FLがSGに3-1で勝利
チーム | 試合 | チーム |
Sengoku Gaming | 1 - 3 アセント:9-13 アビス:13-9 ロータス:6-13 サンセット:8-13 アイスボックス:- | FENNEL |
VALORANT Challengers Japan 2024 Split2 Playoff Day1「Sengoku Gaming vs FENNEL」が7月27日(土)に行われました。結果は3-1でFENNELが勝利し、RIDDLE ORDERの待つGrand Final進出を決めました。
今回はFLのCLZ選手(@Cluzqhi_3)へインタビューする機会を頂いたので、その様子をお届けします。
SG戦後のFL CLZ選手へインタビュー
――まずは試合お疲れ様でした。Sengoku Gaming(SG)戦を終えた率直な感想を聞かせていただけますか?
CLZ選手:
ありがとうございます。
そうですね、後1回負けたら終わりっていう所で、しかもオフラインだったのでかなりプレッシャーのかかる試合だったんですが、自分たちの最大値を引き出せたかなってくらいいい試合だったので、勝てて本当に良かったです。
――本日戦ったSGの中で、特に警戒していた選手などはいましたか?
CLZ選手:
やっぱりJinboong選手ですかね。警戒していたとまではいかないですが、怖かったですね。
――Split2のメインステージでは序盤にかなり苦しい展開となったFLでしたが、しっかりと立て直してグランドファイナル進出を決めました。チームとして何か大きな改善などを行った結果上手くいったのでしょうか?
CLZ選手:
サンセットでKAY/O構成を使っていたんですが、それをセージ構成にしてから何故か他のマップも良くなっていったんですよね……笑
▲左がメインステージ序盤で使っていたKAY/O構成、右が終盤から使用しているセージ構成
CLZ選手:
序盤の不調はRIDDLE ORDER(RID)戦で圧倒的に雰囲気で負けてしまって、実力よりもチームの雰囲気で負けてしまったのが大きかったですね。そこから雰囲気が沈んだままで調子が上がらず、負けが続いてしまいました。
そこでヘッドコーチが「負けてても一歩一歩進めていくことがチームというものだ」って言ってくれて、負けててもできることをやろうってなって、頑張って立て直すことができました。
――なるほど。特別なことをしたわけではなく、できることを積み重ねた結果ということですね。
CLZ選手:
そうですね。あとはシーズンの序盤はかなり対策されてるんじゃないかって不安があったんですけど、自分たちのやることを押し通そうってマインドに切り替えてから勝てるようになりましたね。
――続いてはCLZ選手のIGLについて伺おうと思います。少し前にGen.GのMunchkin選手がIGLについて語ったことが話題になりました。CLZ選手はIGLとサポートロールをこなしつつ非常に安定して高いスタッツを残されていますが、試合中にIGLとして意識していることなどはありますか?
CLZ選手:
個人的にはIGLをやりながら本来の実力を出し切ることは絶対にできないと思っていて、それでも本来の自分の力を高めることでパフォーマンスを上げることはできると思っています。
チームの方針にもよりますが、コールをする選手がたくさんいればIGLの負担は減りますし、逆にほとんどIGLがコールして味方を動かすチームの場合は、当然撃ち合いに使えるリソースが少なくなってしまうので。
FLの場合は味方が結構コールしてくれるので、自分の負担は少ないほうかなと思っています。
――ではFLはCLZ選手が細かく指示を出すわけではなく、全員でコールし合って試合を作っていくスタイルでプレーされているんですか?
CLZ選手:
ラウンドが始まって最初のコールは自分が全部担当しています。ただ中盤以降はXdll選手やGON選手がフォローしてくれることが多いですね。
――Split2からTENNN選手が加入されました。TENNN選手の影響でチームとして何か変化はありましたか?
CLZ選手:
更に負けられないなって気持ちは強くなりましたね。ZETA DIVISIONのファンの方も見てくれるようになりますし、TENNNさんを預かる形にもなりますし……
僕個人の気持ちとして、メンバー全員に対して「勝たせられないと自分とコーチが悪い」と思っている(それくらいメンバーは強いというニュアンス)ので、プレッシャーはありましたね。
ただ当然助かった部分の方が大きくて、TENNNさんがデュエリストになってSyouTaをラーカーにできたことが一番変わった点ですね。
本当にSyouTaはラークがメチャ上手くて、ありえないぐらい上手いんですよ!Split1でアストラを使っていた時は敵のスキを突くのが上手くて、普段のスクリムから「なんでお前そこにいるの!?エリア取りすぎでしょ!!」ってなってて。
TENNNさんもZETAの頃から培ったデュエリストの経験があるから、そこが上手く噛み合って良い結果が出せているかなと思います。
――本日の試合ではアビスをピックされており、0デュエ,2コン,セージ採用とかなり珍しい構成だったと思うのですが、実際に試合をしてみた感想としてはいかがでしたか?
CLZ選手:
負けてはしまったんですが、やりたいことがチームの雰囲気的に上手くできなかっただけで、構成の強みを見せられなかっただけなので、全然弱い構成だとは思ってないですね。
構成は自分とコーチで話し合って作ったので……アビスはほとんど自分が決めてるんですが(笑)
――アビスで本来の強みが見れる日を楽しみにしています!
では明日はRIDDLE ORDER(RID)との対決です。RIDにはどういった印象をお持ちですか?
CLZ選手:
RIDは優秀なIGLのJoXJoがいて、そこに日本でもトップクラスに撃ち合いが強い4人が集まっているチームって感じですね。JoXJoは本当にIGLが上手いので、その加入が本当に大きいと思います。
――では最後に明日のGrand Finalに向けて意気込みをいただけますか?
CLZ選手:
メインステージではRIDに負けてしまったんですが、オフラインでは勝てると思っています。JoXJoのIGLに負けないように個人としてはめっちゃ頑張って、みんなからも撃ち負けないって気持ちを感じているので……
明日は本当に「圧倒的に勝ちたい」という思いです。頑張ります!
――お疲れの中インタビューを受けてくださいありがとうございました!明日の試合も応援しています!
FENNELは7月28日(日)にRIDDLE ORDERと対戦し、勝利したチームはインターナショナルリーグ参入の権利をかけた大会Ascension Pacific Tokyoの出場権を獲得します。
日本王者、そしてその先のAscension優勝とリーグ参入を目指す選手たちの熱い戦いを見届けましょう。
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