はじめに
あいさつ
どうも、GameWithの碇(いかり)です。動画に出てる人です。よく聞かれるので、先に言っておきますが本名です。
このページでは自分の思うことだったり、GameWithの黒ウィズのサイトを運営していて感じたことやみなさんのためになることを綴っていこうかと思っております。
第27回のテーマ
クイズが主体とはいえ、ゲームバランスって大事ですよね。敵のHPが高すぎたり、精霊の攻撃力が低すぎたりしたら一気に難易度が上がってしまいます。
そんなバランスについて今日はユーザー側以外の視点も踏まえてお話ししようと思います。
ゲームバランス
以前のコラムでも言った内容
ステータスのインフレ
同じようなスキル、同じような攻撃倍率、同じようなダメージ量で毎日同じゲームをやっていると多くの方は少なからず「飽き」を感じますね。
それを感じさせないため作る側は、敵味方共に数値を上げて今まで見たことがないようなダメージを与えたり受けたりして「新鮮さ」を保つようにしていると思います。
具体的には第14回のコラムで言った内容です。ダメージの他にも回復量だったり、スキル倍率だったり敵のHPだったり、ステータス以外にも様々な数値が上昇していくと言う感じのものですね。
数字以外の部分
育成しやすくなりましたね
ゲーム内のバランスを考えた時に育成のしやすさもかなり優しくなりました。曜日クエストだったものが、素材エリアの実装で足りない素材を狩りやすくなりましたね。
こんなに素材集めがしやすいのであれば最初からガチャはL排出にすればいいのでは?なんて自分は安直に考えてしまいました。ただそうすると今度はSSレアリティなどが削除され図鑑がなかなか増えないなどのジレンマを抱えることになるため、初心者から上級者の方まで納得出来る形に変わったと思います。
▲素材エリアは画期的だなと感じました。
難易度の高いクエスト
難しさもそれぞれ
黒ウィズは度々「高難易度!」の文言とともに実装されるクエストがありますよね。本当に難しいものから、タネを明かせばなんていうことはないものまで様々です。
デッキの力くらべになりやすい「Abyss Code」や「Blader」系、詰将棋感覚の「バーニング」系、単純にパネル色が複色ばかりのステージも(ジェニファーイベントなど)あったかと思います。
何が言いたいかと申しますと、難易度にも方向性が色々あってその中での調整はかなり難しく、現場は熾烈なものになっているのではないかということです。
ポイントの振り分けなども
最近ではイベントにも
マクロスコラボやサタ女が開催された時には通常のクエスト消化でもらえる報酬以外にも累計ポイント報酬がありましたね。
これも画期的で、難しいクエストを周回できなくてもそれなりのものが報酬として受け取れ、難易度の高い級を周回していればさらに早い段階でポイントが貯まるというものでしたね。
システム的には魔道杯を模したものだと思いますが、ここにも「ポイント報酬でユーザーに渡せる」レベルをどこまでに設定するかが大事なので、そこも大変なのではないかと感じました。
もちろん本家魔道杯も
対人戦こそゲームデザイナーの腕の見せ所!
人と人が競う。これはバランスを取る上で最も難しいと自分は思います。なにせ誰かが優位に立ち過ぎれば不満をいう方も出るでしょうし、みんなが平等にポイントを積んでいけるとなると今度は別の問題も出てきそうです。
そこで現状では「手持ちがより揃っている人が有利」になるようなバランスで開催している気がします。最近ではパネルに工夫を加えたりバーニング形式にすることで、どんな精霊が活躍するか予測を付けにくくしているため、どのデッキが有利になるかその都度考える楽しみも増えますね。
何にでも「飽き」は生じます
そんな魔道杯も一番効率のいいデッキで周回するという基本システムは最初の黄金の魔道杯から変わっていないので、ユーザーの方もそろそろテコ入れが欲しいと感じる時期かもしれません。
そこで今計画中と言われている「魔道杯乱舞」なるものが重要になってきそうですね。
ちょっとだけ予想(希望を乗せて)
今の魔道杯は「ポイントを積み上げていく時間」も非常に重要なため「忙しい方でもチャンスのある」魔道杯に仕上げてくるのでは?と考えます。
ただし試行回数を制限するとプレイ時間の低下につながるかもしれないという考えがありそうなので、自分は「最高到達点」で競う方式になるのではないかと考えてます。
簡単に説明すると、何度でも挑戦できる代わりに記録として残るのはベストを出した1回のみでそれを競うという魔道杯です。
「時間内にどれだけ倒せたか」というような内容をチラッとニコ生か何かで聞いたので、そんな内容を想像しました。あくまで予想ですけどね。
▲ベストポイントを採用すれば時間をかけなくても上位に食い込める?
あとがき
ゲームバランスの話から飛躍して「魔道杯乱舞」にまで及んでしまいました(2回に分ければよかった・・・)が、なんにせよ多くのユーザーがプレイしているゲームのバランスをとっていくというのは難しいことだと思います。
黒猫のウィズ関連リンク
第28回はこちら
▶碇の黒ウィズコラム《第28回》 | ノクトニアポリス予想!
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