DbDモバイル(デッドバイデイライトモバイル)のキラー「ツインズ」の情報です。おすすめパークはもちろん、スキンや基本の立ち回り、おすすめアドオンも掲載。
ツインズの評価
※「難易度」はゲーム内の表記に準拠しています。
移動速度 | 心音範囲 | 背の高さ |
---|---|---|
4.6m/s | 32m | 背が高い |
ユーザー評価
ツインズの特徴
【強み】 ・救助狩りをしやすい ・ヴィクトルによる殺人鬼の本能が強力 ・ヴィクトルは探知効果を受けない 【弱み】 ・払い除けされないと本体のみで戦うことになる |
ツインズの特殊能力
血の結束 【血の結束】 能力ボタンを押すとヴィクトルを解放する。アビリティ発動のボタンをタップするとシャルロットとヴィクトルの操作を切り替える。 ヴィクトルは操作されずにいると殺人鬼の本能が発動し、彼の付近を歩行中または走行中の生存者のオーラがシャルロットに視えるようになる。ヴィクトルの甲高い叫び声を聞いた生存者は影響を受けやすい。ただしシャルロットが操作されている間、生存者はヴィクトルを潰すことができる。 ヴィクトルは潰されると、一定時間が経過した後でシャルロットの体の一部として復活する。 【飛び付き】 ヴィクトルの操作中にアビリティ発動のボタンを長押しすると飛び付きをチャージし、攻撃ボタンで解き放つ。 飛び付きが命中した生存者はダメージを受ける。ヴィクトルは、無傷状態の生存者にはしがみつく。これにより殺人鬼の本能が発動し、付近にいるすべての生存者の居場所が判明する。しがみつかれた生存者はその間、衰弱、忘却、行動不能のステータス効果を受け、ロッカーへの進入と脱出ゲートからの脱出が不可になる。しがみつかれている間、生存者は払い除けアクションを完了するとヴィクトルを潰すことができる。 飛び付きが外れた場合、ヴィクトルは一瞬だけ脆弱になり、生存者は彼を潰すことが可能になる。ヴィクトルは自分の背より高い障害物に着地すると自滅する。 |
ツインズの固有パーク
ティーチャブルパーク
溜め込み屋探知 | |
【取得優先度】★☆☆☆☆ | |
【効果】 64メートル以内でチェストにアクションを行うかアイテムを拾った生存者の位置が判明する。 儀式の開始時点で、マップ上に最大2個のチェストが追加で出現する。 |
迫害遮断 | |
【取得優先度】★★★★☆ | |
【効果】 発電機を破壊すると、他のランダムな発電機の修理進行度が最大3台まで後退し始める。 これらの発電機が修理中の場合、修理をしている生存者に難しいスキルチェックが発生する。 迫害には80秒間のクールダウン時間が発生する。 |
とどめの一撃残忍 | |
【取得優先度】★★☆☆☆ | |
【効果】 発電機の修理が完了するたびに、とどめの一撃の力が高まる。1トークンを獲得する。 1トークンを使用すると、次の突進攻撃の距離が60%増加する。 |
ツインズの立ち回り
ヴィクトルを操作するのが基本
ツインズは、特殊能力で放出可能なヴィクトルを操作して立ち回るのが強力なキラーだ。ヴィクトルの飛び付きでサバイバーを攻撃し、ダウンしたサバイバーをシャルロットでフックに吊る立ち回りが基本となる。
ヴィクトルを潰されないよう注意
ヴィクトルは、操作していない状態や飛び付きを外した後にサバイバーに潰される可能性がある。潰されると一定時間経過した後にシャルロットのもとで復活するものの、サバイバーとの距離が遠いと索敵からやり直すことになってしまう。
吊った後はフック付近にどちらかを配置
サバイバーをフックに吊った後、フック付近にシャルロットかヴィクトルを置いておけば救助に来たサバイバーを狩りやすい。救助が成功してしまったとしてもすぐに攻撃してダウンすることも可能なので、どちらか一方をフック付近に配置しておくのがおすすめ。
ツインズのおすすめパーク構成
発電機破壊特化型
「迫害」と「イタチが飛び出した」の組み合わせで発電機を蹴った際の効果を上昇させ、「監視」で妨害した発電機の把握ができる。「呪術:女狩人の子守唄」の効果で、スキルチェックの難易度を上げている。
ツインズのおすすめアドオン
ツインズのアドオン一覧
酸っぱくなった牛乳 ヴィクトルの検知範囲が2メートル拡大する | |
猫の置物 飛び付きのターゲットの位置が表示される | |
爪 ヴィクトルの開放時間が0.5秒減少する | |
おもちゃの剣 飛び付きのチャージ時間が0.25秒減少する | |
血塗れの黒頭巾 シャルロットの目覚める時間が0.5秒短縮される | |
猫の眼 飛び付きのチャージが満タンになると、ヴィクトルが静かになる | |
儀式用のキャンドルスティック ヴィクトルを潰すのに要する時間が0.2秒増加する | |
乳歯 くっついた状態のヴィクトルを潰すと15秒間目眩まし状態になる | |
マドレーヌの手袋 ヴィクトルの検知範囲が4メートル拡大する | |
錆びた針 くっついた状態のヴィクトルを潰すと回復するまで出血状態になる | |
重いガラガラ くっついた状態のヴィクトルを潰すと20秒間衰弱状態になる | |
硬くなったパン 飛び付きのクールダウンが0.5秒短縮される | |
下水道のヘドロ くっついた状態のヴィクトルを潰すのに要する時間が2秒増加する | |
マドレーヌのスカーフ ヴィクトルの移動速度が秒速0.4メートル上昇する | |
森のシチュー ヴィクトルの移動速度が秒速0.6メートル上昇する | |
微量の香水 ヴィクトルが休止状態の間、 彼の検知範囲内に入った生存者は忘却状態に陥る | |
ヴィクトルの兵士 休止状態のヴィクトルを潰した生存者のオーラが6秒間視えるようになる | |
コマ ヴィクトルの飛び付きによって生存者は持っているアイテムを落とす | |
玉虫色のペンダント 休止状態のヴィクトルを潰すと30秒間無防備になる | |
沈黙の布 待機状態から戻ったシャルロットが20秒間探知不可になる |
ツインズの衣装/コーデ一覧
▶キラーのスキン一覧はこちらキノコ採りの少女(プラチナ) ※「キノコ採りの少女(ゴールド)」入手でアンロック | キノコ採りの少女(ゴールド) ガチャ「力と栄光」 | キノコ採りの少女(シルバー) ガチャ「力と栄光」 |
ツインズのストーリー
ストーリー/エピソード
結合双生児のシャルロット・デエとヴィクトル・デエは、特別な心の絆で結ばれていた。17世紀、無事に生まれる可能性の低さを考えると、彼らがこの世に生を受けたのは奇跡とも言える出来事だった。しかし誕生直後から、迫害に苦しめられる2人の人生が始まる。ヴィクトルの下半身はシャルロットの胸部に結合し、脚は彼女の筋肉と内臓に絡みついた状態で生まれた。彼はシャルロットよりも小さくそれはまるでひとつの体ではなくシャルロットの体の付属品のようだった。出産時、金切り声を上げたのは赤ん坊だけではなかった。助産婦は悲鳴を上げて家から出て行き魔女が悪魔を生んだと叫んだ。こうしてシャルロット、ヴィクトル、そして母親のマドレーヌの狩りが始まった。
それから数年があっという間に過ぎたが、この時が双子が知る限りで最もまともな時代だった。双子は他の子供達も自分達と同じように母親と旅しているのだと思い込んでいた。彼らにとって日常は、フランスの田舎を走り回ったり、隠れたりするゲームだった。5才になると、このゲームに新たなルールが加わった。母が病になったのだ。消耗し、青白い顔色をしていたマドレーヌは、食料集めをシャルロットに任せるしかなかった。シャルロットは突き出したヴィクトルの体を隠すために何枚も服を重ね、森の住処から出た。服は重かったが、彼女は近くの町へと力強く歩いていった。そこには妙な光景が広がっていたが、シャルロットは訓練された通り、市場が開くのを待ってから、手当たり次第に食べ物を盗んだ。成功したかに思えたが、喜んでいられたのは束の間のことだった。
真夜中、3人の住処が闇をうごめく炎に囲まれた。突撃を命じる声が夜の静寂を破り、魔女狩りのハンター達が押し入ってきた。汚れた手の数々が双子を寝床から引きはがし、シャルロットは近づく者を一心不乱に蹴り上げた。マドレーヌは子供達の名を泣き叫んでいたが、突然その声が止んだ。頭をこん棒で殴られたのだ。ヴィクトルは捕らえられた鼠のような金切声を上げた。
ハンター達の動きは素早かった。マドレーヌは魔術を行った罪に問われ、悪魔の子を産んだことがその証明であるとして有罪になった。数分後、ハンター達は無意識の彼女を木に縛り付け、足元を小枝やコケで囲んだ。マドレーヌは意識を取り戻すと、子供達に背を向けろと懇願した。だがそれは許されなかった。ハンター達は無理やり、母親に火を点ける様子を双子に見せた。双子は母親のスカートに火が燃え広がり、音を立てて肉が焼け焦げていく様を見た。体から脂がしたたり落ち、顔が泡立ち、よじれていくのを見た。焼かれた喉が、悲鳴とともに消えていくのを見た。そして残ったのは、燃えさしが立てる音と、吐き気のする臭いだけだった。
双子の内にある喜びや優しさという感情は、彼らの母親とともに死んだ。檻に入れられ、古い木造の神殿に連れてこられた双子は、黒い服を着た秘密組織の人間に売り飛ばされた。ヴィクトルは近づく者に、まるで獰猛な獣のように爪を立て、噛みついた。彼の心を慰め、落ち着かせることができるのは、姉の抱擁だけだった。一方シャルロットは弟以外の全員を恨み、嫌悪し、弟を守ることに存在意義を見出していた。
神殿では何年にもわたって異常な実験が行われた。残虐な実験もあったが、多くは不可解なものだった。ある日は命じられて灰色の小鳥の首を折り、その次に指から流れる血をバラの花瓶に入れさせられた。また1週間に一度、枕の下に湿ったブナの木を入れて寝かされた。そして繰り返される詠唱。黒いケープをまとった影が、決まった間隔で歌を歌い続けた。
やがて、最後の実験計画が決まった。ローブを着た2つの影が双子を神殿の中央に先導し、燭台で照らされた祭壇にシャルロットを押さえつけた。フードの下から皺だらけの老人の顔が覗いている。男は手を双子の額に当て、2人の頭蓋を慎重に調べた。そして輝く剣を抜きながら、「メメント・モリ」と呻いた。
シャルロットは弟を祭壇から降ろそうと、横に転がった。弟は金切声を上げながら、懸命に腕を伸ばし、燭台を倒した。火があっという間に乾いた木を燃やし、床に広がった炎が黒いローブに燃え移った。苦し気な叫び声が混乱を貫き、シャルロットを鼓舞した。シャルロットは地獄の中を駆けた。視界は黒煙と燃え上がる炎で遮られていた。重く痛いものが彼女の肺を満たした。出口が見つからない。一歩進むごとに、熱に圧倒される。息ができずに、膝から崩れ落ちた。その時2人が目にしたのは、日の光と木々だった。シャルロットはよろめきながら必死に炎から逃れ、露にぬれた草地に出た。そして振り向かずに森へと駆け込み、倒れるまで走り続けた。
目が覚めたシャルロットは、ヴィクトルの手に触れようと腕を伸ばした。だが彼は動こうとしない。彼の体は、力なくシャルロットの胴体にぶら下がっていた。シャルロットは弟の顔を抱きかかえ、もう動かない悲しげな瞳をじっと見つめた。自分の皮膚を引っ張る弟の体、胸の空洞をつつく弟の足-慣れ親しんだ感覚が、もう感じられない。ヴィクトルは死んだ。
シャルロットは嘆き悲しみながらも、進み続けるしかなかった。黒マントと魔女狩りが辺りをうろついているかもしれない。弟の遺体を服の下に隠し、近くの町の下水道へ向かうと、そこを住処にした。外に出る時は大抵食べ物を盗むためだった。切羽詰まると家畜小屋に侵入し、豚の残飯で空腹を凌ぎ、数年を過ごした。その間も、ヴィクトルの体は腐っていった。手足はじゅくじゅくと腐り黒くなっていったが、完全に腐敗することは拒んでいるようだった。まるで、まだ姉の血が彼の体を流れているようだった。命のない弟の体を守ることが、シャルロットの唯一の存在意義になった。たった独り残された家族と離れ離れになることを、彼女は拒んだ。
十代の年頃になると、シャルロットの人生は生き残りをかけたゲームになっていた。人間に対する憎しみは日を追うごとに増していった。自分の存在が認められることは絶対にないと身をもって知ったのだ。盗みに失敗した時や逃げるのに必死だった時、いくら殺しても追手は止まない。そして彼女を「化け物」、「悪魔」、「魔女」と断罪する言葉も、止むことはなかった。人間の中でも最悪なのが、あの黒マント達だ。彼らの狩りは永遠に続き、シャルロットは何度も住処を変え、逃げ続けなければならなかった。
こうしてシャルロットは、何年もの間を追手から逃げ、必要に迫られたら血を流し、夜は弟の体をあやすように抱いて過ごした。ある凍てつく冬の日、シャルロットの体は限界を迎えていた。食べ物もほとんどなく、逃げ込んだ先にあった古ぼけた小屋は、寒さを凌ぐのに何の役にも立たなかった。シャルロットは暖を取ろうと、鎌を手に、森の中に作ったたき火に身を寄せた。近くに黒マントが潜んでいることは知る由もなかった。小鼻に霜が付き、唇が淡い青色を帯びていくなかで、シャルロットは今まで経験したことのない何かを感じた。それは、死を受け入れることだった。目を閉じ、穏やかな死に身を任せる。すると静寂を引き裂くような、甲高い悲鳴と悪意が耳を貫いた。彼女の胸で痙攣して激しく揺れるヴィクトルを、濃い霧が取り巻いている。シャルロットが反応する間もなく、ヴィクトルは血の海を作りながら彼女の体から雪の上に落ち、走り出した。
シャルロットは死の淵から自分を引き戻し、弟を追った。弟の名前を呼びながら、脚が動かなくなるまで、森を走った。そしてついに追いついた。ヴィクトルが濃い霧の端に座り込んでいるのが見える。弟は顔を歪ませ、獣のような表情をして悲鳴を上げた。霧から現れた黒いフードの影が、彼の腕を掴み、押さえつけていたのだ。シャルロットに静かに近付いていた平穏はかき消され、積年の恨みと激しい怒りに取って変わった。シャルロットは鎌を握りしめ、霧に向かって突進していく。弟に近づく者は誰であろうと、そのはらわたを引きずり出すと心に決めて。
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