他のチームにも愛と応援を示して欲しい
3月5日に決勝戦が終了した「VCT LOCK//IN ブラジル」ですが、FNATICが優勝した後のインタビュー中に、現地会場にて帰宅する人々が続出したことが問題視されています。
北米の人気配信者で決勝戦前のショーマッチに出場したtarik氏はこの問題に自身の配信で言及。
大多数の人がLOUDの応援のために来ており、他のチームへのリスペクトを感じなかったとし、「このままだと大会は(ブラジルで)再度開かれることはないだろう。他のチームにも愛と応援を示して欲しい。」と訴えました。
またtarik氏は、Twitterでもこの問題に言及。現役時代にブラジルから多くの応援をもらっていたとした上で、「次回はもっと良いものにしましょう」とメッセージを伝えています。
As someone who played formerly on a team representing Brazil, I’ve been on the receiving end of immense love and support from Brazil
— tarik (@tarik) March 5, 2023
In respect and to clarify yesterdays message, an empty arena for a trophy lift is simply heartbreaking to see. Let’s do better for next time.
かつてブラジルを代表するチームでプレーしていた者として、ブラジルからの絶大な愛と応援を受けてきました。
昨日のメッセージを詳細に、また明確にしたいと思います。トロフィーを掲げる時に、空のアリーナを見るのは、ただただ心が痛むだけです。次回はもっと良いものを作りましょう。
この投稿にはFNATIC Derke選手も反応。ブラジルのファンから会場の暑さや公共交通機関の影響で最後までいられなかったDMが届いていることを明らかにしています。
Yeah it sucks but also got DMs from Brazilian fans that they couldn’t stay in the venue for longer cause it was too hot ever since showmatch started, and that it was too late on a weekend and people need to go home cause public transport closes too ;/ Understandable too
— FNATIC Derke (@Derke) March 5, 2023
ブラジルのファンからは、「試合が始まってからずっと暑くて会場にいられなかった」「週末で遅かったので、公共交通機関が終わるので家に帰らなければならなかった」というDMが届きました(笑)。 それも理解できます。
コミュニティーでは論争が
tarik氏の投稿に対し、ブラジルのファンからは「あなたはエアコンが効いていたところにいて、無料の水を飲んでいるからわからないと思うけど、観客は7時間も汗だくでチームのために叫んでいる。」「体に痛みを感じていたし、遠くに住んでいるため、すぐ帰らなければいけなかった」という環境上の問題から途中退場は仕方なかったという声が寄せられています。
一方で、「(インタビュー時間の)たった15分も我慢できないの?」との声や、「でも、LOUDが優勝していたら最後までみんないたのでは?」との声も。また、CS:GOのメジャー大会「Intel Extreme Masters」がブラジル・リオで開催された際に、自国のチームが出場していないときの観客数が極端に少なかったかったことやスタンドの人々が選手に向けて情報を叫んで伝えようとし、有利になろうとしたことを上げ、ブラジルだとこういった問題が起こるといった否定的な声も見られました。
次の国際大会は6月に日本の東京で開催予定。まずは暑さや飲食・交通の問題などが徹底的に改善されることを願うばかりです。
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