NVIDIAは開発者会議「SIGGRAPH 2026」で、次世代のAIアップスケーリング技術「DLSS 5」を発表しました。投入時期は2026年秋の予定です。3種類のAIモデルを選べる仕組みなど、DLSS 4から中身が大きく変わります。RTXユーザーとGPU買い替えを考える人に向けて、公式発表の内容を整理します。
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DLSS 5とは?2026年秋に投入
DLSSは、低い解像度で描いた映像をAIで高解像度に引き上げる技術です。フレームレートを保ちながら画質を高められます。NVIDIAはこの最新版「DLSS 5」を、2026年秋に提供すると明らかにしました。
発表の場は、7月20日に基調講演が行われたコンピューターグラフィックスの国際会議「SIGGRAPH 2026」です。DLSS 5は同年春の「GTC」で概要が示され、今回のキーノートで詳細が公開されました。秋という時期のみが示され、具体的な提供日は未公表です。

| 技術名 | DLSS 5 |
| 発表イベント | SIGGRAPH 2026(2026年7月20日) |
| 投入時期 | 2026年秋(具体的な日付は未公表) |
| 対応GPU | GeForce RTX 50シリーズ(提供開始時点) |
DLSS 5の3つの新ポイント
DLSS 5は、これまでの延長ではなく設計そのものが見直されました。ゲーマーと開発者の双方に関わる変更点を3つに絞って紹介します。
3種類のAIモデルを選べる
DLSS 5には性質の異なる3つのAIモデルが用意されます。開発者はゲームやシーンに合わせて最適なモデルを選べます。用途に応じた画質と負荷のバランス調整がしやすくなります。
オブジェクト単位で制御できる
DLSS 5は、画面全体を一律に処理するだけでなくオブジェクト単位での制御に対応します。キャラクターや背景など、要素ごとにAIの効き方を調整できる仕組みです。開発者が意図した見た目を再現しやすくなります。
シングルGPUでの動作が示された
SIGGRAPH 2026で示された内容では、提供開始時点でRTX 50シリーズのGPU1枚での動作が挙げられています。春のGTCで公開されたデモでは、RTX 5090を2枚使う構成が用いられていました。既存のRTX 50シリーズ環境で使えるかは、今後の公式情報で確認したいところです。
対応GPUと対応ゲーム
提供開始時点で対応するのは、GeForce RTX 50シリーズ(Blackwell世代)です。必要VRAM容量や下限となるGPUの具体的なランクは、まだ公表されていません。詳細は今後の続報を待つ必要があります。
対応予定として名前が挙がっている主なタイトルは以下です。いずれも人気の大型タイトルで、対応の裾野は今後広がると見られます。
| 主な対応予定タイトル | Starfield |
| Assassin's Creed Shadows | |
| Hogwarts Legacy ほか |

DLSS 5はRTX 50シリーズを持つPCゲーマーにとって、購入済みGPUの価値を高める要素になります。これからゲーミングPCを選ぶなら、RTX 50シリーズが一つの目安です。
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