アリヴァラ(AoV/伝説対決)の4/28に行われた日本代表決定戦のグランドファイナル振り返りです。各試合ごとにポイントとなった点を振り返っていますので、ぜひチェックして下さい!
※2019年に開催された大会の情報をまとめた記事です。
グランドファイナル振り返り
1試合目(Tnk:0 - BZ:0)
※上側のチームが先攻です。
BAN/Pick
Blizzard | |||||
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お互いの活躍していたヒーローをBAN

1試合目、まずは様子見といったところで、お互いここまで予選で活躍していたヒーローをBAN。そしてPickを見るとBZ側の構成は得意ヒーローを多く使えている反面ややコントロールが弱く、攻め込まれると脆い構成となった。Tnkはそのスキをうまく突くような奇襲力が高い構成となった。
1stドラゴンの勝利で序盤はTnk優勢

ドラゴンが出現する時間前、BZ側のヴァルハインが倒されてしまい、Tnk側にドラゴンを倒されてしまう。そしてゴールド・レベル差が生まれたことで、Tnk優勢で序盤は進んでいく。
1stタワーを獲得したBZが流れを掴み勝利

序盤こそTnkが優位に試合を進めていくが、ドラゴンレーンでタワーを破壊してその後BZが2回目のドラゴンを獲得。そしてゴールド差が逆転してレーンも押され続け、Tnkが徐々に苦しい展開となり、最後までBZの優勢を止めることができなかった。
1stタワー破壊が痛かった

中盤以降BZがタワーを次々と破壊し、ドラゴンやダークスレイヤーまで獲得。ここにつながったのは、Tnkが1stタワーを落とした部分がこの試合の分かれ目だったように感じた。ここからTnk側は戦線を上げにくくなってしまい、BZ側のムラドにかなり火力を出されてしまった。
2試合目(Tnk:0 - BZ:1)
BAN/Pick
※上側のチームが先攻です。
Tnk Cat | |||||
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お互いはっきりと目的を持ったBANになった

先行Tnkから始まった2試合目、Tnkはサポートを重点的に、BZはジャングルとマークスマンを重点的にBANとなった。またPickではTnkがレーンにやや不向きなモーレンをマークスマンで選択するなど、やや意表を突く戦略に打って出た。
序盤の主導権を握ったのはBZ

まず試合序盤の主導権を握ったのはBZだった。ミッドで集団戦が起った際、スレイヤーからいち早く駆けつけたマロックの活躍もあり、3キルすべてがヴァイオレットに集まった。そして、集団戦に勝利した流れで初めのドラゴンをBZが獲得した。
中盤に差し掛かる時に流れが変わる

中盤にさしかかろうとするとき、BZ側のジャングルで集団戦の要であるヴァイオレットが倒され、そこから流れがTnkへと変わりだす。このデスが原因で育成が遅れたヴァイオレットが、集団戦で火力を出しきれず倒されてしまう場面があり、そのままTnkが勝利をもぎ取った。
コミュニケーションの差が出た試合だった

ヴァイオレットが倒された場面から、BZがやや孤立気味で動くシーンが多く、また焦りからかアビリティのミスなどが目立ちだした。逆にTnk側は連携がうまくとれ、終盤にロークが敵をひきつけて集まった味方で返り討ちにする、といったシーンはお手本のようだった。
3試合目(Tnk:1 - BZ:1)

BAN/Pick
※上側のチームが先攻です。
Blizzard | |||||
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BZはスレイヤーを徹底的にBAN
BZのBANは徹底的にスレイヤーヒーロー潰しといったところで、Sun選手が得意とするヒーローを軒並みBANした。また、Mai選手の調子も良く見えたため、スレイヤーレーンを起点に立ち回りたいという意図が見えたように感じた。
TnkはBZの得意ヒーローをBAN
TnkのBANはまずジャングルをBANして、その後にBZの得意なヒーローをBANしていく結果となった。特に龍馬はHipPiiii選手・Mai選手ともに得意ヒーローで、活躍が目立ったためBANしておきたいというように見えた。
BZが先行Pickを活かした結果になった
先行ピックのBZがまずムラドを選択し、続くTnkはトゥーレン・セインとPickし、その後BZがテルアナース・アルムをPickした。このPickでBZ側は主軸となる構成がベストに近い状態で組め、先行Pickを大いに活かした結果となった。対してTnkはやや後手後手に回ったように感じた。
ドラゴンBZ・スレイヤーTnk優位で進む

試合序盤はお互いがゆっくりとした立ち上がりで、ドラゴンが出現するまで目立った戦闘は起こらなかった。しかし、ドラゴンが出現する時間帯にBZがTnkをうまく退け、そのままドラゴンを獲得する。逆にスレイヤーレーンではTnkが奇襲が成功し、その後1stタワーの破壊に成功する。
中盤以降はBZが大活躍

中盤にさしかかる頃、すべてのドラゴンをBZ側が獲得して大きく有利な状況になりつつあった。そしてゴールド差を活かした戦いを展開し、結果的にその後の集団戦はほとんど勝利し、約10分という短時間でBZの勝利となった。
この試合がひとつの分岐点になったと感じた

この試合はBZの主軸となるジャングル・マークスマン・サポートが非常に噛み合った試合となった。また、対策され調子を落としていたHipPiiii選手が復調の兆しを見せたのも大きかった。そのため、この試合が今後の分岐点となったように感じられた。
4試合目(Tnk:1 - BZ:2)

BAN/Pick
※上側のチームが先攻です。
Tnk Cat | |||||
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初めてナクロスがBANされない展開に
いわゆる強キャラと言われるナクロスが初めてBANされない展開になり、BAN/Pickはやや意外な展開でスタートする。もちろんTnkはナクロスをPickし、Tnk優位に戦いが進むだろうと思われた。
序盤から試合は大きく動いた

ドラゴンが出現する少し前、Lv4になったナクロスがミッドに奇襲するものの、待ち構えていた龍馬にカウンターをされてしまう。ナクロスはHPを大きく減らされてしまったため、一時撤退して態勢を立て直すなか、ドラゴンレーンでウィスプがテルアナース相手にソロキルを獲得した。
1stドラゴン以降セインの位置取りが光る

Tnkのマークスマン・ジャングルが戦線から離脱していたため、BZが初めのドラゴンを獲得して有利がとれ、ドラゴンレーンで立ち回りやすく試合は進んでいく。特にBZ側はマークスマンの有利が取れていたためセインが動きやすくなり、様々な場所へ移動しつつ集団戦が起こればすぐに駆けつけられる位置取りをできていた。
中盤にはBZのミスもあったが巻き返せず

中盤にスレイヤーレーンでゼフィスが操作ミスからデスするシーンがあり、そこから流れが変わるかと思われたものの、BZの流れは変わらず勝利となった。序盤のミッドでの奇襲失敗や、ドラゴンレーンでのソロキルが大きく響いたように感じられた。
5試合目(Tnk:1 - BZ:3)

BAN/Pick
※上側のチームが先攻です。
Tnk Cat | |||||
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お互い狙いが見えたBAN/Pickになった
後が無くなり流れを変えたいTnkは、ここでマークスマンをジャングルにおいたBAN/Pickを展開する。対するBZはサポートを重点的にBANし、コントロール重視の編成となった。
序盤からTnk優位で試合が進む

Tnkが序盤から人数差や火力を活かして攻め込み、集団戦に強いセインやイグニスをリコールさせ、初めのドラゴンを獲得する。Tnkは獲得した経験値を活かして、ドラゴン周りで起こっていた集団戦に勝利し、BZが大きく突き放されてしまう。
終盤のドラゴン争奪戦で流れが大きく変わる

終盤までTnkが優位を取り続けていたが、BZがドラゴンを囮にした集団戦を起こして勝利。これによりゴールド差が逆転し、流れが大きく変わることになった。
前線が下がったところにムラドが刺さる

Tnkの前線が大きく下がったことでムラドが攻め込めるようになり、Tnkの集団へ的確にウルトを当てて体力優位を築き続けた。そしてTnkは立て直すことができず、BZがコアを破壊し優勝となった。
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