PC・配信用マイクの種類・接続方式・指向性の選び方を解説したうえで、編集部が選んだおすすめ7製品を紹介します。ゲーム実況や雑談配信を始める際の参考にしてください。
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配信用マイクとは?通常のマイクと何が違う?

配信用マイクとは、その名の通り配信での使用を想定して設計されたマイクを指す。
TikTokやYouTubeなどはスマホひとつで配信を始められるが、内蔵マイクは音がこもったり環境音を拾いすぎたりする傾向が強く、声の聞き取りやすさでは分が悪い。
配信用マイクを一台挟むだけでそうした聞き取りづらさを解消でき、視聴者の滞在時間や視聴回数が伸びるきっかけにもなりやすい。
スマホだけでなくPC配信でも、マイクの質がそのまま声の伝わりやすさを左右する。良い配信環境づくりの第一歩として、まず見直したい項目だ。
配信用マイクの選び方

配信用マイクを選ぶ際にチェックしたいポイントは次の4つだ。
- マイク種類
- 接続方式
- 指向性
- 価格帯・予算
この4点を押さえておけば用途に合ったマイク選びで失敗しにくくなる。それぞれ具体的に見ていこう。
マイクの種類は主に3通り
配信用マイクは構造によって主に3タイプに分けられる。それぞれの違いを見ていこう。
コンデンサーマイクは音質重視の方におすすめ

コンデンサーマイクは内部のコンデンサー部分に電圧をかけて収音するタイプで、外部機器からの電源供給が必要になる。レコーディングなど音に関わる現場で広く使われている方式だ。
ダイナミックマイクよりも感度が高く、細かな音まで拾いやすいため、広がりや臨場感を伝えたい配信と相性がいい。スタジオなど静かな環境で歌ってみた動画を撮るなら、高音域まで自然に収音できるコンデンサーマイクが向いている。
一方で温度や湿度の変化に弱く、マイク自身の作りも繊細なため、保管場所や設置環境には気を配りたい。
ダイナミックマイクは頑丈で指向性が強い

頑丈な作りで、寒い場所や湿度が高い環境でも収音の乱れが起きにくく、用途を選ばず使える万能さが持ち味だ。
指向性が強い機種が多く、後ろからの雑音が入りやすいライブハウスのような場所でも扱いやすい。価格もコンデンサーマイクより抑えめな製品が多く、初めての一本にも選びやすい。
一方で音の解像度はコンデンサーマイクに一歩譲り、音質そのものでは見劣りする場面も多い。音質を最優先するならコンデンサーマイクを軸に検討したい。
ピンマイクは外でのロケなどに有効
服の胸元などに留めてハンズフリーで収音できるのがピンマイクタイプ。両手が自由になるため、屋外での作業配信などに向いている。
複数人が出演する配信でも、一人ひとりに装着すれば声量の差に左右されずクリアに音を拾える。
ただし安価すぎるモデルはノイズが多く実用に耐えないこともあり、服とこすれて起きるタッチノイズにも注意しておきたい。
接続方式は慣れたらXLRがおすすめ
接続方式も複数あるため、それぞれの特徴を押さえておこう。
ミニプラグはお手軽かつ安価
3.5mmのピンジャックは多くの機器に標準搭載されており、スマホやPCなど手持ちの配信デバイスにそのまま挿すだけで使える。
価格帯も手頃な製品が多く、スマホ配信の音声を少しだけ底上げしたい人や、Web会議用に一本欲しい人に向いている。音質の伸びしろは他方式より小さい点は覚えておきたい。
USB接続はピンキリだが汎用性が高い

USB接続のマイクはケーブル1本で機器に挿すだけで使えるため、利便性の高さが際立つ。今回紹介する7選のうち6製品がUSB接続で、迷ったらまずUSB接続の製品から選ぶのが近道。
マイク環境を調整する専用ソフトと組み合わせられる製品も多く、音を自分好みに追い込みやすいのも利点だ。配信初心者から人気YouTuberまで、幅広い層に選ばれている接続方式でもある。
価格帯はピンからキリまで幅広く、予算に合わせて無理なく選べる。USB端子のない機材に接続する場合は、変換アダプターなどの用意が必要になる点は覚えておこう。
XLR接続は音質を重視したい時に

USB接続よりもノイズが少なく、クリアで細やかな音を伝えやすい方式。アメリカのキャノン社が開発した端子のため、キャノン端子とも呼ばれる。
自身で電源供給ができ、接続が安定していて抜けにくく断線もしづらい。楽器演奏や歌ってみた動画など、音質を軸にした配信をするなら用意したい端子だが、機材一式をそろえる初期コストが高くなりやすい点は事前に押さえておきたい。
マイクの指向性は配信内容を考えて

マイクには音を拾う範囲を示す指向性という特性があり、大きく分けると単一指向性と全指向性の2種類だ。
単一指向性は一方向からの集音に特化したタイプで、それ以外の方向の音にはほとんど反応しない。
雑踏の中で自分の声だけを拾いたい場合や、屋内配信で環境音を極力入れたくない場合に向いている。
反対に全指向性は全方向の音を均一に拾う設計で、複数人の会話を配信したいときや、会場全体の臨場感を伝えたいときに強い。
ただしその分あらゆる方向の音を拾ってしまうため、静かで落ち着いた配信には不向きな点に注意したい。
価格帯・予算で選ぶのもポイント
配信用マイクは数千円台の手頃なモデルから数万円台の高級機まで価格帯が広い。価格が上がるほど音質や耐久性が上がりやすい傾向があるため、まず自分の配信スタイルと予算感を決めておくと選びやすくなる。
コスパ重視ならUSB接続のコンデンサーマイクやダイナミックマイクの中から探すと選択肢が多く、価格を抑えつつ音質も確保しやすい。音質を最優先するならXLR接続の機種も候補に入れたい。なお価格や販売状況は変動するため、最新情報は各商品のリンク先で確認してほしい。
配信用マイクのおすすめ7選
※価格や販売状況は変動するため、最新情報は各リンク先でご確認ください。







Amazonベーシック USBコンデンサーマイク
Amazonが手がけるプライベートブランドのUSBコンデンサーマイク。実測時点で3,867円と、今回紹介する中では最も手に取りやすい価格だ。USB接続なのでPCに挿すだけで使え、まず配信を試してみたい人の一本目に向く。
| マイク種類 | コンデンサーマイク |
|---|---|
| 接続方式 | USB |
| Amazon価格 | 3,867円(税込・2026年9月11日時点) |
HyperX SoloCast 2
HyperXの定番USBマイク、SoloCastの後継にあたるコンデンサーマイク。実測時点の価格は8,973円で、1万円を切る価格帯から配信用の一本を選びたい人の候補になる。
| マイク種類 | コンデンサーマイク |
|---|---|
| 接続方式 | USB |
| Amazon価格 | 8,973円(税込・2026年9月11日時点) |
オーディオテクニカ AT2020
日本を代表する音響メーカー、オーディオテクニカのXLR接続マイク。
XLR接続らしいノイズの少なさを活かし、動画配信はもちろん自宅での楽器演奏の録音や歌ってみた動画の制作、DTMのレコーディングまで1本で幅広い用途をカバーできる。価格も抑えめで、初めてのXLRマイクとして手を出しやすい。
| マイク種類 | コンデンサーマイク |
|---|---|
| 接続方式 | XLR |
| 指向性 | 単一指向性 |
| Amazon価格 | 11,000円(税込・2026年9月11日時点) |
Logicool G Blue Yeti BM400BK
ゲーミングデバイスメーカーとして知られるアメリカのロジクールが手がけるゲーミングマイク。国内外のトップストリーマーにも愛用者が多く、音質とセッティングのしやすさで評価を集めている。
Logicool G専用のBlue VO!CEソフトウェアに対応し、EQの調整やリミッターによるクリッピング防止、デポッパーでのポップ音除去といった加工ができるため、配信ごとに音の方向性を変えやすいのが持ち味だ。
| マイク種類 | コンデンサーマイク |
|---|---|
| 接続方式 | USB |
| 指向性 | 選択式(ステレオ、無指向性、単一指向性、双指向性) |
| Amazon価格 | 22,418円(税込・2026年9月11日時点) |
HyperX QuadCast 2
HyperXのQuadCastシリーズの現行モデルにあたるUSBコンデンサーマイク。実測時点の価格は22,800円で、シリーズの名前で選びたい人はここから検討したい。
| マイク種類 | コンデンサーマイク |
|---|---|
| 接続方式 | USB |
| Amazon価格 | 22,800円(税込・2026年9月11日時点) |
Logicool G Yeti GX
ロジクールがゲーミング向けに展開するUSB接続のダイナミックマイク。実測時点の価格は27,164円。今回紹介する中でダイナミックマイクはこの製品とSHURE MV7+の2つなので、見比べて選びたい。
| マイク種類 | ダイナミックマイク |
|---|---|
| 接続方式 | USB |
| Amazon価格 | 27,164円(税込・2026年9月11日時点) |
SHURE MV7+
マイクの老舗であるSHUREが手がけるUSB接続のダイナミックマイク。実測時点の価格は47,000円と今回紹介する中では最も高いが、腰を据えて配信環境を整えたい人向けの選択肢だ。
| マイク種類 | ダイナミックマイク |
|---|---|
| 接続方式 | USB |
| Amazon価格 | 47,000円(税込・2026年9月11日時点) |
配信用マイクのよくある質問
配信にマイクは必須?ヘッドセットのマイクじゃダメ?
ヘッドセットのマイクでも配信はできるが、音質は単体マイクが明確に上。声の聞き取りやすさは視聴継続率に直結するため、雑談やゲーム実況を続けるなら1万円前後の単体マイクから始めたいところだ。
USBとXLRはどっちを選べばいい?
初めての1本ならPCに挿すだけで使えるUSB接続が扱いやすい。XLRはオーディオインターフェースが別途必要になるが、音質調整の幅が広く機材を育てられる。この記事ではUSB6本・XLR1本(AT2020)を紹介している。
安くても配信に使えるマイクはある?
USBで手軽さ重視ならAmazonベーシックのUSBコンデンサーマイクやHyperX SoloCast 2が1万円以下で購入できる。XLR接続ならオーディオテクニカ AT2020が定番のエントリー機だ。価格は変動するため、各スペック表とリンク先で最新価格を確認してほしい。
単一指向性と無指向性はどっちがいい?
1人配信なら自分の声だけを拾う単一指向性が基本。複数人での収録や環境音も含めたい場合のみ全指向性を使う。HyperX QuadCast 2やBlue Yetiのように指向性を切り替えられるモデルなら両対応できる。
まとめ:配信用マイクを用意して聞きやすい配信を心がけよう
配信で人気を得る要因はゲームの腕前やトークの面白さ、演出の作り込みなど数多くあるが、マイクの質はその土台にあたる。声がこもったりノイズだらけだったりすると固定ファンはつきにくいため、配信内容に合ったマイク選びは軽視できないポイントだ。
今回紹介した7選を参考に、自分の配信スタイルに合った一本を選んで、聞き取りやすい配信環境を整えてみてほしい。
おすすめゲーミングデバイス 一覧
モニター | キーボード | マウス |
PC | ヘッドセット | マウスパッド |






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