも違った役割を持たせやすい。大会中でもかなり採用率を見込めると思われるので、要チェックだ。

ポケモン例概要・補足
ミミッキュのアイコンミミッキュ・特性「ばけのかわ」で行動に自由度を持たせやすい。
・「つるぎのまい」+「かげうち」による終盤での縛り性能も高い。
サンダーのアイコンサンダー・地面技が無効な電気タイプ
・「ボルトチェンジ」でサイクルを回せる。
・「ぼうふう」、「ねっぷう」などの強力な範囲補完。
・「はねやすめ」で回復することも可能。
ドラパルトのアイコンドラパルト・高い素早さ+多彩な技を習得。
・優秀なタイプ耐性を持つ。
・ハチマキ、メガネどちらも上手く扱うことが可能。
ガブリアスのアイコンガブリアス・絶妙な種族値バランスの良さ。
・電気の一貫を切れる。
・「つるぎのまい」+「スケイルショット」で抜きエースになる動きも可能。

攻略班の仲間大会レポート

3/12(金)から連続開催していた仲間大会での攻略班の所感や大会データをもとに作成したレポートになります。
▶仲間大会の詳細はこちら

多く見かけているポケモン

ポケモン名概要・補足
サンダーのアイコンサンダー・CSアタッカーはあまり居らず、耐久ベースが主流
「ボルトチェンジ」の採用率がかなり高い。対策必須!!
ガブリアスのアイコンガブリアス環境上位のサンダー、ウーラオスのどちらに対しても一方的に不利を取ることがない。
・「スケイルショット」のお陰でスカーフヒヒダルマ入りなどに対しても、かなり動けている。
ドヒドイデのアイコンドヒドイデ・図太いでの採用が多く、物理耐久に厚くしている型が主流。
・受け回しメインの構築でよりも、複数枚のアタッカーと同時採用されるケースのほうが圧倒的に多い。
ギルガルド(シールドフォルム)のアイコンギルガルド・回を重ねる毎に増加傾向にあると感じるポケモン。
「たべのこし」+「みがわり」の型が半数以上を占めている。
仲間大会の使用率ランキングを確認

やはり中心はこのポケモン

ウーラオス

▲優勝者の構築を眺めても、ウーラオスの採用率は高め。

多くの人の事前予想の通り、ウーラオスは暴れまわっている。水と悪を別で集計しなければ、おそらく使用率1位だろう。ウーラオスを「うまく構築と選出に落とし込めるかどうか」は今回のルールを勝ち抜く上で重要なポイントの1つかもしれないぞ。

実はガラルマタドガスが評価されている?

ガラルマタドガス

普段中々見かけないポケモンではあるが、ガラルマタドガスがランキングに名を連ねている。悪ウーラオスやゴリランダーのタイプ一致技が半減、特性「ふゆう」ならばガブリアスの一致技も半減といった具合に今回の環境にうまくハマれているのか…?

ガラルマタドガスの覚える技&種族値はこちら

あまり活躍できていないポケモン

ポケモン名概要・補足
ゴリランダーのアイコンゴリランダー・「グラススライダー」の通りが良い構築が少なく、かなり動きづらそうな印象。
・特性「そうしょく」のHBマリルリで対策している構築もある様子。
エースバーンのアイコンエースバーン・ダイマックスがないため、エースとしては決定力に欠けている印象。
・スカーフ持ちのストッパーとしても、加速する相手に抜群を取れる技が少なくてイマイチ…?
トゲキッスのアイコントゲキッス・ダイジェット禁止以外でもサンダー絡みにあまり強くないため、以前のような暴れ方は出来ていない。
妖・飛の複合タイプや習得する技自体は優秀なので、採用価値は健在。
ドラパルトのアイコンドラパルト・ダイマックス無しでは、ほぼ全ての型がポリゴン2に止められてしまっている。
・倒したポケモン一覧を見る限り、スカーフや襷を持ってストッパーとして運用されている事が多そうだ。

受けループって実際どうなの?

相手の攻撃を往なし、詰ませる動きを主とするいわゆる「受けループ」構築。前評判で高評しているプレイヤーも多かったようだが、極端に数が多いということはなく使用率は全体的に落ち着いている様子。やはりウーラオスが牛耳っている環境で扱い続けるには練度が必要か…?

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いただいた内容は担当者が確認のうえ、順次対応いたします。個々のご意見にはお返事できないことを予めご了承くださいませ。


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