Masters TOKYOへの進出をかけたVCTパシフィックリーグ Playoffs Day1「ZETA DIVISION vs Team Secret」が5月19日に行われた。結果は2マップともOTに突入したが、TSの強気な動きに一歩届かず0-2で敗北となってしまった。今後ZETAはローワーからの勝ち上がりを目指していくことになる。
今回はZETA vs TSの試合後にcrow選手(@no960fps)へインタビューする機会を頂いたので、その様子をお届けする。
crow「もともと自分は感情の上下が激しいタイプ」
――まずは試合お疲れ様です。本日のTS戦の感想をお聞かせください。
crow選手:2試合とも本当にギリギリで負けてしまって…惜しかったなぁという感想です。
――TSの手強かった点や戦いづらかった点はどのようなところでしたか?
crow選手:TSの守り方がサイトに入って設置のタイミングで早めのリテイクを仕掛けてくるっていうのが多くて。そこでの入ってくるタイミングだったりスキル合わせが強力で、対応するのに時間がかかってしまいました。これが敗因の1つかなと思います。
――すでに終了していますが、リーグ戦についていくつか質問させて頂きたいと思います。今までにない長期戦、そして多くのチームと対戦してきました。リーグを振り返ってみて感想をお聞かせください。
crow選手:今までリーグ戦というものを経験してなくて、どんな感じなのかなぁという気持ちだったんですけど、自分が想像していた2倍も3倍もハードでした。今振り返っても大変だったなぁという感じです。
――やはり毎週試合があることで、スケジュールのハードさというところが大きかったのでしょうか?
crow選手:相手の対策や自分たちの試合を見直しての改善もそうなんですが、大会期間中って日数に余裕があっても自分が大会に出ている選手っていうこと自体がプレッシャー…とはちょっと違うんですけど、選手独特の感情だと思うんですけど…。勝たないといけない試合が近づいてくる、みたいな感覚がリーグだと長期間あるのでそういうのが疲れたな、という感じです。まだ終わってないんですけどね(笑)
――対戦してきた9チームのうち、もっとも印象に残っているのはどのチームですか?
crow選手:印象に残ってるのはTalon戦ですかね…。自分たちにとって嫌な負け方をしてしまったので。それがその後の試合に影響したとかいう意味では無いんですが、単純に印象に残っていますね。
以前インタビューさせて頂いたLaz選手もTalon戦を上げておられました。
――これは何度も聞かれている質問にはなってしまうと思うのですが、crow選手から感情が消えたと大きな話題になっていました。感情を抑えてプレイするようになった経緯などをお聞かせいただけますか?
crow選手:もともと自分は感情の上下が激しいタイプで、自分や味方がクラッチするとテンションが上がるし、相手のビッグプレイが出るとテンションが下がってしまって、この幅がかなり自分は大きくて。プレイ中にこの幅をできるだけ抑えてみたらどうなるんだろう?という考えが出てきて、それを実践してみている感じです。
――では実験的に試してみた結果、いい方向に作用したということですね。試合を見ていてもcrow選手のパフォーマンスは上がっているように見えます。これはご自身でも実感されていますか?
crow選手:パフォーマンスに直結しているかはわからないんですけど、状況整理やとっさの判断力は前よりも頭をクリアにして考えられる様になったかなと思っています。
#VCT#VCTPacific Playoffs Day 1
— VALORANT Champions Tour JAPAN (@valesports_jp) May 19, 2023
crow選手 / @no960fps
ダブルキル
不利な状況でも相手を抑えます!!
配信チャンネル
https://t.co/ibLWFk2hVX
https://t.co/viIl4V4yc6
https://t.co/bQ89rWOOYr pic.twitter.com/e5dVNVAGQk
▲感情を抑え冷静に判断することでエイムも冴え渡っているcrow選手
――次の対戦相手はまだ決まっていませんが、PRXとT1 or GENの対戦で敗北したチームとの対戦となります。次戦に向けての意気込みを聞かせていただけますか?
crow選手:次からは負けたら敗退ということで、負けられない試合なので…明日1日休みなので、これは不幸中の幸いというか、これを有効活用して次戦勝てるように頑張ります!
――次戦も応援しています。本日はお疲れの中ありがとうございました!
ログインするともっとみられますコメントできます