ポケモン剣盾の公式大会「竜王戦2020予選」についての環境考察をしています。注目の伝説ポケモン、注意したいポケモンについて紹介と解説を行っています。シリーズ8のシングルバトルも同じルールで行われるため、是非参考にしてみてください。
シリーズ8ルールと同じ条件
シリーズ8期間 | 2/1(月)9:00〜5/1(土)8:59 |
---|---|
備考 | 特別なポケモンは1匹まで参戦 |
ランクバトル「シリーズ8」のレギュレーションはシングルは「竜王戦2020」でしようされたものになることが決定。ダブルはその少し前に開催された「バトルレジェンド」に準拠したルールになっているぞ。
竜王戦2020の詳しいルールはこちらトップメタの伝説枠
※以下は竜王戦2020予選の開催前に行われた環境考察です。
トップメタの三竦み関係
本大会は下記の3匹が「環境の中心」との呼び声が高く、その3匹の間で竦みが発生している。最低限のレベルではあるが、この3匹については必ず抑えておきたい。
※各ポケモンのアイコンを選択すると、個別解説まで飛びます。
どのポケモンが強そう?
ザシアン(剣の王)
異次元のアタッカー性能
種族値が攻撃170、素早さ148と伝説ポケモンの中でも頭一つ抜けたスペックを持つ。更に特性「ふとうのけん」の効果で場に出た時に攻撃が1段階上昇するので、耐久を振らずにザシアンと打ち合えるポケモンは少ない。
ザシアンの覚える技&種族値はこちら日食ネクロズマ
高い耐久性能+積み技
半減以下で受けられるタイプが10個あり、特性「プリズムアーマー」により抜群技のダメージすら軽減してしまう要塞ポケモン。今作ではコスモパワーやりゅうのまい、更にアシストパワーという選択肢も増えたため、高耐久の積みアタッカーとして警戒したい。
日食ネクロズマの覚える技&種族値はこちらイベルタル
幅広く撃ち合える性能
イベルタルは悪・飛行タイプなので、耐性面はそこまで優遇されているわけではない。しかし、伝説ポケモン相手との打ち合いにも強く、特性「ダークオーラ」補正が乗った悪技の火力が凄まじい。数値だけでの受け出しはやめたほうが良いだろう。
イベルタルの覚える技&種族値はこちら対策しておきたい伝説枠
ワンサイドゲームになりかねない
トップメタの3匹ほどではないが、充分に注意しておきたい伝説ポケモンは他にも沢山いる。その中でも攻略班が注意しておきたいと感じたポケモンをピックアップ。
カイオーガ
主な運用方法はスカーフを持たせて「しおふき」を撃つ型だろう。前作と違いゲンシカイキはできないので、やれることの幅は狭まっているが前述のしおふきの凶暴性は未だ健在。威力150状態のしおふきの一貫を作られないようにしたい。
カイオーガの覚える技&種族値はこちらゼルネアス
専用技「ジオコントロール」を使用する型が主流なので、持ち物は基本的にパワフルハーブで固定で考えておこう。ジオコントロールをしてからのダイマックスの破壊力と制圧力は伝説ポケモンの中でもトップクラスだ。
ゼルネアスの覚える技&種族値はこちらムゲンダイナ
総合的な耐久種族値が高く、素早さ種族値も130と高い。専用技「ダイマックスほう」を主軸にした型の他に、「どくどく」を使った型も強力で竜王戦の仲間大会などでも結果を出しているようだ。
ムゲンダイナの覚える技&種族値はこちらホウオウ
12月に入って以降の仲間大会で着実に母数を伸ばし始めているポケモン。特殊方面の耐久が凄まじく、炎タイプなのでフェアリーや鋼への耐性も高め。「せいなるほのお」を撃ち逃げして他で受けるなど並びの親和性もある。逆に「じゃくてんほけん」などで採用した攻撃的な型もいるようなので注意しておきたい。
ホウオウの覚える技&種族値はこちら強力な通常ポケモン枠
エースバーン
伝説ポケモンに引けを取らない攻撃性能
通常ランクマッチでも活躍を見せているエースバーン。ダイマックスをしたときの性能は伝説ポケモン達にも負けていない。スカーフ型でザシアンを上から倒したり、タスキ型で最後の詰め筋になったり、ダイマ枠としてエース運用するなど型も豊富だ。
エースバーンの覚える技&種族値はこちらメタモン
対策必須のエース(?)
自身の特性で、場に出た瞬間に相手のポケモンに姿を変えることが出来るメタモン。竜王戦では伝説ポケモンなどに対抗できる積みアタッカーが多く採用されるため、能力変化ごとコピーできるメタモンの対策は必須だ。
メタモンの覚える技&種族値はこちら構築の決め方伝説ポケモンから決める
1匹だけとはいえ、伝説ポケモンが使えるのが今大会の1番のポイント。伝説ポケモンは一般ポケモンたちと比べて種族値や使用できる技が優秀なので、出来る限り全ての試合で選出できるように構築を考えよう。
参考記事
当サイトでも、強豪プレイヤーのユウキさん(@yuki_rotom)考案の竜王戦2020用の構築記事を公開している。よければ参考にしてみて欲しい。
伝説ポケモンの戦い方をイメージ
伝説のポケモンが決まったら、そのポケモンがどういう戦い方ができるかを考えよう。そのポケモンを選出した際の試合をイメージすれば、対策すべきポケモンや考慮すべき立ち回りが見えやすくなってくるぞ。
例:毒+コスモパワーのムゲンダイナを使いたい
強力な点の例
・伝説/一般ポケモン問わず様々な相手に対して毒を絡めて動けるので、選出しても腐りにくい。
・コスモパワーで要塞化できるので、数的有利を取った後ならば時間切れ勝利も狙える。
・高速+高耐久なので、僅かでもHPが残っていれば、隙を見て自己再生で復帰しやすい。
補うべき点の例
・火力が上がらないので、相手の受け回しに対して負荷をほとんど掛けられない。
→ドヒドイデなどの突破手段が欲しい。
・こだわりアイテム+トリックで機能が停止。
→ムゲンダイナをサブプランに出来る選出を作る
・相手のムゲンダイナに強くない。
→ミラーへの回答を用意。
・ダイマックスできない
→ダイマックスエースを選出に組み込みたい。
伝説ポケモンの弱点を補う
伝説ポケモンにも苦手な一般ポケモンは当然居るので、そこを補完できるポケモンを採用して選出を考えていこう。この際に伝説ポケモンが選出から外れてしまう事が多いならば、軸の伝説ポケモンを変更する必要があるかもしれないぞ。
仲間大会などで練習
構築を組めたら、竜王戦ルールの仲間大会などに参加して練習しておこう。そこで自分の構築の欠陥が見つかることは多い。公式大会の本番は最大45戦と試合数上限も決まっているので、練習はしておいた方が良いだろう。
参加する仲間大会を厳選しない
仲間大会は主催元によって、参加者の層が大きく異なることがある。しかし、公式大会に参加するプレイヤーの層は様々。考察を進める中でメタが周りすぎてしまい、実際の大会との間にズレが生まれてしまうと逆に勝つのが難しくなりかねない点に注意。
竜王戦2020予選とは
2020竜王戦の予選について
エントリー期間 | 11/26(木)14:00~12月11日(金)8:59 |
---|---|
開催期間 | 12/11(金)9:00〜12/14(月)8:59 |
ルール | シングルバトル |
備考 | 特別なポケモンは1匹まで参戦 |
対戦形式はシングルバトル
総合時間 | 20分 |
---|---|
持ち時間 | 7分 |
選出時間 | 90秒 |
選択時間 | 45秒 |
対戦数 | 1日あたり15戦 |
対戦形式は通常のシングルバトル同様の6匹の構築から3匹選出のルールになっている。残った対戦数は翌日以降に繰り越しも可能なので、忙しい人は次の日にプレイすることも可能。
図鑑に載らないポケモンも参加可能
ガラル・ヨロイ島・カンムリ図鑑に登録できるポケモンに加え、下記のポケモン達も参加可能。伝説のポケモンも1体のみ使えるため確認しておこう。
図鑑に載らない使用可能ポケモン一覧使用できるポケモン一覧
フォルム違いや合体したポケモンも参戦することは可能です。
特別なポケモンは1体まで使える
上記のポケモンの中に、特別なポケモンが存在する。構築には1体しか組み込めないので注意しよう。
1匹のみ採用できる特別なポケモン一覧
ログインするともっとみられますコメントできます