アリヴァラ(AoV/伝説対決)のアルカナのコスパを算出し効果を比較しています。レベル3アルカナのコスパを装備の値段を元に算出しているので、アルカナ選びに困っている方などは是非参考にしてください。
ヒーロー個別のテーブル確認(八木橋さん)その他の解説記事はこちらアルカナのコスパ
コスパの算出方法
アルカナのコスパは、ランク1とランク2の装備で上昇するステータスとその装備の値段から算出することができる。例えばライトアーマーは220ゴールドで物理防御を90上昇させるので、物理防御1の価値は220/90=2.4となる。
一部特殊ステータス
ライフスティール等の一部のステータスだけを上昇する装備がない場合は、予め算出した他のステータスの価値を引いてから計算する。例えばブラッディクラブは410ゴールドで物理防御を10、ライフスティールを8%上昇させるので、
(410‐2.4x10)/8=35.6となる。
移動速度
移動速度1の価値は250/30=8.3だが、アルカナは移動速度を割合(%)で上昇させるので、全ヒーローの移動速度の平均である380を利用して1%の価値を計算すると3.8x8.3=31.5となる。ヒーローの移動速度が速いほど価値が上昇する。
ステータスの価値
ステータス | 1ごとの価値 |
---|---|
攻撃速度(%) | 29 |
物理攻撃 | 12.5 |
魔法攻撃 | 7.5 |
物理防御貫通 | 3.4 |
魔法防御貫通 | 2.8 |
クリティカル率(%) | 40.8 |
クリティカルダメージ | 6.2 |
ライフスティール | 35.6 |
魔法ライフスティール | 30.3 |
HP | 1 |
HP自動回復 | 4.7 |
物理防御 | 2.4 |
魔法防御 | 2.4 |
クールダウン速度(%) | 43 |
移動速度(%) | 31.5 |
結果:最もコスパの良いアルカナは?
名前 | 効果 |
---|---|
憤怒 | クリティカル率 +1.6% |
不朽 | HP +60 HP自動回復 +4.5 |
英雄 | HP +37.5 クールダウン速度 +0.6% |
表を参考にするともっとコスパの良い赤アルカナは憤怒、紫アルカナは不屈、緑アルカナは英雄であり、これらのアルカナをそれぞれ10個装備した場合の価値は2096ゴールド、すなわちランク3アイテム1個分となる。
コスパの良いアルカナが最強なの?
一概にコスパが最高のアルカナが最強であるとは言えない。まずヒーローのクラスやロールに適切なアルカナを使用する必要があり、さらに似たようなアルカナでもそれぞれの長所短所が存在する。つまりアルカナはコスパよりもロールやビルドに合わせるほうが重要であるといえる。
全アルカナ一覧はこちらアルカナ同士の比較【攻撃編】
アルカナには性能が似ているものが多く存在するが、似ているアルカナでもマッチの進行やビルドなどで影響力が変わってくる。
憤怒と暴走
憤怒 | クリティカル率 +1.6% |
暴走 | クリティカル率 +0.7% クリティカルダメージ +3.6% |
クリティカル系のアルカナが欲しい時におそらく悩むであろう2つ。憤怒は暴走よりも2倍以上のクリティカル率となっているが、暴走は非常に珍しいステータスであるクリティカルダメージを上昇させることができる。
装備を考慮しない場合
憤怒と暴走を10個装備した場合の平均ダメージ | ||
---|---|---|
物理攻撃 | 憤怒 | 暴走 |
100 | 116 | 110 |
200 | 232 | 219 |
300 | 348 | 329 |
400 | 464 | 438 |
500 | 580 | 548 |
600 | 696 | 657 |
700 | 812 | 767 |
800 | 928 | 876 |
900 | 1044 | 986 |
1000 | 1160 | 1095 |
見ての通り、物理ダメージに関係なく憤怒の方が平均ダメージが高いことが確認できる。しかしより実践的な状況で比較するにはクリティカル運用する上で必須装備の聖者の剣(クリティカル率+25%、クリティカルダメージ+50%)を購入した場合を考慮する必要がある。
聖者の剣を装備した場合
憤怒と暴走を10個装備した場合の平均ダメージ | ||
---|---|---|
物理攻撃 | 憤怒 | 暴走 |
100 | 162 | 160 |
200 | 323 | 319 |
300 | 485 | 479 |
400 | 646 | 638 |
500 | 808 | 798 |
600 | 969 | 967 |
700 | 1131 | 1116 |
800 | 1292 | 1276 |
900 | 1454 | 1436 |
1000 | 1615 | 1595 |
聖者の剣を装備しても憤怒の方が平均ダメージが高い。特に聖者の剣はマッチ序盤に購入することが多いことを踏まえると、たとえ珍しいステータスであれどクリティカルダメージは序盤ではあまり活かせないことが確認できる。
序盤は憤怒、終盤は暴走
2つのアルカナを比較した結果、憤怒の方が平均ダメージが高いことが確認できた。しかしこれはクリティカル率が高くない序盤に限った話で、クリティカル率が高くなれば高くなるほどクリティカルダメージが活きてくる。序盤火力を優先するなら憤怒、終盤火力を優先するなら暴走を選ぶのが良い。
神剣と猛攻
神剣 | 物理攻撃 +3.2 |
猛攻 | 物理攻撃 +2 物理防御貫通 +3.6 |
クリティカル以外で火力を求める場合悩むであろう2つのアルカナ。神剣は物理攻撃に特化しており、猛攻は物理攻撃と物理貫通をバランス良く上げることができる。この2つのアルカナを比較するには、自身の物攻のみならず相手の物理防御を考慮する必要がある。
ダメージ計算式と算出方法についてはこちら物攻170で物理防御100に与えるダメージ
アルカナの数 | 神剣 | 猛攻 |
---|---|---|
1 | 148 | 148 |
2 | 151 | 150 |
3 | 153 | 153 |
4 | 156 | 155 |
5 | 159 | 158 |
6 | 162 | 160 |
7 | 164 | 163 |
8 | 167 | 166 |
9 | 170 | 168 |
10 | 173 | 171 |
誤差程度で神剣の方がダメージが高いのが確認できる。しかしこれは最序盤の場合であり、試合が少し進み相手の物理防御が高くなるに連れて結果が変わってくる。
物攻300で物理防御200に与えるダメージ
アルカナの数 | 神剣 | 猛攻 |
---|---|---|
1 | 227 | 227 |
2 | 229 | 230 |
3 | 232 | 232 |
4 | 234 | 235 |
5 | 237 | 237 |
6 | 239 | 240 |
7 | 241 | 243 |
8 | 244 | 245 |
9 | 246 | 248 |
10 | 249 | 251 |
敵の物理防御が高くなると神剣ではなく猛攻の方が高いダメージを出すことができる。相手の物理防御が300だと誤差程度の違いしか生まれないが、物理防御が高くなっていくに連れて差は広がっていく。
どっちを選ぶべき?
神剣と猛攻はあまり差が無く片方がより優れているとは言い難いが、通常攻撃とアビリティの優先度が判断基準の一つになる。物理攻撃はアビリティのダメージに影響するのでアビリティの火力が重要なアサシンなどであれば神剣、通常攻撃が強力なマークスマンであれば猛攻を選ぶのが良いだろう。
神剣と憤怒
神剣 | 物理攻撃 +3.2 |
憤怒 | クリティカル率 +1.6% |
上で比較した通りクリティカル優先であれば序盤は憤怒、物攻優先であれば神剣の方がダメージで優れていることが確認できた。ここで序盤の火力のみを求める場合、どちらのアルカナの方がよりダメージを出せるかを比較する。火力寄りのヒーローの初期物攻は平均170なので、物攻170を基準にする。
物攻170で敵に与える平均ダメージ
アルカナの数 | 憤怒 | 神剣 |
---|---|---|
1 | 172 | 173 |
2 | 175 | 177 |
3 | 178 | 180 |
4 | 180 | 184 |
5 | 183 | 188 |
6 | 186 | 191 |
7 | 189 | 195 |
8 | 191 | 198 |
9 | 194 | 202 |
10 | 197 | 206 |
序盤火力は神剣
比較した結果、神剣の方が高いダメージを出せることが確認できる。物理攻撃はアビリティのダメージにも影響するのに対しアビリティではクリティカルが発生しないことも踏まえると、序盤の火力を優先する場合は神剣を選択しよう。
アルカナ同士の比較【耐久編】
英雄と聖光
英雄 | HP +37.5 クールダウン速度 +0.6% |
聖光 | 物理防御 +2.7 魔法防御 +2.7 クールダウン速度 +0.6% |
タンクサポート用のアルカナを選ぶ場合に悩むアルカナがこの2つ。英雄はHPを上昇させ、聖光は物理防御と魔法防御を上昇させるのでどちらも耐久力を向上させるが、どのような違いが生まれるかは実質HPを参考にする必要がある。
防御とHPの優先度は?実質HPについてはこちらHP3500である場合の実質HP
アルカナの数 | 英雄 | 聖光 |
---|---|---|
1 | 3537 | 3515 |
2 | 3575 | 3531 |
3 | 3612 | 3547 |
4 | 3650 | 3563 |
5 | 3687 | 3578 |
6 | 3725 | 3594 |
7 | 3762 | 3610 |
8 | 3800 | 3626 |
9 | 3837 | 3641 |
10 | 3875 | 3657 |
見ての通り、英雄の方がより耐久力を上げてくれることが確認できた。しかし防御は元のHPが高いほど効果が増すので、次はマッチ中盤あたりのタンクの平均HPを元に比べる。
HPが7000である場合の実質HP
アルカナの数 | 英雄 | 聖光 |
---|---|---|
1 | 7037 | 7031 |
2 | 7075 | 7063 |
3 | 7112 | 7094 |
4 | 7150 | 7126 |
5 | 7187 | 7157 |
6 | 7225 | 7189 |
7 | 7262 | 7220 |
8 | 7300 | 7252 |
9 | 7337 | 7283 |
10 | 7375 | 7315 |
中盤でも英雄の方がより耐久力を上げてくれることが確認できた。HPが8500ほどになって初めて聖光が英雄を上回るので、終盤でないと聖光の強さを引き出すことができない。HPが高いほど防御によるダメージ軽減率が上がることも踏まえると、英雄でHPを上げておき装備で防御を上げるほうが良い。
英雄と金剛
英雄 | HP +37.5 クールダウン速度 +0.6% |
金剛 | 物理防御 +5 魔法防御 +5 |
英雄と聖光を比べると英雄の方が序盤~中盤まで優れていることが確認できたが、より耐久力を求める場合、もしくは装備でクールダウン上限の40%に達してしまう場合は金剛という選択肢も存在する。
HP3500である場合の実質HP
アルカナの数 | 英雄 | 金剛 |
---|---|---|
1 | 3537 | 3529 |
2 | 3575 | 3558 |
3 | 3612 | 3587 |
4 | 3650 | 3616 |
5 | 3687 | 3645 |
6 | 3725 | 3674 |
7 | 3762 | 3704 |
8 | 3800 | 3733 |
9 | 3837 | 3762 |
10 | 3875 | 3791 |
聖光ほどの差は無いが、序盤は金剛よりも英雄の方がより耐久力を上げてくれることが確認できた。しかし防御は元のHPが高いほど効果が増すので、上の比較と同様にマッチ中盤あたりのタンクの平均HPを元に比べる。
HPが7000である場合の実質HP
アルカナの数 | 英雄 | 金剛 |
---|---|---|
1 | 7037 | 7058 |
2 | 7075 | 7116 |
3 | 7112 | 7174 |
4 | 7150 | 7233 |
5 | 7187 | 7291 |
6 | 7225 | 7349 |
7 | 7262 | 7408 |
8 | 7300 | 7466 |
9 | 7337 | 7524 |
10 | 7375 | 7583 |
中盤から金剛の方がより耐久力を上げてくれる。終盤になるとさらに効果的になることを踏まえると、中盤~終盤の耐久力を優先するのであれば金剛を選ぶのが良いだろう。しかしタンクとサポートにとってクールダウンは必須ステータスなので、汎用性が高いアルカナは英雄となる。
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