ついにチェンバーの大幅調整が実施!
Riot Gamesは12月2日にパッチノート5.12でチェンバーの大幅調整をすることを発表。チェンバーの調整は多くのプレイヤーから望まれていたことであり、それが叶う形となります。
チェンバーはVALORANTのエージェントの中で最も多用され、話題になったエージェントであり、キルジョイやセージのような他のディフェンス志向のセンチネルと違い、攻撃的で戦闘的な一面を持っているエージェントです。
チェンバーは、ランク帯に関わらず人気であり、Trackerサイトによると、ゲーム全体でレイナに次いで2番目に高いピック率を誇っています。また、チェンバーのChampions 2022でのピック率は67.44%に達しており、他のエージェントを大きく引き離しています。
こういった状況に対し、チェンバーの弱体化を望む声が多数上がってきましたが、ついに大幅な調整が発表されました。しかし、これはチェンバーに加えられた初めての調整ではありません。
ここでは、チェンバーがリリース以来実施された調整の歴史とその理由を紹介します。
2022年5月:パッチ4.09
変更点:トレードマーク
トレードマーク
・コスト増加:150 >>> 200
・チャージ数が減少:2 >>> 1
・音が聞こえる範囲を拡大
最初の弱体化は「パッチ4.09」でチェンバー登場後、約半年後に実施。アビリティのコア部分の能力はそのままにチャージ数や価格、音量範囲の変更が加えられました。
この変更の目的をチェンバーのトレードマークは「安定性とパワーの両方で他のセンチネルのアビリティーを上回っている」と判断したからと発表しており、チェンバーの防御の手数を考慮し、不適切に感じたとしています。
2022年8月:パッチ5.03
変更点:全アビリティー
ランデヴー(E)
・基本クールダウンが延長:20秒 >>> 30秒
・回収時のクールダウンが延長:20秒 >>> 30秒
・「ランデヴー」のアンカーが破壊された際のクールダウンを45秒に設定
・チェンバーが「ランデヴー」を発動できる範囲の直径を縮小:21m >>> 15m
トレードマーク(C)
・スロウの持続時間が短縮:9.5秒 >>> 6秒
ツール・ド・フォース(X)
・必要なULTポイントが増加:7 >>> 8
・スロウの持続時間が短縮:9.5秒 >>> 6秒
ヘッドハンター(Q)
・弾のコストが増加:100 >>> 150
パッチノート5.03では、チェンバーの全アビリティーに修正が加わりました。
この変更の理由として、Riotは、「ランクやプロシーンのプレイヤーがチェンバーをマスターしたことで、彼の強みが弱点を上回り始めた」と指摘。 特に、チェンバーの「ランデヴー」と武器に対するカウンタープレイが期待したほど効果的ではなくなってきたとし、大幅な調整を実施しました。また、「チェンバーの能力全般も強力すぎるように感じられるため、全体的に能力を落としても競争力は保てると判断しました。」とコメントしました。
今後のチェンバー
このように2回にわたって修正と調整を繰り返してきたチェンバー。今回、パッチ5.12でさらなる調整が行われることが発表されましたが、その背景を「チェンバーの現在のメカニズムはプレイ環境を不健全にするだけでなく、他のエージェントのアイデンティティーを脅かし、VALORANTの中核的な戦略サイクルを壊している」と発表しています。
今回発表された調整ではセンチネルとしての強みを磨きつつ、対戦相手の反撃の機会を増やすことが目的とされています。
現時点で、パッチ5.12はいつ実装されるかは不明ですが、最新パッチが5.10なので近いうちに実装されることになりそうです。
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