FF7リメイク(ファイナルファンタジー7リメイク)の評価レビュー記事です。FF7Rの体験版をプレイしての感想とレビュー・評価を掲載しています。FF7リメイクの評価を調べる際の参考にしてください。
高評価ポイント
再現と進化のバランスが絶妙
▲冒頭のクラウド登場シーン。原作の同シーンを脳内で重ねて涙が出そうになった。
リメイク作品ということで、原作の再現度と現代でも楽しめる様なゲーム性が重視される訳だが、どちらも素晴らしいバランスが保たれている。原作の世界観を残しつつ、グラフィック、戦闘システムは大きく進化していた。
原作そのままの世界観に感動
▲オープニングの神羅ビルとミッドガル。ここだけでテンション爆上げ。
壱番魔晄炉の爆破作戦だけでも、ほぼ完璧に再現されており、原作ファンも十分に納得させる完成度となっている。原作をプレイしたことのある人なら、懐かしさと新しさを同時に感じながら楽しめるだろう。
▲クラウドの「興味ないね」も健在。
▲ジェシーを助けるシーンもしっかり再現。
超ハイクオリティなグラフィック
▲服のしわ、筋肉のつき方、装備品の細部まで作り込まれている。
原作と比較するまでもないが、グラフィック技術は圧倒的に向上しており、現代における最高クラスのクオリティとなっている。FF7の世界を超美麗グラフィックで楽しめるのは嬉しい。
▲駅2階にある映画のポスター、こんな所にもこだわりが!?
ミッドガルの街並みを早く見たい
事前発表によると、ミッドガルは原作よりも細部まで描かれているとのこと。ミッドガルがこの超ハイクオリティのグラフィックで再現されているとなると、街を歩き回るのが楽しみで仕方ない。
原作寄りのバトルシステム
アクションバトルでATBゲージを溜めるシステムが、原作と大きく異なる点だが、思ったよりもアクション性は少ない印象。□ボタンを連打するだけで簡単にコンボできたり、シンプルな操作でATBゲージを溜められるのでアクションゲームが苦手な方でも楽しめる。
原作ファンもしっかり楽しめる
コマンドが重視されるバトルとなっているので、新規はもちろん原作ファンも楽しみやすいバトルとなっている。アクション要素を完全にゼロにしたい方は、アクションを自動で行う「クラシックモード」にすることで、原作に近いバトルを遊べる。
コマンドの発動タイミングだけ注意
コマンドを選択してから実際に発動するまでに、発動モーションが入る。その間、敵も移動したり攻撃してきたりするので、コマンドは必中ではない。敵の攻撃の隙を狙ってコマンドを発動する必要があり、原作よりもやや難しくなっているポイントだ。
リミット技は必中で爽快
通常のアビリティは、リアルタイムで発動するが、リミット技は即座に発動し、敵の動きが止まって必ず命中する。通常のアビリティと違い、タイミングを選ばずに発動できる上に、威力も高いので、爽快感を味わえる。
ここが惜しい
カメラが近すぎる
三人称視点のカメラとの距離が近すぎて、カメラワークがやや困難になる。特に、バレットが加わってすぐの戦闘では、上空にいる敵を視認しづらい。
設定でわずかに調節可能
カメラの距離は、設定で3段階調節可能。初期状態だと、カメラ距離が最も近い1になっているので、3にすることで僅かながら遠ざけられる。
アクション性は低い
アクションバトルは、あくまでもATBゲージを溜めるためのもので、コマンドがメインのRPGバトルシステム。アクションゲームとしてプレイすると拍子抜けしてしまう可能性がある。
ショートカットでアクション性アップ
アクション性を高めたい方は、ショートカットを活用しよう。コマンド選択時に時間が止まらなくなるので、アクションバトルと同じ感覚で遊べる。
ストーリーのボリュームが不安
今回のリメイクは、ミッドガル脱出までの分作であり、原作のストーリーの半分にも満たない。ディスク2枚組と言っても、ミッドガル脱出までのストーリーにどれほどのボリュームが用意されているのだろうか、製品版に期待だ。
ストーリーはどこまで?何部作になるの?評価・感想まとめ
買って損はしないはず!
原作の再現度が非常に高く、原作ファンがプレイしてもグラフィックがきれいになったFF7としてしっかり楽しめるだろう。バトルシステムに関してもそこまでアクション要素が強い訳ではないので、苦手な人でもとっつきやすい。
体験版をやってみよう
FF7リメイクの購入を考えている人は、まずは、体験版をプレイしてみよう。体験版だけでも十分にFF7の世界を楽しめるぞ。
実はマルチエンディング?
爆弾設置時の時間選択で、最後に流れるムービーが若干変わる。既に体験版をプレイしたけれど気づかなかった人は、もう1度やって確かめてみよう。
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