VCJ 2025 Split3 Grand FinalでRIDがFLに勝利

VALORANT Challengers Japan 2025 Season Finals Grand Final「RIDDLE ORDER vs FENNEL」が8月24日(日)に京王アリーナ TOKYOで開催されました。結果はRIDDLE ORDERが3-1で勝利し、Ascension Pacificへの出場権を掴みました。
![]() | 3 - 1 カロード:13-8 サンセット:4-13 アイスボックス:13-7 バインド:13-8 ロータス:- | ![]() |
今回は試合後にRIDDLE ORDERのyatsuka選手(@yatsuka_07)とVorzコーチ(@v6rzu)にインタビューをさせていただいたので、その様子をお届けします。
RID yatsuka選手 & Vorzコーチにインタビュー!
FENNEL戦を終えた感想
――本日FENNEL戦を終えた感想をお聞かせください。
yatsuka選手:
まだ上手く言葉にはできなくて、ちょっと後ろの人も気になるんですけど…笑
(インタビュアーの後ろに立つFENNEL Eulerコーチを見つめる)
Eulerコーチ:
いや、ホントに自分のことは気にしないで貰って大丈夫です。
yatsuka選手:
そうですね。僕達はFENNELとの対戦に結構自信を持っていて、勝って当然とまでは思ってないんですけど、自分たちの自信通りのプレーが出せたので良かったです。
Vorzコーチ:
こんな事言うのはあれなんですが、サンセットは厳しい試合になるだろうなとは思ってました。
それを分かった上でアセントではなくサンセットを選んだんですけど………上手くいかなかったですね~(笑)

Vorzコーチ:
自分の中でサンセットでミスしたなと思う場面が合って、タイムアウトをラウンドを勝った後に取っちゃったんですよね。
別にラウンドに勝った後にタイムアウトを取るのが悪いわけでは無いんですが、タイミングが違ったかなと試合中に思ってて、試合が終わった後に選手たちにも少し話をしました。
あのタイムアウトで相手が動きを変える起点を作っちゃったかなと反省してます。
あとは勝つべきマップを勝てたかなと思います。
――マップの順番などはある程度予想通りだったんでしょうか?
Vorzコーチ:
これはFLさんもだと思うんですけど、お互いにこうなるだろうなと思っていたと思います。マップの順番や攻守選択込で。
自分たちはFLもNFXもヘイヴンが強かったのでBAN確定と思っていて、もう一つはアセントかサンセットかなと思っていたんですけど、多分NFXが上がってきてもアセントをBANして同じようなマップになっていたと思います。
2025年シーズンを振り返って
――yatsuka選手はSplit3からデュエリストがロールに加わりましたが、ご自身の中で手応えやもう少し上手くできたなと思う部分はありますか?
yatsuka選手:
Split2が終わった時に自分が冗談で「Split3のMain Stageでデュエリストやっていい?」って言ったんですけど、そのノリの延長で2デュエのヨルでやってみようという話になりました。
僕自身ランクで良く使っていたのでヨルには自信があって、最初のうちはZETAアカデミー以来のデュエリストだったので不安も有ったんですけど、2デュエのヨルは楽なポジションだったので、苦労は少なくて済みましたね。
――コーチ的にはyatsuka選手のデュエリストには賛成でしたか?
Vorzコーチ:
ちょうど言い出した時期がヨルを使うチームが勝つ見たいな雰囲気があるタイミングで、でもヨル1デュエはちょっと難しいので、メタ的にも2デュエで誰かが ヨルを使うことになっていたと思います。
あとはyatsukaはやりたくないロールとかがないタイプなので、それも良かったのかなと思います。
――コーチはこうおっしゃっていますが、yatsuka選手自身としてはロールへのこだわりなどはありますか?
yatsuka選手:
全くないですね。ただ、今年の始めはイニシエーターを担当していたんですが、イニシエーターは難しいなと思いましたね。その時は初めて「うわ。嫌かも。」ってなりました(笑)
でも味方にめっちゃフィードバックされながらも、練習している内にチームの一部にはなれたと思っているので、結局はイニシエーターも苦手では無くなっていましたね。
――yatsuka選手はいろいろなチームや選手から警戒する選手として名前が上がっていました。対策されてやりづらいと感じることはありましたか?
yatsuka選手:
特には無かったんですけど、ロータスのヨルは結構大会で使っていたので良く研究されているなとは思いましたね。それでも自分のやるべきことをビビらずにやれたので、やり辛さと言うよりは「俺のこと警戒してるな」って思うぐらいでしたね。
▲Grand Finalでもとんでもないプレーが飛び出した要警戒リスト筆頭のyatsuka選手
――ちなみにVorzコーチは絶対王者RIDDLEとして対策の標的にされることも多かったと思いますが、作戦やBANピックの組み立てでやり辛さを感じることはありましたか?
Vorzコーチ:
VCJのチームはあまりしっかりとした対策を立てて戦うよりは、自分たちのやりたいことを押し通すスタイルが多いかなと思います。
どっちかと言えば俺達が対策をする側で、相手に合わせて戦ってますよね?どうですか?(隣のyatsuka選手を見る)
yatsuka選手:
そうですね、日本チームのマインドの特徴というか、「自分たちのやりたいことをやったら良いんじゃない?」ってマインドのチームが多いとは思います。
僕達ももちろんそういう気持ちはありますが、JoxJoが相手のプレーを読んで動くのが得意なので、相手に合わせて戦うのが得意なのかなと思っていますね。
Vorzコーチ:
そうだったんだ…
Ascension Pacificへの意気込み
――今後の話にはなりますが、再びAscensionに挑戦することになります。昨年と同じくNongshim RedForceやBOOM Esportsと争うことになりますが、今の気持ちとしてはいかがですか?
Vorzコーチ:
絶対に去年より楽しいかなと思います!
去年はかなりピリついてて(笑)
いろいろトラブルもあってこの2チームとも初めましてでって感じだったんですが、ここ一年BOOMとNSとは死ぬほどスクリムとかもしてて…
多分いまならファーストコンタクトから「よお!」みたいな楽しい感じでやれると思ってます。
もちろんこの仲の良さは試合に引きずらずしっかり切り替えて挑めると思いますが、それでも楽しみな気持ちが強いですね。
――yatsuka選手はいかがですか?
yatsuka選手:
去年は僕自身、海外に行くってことに慣れて無くて、海外でプレーすることも初めてで上手くいかないことも多かったです。
今年はチームの団結力もそうですし、去年の経験がある分海外にも不安なく行けるのでより良いパフォーマンスが出せると思います。
――なるほど、これはAscensionでの活躍にも期待ですね。
では最後になりますが、2025年はVCJの連覇も続き、期待してくれているファンのみなさんもどんどん増えていったと思います。応援してくださっているファンの方々にメッセージを頂けますか?
yatsuka選手:
いつも応援ありがとうございます!
だんだんとファンの方も増えてきて、ずっと応援を続けてくれている人たちもいて、嬉しい限りです。
今年もAscensionに出場することができたので、これからも変わらず努力を続けていくので応援をお願いします!
Vorzコーチ:
結果的に今年もいい成績で終われたんですが、正直応援してくださっているファンの皆さんはSplit3で不安になった人もいたと思います。
結果的にVCJを優勝できましたが、ここはまだスタートラインなので、Ascensionも頑張るので応援をよろしくお願いします!
――ありがとうございます!来シーズンはPacificリーグで活躍するRIDDLEを見れるように応援しています。
RIDDLE ODERは8月24日(日)に行われたVALORANT Challengers Japan 2025 Season Finals Grand FinalにてFENNELとの対戦を制し、2025年の年間王者に輝きました。
これにより10月にタイのバンコクで行われるAscension Pacificへの出場権を獲得し、Pacificリーグへの参入権をかけた戦いに挑みます。
VCJ 2025のSplit1,2,3の全てで優勝し、更にVCJ4連覇を成し遂げ絶対王者にふさわしい強さを見せつけたRIDDLE ODER。Ascensionではどのような戦いを見せてくれるのかに注目です。
その他の記事を読む
新着記事

2025/08/15
Meiy「もっといい景色を見せられるように頑張る」|VCT Pacificインタビュー

2025/08/13
Gentle MatesがVCT EMEAから降格が確定

2025/08/13
LEVIATANがDemon1との契約を終了

2025/08/13
「Team Secret」Jremy選手がLFTを表明

2025/08/08
RID Vorz「最後に負けたら結構ダサいので勝ちきりたい」|RIDDLE Minty選手&Vorzコーチにインタビュー
ログインするともっとみられますコメントできます