ポケモン剣盾のランクバトルで使えるパーティ(構築)を紹介しています。構築のコンセプトや強い点・弱い点、採用ポケモンの解説も掲載しているので、めいそうカプ・レヒレのパーティを探している方は参考にしてください。
ユウキさんのシングル構築まとめはこちらバトンレヒレ構築のコンセプト
パーティメンバー
構築の監修:ユウキさん(@yuki_rotom)
チームID | 0000 0003 6RFL HG |
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構築のコンセプト
- 「めいそう」カプ・レヒレ軸
- 素早さ上昇「バトンタッチ」コンボ
- 「ステルスロック」+エース
「めいそう」カプ・レヒレ軸
「ドレインキッス」で攻撃と回復を同時に行う「めいそう」カプ・レヒレの全抜き性能に注目して構築をスタート。「ちょうはつ」を持つことで受けポケモン全般を起点にして崩して行ける。
素早さ上昇「バトンタッチ」コンボ
素早さ上昇を「バトンタッチ」で引き継ぐことで「めいそう」カプ・レヒレの性能を更に高める。「バトンタッチ」要員にはカプ・レヒレの苦手な草に強く、防御上昇も可能なエースバーンとサンダーを採用。どちらも汎用性が高く、バトン展開が読まれにくい。
「ステルスロック」+エース
ランドロスの「ステルスロック」からエースバーンやテッカグヤで全抜きを狙う攻めのルートも非常に強力で、カプ・レヒレ抜きでも太い勝ち筋が用意出来る。
バトンレヒレ構築の使い方
選出率の高いポケモン
カプ・レヒレを主軸にした選出で一番多かった選出メンバー。もちろん、相手の構築に応じて順番や選出は柔軟に変えるべきだが、基本選出は上記のポケモンとなっている。
ランドロスで起点作り
まずは「ステルスロック」で相手のきあいのタスキを潰して裏のエースバーンでの全抜きをサポートする。「じしん」で相手をエースバーンの攻撃圏内に入れる動きも重要。
エースバーンで攻める
ダイマックスエースバーンでガンガン攻めて相手を倒しに行く。どの技でも倒せる場合はカプ・レヒレに防御or素早さどちらの能力上昇を回した方が強いかを意識しつつ技選択を行う。
カプ・レヒレで締め
エースバーンが暴れ終わったら「バトンタッチ」で能力上昇をカプ・レヒレに引き継ぐ。エースバーンを止められる物理受けの多くにカプ・レヒレが有利で、「めいそう」を絡めて全抜きを狙える。
構築の強い点と注意点
強い点
① | 強い2つの勝ち筋 |
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② | 「バトンタッチ」が読まれにくい |
③ | サイクルも回せる |
強い2つの勝ち筋
「ステルスロック」+エースバーンが単純に強力なため、受けが薄いパーティに対してはそれだけで充分な勝ち筋になれる。またエースバーンを受けられる耐久ポケモンの大半がカプ・レヒレで起点に出来るため、どちらに転んでもこちらのエースを通して行ける。
「バトンタッチ」が読まれにくい
初見ではエースバーンの「バトンタッチ」が殆ど警戒されないため、相手の意識外から一気に試合の主導権を握ることが出来る。また「バトンタッチ」後にエースバーンが控えに残るため、カプ・レヒレで試合を決めきれずとも勝ち筋が残る。
サイクルも回せる
縦のタイプ相性の良いカプ・レヒレ+ランドロスを中心にサイクル戦を行うことも可能。「ちょうはつ」「いかく」「とんぼがえり」等を駆使して、相手の展開を阻止しつつ堅実に相手に削りを入れて行き、こちらのエースの一貫を作る動きが強力。
注意点
① | 「つるぎのまい」ランドロスに注意 |
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② | ランドロスを起点にされないように注意 |
③ | 電気タイプに注意 |
「つるぎのまい」ランドロスに注意
エースバーンを止められるポケモンの中でもオボンの実ランドロスの「つるぎのまい」からの「ダイジェット」展開は注意が必要。ポリゴン2に「ダイスチル」を1回でも「バトンタッチ」出来れば「いかく」「トレース」から切り返せる。
ランドロスを起点にされないように注意
初手のランドロスは「いかく」と「がんせきふうじ」である程度相手を妨害出来るが、それらで止まらないエースを先に展開されると厳しい。
「みがわり」テッカグヤや「クリアボディ」「りゅうのまい」ドラパルト等は選出段階から警戒しておき、起点にされる前に「とんぼがえり」を選んだり裏にストッパーを選出しておく。
電気タイプに注意
カプ・レヒレとテッカグヤが電気弱点なため、電気タイプには注意。ランドロスの「がんせきふうじ」を駆使して、先に「めいそう」や「ダイジェット」を展開できれば倒しやすくなる。
サンダーやポリゴン2を控えさせておくことで、相手のサンダーに先に「ダイジェット」をされても「かいでんぱ」で切り返せる。
採用ポケモンの解説・型
採用ポケモン一覧
エースバーン
努力値調整意図はこちらDM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
Dの調整意図
努力値調整意図 |
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B<Dで「ダウンロード」対策 |
バトン要員その1
タイプ一致「ダイスチル」「ダイジェット」で相手を倒しながらカプ・レヒレに防御・素早さ上昇を「バトンタッチ」出来るポケモン。特性「リベロ」のお陰で全ての技がタイプ一致で撃てるため、高い攻撃性能を維持しつつ狙った能力を上げられるのが最大の特長。
いのちのたま
自身の攻撃性能を更に高める。「ステルスロック」から単体で全抜きを狙いに行く動きも可能。
キョダイマックス個体
「キョダイカキュウ」でミミッキュやジバコイルの特性を無視して一撃で倒しに行ける点が優秀。バシャーモ等の炎タイプの「ダイバーン」と異なり、「キョダイカキュウ」に晴らす効果はないため、裏のカプ・レヒレの「なみのり」が弱体化しない点も相性が良い。
エースバーンを使う上で知っておきたいことサンダー
特性 | せいでんき |
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性格 | おだやか (D↑/A↓) |
持ち物 | アッキのみ |
実数値 | 197-**-106-146-147-128 |
努力値 | H252/B4/C4/D188/S60 |
技構成 | ・ぼうふう ・かいでんぱ ・はねやすめ ・バトンタッチ |
DM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
Sの調整意図
努力値調整意図 |
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S(+1)で最速アーゴヨン+2 |
S準速ウオノラゴン+1 |
バトン要員その2
タイプ一致「ダイジェット」による素早さ上昇をカプ・レヒレに「バトンタッチ」する役。特殊耐久に配分することで少し重い相手のサンダーに強くした。
アッキの実
防御を上げる手段としてアッキの実を採用。「はねやすめ」があるため、火力上昇手段のない物理相手であれば単体で詰ませることも可能。
「かいでんぱ」採用
特殊アタッカー全般をカプ・レヒレの起点にしやすくなる。サンダーを切り返して来る「めいそう」持ちに対しても「かいでんぱ」を絡めて「ちょうはつ」カプ・レヒレを安全に着地させることで有利に立ち回れる。
この枠には電気打点の採用も考えたが、水タイプ等はサンダーで倒すよりもカプ・レヒレの起点にする動きの方が強力だったため、サンダー自身の詰ませ性能も高められる「かいでんぱ」を採用した。
サンダーを使う上で知っておきたいことカプ・レヒレ
努力値調整意図はこちらDM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
Hの調整意図
努力値調整意図 |
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HP16n |
Sの調整意図
努力値調整意図 |
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S準速61族+1 |
S(+1)で最速ウツロイド+1 |
S(+2)で最速スカーフロトム+2 |
全抜き要員
高い耐久と「めいそう」による要塞化を狙うポケモン。「バトンタッチ」なしでも高い単体性能を誇るが、味方のサポートを受けて防御や素早さを上げると更に強くなる。
「ちょうはつ」採用
相手の「じこさいせい」や「かいでんぱ」「くろいきり」等を封じることで受けポケモン全般を完封しつつ全抜きを狙える。
「ドレインキッス」採用
素の威力は低いが、与えたダメージの3/4回復という驚異の回復量によりカプ・レヒレの貴重な回復ソースとなる。全抜きを狙う上で体力管理は重要となるため、この技をタイプ一致で撃てるのは強み。
特攻重視の配分
少ない攻撃回数で相手を崩せるように特攻重視。「ドレインキッス」の回復量が増えることにより実質的に耐久も上がる。
カプ・レヒレを使う上で知っておきたいこと霊獣ランドロス
努力値調整意図はこちらDM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
Bの調整意図
努力値調整意図 |
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A182ウーラオスの「あんこくきょうだ」99.6%でオボンの実込2発耐え |
A200ウーラオスのこだわりハチマキ「あんこくきょうだ」81.3%耐え |
Dの調整意図
努力値調整意図 |
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C161カプ・レヒレの「れいとうビーム」耐え |
C177サンダーの「Dぼうふう」99.6%でオボンの実込2発耐え |
「ステルスロック」+C194サンダーのいのちのたま「Dぼうふう」87.5%耐え |
Sの調整意図
努力値調整意図 |
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S個体値28-29 |
S無振りランドロス-1 |
S(-1)最速サンダー-1 |
S(-1)最速ウーラオス+2 |
「ステルスロック」要員
エースを通して行く上で邪魔な相手のきあいのタスキを潰したり、受けポケモンを交代際に削ることで突破の可能性を上げられる「ステルスロック」を採用。
電気の一貫切り
電気無効枠。カプ・レヒレやテッカグヤとの縦の相性に優れ、裏にいるだけで「ダイサンダー」「ボルトチェンジ」への抑止力となる。
「いかく」要員
相手の攻撃を下げることで「めいそう」カプ・レヒレを強く使えるようになる。
ランドロスを使う上で知っておきたいことポリゴン2
特性 | トレース |
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性格 | ずぶとい (B↑/A↓) |
持ち物 | しんかのきせき |
実数値 | 191-**-149-126-116-87 |
努力値 | H244/B204/C4/D4/S52 |
技構成 | ・イカサマ ・かいでんぱ ・れいとうビーム ・じこさいせい |
DM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
Bの調整意図
努力値調整意図 |
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A184エースバーンのいのちのたま「とびひざげり」耐え |
A182ウーラオスのこだわりハチマキ「インファイト」12/16耐え |
A216(+1)ランドロスの「Dじしん」を「じこさいせい」連打で3発耐え→同「じしん」を確定耐え |
A216(+1)ランドロスの「じしん」を250/256で2発耐え |
Sの調整意図
努力値調整意図 |
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S4振り65族+1 |
S(+1)で準速75族+3 |
S(+2)で準速エースバーン+3 |
S(+2)でS115(+1)+2 |
物理受け
高耐久クッションとしてパーティの安定感を増しつつ、相手のダイマックスをある程度牽制する枠。隙を見せたくない「つるぎのまい」ランドロスへの役割を重視した配分とした。
「イカサマ」+「かいでんぱ」
物理に対しては「イカサマ」、特殊に対しては「かいでんぱ」で両受けを狙う。「かいでんぱ」は相手の特殊アタッカーを弱体化させてカプ・レヒレの「めいそう」やテッカグヤの「みがわり」の起点にして行く動きも可能になるのが強み。
「バトンタッチ」を受けても強い
ただでさえ耐久が高いので、防御や素早さ上昇を「バトンタッチ」で引き継ぐことで更に詰ませ性能が高くなる。場合によってはカプ・レヒレの代わりに全抜きを狙う展開も可能。
ポリゴン2を使う上で知っておきたいことテッカグヤ
特性 | パワフルハーブ |
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性格 | ひかえめ (C↑/A↓) |
持ち物 | ビーストブースト |
実数値 | 172-**-123-172-124-113 |
努力値 | C236/D20/S252 |
技構成 | ・メテオビーム ・エアスラッシュ ・みがわり ・やどりぎのタネ |
DM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
Dの調整意図
努力値調整意図 |
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B<D(「ダウンロード」対策) |
全抜きエース
特性「ビーストブースト」とタイプ一致「ダイジェット」による全抜きを狙える。ランドロスの「ステルスロック」+「がんせきふうじ」のサポートを受けてから展開できると強力。ダイマックスしたエースバーンやサンダーの「バトンタッチ」先としても優秀。
草、毒対策
草技を1/4、毒技を無効に出来るタイプ耐性を持つため、これらが苦手なカプ・レヒレとの相性補完に優れる。加えて「ステルスロック」が等倍であり、ゴリランダーやカミツルギのサブウェポンにも打ち負けにくいため、それらの構築に強く出られる。
「みがわり」+「やどりぎのタネ」
カプ・レヒレでの全抜きに邪魔なナットレイ、「どくづき」ドヒドイデ、「クリアスモッグ」持ち対策。これらの絡んだ受け回しに対しても非常に有利に立ち回れる技構成。
テッカグヤを使う上で知っておきたいこと
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