ポケモン剣盾のニンフィアの育成論と対策です。努力値の調整や特性、技構成などを紹介しているので、ポケモン剣盾(ポケモンソードシールド)のニンフィアを育成する予定の方は参考にしてください。
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ニンフィアの基本情報
特性1 | メロメロボディ 自分に触った相手をメロメロにすることがある。 |
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夢特性 | フェアリースキン ノーマルタイプの技がフェアリータイプになる。威力が少し上がる。 |
対面操作バトン型の育成論
性格/特性/努力値/持ち物
性格 | ひかえめ とくこう↑/こうげき↓ |
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特性 | フェアリースキン ノーマルタイプの技がフェアリータイプになる。威力が少し上がる。 |
努力値 | H252/B20/C84/D84/S68 |
持ち物 | たべのこし |
DM・・・ダイマックス状態
D技名・・・ダイマックス技の元の技
(+数字)・・・対象ステータス上昇
(−数字)・・・対象ステータス下降
Bの調整意図
A211ヒヒダルマGの特性「ごりむちゅう」「つららおとし」15/16耐え |
Dの調整意図
C172ロトムの「ボルトチェンジ」を「みがわり」が15/16耐え |
特殊耐久を重視し、メジャーなロトムに対して「ボルトチェンジ」で「みがわり」を壊されないように調整。これにより「あくび」ループを抜け出せる手段を絞り、相手への負担を増すことが出来る。
「みがわり」破壊で強化アイテムが確定
「みがわり」が壊された場合はロトムの持ち物が強化アイテムであると判別可能なため、その後の立ち回りに役立てられる。また「とんぼがえり」半減のため、上記調整と併せて交代技で「あくび」ループを抜け出す動きに強くなれる。
Sの調整意図
S4振りアーマーガア+1 |
素早さは先に「あくび」を撃たれると厄介なブラッキーを安全に起点に出来るように設定。ついでに素早さを高めていないアーマーガアも抜くことで「ちょうはつ」を掻い潜って「あくび」を入れられる可能性が上がる。
ただし、こちらは元々起点対象ではないためあくまでオマケ程度。
残りの努力値はCに全振り
残りは「ハイパーボイス」でなるべく負担を掛けられるように特攻に配分すると良いだろう。
技構成
確定技 | ・ハイパーボイス ・あくび ・みがわり ・バトンタッチ |
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役割・使い方
特殊を起点に有利対面を作る型
高い特殊耐久を活かして相手の特殊アタッカーや受けポケモン相手に繰り出し、「あくび」での起点作りや「バトンタッチ」で有利対面を作る型。有利対面で「あくび」を撃ち、相手に交代するか眠るかの択を迫る。
居座ってニンフィアを倒された場合は相手が眠るため、安全に後続の積み技の起点に出来る。
「みがわり」でアドバンテージを獲得
「みがわり」は受けポケモンの状態異常技や火力の低い技に対して残したり、「あくび」で相手が交代する隙に置くことでアドバンテージを得られる。特に相手がニンフィアへの打点が乏しい場合は、眠らせた相手を起点に「みがわり」を残して「バトンタッチ」まで狙える。
バトン後の詰めとしても使える
この型は主に後続のサポートを目的としているが、「バトンタッチ」をした場合は自身が生存していることになる。そのため、後続のアタッカーで試合を決め切れなかった場合にもニンフィアで削り切る選択肢が残るのが優秀。
また、ニンフィア自身が特殊相手に高いタイマン性能を誇るため、「バトンタッチ」を駆使して苦手な相手を潰してからニンフィアで詰める動きも狙える。
ステルスロックと組ませたい
「あくび」を絡めた戦術は「ステルスロック」の相性が良い。事前に他のポケモンで「ステルスロック」を撒いておけば、相手が眠るのを嫌って交代を繰り返した際に定数ダメージでアドバンテージが取れる。
さらに後続の積み技持ちアタッカーの全抜きをサポートできるため、是非組み合わせて使いたい。
物理に強いステルスロック要員
ニンフィアは対特殊は得意だが物理には撃たれ弱いため、カバルドンやハガネール等の物理に強い「ステルスロック」要員と組ませると相性が良い。この2匹は電気技が無効なので「ボルトチェンジ」を撃たれにくく、ロトムに逃げられずにニンフィアを対面させやすいのも利点。
対面操作バトン型の対策
対策にオススメのポケモン
ポケモン名 | 立ち回り |
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ミミッキュ | ・物理で殴れる ・ダイフェアリーで「あくび」を無効化 ・特性「ばけのかわ」のお陰で「バトンタッチ」先にも対応可能 |
アーマーガア | ・フェアリー半減 ・鋼技で一致弱点を突ける ・「ちょうはつ」で補助技を封じられる |
ブリムオン | ・特性「マジックミラー」で「あくび」無効 ・セットで採用される「ステルスロック」も跳ね返せる ・高い火力で「みがわり」を壊せる |
ダイフェアリー等であくび対策
汎用性が高い「あくび」対策としてはダイフェアリー、ダイサンダーで無効化する動きが挙げられる。タイプ一致でダイフェアリーを撃てる上に物理アタッカーのミミッキュはニンフィアに比較的強い。
また「バトンタッチ」で逃げられた場合の対応範囲も広い。
電気タイプならストリンダーがオススメ
電気タイプは特殊アタッカーが多くニンフィアと殴り合うには分が悪いポケモンが多いが、特性「パンクロック」と毒タイプのお陰で「ハイパーボイス」のダメージを抑えられるストリンダーはかなり有利。また「みがわり」貫通の音技でニンフィア本体へのダメージも狙える。
ロトムは浮いており自身がダイサンダーで「あくび」を無効化出来ないため、ダイマックスしても対策にならないのが残念。
ラムの実で状態異常を対策
不一致のダイフェアリーやダイサンダーでの対策も選択肢の一つにはなるが、汎用性という観点からタイプ一致で撃てるポケモンが望ましい。また、ラムの実を持たせるのは相手から読まれにくく、これも有効な「あくび」対策になる。
攻防有利な鋼タイプ
基本的に鋼タイプはニンフィアから打点を持たれにくい上に、タイプ一致技で弱点を突けるためタイマンでは有利。ただし「あくび」や「みがわり」+「バトンタッチ」に対抗する手段がないと逃げられて炎タイプ等をぶつけられたり、眠らされて後続の起点にされるため注意。
「ちょうはつ」持ちアーマーガアで対応
「ちょうはつ」があるアーマーガアは、相手の展開を阻止出来る能力があるため有効。仮に眠ってしまってもフェアリー半減で「はねやすめ」もあるため突破は許しにくい。
ただし、ラムの実などを持っていないと「あくび」に繰り出した場合は眠ってしまい隙が出来るため、繰り出すタイミングには注意。
特性マジックミラーで対応
「あくび」そのものを無効化出来る数少ない特性「マジックミラー」持ちは繰り出しが比較的安定する。セットで採用されがちな「ステルスロック」も跳ね返せる点で、「ステルスロック」+「あくび」戦術全般に強く出られる。
ブリムオンならバトン先にも対応可能
ブリムオンは高い火力で「みがわり」を残させない他、「トリックルーム」で素早さを逆転可能なので「バトンタッチ」先にもペースを握られにくい。
努力値・対策方法・役割・技構成などは、ユウキ氏(@yuki_rotom)の監修・考案となります。引用元:ユウキのめざめるパワー(氷)
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