31歳のベテラン選手が選手活動を休止
北米を拠点に活動するeスポーツチーム「NRG」に所属するFNS選手は9月20日、自身のInstagramを通じて、VALORANT部門から正式に脱退したことを発表しました。
また、競技シーンを休止し、ストリーマーとして活動することを明かしました。
投稿内容は以下の通りです。
最初から最後まで期待していたほど上手くはいきませんでしたが、私のキャリアをここまで築き上げるのを助けてくれた人々に感謝します。
Victor、crashiesへ。二人は私が今まで一緒にプレイした中で最高のデュオです。そしてここまでの結果に感謝しています。あなた達がいなかったら、私は選手としても人としても今の場所にはいません。二人にはこれからも成功したキャリアが間違いなく待ってます。来年は対戦するかに関係なく、二人の成功を応援しています。たくさんの思い出をありがとうございます。
NRGへ。私が所属したチームで断トツに最高のチームでした。全て正しいことをしてくれた。私はチームが更に高みを目指せるように助けたかったが、今は何も出来ません。このような才能のあるメンバーを率いるチャンスをくれてありがとうございます。来年のロスターでさらなる成功を収めることは間違いありません。
ファンへ。皆さんは私たちの浮き沈みを支えてくれましたが、海外ファンの多さには驚きました。あなた達に会えて光栄でした。家からでもライブ会場からでも、いつも私達の背中を押してくれてありがとうございました。この経験は一生忘れません。
最後に、私の今後についてです。この2~3週間はストリーミングを楽しんできました。そして来年プレイする可能性のあるチームと話し合いもありましたが、私の心は今、競技シーンに向いてないです。長い間考えた後、自分自身で何かを作り上げたいという結論に至りました。私はいつもチームやメンバーに支えられながらキャリアを築いており、彼らには感謝していますが、自分ひとりで何ができるか挑戦してみたくなりました。ストリーミングは新しい挑戦ですが、これから数カ月間が楽しみデス。私が自分で何かを作り上げることに満足したら、また競技シーンに戻ることを約束します。
愛を込めて。
FNS選手の経歴
2011年からCounter Stirkeの競技シーンで活動していたFNS選手は、2020年にVALORANTに転向。
「Envy」所属時にVCT 2021 Stage3 Masters Berlinを準優勝すると、チームごと移籍した「Optic Gaming」ではVCT 2022 Stage1 Masters Reykjavík 優勝、VCT 2022 Stage 2 Masters Copenhagen 3位、VALORANT Champions 2022 準優勝と、2022年の国際大会を席巻しました。
「NRG」に移籍した2023年シーズンは、チームのIGLとして全ての国際大会に出場するも、ベスト3に入賞することができませんでした。
その他の記事を読む
新着記事





ログインするともっとみられますコメントできます