ゲーミングPCの電気代についての記事です。1ヶ月でどのくらい電気代がかかるのかを、実際に試算しています。電気代の節約方法についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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目次
ゲーミングPCの電気代はどれくらい?
1時間あたりの電気代の目安
ゲーミングPCの電気代は、スペックや使用状況によって異なりますが、一般的なハイエンドモデルであれば1時間あたり10~20円程度が目安です。
これは、実際の消費電力が300~600W前後になるケースが多いためです。ノート型や省エネ設計のモデルであれば、さらに低く抑えられます。
1ヶ月あたりの電気代シミュレーション
例えば1日4時間プレイする場合、消費電力600Wで1時間18円とすると1ヶ月の電気代は約2,160円(18円×4時間×30日)になります。
ゲームのジャンルや処理負荷により消費電力は変わるため、重たい3DゲームやTwitchなどの生配信を行うとさらに高くなる可能性もでてくるのです。
実機モデルでの電気代試算例
実際の市販モデルで考えてみましょう。
ドスパラで人気のモデルで試算
「GALLERIA XA7C-R46」(Core i7-13700F、GeForce RTX 4060Ti搭載、実売価格約20万円)の場合:
- 電源ユニット:750W(80PLUS BRONZE認証)
- 実際の最大消費電力:約450W(高負荷ゲーミング時)
- アイドル時消費電力:約80W
この場合の電気代は:
- ゲーミング時:450W = 0.45kW × 30円/kWh = 約13.5円/時間
- 1ヶ月(1日4時間ゲーミング):13.5円 × 4時間 × 30日 = 約1,620円/月
ちなみにBTO系のPCであれば、購入時に電源ユニットのカスタマイズが可能です。
ゲーミングPCの電気代は高い?他の家電と比較
エアコンや冷蔵庫との比較
ゲーミングPCの電気代は、エアコンや電子レンジに匹敵するレベルの消費電力を持つことがあります。
特に夏場は、PC本体に加えて冷却用のエアコンも併用することが多く、合算すると電気代がかさみやすくなるでしょう。
ノートPCやスマホとの違い
ノートPCやスマホは省電力設計がされており、長時間使用しても電気代はさほど高くありません。
一方、ゲーミングPCは高性能なGPUやCPUを搭載しており、パフォーマンスの代償として電気代が高めになる傾向があります。
ゲーミングPCの電気代を節約する方法
電源プランや設定の見直し
Windowsの設定「電源オプション」で省電力モードを有効化すると、待機時や軽作業時の電力消費を抑えることが可能です。
GPUの使用率を制限するツールなども併用すれば、節電効果はさらに高まります。
使用時間をコントロールする
使わない時間帯は電源を切る、バックグラウンドで無駄なプロセスを動かさないといったシンプルな習慣も電気代削減につながります。
もちろん、ゲームを起動したまま放置する場合と、そうでない場合の差もあるので、できる限りオフに近い状態にしておきましょう。
80 PLUS認証付きの電源ユニットを選ぶ
電源ユニットの効率も重要です。80 PLUS認証付きの電源(Gold以上)を選べば、無駄な電力ロスを防ぎ、全体の電気代を抑えることができます。
パーツ選びの段階から節電を意識するのも一つの戦略です。
まとめ:ゲーミングPCの電気代は工夫次第で抑えられる
ゲーミングPCの電気代は決して無視できるレベルではありませんが、設定や使い方次第で節約は十分可能です。
高性能なゲーム体験を楽しみながら、日々のちょっとした意識で電気代を抑えていきましょう。
また、PCの選定時には性能だけでなく消費電力も考慮することで、長期的なコスト削減につながります。
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