ポケモン剣盾のシングルバトルで使えるパーティ(構築)を紹介しています。構築のコンセプトや強い点・弱い点、採用ポケモンの解説も掲載しているので、雨パーティを探している方は参考にしてください。
ユウキさんのシングル構築まとめはこちらオーガゲロゲザシアン構築のコンセプト
パーティメンバー
構築の監修:ユウキさん(@yuki_rotom)
コード | 0000 0007 Y7W9 F9 |
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構築のコンセプト
- カイオーガ+ガマゲロゲの雨パーティ
- 攻防の相性が良いザシアン
- 最低限のサイクルも回せる
カイオーガ+ガマゲロゲの雨パーティ
こだわりスカーフカイオーガに加え、雨状態で素早さ2倍になるガマゲロゲを採用。とにかく上から高火力を押し付ける雨パーティとなっている。
攻防の相性が良いザシアン
第二の伝説枠としてザシアンを採用。攻撃面ではカイオーガやガマゲロゲを受けて来るラッキーやナットレイ等に打点がある上に、防御面ではカイオーガ+ガマゲロゲに一貫する草技や「フリーズドライ」を半減で受けられるため相性が良い。
最低限のサイクルも回せる
不利対面を取った際に交代先となるクッションが欲しいため、取り巻きにはある程度耐久を高めた一般枠を採用した。前のめりな動きだけでなく、サイクルを回す動きも選択肢に入れられる。
オーガゲロゲザシアン構築の使い方
選出率の高いポケモン
カイオーガとゲロゲを主軸にした選出で一番多かった選出メンバー。もちろん、相手の構築に応じて順番や選出は柔軟に変えるべきだが、基本選出は上記のポケモンとなっている。
カイオーガで負担を掛ける
初手からカイオーガを出して行き、相手に負担を掛けて行く。HP満タンの雨「しおふき」は並大抵のポケモンでは交代で受けることは不可能で、相手の選出や立ち回りに大きな制限を掛けられる。
ガマゲロゲで畳み掛ける
カイオーガで荒らした後、「すいすい」ガマゲロゲで上から畳み掛ける。「しおふき」で削れた相手を倒しながら「ダイナックル」等を積んで行けると強い。
ザシアンで締め
カイオーガ、ガマゲロゲで相手を削った後は最後のザシアンで相手を一掃する。高い素早さと広い技範囲、ダイマックスに強い「きょじゅうざん」の存在により一度取った数的有利を維持しやすい。
構築の強い点と注意点
強い点
① | カイオーガ+ガマゲロゲの制圧力 |
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② | 雨とザシアンが好相性 |
③ | サイクル戦も可能 |
カイオーガ+ガマゲロゲの制圧力
カイオーガは積み技を必要とせず瞬間的に火力を出せるのが強く、先に動ければ「しおふき」で多くの相手を大幅に削れる。「すいすい」が発動したガマゲロゲも素早さが高くなるため、常に上から高火力を押し付けられるのが最大の強み。
雨とザシアンが好相性
雨とザシアンの相性が良く、雨下であればザシアンの弱点の1つである炎技の威力が半減される。これによりイベルタルの「ダイバーン」等もケアが可能になり、ザシアンが幅広い相手に有利に撃ち合えるようになる。
もう1つの弱点である地面タイプには、カイオーガ+ガマゲロゲが睨みをきかせている。そのため、ザシアンが弱点を突かれにくい試合展開が可能になる。
サイクル戦も可能
取り巻きも含め、ザシアンの優秀な耐性を活かしてサイクル戦も可能。サイクルで相手を疲弊させ、最終的に高い素早さのカイオーガやガマゲロゲで一掃していく動きも強い。
注意点
① | ゴリランダーに注意 |
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② | 「ちょすい」「よびみず」に注意 |
③ | 雨ターンの管理に注意 |
ゴリランダーに注意
カイオーガ+ガマゲロゲを使う上で最も注意すべきはゴリランダー。グラスフィールド下の先制「グラススライダー」でどちらも一撃で倒されるため、草技を一貫させない選出を心掛ける。
ザシアンは回復手段がなく何度も後出しが出来るわけではないため、ゴリランダー入りにはサンダーやウルガモス、ナットレイを選出に絡めて行くのが無難。
「ちょすい」「よびみず」に注意
こだわりスカーフカイオーガを使う上で、これらの特性持ちに隙を見せないよう注意。水技で行動を固定した場合のリスクを考えつつ、時には交代読みを挟みつつ立ち回る。
ラプラスには自身の「かみなり」を、トリトドンにはガマゲロゲの「パワーウィップ」を当てに行きたい。
雨ターンの管理に注意
カイオーガを先に出して後続からガマゲロゲを展開した際、雨ターンが途中で切れてしまうと「すいすい」が発動しなくなる。ダイマックスガマゲロゲが自身より速い高火力アタッカーに上から倒される展開は避けたいため、相手をどのターンに倒せば不都合な盤面にならないかを計算に入れて立ち回る。
また、ガマゲロゲの「ダイストリーム」で雨を再展開する選択肢も頭に入れておく。
採用ポケモンの解説・型
採用ポケモン一覧
カイオーガ
特性 | あめふらし |
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性格 | おくびょう (S↑/A↓) |
持ち物 | こだわりスカーフ |
実数値 | 175-**-111-202-160-156 |
努力値 | B4/C252/S252 |
技構成 | ・しおふき ・こんげんのはどう ・かみなり ・れいとうビーム |
削り役兼スイーパー
こだわりスカーフを持った先制雨「しおふき」で、序盤から相手にガンガン負荷を掛けて行くアタッカー。「しおふき」で雑に削った相手をガマゲロゲやザシアンで刈り取るのが基本だが、うまくカイオーガを温存出来た場合は終盤のスイープを狙って行く。
サブウェポンの威力も高い
「かみなり」の威力が高いため、「しおふき」が効きにくい水タイプ等もしっかり押して行けるのが特長。
雨の恩恵
自身の水技の強化だけでなく、ガマゲロゲの「すいすい」発動、ザシアンやナットレイの弱点を減らしたりサンダーの「ぼうふう」を必中にさせる効果もある。2回目の「あめふらし」発動を狙うメリットが多いパーティのため、なるべくカイオーガを温存して再利用出来ると良い。
ガマゲロゲ
メインのダイマエース
カイオーガの「あめふらし」で特性「すいすい」を発動させ、上から高火力を押し付けるエース。ダイマックス適正が高く、基本的にガマゲロゲでダイマックスして相手を倒して行く。
物理型
同時選出率の高いカイオーガが特殊アタッカーであるため、特殊受けで双方が止まらないように物理型で採用。特殊型の「くさむすび」ではダイマックス相手に無効化されたりトリトドン等の体重が軽い相手に威力が不足する一方、安定した威力の草技「パワーウィップ」を採用出来るのも物理型の利点。
「かわらわり」採用
壁パーティへの対抗策となる他、ダイマックス時に「ダイナックル」となり攻撃を上げながら相手を倒せるのが強い。
ザシアン
特性 | ふとうのけん |
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性格 | ようき (S↑/C↓) |
持ち物 | くちたけん |
実数値 | 168-222-135-**-135-220 |
努力値 | H4/A252/S252 |
技構成 | ・きょじゅうざん ・じゃれつく ・インファイト ・ワイルドボルト |
非ダイマ物理エース
高速、高火力のアタッカー。くちたけんを持つことで場に出ただけで攻撃が一段階上昇するため、瞬間火力が高い上に技の撃ち分けも出来る。
自身はダイマックスが出来ないが、「きょじゅうざん」で相手のダイマックスエースを大幅に削れるのが最大の強み。
「じゃれつく」採用
水技の通りが悪いゼクロムやパルキア等へのドラゴンタイプに抜群を取れる技として採用。トリトドンに対する打点にもなる。
「ワイルドボルト」採用
ホウオウやドヒドイデ+ナットレイのサイクルに対して無力にならないように採用。攻撃範囲を広げて崩し性能を上げた。
サンダー
物理受け
カイオーガが苦手とするゴリランダーや、ナットレイが苦手とする格闘に対する物理受け。はねやすめなどで居座り性能も高く使いやすい。
「ねっぷう」採用
雨パの天敵ナットレイ対策。雨が降っていない場面での草タイプへの安定打点にもなる。
アッキの実
ザシアンに対して「じゃれつく」以外の技を撃たせたターンに交代で繰り出すか、対面から「はねやすめ」で回復が追いつくようになるアイテム。発動することで物理全般に対する詰ませを狙える。
ナットレイ
電気・草対策
カイオーガが不利を取るポケモンの多くに強い。有利対面からの「やどりぎのタネ」を駆使してサイクルを有利に回して行ける。
ゼルネアス、カイオーガ意識
配分はHD特化としてゼルネアスやカイオーガに役割を持てるようにした。不一致特殊炎技のダメージを抑えることで、雨下なら無理やり撃ち合いに持って行ける。
草技採用
カイオーガやザシアンが苦手とするトリトドンやヌオー、ガマゲロゲに対する処理速度を考えて草技を採用。これらに明確に強くすることで伝説枠を活躍させやすくなる。
ウルガモス
特性 | ほのおのからだ |
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性格 | ひかえめ (C↑/A↓) |
持ち物 | カゴのみ |
実数値 | 160-**-105-187-125-150 |
努力値 | B156/C116/S236 |
技構成 | ・ほのおのまい ・ギガドレイン ・ちょうのまい ・ねむる |
DM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
Bの調整意図
努力値調整意図 |
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A222(+1)ザシアンの「きょじゅうざん」+「でんこうせっか」249/256耐え |
Sの調整意図
努力値調整意図 |
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S(+1)で最速黒バドレックス抜き |
S準速ウーラオス+1 |
草に強い全抜きエース
ガマゲロゲが苦手なゴリランダーやナットレイ入りに対して出せるエース。これらを起点に「ちょうのまい」から全抜きを狙う。
「ギガドレイン」採用
カイオーガ対策で出て来るトリトドンやザシアン対策で出て来るヌオーを意識して「ギガドレイン」を採用。炎技との相性補完に優れ、全抜きを狙いやすくなる。
「ねむる」採用
ポリゴン2等の受けポケモン相手に積む回数を増やして無理やり突破を狙えるようになる。
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