FGOのエイプリルフール2019企画『Fate/Grand Order Quest(FGOクエスト)』のドロップアイテムに含まれた小ネタを紹介!攻略班が発見した原作再現や新情報と思わしき内容を掲載。FGOクエストの思い出を振り返る際に是非。
FGOエイプリルフールまとめ | |
---|---|
2019年のまとめ | 2018年のまとめ |
リヨ鯖のイラスト一覧 | ドット絵一覧 |
戦闘中の小ネタ解説 | FGOクエスト掲示板 |
FGOクエストのアイテム説明文について
各アイテムに丁寧な説明文付き
FGOクエストで敵として登場する各サーヴァントにはドロップアイテムと説明文が設定されている。武器防具や装飾品などデータに関わらない「こっとうひん」など説明文のみのアイテムも存在しており、各々サーヴァントらしい内容となっている。
本記事では攻略ライターがFGOだけでは分かりづらいと感じたアイテムや、内容的に突き刺さったアイテム説明文の紹介を行う。
中の人A | 全体構成・シナリオ・総監督の奈須きのこさんの日記にて。 各サーヴァントのドロップアイテムの決定とその説明文は、それぞれのサーヴァント担当のライターたちが手分けした書いた、と。こっそり発表されております。 |
---|
ドロップアイテムの紹介
※本記事ではあくまで一部について掲載しています。またTYPE-MOON関連作品のネタバレも含まれますのでご注意下さい。
エミヤ(アーチャー)
「かんしょうばくや」は「干将・莫耶」と表記する。中国伝承が元ネタとなっており、夫婦剣と呼ばれる双剣で、お互いが引き合う性質。エミヤ(弓)やクロエ(弓)の主力武器として使用。
聖杯戦争が終われば消えていく英霊には仕方ないことだが、エミヤは関連作品では別れを経験することが多い。そのため改めて「最後には出会える」と言われると刺さる。
ロビンフッド
ロビンフッドはパセラコラボのコースターなど喫煙シーンが存在している少数派のサーヴァント。お菓子をねだる茨木童子など子供系サーヴァントとの絡みも多い関係か、FGOでは「しがーちょこ」を持つことが分かった。
サバフェスでのスケジュール管理に続いて、相手に応じて細やかな気遣いを行うロビンフッドのエピソードが追加された。
パセラコラボはこちら(外部サイト)アーラシュ
「なまちゅう」は中ジョッキサイズのビールのこと。おさけははたちになってから。
アーチャーとして登場する「Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ」で成人済マスターと居酒屋でビールの喉ごしを楽しむシーンからの登場と思われる。
蒼銀のフラグメンツ出身の男性サーヴァントはFGOでも聖杯戦争の記憶が色濃く残っていることが多く、マスターとの良好な関係も忘れていないと再確認が行えた。
クーフーリン(SN)
カタカナ表記の「ゲイボルグ」。「絶対に心臓に当たる」概念の武器のため、心臓があるならば幸運以外では避けられない。
例えば「心臓がない」相手であれば相性が悪く「心臓が弱点なので隠している」相手なら「隠してようと当たる」ので好相性。Fateシリーズのサーヴァントの強さは相性ゲーと言われる所以。
FGOでも同様の概念バトルは「死の存在を与えれば、倒せる敵になる」など幅広く採用されている。
以上を総称した「がいねんにはがいねんをぶつけるンだ。」の一言は、某国産心霊ホラーのVS映画台詞からと思われる。きのこやっぱり見てた。
呂布
「ちせいのメガネ」は呂布本人のものではなく、軍師である陳宮のものだと思われる。
陳宮は未実装サーヴァントなものの、呂布のバレンタインイベントで主人公と情報交換。バレンタイン2019本編では登場するなど、カルデアに召喚済みの可能性がある。FGOクエストでも存在感をアピールしてきたと思われる。
未実装サーヴァント一覧はこちらシグルド
「えいちのめがね」はシグルドの装備している氷の叡智を表すメガネのことと思われる。こちらは本人が装備しており、ブリュンヒルデとシグルドのバレンタイン礼装などでも度々アピールが行われている。
『氷の叡智チョコ』についてはこちらメディアリリィ
「ぴんくいろぱんけーき」は、無限に食べられるパンケーキを求めたメディアリリィの幕間や関連礼装からの登場と推察。キュケオーン推しの某キャスターのような一点突破型の押しを感じる。
しょっかんがぐにぐにしていて、どことなくかいさんぶつっぽいのは幕間同様に、魔神柱「ハーゲンティ」を材料にしたものと思われる。かわいそう。
天草四郎
「あかあおみどりのこっけん」とは、過去の恒常★3概念礼装。現在はフレンドポイントで入手可能な「青の黒鍵」「緑の黒鍵」「赤の黒鍵」と思われる。FGO初期は礼装数も少なく、ガチャで頻繁に目にした。
TYPE-MOON関連作品での「黒鍵」は天草四郎や言峰綺礼など、聖堂教会関係者が使用する概念武装。出身作品「Fate/Apocrypha」でもFGOでも引き続き使用もしている。
子ギル
「カプさばちけっと」で体験できるゲームはと思われる。
ホロウアタラクシアは子ギルの出身作品となっており、バレンタイン礼装で渡される「わくわくざぶーん優待チケット」も同作中で登場するレジャー施設。自身の登場作品への宣伝に相変わらず余念がない。
『わくわくざぶーん優待チケット』はこちらアンリマユ
「ぎゅうどん」は出身作品「Fate/hollow ataraxia」で登場したマスターと一緒にとった食事。FGOでも記憶を引き継ぐ、良好な関係が伺える。
クロエ
「びーすとのはごろも」は「Fate / kaleid liner プリズマ☆イリヤ」シリーズから発売された、クロエの公式フィギュア衣装を指していると思われる。とてもあぶない衣装だった。
ひろやまひろし先生の関連ツイート
まけるはずがない(確信) pic.twitter.com/QCBJDcJYao
— ひろやまひろし (@hiroshi_) 2019年4月1日
殺生院キアラ
こちらの「けもののはごろも」はビーストクラスを意味する単語と思われる。FGOクエストは大奥イベントと同時開催されており、殺生院キアラの衝撃シーンの後に「続きは4月2日18時」とシナリオを区切られていた。
4月1日にFGOの殺生院キアラが「おおくのものをうしなうが たったひとつのあいをえる。」というアイテムをドロップするのは大奥イベントを含めて、演出上意図されている様に思える。
大奥イベントまとめはこちらイヴァン雷帝
「いゔぁんすらいだー」はFGO冬祭り2018-2019に登場した巨大アトラクション「イヴァン雷帝スライダー」が元ネタと思われる。
FGO冬祭り 2018-2019 北海道会場レポート岡田以蔵
「しまつけん」はFGOクエストでは「始末券」と読むチケットと思われる。岡田以蔵は「始末犬」と呼ばれるポメラニアン姿で原作コハエースシリーズ、2018年水着イベントサバフェス背景で公式登場したことがある。
今回も「しまつけん」の漢字を変えることでファンサービスを行ったと思われる。
りよさばがじょういんかのう
いくつかの乗り物型のアイテムでは「りよさばがひとりじょういんかのう。」など、何人乗れるかが記載されているものがある。
それに対して「りよさばはつかえない」ものも設定されており、乗り物以外にも騎乗スキルを発揮させるメイヴちゃんの「おとなのばしゃ」なので納得のオチ。
1日限りのドロップアイテムを複数集めることで理解できるネタは他にもあるのだろうか。
ラムレイ ・りよさばがひとりじょういんかのう | |
くうちゅうていえん ・りよさばがひとりじょういんかのう | |
おとなのばしゃ ・りよさばはつかえない |
ゴルドルフ・ムジーク
ゴルドルフ現所長は水着イベント2018などでも寿命の近づいたホムンクルスと共にハワイ旅行を行うなど、使い魔とTYPE-MOON作品の一般的な魔術師とは異なる人間じみた付き合いをしていた事が明らかになっている。
ドロップアイテムは各登場人物の大切にしているものや象徴が選ばれることが多い。そのためたびたび不死鳥を名乗るゴルドルフ現所長がホムンクルスから受け取ったプライドをドロップするのはムジーク家とホムンクルスの特殊な関係性が伺える。
ログインするともっとみられますコメントできます