FunPlus PhoenixとTYLOOが募集
中国で「VALORANT」のリリースが許可されたことが12月28日に判明しましたが、それに伴い、VALORANTプロ選手を募集する動きが加速しています。
先日、FunPlus PhoenixとTYLOOは中国のSNS、Weiboにて選手の募集を開始。中国のゲーム規制当局(国家新聞出版広電総局)によるVALORANTの正式認可からわずか数日後に募集をかけており、中国での競技シーンのさらなる盛り上がりが期待されています。
FunPlus PhoenixとTYLOO
FunPlus Phoenix
FunPlus Phoenixは、中国とヨーロッパそれぞれでVALORANTチームを所持しており、2地域を拠点に活動。ヨーロッパのFunPlus Phoenixは2022年のMasters Copenhagenで優勝するなど強豪チームとして知られていました。しかし、2023年インターナショナルリーグ参戦チームには選ばれず、昨年11月にVALORANT部門全メンバーとの契約終了を発表していました。
一方、中国で活躍するFunPlus Phoenixの正式名所は「FunPlus Phoenix ZHUQUE」。中国の大会、2022 FGC VALORANT Invitational EpilogueでChampions2022にも出場した「EDward Gaming」を下すなど、中国国内で強豪チームとして知られています。
TYLOO
TYLOOは中国のFPS esportsシーンのパイオニアであり、特にCounter-Strikeの強豪チームとして知られています。現在T1のVALORANT部門に所属しているxeta選手が、VALORANTに移行する前、Counter-Strikeのプロ選手として所属していました。
2022年は中国国内であまり成果を上げることができておらず、今回選手の強化を図ったと思われます。
今後の中国でのVALORANT
中国は、2022年の公式大会が「VCT 2022 EAST ASIA LCQ」「VCT 2022 GC EAST ASIA」など数少ない状況でしたが、多くのファンが試合を観戦するなどVALORANTへの注目度は高まっています。
また、EDward Gamingが日本のNortheptionを下し、VCT 2022 EAST ASIA LCQで優勝。Champions2022に出場するなど、実力のあるチームも多くあり、今回選手の募集があったように、今後もチームの設立や移籍などの動きが活発化すると予想されます。
中国のチームは2023年インターナショナルリーグには選出されていないので、「チャイニーズタイペイ/香港 Challenger」のアセンショントーナメントで勝利し、2024年インターナショナルリーグ出場を目指す形となります。
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