DRX 「燃え尽き症候群に陥っていた」
先日、すべての試合が終了したVCTの地域リーグですが、その過密スケジュールに選手やコーチから批判が上がっています。
5月27日に開催されたVCT Pacific決勝戦ではリーグプレイ1位通過を果たしたDRXをPaper Rexが下し優勝しましたが、試合後のDRXのインタビューではDRXのtermiコーチがスケジュールが過密で燃え尽き症候群に陥っていたことを明かしました。
全体のスケジュールで疲労困憊
インタビューのなかでtermiコーチは、チームは2日続けての5マップの試合に対してだけでなく、シーズン全体のスケジュールで疲労困憊していたことを明かしました。
termimコーチは通訳を介し「今回のリーグ戦は本当に長く感じられ、選手たちは間違いなく燃え尽きた感がありました。」と語り、「スケジュールについてきてくれた選手たちに感謝したい。来年は、シーズン後半に選手たちが燃え尽き症候群にならないように、自分たちの内部スケジュールを修正しようと思っています。」と話しました。
また、DRXの敗退理由について尋ねられたMako選手は「T1でのミスは修正できたと思いますが、昨日は5つのマップをプレイし、今日もかなりプレイしていました。第1マップと第2マップのスタートは素晴らしく、いい流れができたのですが、日が経つにつれて、私たちが燃え尽きているのが感じられました。今日はスタミナ勝負で負けたと思う。」と語っており、こちらもスケジュールの過密さに疲労を感じていたことを明らかにしました。
NRG FNS選手も批判
VCT Americasリーグに出場していたNRG FNS選手もTwitter上でスケジュールの過密さを批判。VCT Americasリーグだけでなく1年間のスケジュール全体を批判しています。
Now that we’ve qualified and it’s all set and done, I’ll say it again. This format took everything out of us. We played 1 match a week for 9 weeks, then played 5 matches, 2 of which were bo5s in ONE WEEK. Now we have Tokyo, then Champs a month later….. then 5 months off? Bruh
— NRG FNS (@FNS) May 29, 2023
予選を通過し、すべてが決まった今、もう一度言います。この試合フォーマットは、私たちからすべてを奪ってしまいました。9週間、週1回のペースで試合をし、1週間で5試合、うち2試合はBO5だったんだ。そして、Masters Tokyoがあり、その1ヵ月後にChampionsがある......それから5ヵ月も休むのか?
多くの選手やコーチから批判が相次いでいる大会フォーマット。特に、プレイオフではFNS選手のNRGのように、1試合目で敗北し、その後勝利すると4試合連続で試合を行う必要となり、かなりきついスケジュールとなっています。
来年はVCT LOCK//INがなくなり、VCT 地域リーグが2回開催されるフォーマットになりますが過密スケジュールが解消されるのか注目です。
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