DbDモバイル(デッドバイデイライトモバイル)のキラー「スピリット」の情報です。おすすめパークはもちろん、スキンや基本の立ち回り、おすすめアドオンも掲載。
スピリットの評価
※「難易度」はゲーム内の表記に準拠しています。
| 評価 | SS |
|---|---|
| 難易度 | 難しい |
| ティーチャブル | |
| 別名 | 山岡凛 |
| 移動速度 | 心音範囲 | 背の高さ |
|---|---|---|
| 4.4m/s | 24m | 平均 |
ユーザー評価
スピリットの特徴
| 【強み】 ・高速で移動できる特殊能力が強力 ・先読みしていっきに距離を詰められる 【弱み】 ・索敵が難しい ・慣れないうちは見失いやすい |
スピリットの特殊能力
| 山岡の祟り 【▼山岡の祟り(フェイズウォーク)】 能力ボタンを長押ししてゲージを貯めると、自身の「抜け殻」をその場に残して高速移動できるようになる。ただし、障害物を通り抜けることはできない。能力の発動が終了すると、抜け殻は消える。 山岡の祟り発動中は生存者を視認できなくなるが、彼らが残す足跡(赤い傷マーク)は感知できる。 生存者はサウンドメーターや音で、山岡の祟りの発動を感知できる。 山岡の祟りを発動すると、能力バーが減少する。再び能力を発動するには、能力バーが時間経過で完全に回復するまで待つ必要がある。 | |
|---|---|---|
山岡の祟り(フェイズウォーク)
フェイズウォーク中は、アクションを発動できないものの素早く移動できるようになる。ただしサバイバーの姿も見えなくなるので、相手の行動を先読みして移動する必要があるぞ。
発動後キャンセルでフェイントを仕掛けられる
▲動画のタイミングでキャンセルしてもサウンドメーターは反応する
モバイル版のDbDでは、スピリットがフェイズウォークを発動するとサバイバー側のサウンドメーターが反応する特徴がある。サウンドメーターはフェイズウォークが発動する直前から反応する仕様なので、発動する前にバツをタップしてキャンセルすればフェイズウォークを使ったように思わせることができるぞ。
スピリットの固有パーク
ティーチャブルパーク
| 怨霊の怒り追跡 |
|---|---|
| 【取得優先度】★★★☆☆ | |
| 【効果】 パレットを4/3/2つ破壊すると、次にパレットで怯んだときに、エンティティが即座にパレットを破壊する。 怯み効果は通常通り受ける。 | |
| 呪術：霊障の地策略 |
|---|---|
| 【取得優先度】★★★★☆ | |
| 【効果】 呪いのトーテムを2個生成する 生存者が罠の呪いのトーテムのいずれか一方を浄化すると、すべての生存者が40秒間無防備状態になる。 もう一方の罠の呪いのトーテムは即座に無力なトーテムになる | |
| 怨恨探知 |
|---|---|
| 【取得優先度】★★★☆☆ | |
| 【効果】 1人の生存者をオブセッション状態にする。 発電機の修理が完了するたびに、オブセッション対象者はあなたのオーラを5/4/3秒間視ることができる。 発電機の修理が完了するたびに、すべての生存者の位置を3秒間探知できる。 すべての発電機の修理が完了すると、オブセッション対象者は無防備状態になり、殺人鬼はオブセッション対象者を殺害できるようになる。 オブセッション状態にできるのは1マッチにつき1人までで、同時に複数の生存者をオブセッション状態にすることはできない。 | |
スピリットの立ち回り
スキルを使って発電機を巡回しよう
スピリットは「山岡の祟り(フェイズウォーク)」を使えば高速で移動できるので、発電機を素早く巡回できる。その分サバイバーを見つけやすいので、移動する時は基本的に山岡の祟りを使おう。
サバイバーを見つけたらスキルで近づこう
サバイバーを発見したら、山岡の祟りを使って一気に距離を詰めて攻撃しよう。山岡の祟りを発動している間はサバイバー本体が見えなくなるので、以下のような情報を頼りに相手の行動を読んで先回りするのがポイントだ。
足跡(赤い傷)
チェイスが始まったら、走り出すサバイバーがほとんどだ。サバイバー本体は見えなくても走って移動した時の足跡は見えるので、基本的には足跡を追っていけばサバイバーに追いつけるぞ。
乗り越え通知
サバイバーが板を倒したり板/窓枠を素早く乗り越えるとキラー側に通知が届く。山岡の祟り使用中ももちろん通知が表示されるので、追跡中のサバイバーが板や窓枠を使ったら先回りするのもありだ。
うめき声(サウンドメーター)
▲画面の上部に表示された赤い弧線がサウンドメーター
負傷したサバイバーは「鋼の意思」がない限り常にうめき声を発するため、サウンドメーターで簡単に居場所を特定できる。サウンドメーターが反応した方向からサバイバーの逃げ先を予想し、先回りするように動けば攻撃を当てやすくなるぞ。
| 攻略班 | 障害物の先など、視界外を走って移動するサバイバーにもサウンドメーターは反応します。 この特徴さえ把握しておけばフェイズウォークでの追跡が楽になるので、サバイバーを捕まえやすくなりますよ！ |
|---|
足跡が途絶えたら歩いている証拠
山岡の祟りで足跡を追跡している途中で足跡が消えた場合、ほとんどの場合サバイバーが歩き移動で足跡を消しながら移動したことになる。近くにある障害物の構造からどこに逃げたかはある程度予想が付くので、サバイバーが逃げそうな方向に向かってみよう。
来た道をそのまま戻っている可能性もある
サバイバーも走ると足跡が付くことは理解しているので、それを利用して足跡が残っている場所を走って戻るプレイヤーもいる。それに歩き移動も組み合わせて逃げるプレイヤーもいるので、惑わされないように注意しよう。
足跡が消えたタイミングで解除するのもあり
山岡の祟りで追跡中に足跡が消えたら、そのタイミングでスキルを解除してサバイバーを探すのもおすすめだ。スピリットが実体化すればサバイバーもこれまで通り見えるので、障害物が多い場所でも見逃しにくくなるぞ。
スピリットのおすすめパーク構成
呪いのトーテム特化構成
呪いのトーテムを壊したくない心理を付いた構成
特に初心者〜中級者あたりのサバイバーが相手だと、キラーがスピリットだと分かると呪いのトーテムを壊さず放置するプレイヤーも一定数いる。トーテムを放置すればするほど試合後半でサバイバーが苦戦しやすくなるので、場合によっては非常に有利な状況で試合を進められるのが魅力だ。
バベチリに入れ替えるのもおすすめ
やや扱いにくさのある「貪られる希望」をバベチリと入れ替えることで、吊った後の索敵が容易になる。効率よく立ち回りやすくなるので、呪術系パークで統一したくない人はバベチリと入れ替えるのがおすすめ。
一撃ダウン特化編成
呪術パークを守りながら一撃ダウンを狙おう
サバイバーをフックに吊るしたら、一定距離フックから離れることで「選択は君次第だ」と「呪術：貪られる希望」が発動する。敵を一撃でダウンできる可能性があるので、「呪術：狩りの興奮」で呪いトーテムを守りながらしっかりトークンを貯めよう。
スピリットのおすすめアドオン
厄除けお守り採用型
| 【父親の眼鏡】 山岡の祟り使用中でも生存者の血痕が視えるようになる |
|---|---|
| 【厄除けのお守り】 山岡の祟りの持続時間が70%延長する 山岡の祟りの移動速度が9%上昇する 山岡の祟りのチャージ速度が23%上昇する |
フェイズウォークで追跡しやすくなる
フェイズウォークの効果時間や移動速度を高めているので、索敵やチェイスを有利に進めやすくなる。またアドオン「父親の眼鏡」で負傷状態のサバイバーが出す血痕が視えるようになるので、パーク「ずさんな肉屋」と合わせて使うのがおすすめだ。
慣れてきたら「母親の指輪」構成もおすすめ
| 【母親の指輪】 山岡の祟りの移動速度が40%上昇する 山岡の祟り発動中は赤い傷マークが見えなくなる |
|---|
▲「厄除けのお守り」と非常に相性が良い
「母親の指輪」を装備すると、フェイズウォーク中サバイバーの足跡が見えなくなる代わりに移動速度が大幅に上昇する。また足跡が見えずともサウンドメーターは反応するので、慣れれば非常に強力なアドオン構成となるぞ。
低コストお守り構成
| 【勝守のお守り】 山岡の祟りの持続時間が30%増加する 山岡の祟りのチャージ速度が10%上昇する |
|---|---|
| 【汚れた上履き】 山岡の祟りの移動速度が10%上昇する |
フェイズウォーク中の移動速度が上昇
レア以下のアドオンでフェイズウォークの性能を強化した構成だ。ベリーレアのアドオンほどではないもののフェイズウォークが使いやすくなるので、BPを節約しつつ練習したい人におすすめだ。
スピリットのアドオン一覧
| 父親の眼鏡 山岡の祟りを使っているとき、生存者の血痕が見えるようになる |
|---|---|
| 母娘の指輪 ・山岡の祟りの移動速度が40%上昇 ・山岡の祟りを使用しているとき、赤い傷マークが見えなくなる |
| 厄除けのお守り ・山岡の祟りの持続時間が70%増加 ・山岡の祟りの移動速度が9%上昇 ・山岡の祟りの発動を溜める速度が23%上昇 |
| 桜のドライフラワー ・パッシブフェージングの持続時間が0.25秒増加 ・パッシブフェージングの頻度が1秒減少 |
| 脇差の鞘 ・山岡の祟り使用後の再出現時間が30%増加 ・山岡の祟り使用後の再出現時の移動速度が10%上昇 |
| 数珠 フェージングの音がすべての生存者に聞こえる |
| 刀の鍔 ・山岡の祟り使用後の再出現時間が20%増加 ・山岡の祟り使用後の再出現時の移動速度が5%上昇 |
| 錆びた横笛 山岡の祟りのチャージ速度が25%上昇 |
| 勝守のお守り ・山岡の祟りの持続時間が30%増加 ・山岡の祟りの発動を溜める速度が10%上昇 |
| 汚れた上履き 山岡の祟りの移動速度が10%上昇 |
| 血に塗れた髪飾り 山岡の祟りの発動を溜める速度が30%上昇 |
| 凛の壊れた腕時計 山岡の祟りのチャージ速度が15%増加 |
| 杜松の盆栽 パッシブフェージングの頻度が20%増加 |
| 泥だらけの運動会のキャップ 山岡の祟りの移動速度が6%上昇 |
| 白のヘアリボン 山岡の祟りのチャージ速度が20%上昇 |
| 開運のお守り 山岡の祟りの持続時間が20%増加 |
| 幸せのお守り 山岡の祟りの持続時間が10%増加 |
| 折り鶴 山岡の祟りのチャージ速度が10%上昇 |
| 草履 山岡の祟りの移動速度が3%上昇 |
| 贈り物の竹櫛 山岡の祟りのチャージ速度が15%上昇 |
スピリットの衣装/コーデ一覧
▶キラーのスキン一覧はこちら 真夜中の怨霊(プラチナ)※「真夜中の怨霊(ゴールド)」入手でアンロック |  真夜中の怨霊(ゴールド)ガチャ「血と雷鳴」 |  真夜中の怨霊(シルバー)ガチャ「血と雷鳴」 |
 燃えたぎる血統1080 |  報い108021600 |  ズタボロの伝統1080 |
 呪われた鎧リフト |  覚醒した血筋1080 |  激昂のニュクス1080 |
 優等生810 |  下級生67513500 |  上級生67513500 |
 春騙し不思議な箱 |  闇のマニフェスト2705400 |  女暫2705400 |
 溺死2705400 |  家族の伝統(血塗れ)1352700 |  家族の伝統(腐敗)1352700 |
 家族の伝統(灰)1352700 |  家族の伝統(泥)1352700 |  家族の伝統(凍結)1352700 |
スピリットのストーリー
ストーリー/エピソード
凛は山岡家の一人娘だった。彼女が育ったのは、香川県にある昔ながらの寂れた家屋。凛は私立の高松大学で教育学を学んだが、傾きかけた家計にとってこれは重い負担となった。また、同年に母親が病気になったことで、借金はどんどんと膨れ上がった。凛は少しでも家計を救おうとバイトに励んだが、負債額が減ることはなかった。
日々増えていく借金。凛の父親は、その状況を打破すべく、勤務時間を倍にして働き始め、昇進を目指した。しかし、その頃から彼は睡眠不足に悩まされるようになった。絶望的な状況を突きつけてくるような悪の囁きに毎晩うなされるようになったのだ。疲れ果てた彼は現実感を失い始めた。夜に聞く囁きに負けてしまわぬよう、凛の父親はついに救いの手を求めた。上司のもとを訪れた彼は、今の状況を説明し、ボーナス、前払い、休みなど、あらゆるものを乞うてみたのだ。
しかし、彼の要求は拒否された。彼の働く会社は、その頃、製品ラインの一部に欠陥が見つかり、莫大な損害を出していた。誰かが責任を負わざるを得ないその状況で、凛の父親に白羽の矢が立ってしまったのだ。結果、彼は22年間勤め上げった会社から呆気なく解雇された。
その晩、凛は仕事を終えて帰宅した。いつもレストランに遅くまで残っては、客の相手をしていたのだ。自転車を倉庫に止めていると、屋内から母親の悲鳴が聞こえてきた。
凛は家に駆け込み、階段を登って両親の部屋に向かった。床には母親のバラバラの死体が散らばっていた。すっぱりと切り落とされ、不自然に絡まりあう手足。切り開かれて胸郭が飛び出た胸部。凛は思わず吐きそうになった。
その時、凛に向かって鋭い刀が振り下ろされた。とっさに刃を腕で食い止めた凛。剥き出しの前腕に刀が刺さったが、目の前の衝撃的な事実に、痛みなどどこかへ吹っ飛んでしまった。険しい表情で刀を手にしているのは他の誰でもない、父親だった。彼を止めようと思った凛は大声で叫んだが、父親は再び彼女の腕を切りつけた。
慌てて逃げ出そうとした凛は、床に飛び散った血で足を滑らせてしまった。戸の枠につかまり、凛が立ち上がると、刀は壁を突き破り、彼女のもう一方の腕を裂いた。凛は苦痛に叫び、廊下へとよろめき出たが、再び父の刀が襲い掛かってきた。
彼女は震えながら、切られた柔らかな腹部を抑え、後ずさった。母親の絡まり合った四肢の映像が脳裏をよぎる。
その瞬間、凛は父親に突進し、彼を後ろによろめかせた。それでも父親は凛の切り裂かれた腹部を殴りつける。あまりの痛みに倒れ込む凛。彼女が必死に立ち上がろうとすると、父親は今度は彼女の腿を切りつけ、彼女を床に倒れ込ませた。
凛が階段の方に這っていこうとすると、父親は彼女の髪をつかみ、彼女の頭を障子に突っ込んだ。その衝撃でガラスも割れ、彼女は障子を突き抜けて1階まで落ちてしまった。
上の階から聞こえてくる足音、凛は必死に動き、割れたガラスだらけの床を這っていった。ガラスの破片が体に食い込み、肉を裂く。「父親を止めなければ。」そう思った凛。彼女や母親へのこの仕打ちを絶対に許すわけにはいかなかった。
吐血する彼女の顎をガラスがかすめ、さらに血が流れた。凛の耳には、だんだんと低い心音が響き始めた。体はあまりにも重くなり、もはや動くことはできなかった。
父親の足音で揺れる地面。彼女はもう自分が助からないと分かっていたが、そんなことは問題ではなかった。今世であろうと来世であろうと、彼女は必ず復習を果たすことを心に決めた。
暗い霧がゆっくりと彼女の目を覆ったが、それは彼女の憤怒を鎮めることはできなかった。死なないーーまだ死ねない。流血と復習を約束するように、闇がそう囁いた。
そして心に誓いを立てた凛は、ゆっくりと目を閉じた。
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