白猫の回答詳細

ストーリーは全然面白かったと思います。少なくとも読んでる当時は絶望感を感じたりケンセイや主人公のかっこよさなどにも触れて純粋に楽しんでいました。
クエストも超難しいでろくに強化せずに行ったら、結構きつくて歯ごたえがありました。臨場感ですね。逆にめんどくさいと捉えた人もいるでしょうけど。一の陣を本陣だと思ってたら本陣落とされてたっていうのは多かったですかね。あと最初後継者使っててきついきついなってましたがセレナのルンスラ範囲殲滅はさすがに強かったです。
だから少なくともプレイ中はすごく楽しんでましたよ、普段のイベントなんかよりもずっと。
評価しようと点数つけようとするとダメな部分がいくつか挙がりますが楽しかったです。

ではダメな部分について。
1番大きなダメな部分は、結局闇の王が一切登場しなかったということですね。さらに言うと最終的に波蝕で集めた闇程度じゃ闇の王は呼べないらしいこと、そこを否定されると何のための作戦、戦争だったのかが崩れちゃいますからね。その作戦は実質モルデウスが建てたものではあるんですけど。
そこだけは否定すべきじゃなかった、闇の王はもうすぐ来るけど既に倒す術を失って無理だから、波蝕中止して分散という形の方がよかった。
それでも納得はしませんけどね。ダークラグナロクは闇の王との決戦と銘うっていたわけですから闇の王を出さないことには拍子抜けしてしまう。勿論メインとの兼ね合いからして闇の王を倒せるとは思ってなかったのですが、
例えば
・闇の王の力を吸収したモルデウスを撃破
・闇の王はもっと早いタイミングで実際に登場→モルデウスの謀略で虚無作戦は崩壊、そのまま押されて絶望、波蝕の逆術式のための時間稼ぎ（実際のストーリーではそんなに時間かからなかったが）、時間稼ぎの戦いの中でも一矢報いる→分散→その後モルデウスは撃破…ていう撃退パターン
こんな感じなら自分的には納得しましたかね。
はじまりの物語、世界の終わりの物語と続いてハードルが上がっていたのはわかりますが大風呂敷感は否めません。
あとは魔獣三柱。僕が勝手に思ってただけかもしれませんがSOKのネルガル・シンザン・ドレークみたいに中ボス局地戦的な感じで専用戦闘クエがあるかと期待してましたがストーリー上であっさり処理されたのは少々残念。SOK同様既存ボスに装飾施す程度でよかったんですが。
僕はセレナ以外の後継者があまり目立ってないとは思わなかったですが帝国軍と連邦軍がタイカン軍に比べて活躍に乏しすぎたとは思ったのでそういうのでポイント稼いでもよかった気がします。
というか帝国連邦を集めた割には闇の王を相手にしたわけでもないのに劣勢になりすぎな感はありましたね。それだけ闇が脅威ということではあるんですが、今の奴らもこれだけ集まればすごい感を示して欲しかった。
後はセレナの光み感について説明欲しかったですね。生放送でも触れられてたので。おそらくワールドエンドの魔幻獣みたいに設定資料とかで補足はあると思うんですがイベント内であった方がよかった。

セレナの性格に感してはいろいろなところでアンチされてますが普通だと思います。挫折と人の死をきっかけに成長する、よくあること、少年漫画の主人公だったら一度はありそうですけどね、ハンターのゴンカイトとかだいたい同じかなぁ。今回はそういう部分にばかり焦点がいったから戦犯イメージが強いんでしょう。出しゃばりとも言われますがナルシというわけでなく自分に言い聞かせてるような、そして焦ってるような印象。
ケンセイの死について。スーパー声優さんを抱えていくのがきついから消したという、それは正しいでしょうけど仕方ないですからね…逆にストーリー上で死ぬ展開を作るに当たって5周年だから奮発して山寺さんを起用した、そしてプレイアブルにもした、と捉えれば、「都合悪いから消した」よりいい印象になるでしょう。
そう考えると実質的な5周年記念キャラは主人公でもセレナでもなくケンセイですね笑
ガチャキャラが死ぬのは初めてですし今後もこういうのがあると考えると怖いですが自分的にはガチャキャラだからどうせ死なんやろ、という思い込みを裏切ってくるのはストーリーに読めなさが出て面白い。逆に今後はあぁこいつも墓標送りか展開からの生存という裏切り方も出来るでしょう。賛否両論あるでしょうが僕はナシではないかと思います。
死ぬまでしなくてもというのは確かにありますね。瀕死の重傷か、死にはするけどなんとか蘇生する、でも同じような感動のさせ方はできたでしょう。
１つ絶対的にダメだと思うのはケンセイがタウン歩かなくなること。タウンボイスも聞けない。それは今後あの建物内には現れるとかの修正が来るとは思います。