ポケモン剣盾のランクバトルにGameWith攻略班が挑戦していくコラム企画。剣盾のランクバトル(シングル)の対戦をレポートとしてまとめ、週刊で更新していくぞ。
シングルバトルの使用率ランキング剣盾シングル対戦レポートって?剣盾シングル対戦レポートとは
攻略班が実際に悪戦苦闘します!
攻略班が剣盾のシングル対戦に潜り、その対戦レポートを書いていくコラム企画。負け試合も含めて、ありのままの対戦内容を紹介し、攻略班メンバーの対戦能力向上を目指していくぞ。
剣盾攻略班 | 今シーズンは最終日に潜ってみました!結果の方は…? |
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構築を組むところから始まります
レンタル構築のみで頑張るのも良いかもしれないが、「構築を組む力も養いたい!」ということで、本企画では構築も攻略班たちが考えて組むことにした。最初は穴だらけの構築になるかもしれないが、徐々に変化して勝てる構築に仕上げることも目指すぞ。
ちなみに構築記事も掲載中
今回の企画では使用しないが、GameWithではポケモンの世界大会への出場経験などの輝かしい経歴を持つユウキさん(@yuki_rotom)や不定期開催している「GameWith杯」の優勝構築の構築記事を掲載している。レンタルも可能なので興味があればチェックしてみて欲しい。
レンタル構築の構築記事まとめ最初の目標は最終3桁!
闇雲に潜ってレポートを書いていても面白くないので、最終順位の目標を設定して取り組むことにした。初の試みということもあるが、最終3桁(内部レート1900↑)くらいを目指して適度に頑張っていくぞ。
レポート内で使用している用語について
レポート記事ではポケモン対戦でよく耳にするような単語をいくつか使用するため、分からない単語は事前にこちらでチェックしておこう。
用語集
用語名 | 意味・用例など |
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H,A,B,C,D,S | ・それぞれ以下の用語の略称として使用する H→HP、A→攻撃 B→防御、C→特攻 D→特防、S→素早さ 「HB特化」→HPと防御の努力値を252振りし、上方補正を掛けた調整を示す |
TOD | ・「Time Over Death」の略称。 ・試合時間切れで発生する判定決着の事 ▶TODの仕様についてはこちら 「TOD勝ちした」→試合時間を使い切り、判定勝負で勝ったことを示す |
ループ (受けループ) | ・ドヒドイデ、エアームド、ラッキーのような受け要素の強いポケモン達を多く採用した構築 ・攻撃的なポケモンが1~2匹居る構築タイプと6匹全てが受けに特化した構築タイプが存在する |
先週のあらすじ
対戦レポートvol.2はこちらミミッキュを使うのが苦手
対面的な運用のために採用していたミミッキュだったが、選出した際にうまく活かせていない。
ミミッキュの覚える技&種族値はこちら今回使用していた構築
ラグカイリューサンダー
狙いたい勝ち方
① | ステロ+欠伸で相手を削る。 |
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② | 欠伸、怪電波で積みの起点を作る。 |
③ | サンダー、ナットレイで詰ませる。 |
④ | ウオノラゴンの火力を押し付ける。 |
個別の簡易解説
ポケモン名 | 採用意図・役割など |
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ラグラージ | ・展開と対面操作を行い、試合を組み立てるポケモン ・初手や相手の物理アタッカーに投げて展開を作る |
カイリュー | ・ラグと組み合わせる積みエース ・初手ダイマックス時の瞬間火力を高めるために「いのちのたま」 |
サンダー | ・ダイマックスしても強めな枠 ・詰ませ性能が高い「かいでんぱ」 ・場持ちが良くなる「はねやすめ」 |
ナットレイ | ・ラグラージと組み合わせたい鋼と草の両タイプを持っている ・「鉄壁」を積むことで、低速ながらウーラオスに抗える |
ポリゴン2 | ・対面的な動きができるポケモン ・ガブリアスやランドロス等の物理アタッカーへのストッパー |
ウオノラゴン | ・サンダー、ラグラージのどちらと組み合わせても強力な枠 ・ダイマックス無しで動かせる高火力 |
先週からの変更箇所
ドラパルト→カイリュー
性能としてはドラパルトが扱いやすかったが、初手ダイマックスの行いやすさ、相手のダイマックスを切り返せる耐久を重要と考え、カイリューに再変更。
ミミッキュ→ポリゴン2
以前、ポリゴン2を採用していた時は「ガブリアス」や「ランドロス」へのケアとして選出するケースが圧倒的に多かった。それを踏まえ、今回は物理耐久に厚くすることで、対面選出時でもミミッキュに強く出やすい「スピードスワップ」持ちで採用した。
今週の対戦ログ
試合毎のログ
試合毎の選出を見る・●は初手選出されたポケモン、○は裏に控えていたポケモンを示しています。
・3匹判明する前に試合が終了する場合もあります。
1試合目の相手(3005位)
こちらの選出 | |||||
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● | ○ | ○ | |||
相手の構築/選出 | |||||
○ | ● |
選出意図
- 相手の初手がラグラージ以外なら初手ダイマで荒らして詰め切る
- ラグラージ以外ならサイクルしてカイリューを通す
試合内容
初手でドラパルトと対面したので、予定通り初手ダイマで荒らすプランを狙っていく。数的有利を先に取ったことで相手の後発のポリゴン2に対してサンダーとこちらのポリゴン2を絡めて突破不能な状況を維持。裏を見せられること無く降参が選ばれた。
試合の所感
剣盾攻略班 | 先行ダイマの逃げ切りプランを明確に取り入れやすくしたのが活きましたね。 |
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2試合目の相手(3030位)
こちらの選出 | |||||
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● | ○ | ○ | |||
相手の構築/選出 | |||||
○ | ● | ○ |
今週のフィーチャーマッチ。そちらの項目でピックアップして掲載しているぞ。
▼今週のフィーチャーマッチをチェック!3試合目の相手(2867位)
こちらの選出 | |||||
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● | ○ | ○ | |||
相手の構築/選出 | |||||
● | ○ |
選出意図
- 初手サンダーから展開
- 物理全般へのクッションにポリゴン2
- 補強でナットレイ
試合内容
初手アシレーヌと対面。スカーフ持ちだったらしく、上から冷凍ビームを撃たれ、こちらは暴風を外す。慌ててポリ2に退いたが1発で凍らされ、裏のエースバーンにダイマックスを切られて試合が終わった。流石に納得いかない。
試合の所感
剣盾攻略班 | 相手の行動、サンダー側のスカーフも初手ダイマも考慮してない動きなのですが、強気すぎませんか? |
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4試合目の相手(8070位)
こちらの選出 | |||||
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● | ○ | ○ | |||
相手の構築/選出 | |||||
● | ○ | ○ |
選出意図
- クレセリアがキツイので展開されたらおそらく負け
- 初手クレセリア以外には通るラグラージ
試合内容
初手サンダーと対面。欠伸→クイックターンで対面操作をし、ウオノラゴンを着地。エースバーンを処理したが、死に出しサンダーがダイマックス。ダイジェットの加速効果をクレセリアにバトンタッチされ負け。
試合の所感
剣盾攻略班 | クレセリアにはほぼ勝てないことは分かっていたので割り切り。立ち回りも全体的に淡白だったので反省。 |
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5試合目の相手(2160位)
こちらの選出 | |||||
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○ | ○ | ● | |||
相手の構築/選出 | |||||
○ | ● | ○ |
選出意図
- ナマコブシを突破できないので数的有利を取ってTOD
- 2匹で回さないとキツイのでサンダー
- 刺さりも良く、眠るでナマコブシを止められるウオノラゴン
試合内容
初手ナマコブシと対面。ナットレイを見せたところ、相手のカプ・コケコとドサイドンを見せてもらえる展開に。炎のパンチ警戒でウオノラゴンに退いたところ、ウオノラゴンがやけど状態に....。2サイクル目のナットレイとドサイドン対面でダイスチルを通した所で相手が降参。
試合の所感
剣盾攻略班 | 相手がこちらのナットレイの毒を警戒して立ち回ってくれたのが大きかったですね。ちなみにダイスチルが通らなかったら降参を押すつもりでした。 |
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6試合目の相手(2507位)
こちらの選出 | |||||
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● | ○ | ○ | |||
相手の構築/選出 | |||||
○ | ○ | ● |
選出意図
- カイリューで初手ダイマをする
- パッチルドンをポリゴン2でいなす
- ナットレイで詰める
試合内容
初手ダイマックスでカメックスを無償突破。パッチルドンに倒され返し、死に出しポリ2のスピードスワップで止めるルートを取った。ところが相手の素早さ実数値が116未満だったため、雪かきパッチルドンに上を取られてしまった。最後はエースバーンにナットレイを倒され負け。
試合の所感
剣盾攻略班 | ラフレシアやカメックスを嫌ってウオノラゴンを出せませんでした。ポリゴン2の選出が違ったかも…。対面選出難しいです…。 |
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7試合目の相手(8073位)
こちらの選出 | |||||
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● | ○ | ○ | |||
相手の構築/選出 | |||||
● | ○ | ○ |
選出意図
- カイリューで初手ダイマをする
- ポリゴン2でいなす
- ウオノラゴンで詰める
試合内容
初手エースバーンと対面。ダイマックスの切り合いにはこちらが勝利。死に出しでミミッキュは剣舞のターンに皮を剥がして、影打ちに合わせてポリゴン2退き。スピードスワップで素早さ関係を逆転させ、ミミッキュを止める。予定通りの展開で勝利。
試合の所感
剣盾攻略班 | 対面選出の2匹目の切り返し枠、個人的にミミッキュよりポリゴン2のほうが使いやすいです。 |
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8試合目の相手(1928位)
こちらの選出 | |||||
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● | ○ | ○ | |||
相手の構築/選出 | |||||
● | ○ | ○ |
選出意図
- サイクル選出をする
- 初手のダイマサンダーが怖いので初手サンダー
- 対応範囲が広そうなナットレイ
- ドラパルト、カミツルギを誤魔化せそうなポリゴン2
試合内容
初手ドラパルトと対面。安定行動でサイクルを回していた所、相手のサンダーが熱風を持たない火力のない型だという情報が手に入ったため、怪電波+ナットレイで荒らしに行くことに。その最中、なぜか相手のドラパルトにナットレイでダイマを切ってしまう。
犯したミスは大きかった
更に相手のドラパルトは火炎放射まで持っており、被害は甚大。相手は安定のサンダー退きによってこちらのダイマをかわす。この後もサイクルを回したが、数的不利を取ってしまいそのまま相手のサンダーが突破できなくなり負け。
試合の所感
剣盾攻略班 | これは攻め急いで、自滅しましたね。ドラパルトをスチルで落とせないのに、なんでダイマ切っちゃったんですかね…。いつもの判断力が欠如してますね…。 |
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9試合目の相手(4255位)
こちらの選出 | |||||
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● | ○ | ○ | |||
相手の構築/選出 | |||||
○ | ● | ○ |
選出意図
- カイリューの初手ダイマで荒らす
- ナットサンダーで受け切る
試合内容
初手ドヒドイデと対面。龍の舞を1回積めば相手を1匹持っていけそうだったので、試合を一気に決めにいった。思っていた通り相手はカイリューが受かっておらず、ピクシーを撃破し相手のポリゴン2+ドヒドイデをナットレイで完封して勝利。
試合の所感
剣盾攻略班 | 先行ダイマックスで逃げ切る試合展開を決めると、試合内容で書くことが減りますね。(書く分には楽なのですが、良いのかコレで…) |
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10試合目の相手(6630位)
こちらの選出 | |||||
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○ | ● | ○ | |||
相手の構築/選出 | |||||
● | ○ | ○ |
選出意図
- カイリューorナットレイを通す
- サイクルに組み込みやすいサンダー
試合内容
初手はカプ・ブルルと対面。ボルトチェンジでナットレイに繋ぎ、バンギラスとナットレイが対峙。相手がナットレイをランクルスで見ていたようだったが、こちらが鉄壁ナットレイだったため、崩されきらなかった。最後は通りが良かったカイリューで詰めて勝利。
試合の所感
剣盾攻略班 | カイリューにもウオノラゴンにも相当薄く選出されましたね…。 |
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今週のフィーチャーマッチ
※「フィーチャーマッチ」→注目の試合
vsドヒドイデ
こちらの選出 | |||||
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● | ○ | ○ | |||
相手の構築/選出 | |||||
○ | ● | ○ |
選出意図
- 相手の初手がラグラージ、ドヒドイデ以外なら初手ダイマで荒らして詰め切る
- ナットサンダーで受け切る
初手ダイマックスが激突
初手で相手のエースバーンとダイマックスの切り合いに。撃ち負けることはなかったが、相手に負荷を掛けきれず荒らすにはあと一歩及ばず。HPこそ削ったが、裏のドヒドイデに退かれて数的有利は取れず…。
ドヒドイデを崩す方法が怪しかった
ドヒドイデの処理に難があり、数的有利を取れていなければ突破するのが困難になってしまうという欠陥を抱えていた。その悪い部分がモロに出てしまい、ドヒドイデを処理しきれず、最終的には混乱自傷でカイリューが瀕死になりTODへ…。
悪い立ち回りが多すぎた
記事を作成している時点で、立ち回りミスを自覚できた場面があまりにも多すぎた。この時の立ち回りは終盤にどうやって詰めるのかを見定められていなかったので、1番良くない状態のまま試合時間が進んでいた。
試合の所感
剣盾攻略班 | 構築を組んだ段階で分かってはいたんですが、ドヒドイデ+αへの崩しルートが甘かったので、この試合展開は必然ではありますね…。 |
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今週全体の反省点と所感
順位変動
開始時の順位 | 終了時の順位 |
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最終日の夕方から潜ったが、5勝5敗で良い結果は得られず。全体的に今回は攻め急いだ試合展開を通しに行こうとしてしまっていたのが良くなかった点。先月の最終結果よりは上がっているが、まだまだ目標には届いていないので頑張っていきたい。
剣盾攻略班 | 最終日、ラグラージを全然投げなかったですね…。普段通りの立ち回りが出来ていなかったのも良くなかったです。 |
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ラグラージはここまで
シーズン17から練習してきたポケモンだったが、今シーズンでひとまず終了。構築に採用できるポケモンの種類や動かし方がどうしても偏ってしまっており、記事で取り扱うのには難しいと判断。来シーズンからは別の軸を触っていくぞ。
ラグラージの覚える技&種族値はこちらラグラージを使っていて感じたこと
ラグラージのここが強い
- 欠伸とクイックターンで能動的な対面操作が攻めの動きに柔軟さを与えてくれる
- 対面操作から高火力を押し付ける動きが充分に強力なので、相方を積みエースだけに固執する必要はない
- 慣れてくると食べ残しの発動回数が増えてくる
ラグラージのここが難しい
- 不意の草技よりも「みがわり」や「ラムのみ」のケアをする立ち回りのほうが圧倒的に大切
- 耐久がギリギリなので、雑に扱うと充分に活躍させることが難しい
- 相手の積みエースへのストッパーとして使用するのにはかなり厳しい
- 水と地面というそれぞれ優秀なタイプの枠を潰しているため、ラグラージとサイクルを回せるポケモンは限られる
- どうしても構築を前のめりな物にせざるを得ないので、構築全体で受け要素が手薄になりやすい
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