DbD(デッドバイデイライト)のエロディー・ラコトの固有パーク(ティーチャブルパーク)とスキン一覧です。
▶サバイバー一覧に戻る育成おすすめ度と入手方法
育成おすすめランク | |
---|---|
Cランク ▶初心者おすすめランキングはこちら | |
入手方法 | 元ネタ |
DLC:A Binding of Kin | なし(オリジナル) ▼元ネタの詳細はこちら |
局所で刺さるパーク持ち
エロディーは汎用性こそ低いものの、強みを理解していれば便利なパークを持っている。アイテム獲得、撹乱、あがきと多用なパークを持っているので、必要に応じて育成しよう。
優先的に育てるサバイバーではない
あくまでもうまく使えば強いパークがある止まりで、とりあえず育ててみるのをおすすめできるサバイバーではない。パーク目当てであれば育成優先度は低い。
▼詳細な使い方・立ち回りはこちらエロディーの固有パーク
査定
効果 | |
---|---|
3トークンを持った状態で儀式を開始する。チェストが開放済みの場合、1トークンを消費してアイテムを漁る。アイテム漁りを行えるのはチェスト1個につき1回のみ。 チェスト漁りの速度が40%上昇する。 | |
取得優先度 | |
★★★☆☆ |
欺き
効果 | |
---|---|
走行中にロッカーにアクションを行うとその場で大きな通知音が発生し、赤い傷マークが3秒間残らなくなる。 走行中や、このパークが発動中はロッカーに入れない。 勢力争いは60秒ごとに1回のみ発動できる。 | |
取得優先度 | |
★★★☆☆ |
勢力争い
効果 | |
---|---|
瀕死状態になった時、使えるパレットのオーラが視えるようになる。 殺人鬼に運ばれている間、もがきの進行度が25/20/15%に達すると勢力争いが発動する。勢力争いが発動中、付近のパレットを倒して殺人鬼を怯ませることができる。 | |
取得優先度 | |
★★★☆☆ |
エロディーの立ち回り・使い方
※固有パーク構成での立ち回りを掲載
① | ▼アイテムを利用して優位に立ち回ろう |
---|---|
② | ▼ロッカーを有効活用すべし |
③ | ▼チェイスは板の付近が望ましい |
アイテム(チェスト)を利用しよう
固有パーク「査定」を利用すると、既に開かれてしまっているチェストからもアイテムを入手可能だ。最大で3回までアイテムを拾えるので、マッチ中の隙を見てチェストを利用しよう。
ロッカーを有効活用すべし
「欺き」はロッカーに入ろうとすることでキラーとの距離を離すことが可能なパークだ。利用すると赤い傷マークも3秒間消えるため、実質的なダッシュ系パークとして扱える。
利用できるのは1回と思うべし
注意しなければならないのは、欺きを使うとキラーにパークがバレてしまう事。つまり、1回引っかけたキラー相手にロッカーを利用しても、騙されずに追われてしまう可能性が高い。マッチ中に使えるのは1回だと想っておこう。
チェイスは板の付近が望ましい
「勢力争い」はキラーに担がれた状態から脱出できる可能性があるパーク。もがき状態のゲージを溜めて近くに板(パレット)があると発動できるので、チェイスは板の近くを意識すると良い。
おすすめパーク一覧と構成
おすすめパーク構成
※初心者向けに固有パーク+共通パーク構成を紹介
パーク構成 | |||
---|---|---|---|
欺き | 査定 | コソ泥の本能 | 血族 |
おすすめポイント | |||
・アイテム入手特化構成 └コソ泥の本能でチェストを複数回利用しやすく |
おすすめパーク一覧
パーク | 役割とおすすめ内容 |
---|---|
デッド・ハード | 【役割】チェイス強化 【おすすめポイント】 ・負傷時一瞬だけ攻撃無効化&高速移動ができる |
全力疾走 | 【役割】チェイス強化 【おすすめポイント】 ・走り出した時に一瞬移動速度が上昇する |
ウィンドウズ・オブ・オポチュニティ | 【役割】チェイス強化 【おすすめポイント】 ・窓枠や板の場所が見えるようになる ・チェイス時の逃げ場所探しに便利 |
与えられた猶予 | 【役割】救助強化 【おすすめポイント】 ・吊られた味方を安全に救助できる |
決死の一撃 | 【役割】反撃 【おすすめポイント】 ・吊られた後、一定時間内に担がれた時に抜け出すことができる |
エロディーのスキンの見た目一覧
×1080 ×21600 | ×1080 交換不可 | ×675 交換不可 |
×675 ×13500 | ×270 ×5400 | ×270 ×5400 |
×270 ×5400 | ×90 ×1800 | ×90 ×1800 |
×90 ×1800 | ×90 ×1800 | ×1080 ×21600 |
×1080 ×21600 | ×1080 ×21600 |
エロディーの元ネタと背景
元ネタ(出典元作品) |
---|
なし(オリジナル) |
背景
パリの裕福な家庭に生まれたエロディー・ラコトは、両親の出生地である草木生い茂るマダガスカルの島とは程遠い、快適な家で育った。彼女のリュックはいつも重かったが、それは大抵の場合、教科書やノートのせいではなかった。彼女が必ず持ち歩いていたものは、教冊の歴史の本に地図、そして小さなスコップだ。授業で受け売りの知識にムダな時間を費やすよりも、町を探索し、像や地域、道路標識の背景にある歴史を探ることで、エロディーはパリの歴史をかき集め、自分のものにしていた。 14歳の時、彼女は両親の出張で「ダイアー島」へ連れて行かれた。だがそこはインペリアッティの限られたメンバーだけが許可された私有地だったため、エロディーは大きく落胆した。なぜなら、毎日のように気取った社交の場に出て、気まずい思いをしなければならなかったからだ。数週間が過ぎると、エロディーは気の合う同年代「のけ者」たちと出会った。彼らもエロディーと同じように、両親の駒になることに全く関心がなかった。退屈な雨の夜は、のけ者たちを誘ってこっそり抜け出し、親の目を盗んで島を探索した。 ある霧深い夜、エロディーたちは廃墟となった収容所を発見した。のけ者の1人、フェリックスは入るのを嫌がったが、エロディーは聞かなかった。中に入ると、荒廃した地下研究所があった。のけ者たちは興奮し、妙な器具の中から戦利品や記念品として持ち帰れるものを探した。だがエロディーは壁の左端の角に、何かがあることに気付いた。奇妙な円形のひっかき傷だ。エロディーは冷たいコンクリートに爪を這わせた。傷跡は深く、狭い。突然不快な囁き声がして、エロディーの意識が離脱した。 ー遠くで鳴る雷鳴。黒く輝く波。灰の砂浜。不完全。彼女は誘われるまま、氷のように冷たい砂に触れ、円を描き、その中央に線を引いた。 するどい雷鳴が響き、雷が空に鞭を打った。地面が揺れる。滑らかな黒曜石の鉤爪が、コンクリートの床を切り裂き、大地を引き裂いたのだ。建物は崩壊を始め、エロディーが目にしたのは、奇妙な道具を使う母と父だった。父は娘に逃げろと言っている。そしてー 完全なる闇が訪れた。 それ以降、エロディーが両親に会うことはなかった。 何年もの間、エロディーはこの悪夢に苦しめられた。夜中に目覚めると身体は冷たく、汗をかき、葉のように震えていた。まだ子供だった彼女は夜を恐れ、ベッドにいくことを嫌がった。祖母はエロディーを落ち着かせるためにティーライトを灯し、その炎が解けきったロウの中で消えてなくなるまで物語を聞かせた。温かなバニラの香りに眠気を誘われながら、エロディーは恐怖と敵を打ち負かす伝説の英雄を心に浮かべた。物語は忘れてしまったが、祖母が話してくれた鬱蒼としたマダガスカルの熱帯雨林と、巨大な山々への思いは消えなかった。エロディーは悲しみで心が凍えると、バニラのキャンドルを灯して幼い頃の記憶を思い起こした。はるか彼方にあるあの美しい場所の記憶が、重苦しい悲しみから彼女を救った。 14年後、エロディーはまだ足りないパズルのピースを探していた。両親の失踪は合理的に説明できるものではない。そう考えた彼女は他の場所にも目を向け、夜に跡形もなく人をさらう闇の力についての言い伝えを片っ端から調査した。そこから昔話を翻訳し、ダイアー島で両親が消えた謎を説明するような物語を世界中からかき集めた。そして両親を奪った、説明も理解もできない「あれ」の破壊や復活を試みた古代文明の遺物も収集した。「あれ」には異なる言語で様々な名前が付けられていた。「深淵」、「無限」、「穴」。 調査を進めるにつれて、エロディーは暗いオカルトの世界に足を踏み入れていった。のけ者たちは随分前からもういない。彼女の仮定によって疎遠になってしまったのだ。だが、両親を諦めることだけは拒んだ。 冷たい霧の夜に出かけなければならなかった。エロディーは角を曲がり、中世に創立された巨大な図書館が立つ、異様な地域パリ13区を後にした。彼女にはハズラ・シャーに頼まれた火急の仕事があった。蒐集家のハズラは、珍しい遺物を所有するオカルト専門家でもある。 彼女がハズラに雇われたのは、盗品である希少なマオリの彫像を手に入れた後のことだった。蜘蛛の牙を象ったその彫像はダイアー島で見た鉤爪と似ていた。その後5年間、エロディーは蒐集家のためにオカルトの遺物を調達した。その報酬として、ハズラは莫大な金と備品、そして不明瞭な書物についての情報を彼女に提供した。 エロディーは蒐集家の要望どおり、17世紀に縫合双生児を生んだ母親の魔女裁判に関する記録を手に入れた。呪文が刻印されたと伝えられる1組の頭蓋骨のうち、蒐集家が未所有だった唯一の頭蓋骨が、魔女の頭蓋骨だったのだ。頭蓋骨の行方を探る当てはなかったが、エロディーは魔女裁判と同じ年に発行された新聞記事を見つけた。そこには、ほとんどの遺体は感染を避けるため、地下墓地に移されたと書かれていた。エロディーは自分の勘を頼りに行動に出た。地下墓地に侵入して頭蓋骨を手に入れるには、相当のリスクが伴う。だが、これまでも蒐集家のために似たようなことをしてきた。 エロディーは懐中電灯を手に、古い地下墓地を歩いた。するとそこで、崩壊した壁を見つけた。巨大な石が入り口を塞いでいる。彼女は持ち運び可能な蛍光X線分析装置を取り出すと、壁の素材をスキャンした。蒐集家の下で働く特権だ。煉瓦のモルタルは混ぜ合わせが甘く、まだ砂が多く残っていた。全体的に脆く、地面は夜の空気に濡れている。ここから入るしかない。 地下の道のりは長く、危険だった。空気は重くてカビ臭い。小型の懐中電灯が真っ白な頭蓋骨の列を照らした時、エロディーははっと息を呑んだ。壁を果てしなく埋め尽くしている。背後で何かが音を立てたのでぱっと振り向くと、頭をバットで殴られた。痛みが頭を突き抜け、闇が彼女の視界を包んでいった。 目が覚めると、男の肩に背負われていた。地下墓地の奥へと進んでいっている。男は黒いローブを着ていた。 「ブラック・ヴェール」だ。 これまで避けてこられたのに。容赦ないこの殺人集団には、多くの呼び名があった。エロディーは彼らが皆、同じ組織のために動いていることを突き止めていた。「古き者」と呼ばれるもののために人間を生贄にする、狂信的なオカルト集団だ。一刻も早く逃げなくてはならない。 エロディーは壁から外れかけていた頭蓋骨を掴むと、男の頭に叩きつけた。男が驚いてバランスを崩し、地面に落ちたエロディーは走り出した。角を曲がると、突然脇腹に鋭い痛みが走った。 見下ろすと、巨大な刃が刺さっている。エロディーは驚いてナイフを抜き取った。血が噴き出してくる。 心臓の鼓動が耳に鳴り響き、視界がぼやけた。 彼女は膝から崩れ落ちた。残された力を振り絞って、血に濡れた震える指で、地面に円を描き、中央に線を引いた。 何かが肩にのしかかってきた。懐かしいバニラとライチの香りが辺りを包んだ。熱帯の雨が優しく降り注ぎ、ツタの葉を濡らす。暖かい。 マダガスカルだ。 生い茂る緑の中から、亡霊の叫び声が聞こえる。 エロディーが見上げると、ツタが蛇に姿を変え、威嚇してきた。柔らかな土の地面は突然灰色に変わり、足元から崩れ落ちていく。エロディーはまるで流砂に飲まれるがごとく、冷たく濃い何かに飲まれていった。彼女は悲鳴を上げ続けた。…深淵…無限…穴…「あれ」に呼吸を奪われるまで。 こうしてエロディーは探していたものを見つけた。 |
ログインするともっとみられますコメントできます