VALORANT Esportsのグローバルヘッドが非難
北米でVALORANT Champions Tourの主催・運営を行ってきた「Nerd Street Gamers」がキャスターなど大会に関わった出演者にお金を払っていないとして非難を浴びています。
「The Wisemen podcast」にてNSGの状況について聞かれたVALORANT Esportsのグローバルヘッドを務めるLeo Faria氏は、大会主催者が放送タレントにお金を払わないことは 「受け入れられない 」と語りました。
Nerd Street Gamersとは
Nerd Street Gamersは、アメリカ・フィラデルフィアに拠点を置く大会運営会社で2021年と2022年に北米のVALORANT Champions Tourの開催を行ってきた運営組織です。2023年からのChallengersリーグの運営権利は別組織である「Knights」が獲得しています。
この給料未払い問題は2022年後半から続いている問題であり、イベントの開催に協力したValorantのプレイヤーやキャスターたちから、支払いの行方や遅延について非難を浴びていました。
Unfortunately I was expecting this and was hammering down hard on them to pay me on time for their last VALORANT gig with me
— mel (@melanie_mhs) January 20, 2023
After many missed payments, I started hammering down on them before my payment due dates, which prompted this response from the CEO of Nerd Street https://t.co/SF96XZSqJs pic.twitter.com/FGDRO0Xt0N
残念ながら、私はこれ(支払いの停滞)を予期していたので、VALORANTの仕事の支払いが間に合うように強く要求していました。多くの支払いを逃した後、私は支払期限についてさらに追求しNerd StreetのCEOからのこの応答をもらいました。
Nerd Street GamersのCEOであるJohn Fazio氏は、支払い待ちの人々に宛てた電子メールで、支払い漏れの一つの要因は、Riotと別の方向に進むことになった(2023年のChallengersリーグの運営にならなかった)ためと述べています。
VALORANT Esportsのグローバルヘッドの見解
Esportsのグローバルヘッドを務めるLeo Faria氏は、この状況についてpodcastにて「受け入れられない」とコメント。Faria氏は、主催者はRiot Gamesのタイトルを中心に作品を運営するリスクを理解しており、他の企業の中にはリスクを考えリーグ運営を辞退したところもあると発言しています。
続けて、「それは彼ら自身のビジネスです。私たちは、彼らが雇っている人たちとの商業的な関係に干渉することはできません」とFaria氏は回答。 「大会の主催者が人にお金を払わないというのは受け入れがたいことで、それが今年彼らと仕事をしない理由の一つだと思う」と語りました。
Nerd Streetは、12月下旬に疑惑が明るみになって以降も、様々なesportsのトーナメントを開催し続けています。また、海外メディア「The Esports Advocate」は、Nerd Streetがスタッフの25%を解雇したと報道しています。
Nerd Street CEOのFazio氏は、支払い義務のある人々に支払いを行うことが、「当社にとって絶対的な最優先事項」であると述べています。
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