TSMは黒字化を強調
北米を拠点に、グローバルに活動するeスポーツチーム「TSM」は暗号資産(仮想通貨)交換業者「FTX」とパートナーシップを停止することを明らかにしました。FTXは11日に経営破綻をしたことを発表しており、パートナーシップを結んでいたTSMの資金繰りを心配する声が上がっていました。
FTXは2021年にTSMとパートナーシップを締結。チームの命名権を約2.1億ドル(当時約230億円)で得ており、TSMは名称を「TSM FTX」に改名しました。契約は10年間としておりアジアやヨーロッパなどグローバルな展開を行うことを明らかにしていました。
FTXとのパートナーシップについてのお知らせ pic.twitter.com/YeP2ciaxaT
— TSM Japan (@TSM_JP)
November 17, 2022
今回パートナーシップを停止したことで、チーム名、プレイヤー名、プレイヤーのSNSプロフィール、ユニフォームからFTXブランドを取り除くことを発表しています。
また、「今年初めに組められたTSMの経営計画に影響を与えません。TSMは、FTXとのスポンサー提携以前から安定した利益を上げ、今後も黒字を見込んでいます。」と、コミュニティーで心配されている資金繰り心配の声を否定し、黒字経営を主張しました。
TSMは米経済誌「フォーブス」が選ぶ「2022年版の世界で最も価値のあるeスポーツチームランキング」で1位を獲得しており、組織の価値評価額は5億4000万ドル(約698億円)を獲得しています。
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