ゲーミングPCの増設・換装向けに、内蔵SSDのおすすめ12選を紹介。M.2 NVMe(Gen4・Gen5)を中心に、規格・容量・DRAM・耐久・価格を徹底比較します。ロード時間短縮やPS5換装まで、用途・予算別に最適な1台が見つかります。
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SSDとは?HDDとの違い
SSDとは、データの読み書きが非常に速い記憶装置です。ゲーミングPCでは、OSやゲームをインストールするストレージをSSDにすることで、起動やロードの待ち時間を大きく短縮できます。かつて主流だったHDD(ハードディスク)の上位互換ともいえる存在で、現在の自作・BTO PCではSSDが標準になっています。
HDDとの違い(速度・静音・耐久)
SSDは読み込み速度・静音性・耐衝撃性のどれをとってもHDDより優れています。ゲームによってはロード時間が体感で半分近くになることもあり、オンラインRPGやオープンワールドなど読み込みの多いタイトルほど恩恵が大きくなります。価格はHDDよりやや高めですが、快適さを求めるなら迷わずSSDを選びましょう。
M.2 NVMe と 2.5インチ SATA の違い
SSDには、マザーボードに直接挿す基板型の「M.2」と、ケーブルで接続するカード型の「2.5インチ(SATA)」があります。M.2 NVMeは高速で省スペース、現在のゲーミングPCの主流です。2.5インチSATAは速度で劣るものの、M.2スロットがない古いPCの延命やHDDからの置き換えに活躍します。
SSDの選び方7つのポイント
SSD選びで失敗しないために、まず「フォームファクタ」「接続規格」「容量」の3点を先に決めるのがコツです。そのうえで速度・DRAM・耐久・冷却を詰めていきましょう。以下の7つの基準をもとに、後述のおすすめ12選を比較してみてください。
①フォームファクタ|M.2 か 2.5インチ(SATA) か
これから自作・BTOで増設するなら、基本はM.2を選べば間違いありません。ケーブル不要でコンパクトかつ高速なNVMe接続が使えます。M.2スロットが空いていない古いPCや、HDDからの置き換えなら2.5インチSATAが選択肢になります。
②接続規格|SATA / NVMe Gen3・Gen4・Gen5
M.2 NVMeは「PCIe Gen3/Gen4/Gen5」と世代が分かれ、数字が大きいほど高速です。下位互換があるためGen5対応マザボにGen4を挿しても動きますが、その逆は本来の速度が出ません。購入前に必ずマザーボード(とCPU)の対応世代を確認しましょう。
| 規格 | 読込速度の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| SATA | 約550MB/s | 古いPCの延命・HDD置き換え |
| NVMe Gen3 | 約3,500MB/s | コスパ重視・型落ちマザボ |
| NVMe Gen4 | 約7,000MB/s | ゲーミングPCの主流・最もおすすめ |
| NVMe Gen5 | 約14,000MB/s | 最新環境・大容量データ編集も兼ねる |
③容量|1TB / 2TB / 4TB=ゲーム本数の目安
容量はインストールしておきたいゲーム本数で決めます。最新の大作は1本100GBを超えることも多いため、システムドライブは最低1TB、ゲームを複数入れるなら2TB以上が安心です。容量選びをさらに詳しく知りたい場合は「SSDのおすすめ容量と選び方」も参考にしてください。
| 容量 | ゲーム本数の目安 | おすすめの人 |
|---|---|---|
| 1TB | 約10〜20本 | システム用・ライトにゲームを遊ぶ |
| 2TB | 約20〜40本 | 最も定番。複数タイトルを常時インストール |
| 4TB | 約40〜80本 | ライブラリを丸ごと入れておきたい |
④読込速度|ゲーム用途は5,000MB/s以上が目安
読込速度はゲームの起動やマップ読み込みの速さに直結します。ゲーミングPCなら、Gen4の5,000〜7,000MB/sクラスがあれば体感上ほぼ不満なく遊べます。Gen5の14,000MB/s級はベンチマークでは圧倒的ですが、ロード短縮という一点ではGen4との体感差は大きくありません。
⑤DRAM搭載の有無|書き込みの安定性
高速化用のキャッシュ「DRAM」を積むモデルは、大容量の連続書き込みやゲームの入れ替えを頻繁に行っても速度が落ちにくいのが強みです。ゲームを遊ぶだけならDRAMレスでも十分ですが、動画編集や配信アーカイブも扱うならDRAM搭載が安定します。
⑥耐久(TBW)|長く使うなら要チェック
TBW(総書き込み可能量)は耐久性の指標で、数値が大きいほど寿命に余裕があります。一般的なゲーム用途なら1TBあたり600TBW前後で数年〜10年級の余裕があるため神経質になる必要はありませんが、長く使い回すなら容量あたりのTBWが高い製品が安心です。
⑦ヒートシンク・対応確認|マザボ/CPU・PS5
Gen4・Gen5の高速SSDは発熱しやすく、冷却不足だと速度低下(サーマルスロットリング)を起こします。マザボにM.2用ヒートシンクが標準装備ならSSDはヒートシンクなしでOK、無ければ一体型を選びましょう。なおPS5換装はソニー公式要件を満たす必要があるため、PS5用途は「PS5対応SSDおすすめ12選」も参照してください。
おすすめ12選の比較表
まずは今回紹介する12製品を一覧で比較します。気になるモデルは、下の詳細で確認してください。
| 製品名 | 規格 | 読込/書込(MB/s) | 容量 |
|---|---|---|---|
| WD_BLACK SN850X | Gen4 | 7,300 / 6,600 | 1/2/4TB |
| Samsung 990 PRO | Gen4 | 7,450 / 6,900 | 1/2/4TB |
| Crucial T500 | Gen4 | 7,400 / 7,000 | 500G/1/2TB |
| WD_BLACK SN7100 | Gen4 | 7,250 / 6,900 | 500G/1/2/4TB |
| KIOXIA EXCERIA PLUS G3 | Gen4 | 5,000 / 3,900 | 1/2TB |
| Samsung 990 EVO Plus | Gen4/5 | 7,250 / 6,300 | 1/2/4TB |
| WD_BLACK SN8100 | Gen5 | 14,900 / 11,000 | 1/2/4TB |
| Crucial T705 | Gen5 | 14,500 / 12,700 | 1/2/4TB |
| Lexar NM790 4TB | Gen4 | 7,400 / 6,500 | 1/2/4TB |
| Hanye HE70 2TB | Gen4 | 7,450 / 6,700 | 1/2/4TB |
| Crucial MX500 | SATA | 560 / 510 | 250G〜4TB |
| Crucial BX500 | SATA | 540 / 500 | 240G〜2TB |
ゲーミングPC向けSSDおすすめ12選
※記載の価格は8月時点のものです。最新価格は各リンク先でご確認ください。
ここからは、おすすめのSSD12製品を1つずつ紹介します。Gen4ハイエンド→コスパGen4→Gen5最速→大容量→換装向け→SATAの順に並べています。
WD_BLACK SN850X
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| 参考価格 | 68,915円 |
|---|---|
| 容量 | 1TB / 2TB / 4TB |
| 規格 | M.2 2280 / PCIe Gen4×4 NVMe |
| 読込 / 書込 | 7,300 / 6,600 MB/s(2TB) |
ゲーミング内蔵SSDの王道といえる定番モデル。読込7,300MB/sの高速性能とDRAM搭載による書き込みの安定性を両立し、ヒートシンクの有無も選べます。1TB〜4TBと容量も幅広く、迷ったらまず選びたい万能な1台です。
Samsung 990 PRO
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| 参考価格 | 93,000円 |
|---|---|
| 容量 | 1TB / 2TB / 4TB |
| 規格 | M.2 2280 / PCIe Gen4×4 NVMe |
| 読込 / 書込 | 7,450 / 6,900 MB/s(2TB) |
Gen4クラス最速級の読込7,450MB/sを誇るサムスンのフラッグシップ。電力効率と低発熱にも優れ、純正ソフト「Samsung Magician」で温度監視やデータ移行も簡単です。速度も安定性も妥協したくない人向けの一枚です。
Crucial T500
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| 参考価格 | 70,765円 |
|---|---|
| 容量 | 500GB / 1TB / 2TB |
| 規格 | M.2 2280 / PCIe Gen4×4 NVMe |
| 読込 / 書込 | 7,400 / 7,000 MB/s(2TB) |
DRAM搭載で書き込み7,000MB/sと安定性を両立したハイエンド。長時間の連続書き込みでも速度が落ちにくく、耐久性の評価も高い1台です。ヒートシンク付モデルも選べ、性能も予算も妥協したくない人におすすめです。
WD_BLACK SN7100
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| 参考価格 | 52,247円 |
|---|---|
| 容量 | 500GB / 1TB / 2TB / 4TB |
| 規格 | M.2 2280 / PCIe Gen4×4 NVMe(DRAMレス) |
| 読込 / 書込 | 7,250 / 6,900 MB/s(2TB) |
価格.comの売れ筋上位常連で、コスパGen4の新定番といえる一枚。DRAMレスながらHMB技術で読込7,250MB/sを実現し、消費電力と発熱の低さも魅力です。とにかく安く速いGen4が欲しい人にぴったりです。
KIOXIA EXCERIA PLUS G3
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| 参考価格 | 38,950円 |
|---|---|
| 容量 | 1TB / 2TB |
| 規格 | M.2 2280 / PCIe Gen4×4 NVMe(国産BiCS FLASH) |
| 読込 / 書込 | 5,000 / 3,900 MB/s |
国産BiCS FLASHを採用したキオクシアのコスパGen4。読込5,000MB/sとゲーム用途に十分な性能で、5年保証と低発熱の安心感が光ります。国産・低価格を重視するならまず候補に挙げたい1台です。
Samsung 990 EVO Plus
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| 参考価格 | 77,634円 |
|---|---|
| 容量 | 1TB / 2TB / 4TB |
| 規格 | M.2 2280 / PCIe Gen4×4・Gen5×2対応 NVMe |
| 読込 / 書込 | 7,250 / 6,300 MB/s(2TB) |
Gen4×4に加えGen5×2接続にも対応する変わり種のコスパモデル。今はGen4環境でも将来Gen5へ移行して使い回せる柔軟さが魅力です。読込7,250MB/sと速度も十分で、長く使える保険として優秀な一枚です。
WD_BLACK SN8100
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| 参考価格 | 71,100円 |
|---|---|
| 容量 | 1TB / 2TB / 4TB |
| 規格 | M.2 2280 / PCIe Gen5×4 NVMe |
| 読込 / 書込 | 14,900 / 11,000 MB/s(2TB) |
読込14,900MB/sというGen5トップクラスの最新フラッグシップ。ゲームはもちろんAI処理や高解像度動画編集まで一台でこなせます。DRAM搭載で書き込みも安定し、最速環境を求める人向けの決定版です。
Crucial T705
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| 参考価格 | 69,980円 |
|---|---|
| 容量 | 1TB / 2TB / 4TB |
| 規格 | M.2 2280(ヒートシンク付)/ PCIe Gen5×4 NVMe |
| 読込 / 書込 | 14,500 / 12,700 MB/s(2TB) |
書き込み12,700MB/sとGen5でも書き込み性能に振ったハイエンド。専用ヒートシンクを標準搭載し、フル負荷でも安定動作を狙えます。大容量ファイルを頻繁に書き出すクリエイターや配信者にも刺さる一枚です。
Lexar NM790 4TB
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| 参考価格 | 114,402円 |
|---|---|
| 容量 | 1TB / 2TB / 4TB(本モデルは4TB) |
| 規格 | M.2 2280(ヒートシンク付)/ PCIe Gen4×4 NVMe |
| 読込 / 書込 | 7,400 / 6,500 MB/s |
4TBの大容量ながら読込7,400MB/sのGen4性能を同容量帯屈指の安さで実現。ヒートシンク標準装備でPS5動作確認済み、TBWも、3,000と耐久に余裕があります。ライブラリを丸ごと保管したいヘビーユーザーに最適です。
Hanye HE70 2TB
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| 参考価格 | 49,973円 |
|---|---|
| 容量 | 1TB / 2TB / 4TB |
| 規格 | M.2 2280(ヒートシンク付)/ PCIe Gen4×4 NVMe |
| 読込 / 書込 | 7,450 / 6,700 MB/s(2TB) |
ハイエンド並みの読込7,450MB/sを破格の安さで実現したコスパ番長。アルミ製ヒートシンクを標準装備し、PS5の拡張要件も満たすためPCの増設からPS5換装まで幅広く対応します。メーカー5年保証付きも安心です。
Crucial MX500
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| 参考価格 | 17,800円 |
|---|---|
| 容量 | 250GB / 500GB / 1TB / 2TB / 4TB |
| 規格 | 2.5インチ 7mm / SATA 6Gb/s |
| 読込 / 書込 | 560 / 510 MB/s |
長年SATA SSDの定番として支持されるロングセラー。DRAM搭載で書き込みが安定し、電源断保護など信頼性も高めです。古いノートPCやデスクトップのHDDをこれに換装するだけで、起動やアプリの立ち上がりが激変します。
Crucial BX500
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| 参考価格 | 37,578円 |
|---|---|
| 容量 | 240GB / 480GB / 500GB / 1TB / 2TB |
| 規格 | 2.5インチ 7mm / SATA 6Gb/s(DRAMレス) |
| 読込 / 書込 | 540 / 500 MB/s |
とにかく安くSATA容量を増やしたい人向けのエントリーモデル。DRAMレスで割り切った設計ながら、HDDと比べれば体感は段違いに高速です。サブ機のストレージ追加やゲームの一時保管先、バックアップ用途に気軽に使えます。
目的・予算別のおすすめSSD
「結局どれを選べばいい?」と迷ったら、目的別に選ぶのがおすすめです。用途に合わせて最適な1台を紹介します。
初めての1台・迷ったら
迷ったら、速度・安定性・容量のバランスが取れた定番モデルが安心です。おすすめはWD_BLACK SN850X(DRAM搭載でヒートシンクも選べ、1TB〜4TBと幅広い)です。より高速で低発熱を求めるなら、Samsung 990 PROも有力な候補になります。
▲WD_BLACK SN850Xの紹介を見るコスパ重視で選ぶなら
価格と性能のバランスを重視するなら、必要十分な速度をリーズナブルに備えたモデルを選びましょう。おすすめはWD_BLACK SN7100(売れ筋上位のコスパGen4)です。国産・低発熱を重視するなら5年保証のKIOXIA EXCERIA PLUS G3も狙い目です。
▲WD_BLACK SN7100の紹介を見る最速・大容量を求めるなら
ベンチマーク最速や大容量を求めるなら、Gen5や4TBモデルが選択肢になります。数値の最強を狙うならWD_BLACK SN8100(読込14,900MB/sのGen5)、ライブラリを丸ごと入れたいなら4TBコスパ最強のLexar NM790 4TBがおすすめです。
▲WD_BLACK SN8100の紹介を見るまとめ
SSDは、フォームファクタ・接続規格・容量の3点を先に押さえれば、自分に合った1台が見つかりやすくなります。改めて選び方のポイントをおさらいしましょう。
- フォームファクタ:これから増設するならM.2、古いPCの延命ならSATA
- 接続規格:ゲーム用途はGen4が最も狙い目、最新環境ならGen5
- 容量:システム+ゲームなら2TB、丸ごと保管なら4TB
- DRAM・TBW・ヒートシンク:用途とマザボ環境に合わせて選ぶ
迷ったときは、まず定番のGen4ハイエンドかコスパGen4を選べば失敗しにくいでしょう。あなたにぴったりのSSDで、ロード時間の短い快適なゲーム環境を手に入れてください。
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モニター | キーボード | マウス |
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