アリヴァラ(AoV/伝説対決)でのダメージの計算について解説しています。敵に当てるダメージの算出方法や、防御と貫通のダメージへの影響、さらにクリティカルダメージについて解説しているので、ぜひ参考にしてください。
※2020年5月時点の情報です。
その他の解説記事はこちらダメージの算出について
敵に与えるダメージを算出するには最低でも防御によるダメージ軽減、そして貫通による防御値の低下について理解する必要がある。
ダメージは乱数で前後する
防御力が0の敵に対しては、ダメージが軽減されないので与えるダメージは素のダメージとなる。例えば上記の状態でのバタフライのアビリティ1は200+115=315が素のダメージなので、防御が0の敵に与えるダメージもそのまま315になるはず。
しかし物理防御が0のシーグルをアビリティ1で攻撃すると、315前後のダメージ与えているのが確認できる。ダメージは乱数で変動するので、必ず素のダメージ与えるわけではないが近い値を前後する。
防御によるダメージ軽減
物理防御と魔法防御は単純に(素のダメージ-防御値)のような引き算でダメージを軽減するのではなく、防御値に応じて割合でダメージを軽減するようになっている。
物理防御/魔法防御のダメージ計算式
物理ダメージ軽減 = 物理防御/(物理防御+600)
魔法ダメージ軽減 = 魔法防御/(魔法防御+600)
物理防御によるダメージ軽減の例
先程と同じバタフライのアビリティ1で今度は物理防御が123のセインを攻撃する。
セインの物理ダメージ軽減率を計算すると
123/(123+600)=0.1701(17.01%)となる。
故に軽減されるダメージ量は
315x17.01%=53.58となる。
実際に与えるダメージは
315‐53.58=261.42であるので乱数による誤差はあるものの、計算式が正しいことが確認できる。
貫通による防御低下
物理貫通の魔法貫通は敵に与えるダメージに上乗せされるのではなく、敵の防御を低下させることによって与えるダメージを増やす。
物理貫通/魔法貫通の計算式
貫通後の物理防御 = 元の物理防御 ‐ 物理防御貫通
貫通後の魔法防御 = 元の魔法防御 ‐ 魔法防御貫通
防御貫通+45%の装備の場合は
貫通後の防御 = 元の防御 ‐ 元の防御 x 45%
物理貫通による物理防御低下の例
上記と同じ状態のバタフライで物攻+50、物理貫通+60のアストラルスピアを購入し、先程のセインを攻撃する。物攻+50によりアビリティ1の素のダメージは200+147=347となり、物理貫通+60によりセインの物理防御は123‐60=63となる。
セインの物理ダメージ軽減率を計算すると
63/(63+600)=0.095(9.5%)
軽減されるダメージ量は
347x9.5%=32.97
よって実際に与えるダメージは
347-32.97=314となる。
クリティカルによるダメージ倍率
クリティカルダメージはクリティカルが発生した際のダメージ倍率に影響する。クリティカルダメージが200%の場合、クリティカルが発生した際に与えるダメージは2倍になる。クリティカル率はクリティカルが発生する確率に影響する。
クリティカルダメージの計算式
クリティカルダメージの算出は単純に
実際のダメージx2となる。
クリティカルダメージを増加させる聖者の剣を装備した場合
実際のダメージx2.5となる。
固定ダメージについて
固定ダメージは相手の物理防御、魔法防御を無視するダメージ。たとえ敵の物理防御が1000でも、固定ダメージによって与えるダメージは一切軽減されない。
固定ダメージはシールドを無視
固定ダメージは敵のシールドを無視してダメージを与えるので、シールドを展開している敵に固定ダメージを与えるとシールド値を削らず直接HPを削ることができる。
固定ダメージの軽減
固定ダメージは物理防御、魔法防御によって軽減されることはないが、ダメージを軽減するアビリティ、そして潮呼びの印のパッシブアビリティは固定ダメージを軽減することができる。
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